その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/4/1 水曜日::

■[漫画]男もドン引きな70年代のエロ漫画「女犯坊 怒恨鉄槌篇」1巻

女犯坊 怒恨鉄槌篇 (1)
作者:ふくしま 政美
原作者:滝沢解

寛政八年、寛永寺――性欲をこらえきれずに、戒律を破って女を買った道楽坊主、その数六十七名が晒物にされていた…。 女犯だと?お笑い草よ、女も抱けぬ仏がいてたまるか、仏こそが最高の性力者なのだ!! これが女犯道、おれの世直しだ!!

1974年から1976年に「漫画エロトピア」に連載されていたという怪作。
実に35年前の作品ということでそもそも私は生まれてない時代な上に、
当時のクレイジーさはキン肉マンの非ではなく、しかもそれがエロとくれば尚更。
劇画タッチ云々の前にその内容のぶっ飛び具合に頭がおかしくなりそうです。

近年「漫画サンデー」にて原作者を坂本六有氏に変更し、現代を舞台にして復活したお陰か
復刻版が出て、更にeBookにて電子書籍化されているので比較的手に取りやすいとはいえ、
間違ってもエロさを期待して手を出さない方が良いです。
どちらかと言うと昔の漫画のクレイジーさを笑って楽しめる人向けか、
当時読んで興奮していたであろう現在五十路の方々のコレクターアイテムとしてならお薦めできるかも…?

どんくらい狂ってるかというと、色欲に狂った傍若無人な行いを繰り返す姫を相手に、
馬の睾丸から作った香油で興奮させ、馬のアレを欲しくさせて、
女犯坊・竜水が念仏唱えながら馬ごと担いで突貫して貫通死させるというクレイジーさ。
しかも締めの台詞が「これがわしの世直しじゃあーっ!!」という当たり頭がおかしいとしか言い様がありません。

当然のように阿片を使ったり、女陰妖怪子宮妖怪という名の女性相手に大立ち回り。
もう1巻を読んだだけで息切れしてしまいそうな程のネタまみれです。
しかし当時の風俗的にこれは全然アリだったんだろうなぁ、と思うと感慨深いような気も…
しないでもないけど、それは間違いでしょうね! うん!

:: 2009/3/31 火曜日::

■[漫画]これで本当にシリーズ完結「機工魔術師 -enchanter- 」18,19巻

機工魔術士 -enchanter- 18 (ガンガンWINGコミックス)
著者/訳者:河内 和泉
出版社:スクウェア・エニックス( 2009-03-27 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4757523351
ISBN-13 : 9784757523357
作者サイト:Yahoo!ブログ – お知らせなどなど

機工魔術士 -enchanter- 19 (ガンガンWINGコミックス)
著者/訳者:河内 和泉
出版社:スクウェア・エニックス( 2009-03-27 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4757525206
ISBN-13 : 9784757525207
作者サイト:Yahoo!ブログ – お知らせなどなど

ハルヒコを主人公とした物語は17巻で一通り完結したのだけれど、
周りを取り巻く人たちの番外編が残っていて、それがこの2冊同時発売の18巻と19巻。
長きに渡った連載もこれにて本当に完結ということで寂しい気持ちもあるのですが、
一人一人がきちんと人生を歩んでいっていることを感じられたので安心もしています。

骨の人、優香姉、メルクーリオ、ベル&カコ、そしてユウカナリアと、
それぞれの思いとか生き方とかそういったものがそれぞれ描かれているのですが…
凄いよね、初っ端から100ページ越えの短編とか無茶すぎるよね…(笑
これがガンガンWING本誌に載ってたときは河内和泉さん大丈夫かと思ったもんですが、
実際(別の原因とはいえ)入院されてて心配しつつも面白く読んでおりました。

500年を生きる骨の人がまだ人間だった頃の医師としての悪戦苦闘と悪魔アゾートとの契約。
ペニシリンが発見されるまでまだまだ時間が掛かる16世紀前半に試行錯誤を繰り返し、
失敗しても確固とした自己を持ち、前に進んでいくパラケルススは男らしくてカッコイイですよ。
それとは対照的に優香姉相手にいっぱいいっぱいのハルヒコはカッコイイというより可愛いというか。(笑
ラブが芽生えたばかりの男女のアレコレってのは見ててニヤニヤが止まりませんよ。

担当さん一押しのメルクーリオ、そして姦しいベルと何か超越しちゃってるカコさんと繋ぎ、
最後は物語の初期からずっと隣に居たユウカナリアで綺麗に終わってすっきりしたなぁ。
しかし長い間ユウカナリアのおっぱいには癒されてたけどこで見納めかー
一度で良いから揉んでみたかったなぁ…(ぉ

:: 2009/3/30 月曜日::

■[漫画]ヒロイン分増量中「まじん☆プラナ」2巻

まじん☆プラナ (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:nino
出版社:芳文社( 2009-03-26 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 4832277936
ISBN-13 : 9784832277939
作者サイト:にのうちいらず

冒頭カラーページにて兼業漫画家の過酷さとぷよさんとの篤き友情、
そして何より濡れ透けおっぱいの素晴らしさを教えてくれるのがこの「まじん☆プラナ」の2巻なのです!
それにしても「メガネ」と「雨」というキーワードだけで何故にセーラー服にノーブラなんだとか、
色々とツッコミたい所はあるんですが、取りあえず結論として一言。
「…大変良いおっぱいでございました!」

ランプの魔人のプラナさんは今日も有人の家のエンゲル係数を高め、
ご主人様の有人は相変わらずフラグを立てまくりで、
今回は旅館の女将のつららに忍者のさなりと相変わらず人外かそれに準じてたりと、
バラエティに富みすぎてるけどそれもまた良しってなのがこの漫画のノリです。

また、有人だけでなく友人の河原も準主人公的な立場に昇格し、
犬耳魔人メイドのルトに冬将軍のラニと次々と女の子を侍らせ、
ラブはないけど結構充足した日々を送ってたりして割りと羨ましい立場に。
しかしルトはクーデレと言うにはデレが少なすぎるというかドS過ぎな気が…(笑

それと2巻で忘れてならないのは大人バージョンのプラナと、
過去回想編での幼少時の可愛さも激しい巨乳のツンデレ幼なじみの茉莉ちゃんですね。
バレンタインに混浴露天風呂と相変わらず素晴らしいネタを披露してくれるだけでなく、
プラナとの関係を誤解して泣いて怒って大団円とラブ一直線なのが素晴らしいです。

しかしリッカは可哀想な扱いやなー
3巻ではもう少し報われることを祈っております…(笑

:: 2009/3/29 日曜日::

■[漫画]実用性満点!「痴情の女」

痴情の女 (メガストアコミックスシリーズ No. 211)
著者/訳者:月野定規
出版社:コアマガジン( 2009-03-25 )
定価:¥ 1,050
コミック
ISBN-10 : 4862525814
ISBN-13 : 9784862525819
作者サイト:退屈帝国 Neo2/にょにょ

月野定規先生と言えば私が大好きなエロ漫画家さんの一人でして、
年上のお姉さんや人妻たちが蕩けるようなアヘ顔を見せてくれる内容ばかりを描かれ、
更に読んでいて「むわっ」とするくらい色んな汁という汁がダクダクなエロ描写を得意とし、
個人的に非常に好きな作風なので今回の単行本も凄く楽しみにしてたんですよ。

最近はホットミルクHで年下妹系の作品ばかりを描かれてますが、
この単行本では以前にメガストアHとかで掲載されたお姉さんや人妻モノをメインに収録。
カラーページも惜しげもなくきちんとそのままで収録されている上に、
恒例のカバー下で繰り広げられる短編アフターもカラーで描き下ろし。
1000円超えの値段に見合い、保存するに足る素晴らしい出来映えです。

個人的に一番好きなのは近所の年上のお姉さんに筆下ろしして貰う短編ですね。
子供の頃からお世話になっている近所の綺麗なお姉さんは男の子の初恋ですよ。
そんなお姉さんに筆下ろしをして貰うだけでなく、加減をしらない若さで突っ走り、
お姉さんを快楽で堕とし、中出しすることで自分の彼女にするとか最高じゃないですか。
男の子の夢と浪漫が詰まっている一作と言って過言ではないでしょう!

あと、最後に収録されている同級生同士の短編も良かったなぁ。
成績1位を奪還する為に、1位を堅持する男の子を自分の身体を使って誘惑し、
勉強どころじゃなくなるように仕向けるはずが生でやってしまうことで、
自分が快楽の虜になってしまうという展開がお約束だけど面白く、そして何よりエロかったです。

貧乳好きな人とか爽やかH系が好きな人には合わないでしょうけど、
私は非常に好みとマッチしているので個人的にベストなエロ漫画であると言えましょう!
年上のお姉さんのアヘ顔とか、大好きだー!

:: 2009/3/26 木曜日::

■[漫画]お姉ちゃんの飴と鞭による教育「あねとむち」

あねとむち (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:春日旬
出版社:メディアファクトリー( 2009-03-23 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4840125430
ISBN-13 : 9784840125437
作者サイト:春日旬 ぽんちょもじゃー

お姉ちゃんの教育は激しくて、弟が騙されるとすぐ鞭打っちゃうの。

非常に肉欲を刺激する素晴らしい絵柄で、
実際お姉ちゃんの裸エプロンだとか、水着姿だとか、
色々とエロいんですけど、そういったベクトル方には活かさず、
ギャグ方面一点突破の馬鹿らしさが凄い漫画です。

父親が騙されたせいで貧乏生活を強いられる姉弟の二人が、
姉が主導権もとい鞭を持って弟を教育するという話なんですが、
あの手この手で弟を騙し、それを看破したら飴をあげ、
見抜けなかったり、敢えて騙されたりしたら鞭打ったりと、
何とも変態的なお話です。

巨乳で眼鏡な姉の妙なハイテンションなノリのストーリー展開と、
強烈なボケと容赦ないツッコミに笑いが堪えきれません。
しかも絵柄が妙に達者なのもある種の笑いを誘っているように思えます。
折角こんなにエロくて上手い絵が描けるのにギャグかよ、と。

作者の春日旬先生のエロ漫画が読んでみたいような、
このままギャグ漫画の道に進んで欲しいような複雑な気持ちですが、
どちらにしろ今後の活躍に期待したいです。

:: 2009/3/25 水曜日::

■[漫画]仏の顔も三回目「聖☆おにいさん」3巻

聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)
著者/訳者:中村 光
出版社:講談社( 2009-03-23 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 406372784X
ISBN-13 : 9784063727845
作者サイト:中村光オフィシャルウェブサイト

天罰級の面白さを振りまく話題作が早くも3冊目。
この漫画の存在が許されるだけでなく、大きく話題になるあたり、
日本は素晴らしい国だよなぁ、とつくづく思いますよ。

立川のアパートでルームシェアして下界を満喫中のブッダとイエスは相変わらずで、
夏は涼を求めてファミレスに行ったり、大家さんの身内の運動会に出たり、
福引きで当たった伊豆旅行に出かけてみたりと一見庶民的なんだけど、
聖人だからこそのゴッドユーモアが溢れていて笑ってしまうんですよね。

ファミレス店員さんの「お客様は神様ですから」といった誰にでも判るネタから、
お金に困って免罪符を売ろうとして「ルターさんに申し訳ない」といった、
ちょっと歴史に詳しいと笑ってしまう中級者向けのネタに、
毎回違うブッダ制作Tシャツにプリントされた上級者向けのネタと、
幅広い層に笑えるネタを配置してるので口惜しいけど笑ってしまうんですよ。

正直1巻が出た頃は一発ネタで終わるんじゃないかなー
とか心配してたんですけど、流石は元ネタが世界規模の伝説だけあって、
ネタに事欠かない状況みたいでまだまだ続いていきそうです。
取りあえずマーラさんが可哀想なので今後出番があるのかが気掛かりですね。(笑

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