その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/3/24 火曜日::

■[漫画]冬目景まさかの2日連続単行本発売「幻影博覧会」3巻

幻影博覧会 3 (3) (バーズコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:幻冬舎コミックス( 2009-03-24 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4344815874
ISBN-13 : 9784344815872

大正のレトロな雰囲気と冬目景の画風が見事にマッチした作品。
スコラ時代からの付き合いのコミックバーズで連載する作品ながら、
「羊のうた」等と異なり明るい作風、とは言えないまでも、
陰鬱な雰囲気は余り感じられないレトロミステリーな漫画です。

3巻では主に二つの事件が収録されているんですが、
前半は松之宮探偵事務所の仕事というより旧友の楳実が巻き込まれた事件を、
楳実を心配する内になし崩し的に係わり、自然と解決してしまったという顛末。
むしろ真夜と竹下が初対面したことと、陶子さんとの縁がまた出てきたことの方が重要に思えます。

後半は資産家での幽霊画に纏わる怪奇な事件。
またもや陶子さんが係わってたり、思わぬ人物がキーパーソンだったり、
何とも不思議な感じでしたが松之宮がしっかり事件を解き明かしたのには好感触。
まぁ、若干謎が残ったままですが今後判明したりするのかな…?

そして通して描かれていたのが真夜と記憶があやふやな両親との再会に伴う真夜の気持ち。
両親が帰国したことを松之宮に告げなければならないのが判っていながら、
珍しく曖昧な自分の記憶と無自覚な松之宮への気持ちからギリギリまで言い出せない乙女心。
最後に真夜が口にした言葉は彼女にしては珍しく積極的なだけあってグっと来ますね。

次回の展開が気になるだけに早く続きを読みたいものですけど、
4巻が出るのはいつになるのかなぁ…
まぁ、冬目景作品相手に短気になっても仕方がないので気長に待つことにしましょう。

:: 2009/3/23 月曜日::

■[漫画]連載開始6年目にして1巻発売とか冬目景には普通「ACONY」1巻

ACONY 1 (1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:冬目 景
出版社:講談社( 2009-03-23 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4063145565
ISBN-13 : 9784063145564

親の海外赴任に伴い、祖父が住むアパートに越してきた空木基海13歳。
どことなく淡泊なトコがある彼がアパートで出会ったのは紫色の髪を持つ少女アコニー
左目にキズがあり異常なほど体温が低い彼女は
「あたしじつは…… 死人なのよ」
と告げるんだけど、陰鬱な雰囲気は殆ど感じず、どちらかというとコミカルな感じ。
管理人が幽霊だったり、夜な夜な酒盛りをする人以外なモノが居たりする古いアパートが舞台の、
ちょっとおかしく、かなり変な物語。

見た目は13歳なのに学校に行かず、昼間はアパートの庭で虫相手に暇つぶし。
10年間成長しないアコニーは”変化”の象徴である基海が越してきたことで心に変化が訪れ、
怒ったり外に出たくなったりとせわしなくなってきて、
基海も初めは信じてなかったけど、母の話を聞いてからアコニーのことを徐々に信じるようになって…

と良い感じでストーリーが進んできてたんだけど、ここで連載が一時中断。
結局「ハツカネズミの時間」が終わるまでお知らせ以外で出番はなく、つい先頃やっと連載が再開し、
それを機に6年前のモノがやっと単行本になったというわけです。
流石に月日が経ちすぎたからアフタヌーン本誌で読んでたのに忘れているのが多く、
1冊通して読むことで物語を把握し直すことが出来た次第です。

ヒロインが人外という作品は多いですがゾンビ(に近いモノ)というのは珍しいし、
それでいてダークな印象をそれほど受けないというのも冬目景作品にしては珍しいですね。
「ハツカネズミの時間」よりこちらの方が好きだったので連載再開は嬉しいので、
是非ともこのまま連載を続けていって欲しいものです。
まぁ、先月は単行本作業と画展の為に休載のお知らせが載ってましたが…

あと、それと「イエスタデイをうたって」をそろそろ完結(ry

:: 2009/3/19 木曜日::

■[漫画]サヤ以外の可愛さも驀進中!「オニデレ」3巻

オニデレ 3 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:クリスタルな 洋介
出版社:小学館( 2009-03-18 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091216161
ISBN-13 : 9784091216168

手芸が趣味で底なしにお人好しな今元正ですが、
二人きりだと甘えてくるけど、人前では凶暴なサヤさんの恋人なだけあって、
当然のようにその優しさは他の女の子も徐々に認めてくる訳ですよ。
まぁ、そうなると必然的にサヤさんの心中は穏やかで無くなるんですけどねー

まずは同級生とはとても思えない幼女なミヅキですが、
そのクマ好きなミヅキが泣くほど欲しがるクマのぬいぐるみを笑顔であげたり、
サヤ人形を仲良く一緒に編んであげたりと仲睦まじいんですよね。
膝の上に乗せてほのぼの兄妹といった雰囲気で…
もうやめて! サヤさんのライフはとっくに0よ!

そして教室の戸さえ満足に開けられないひ弱なサキさん。
人の好い正がそんな彼女を放っておける訳なんてなく、執事並のサポートしまくりで、
隣を歩くのが当たり前になってしまってサヤさんの心はまたもハラハラドキドキ。
サキさんも友達に「彼氏?」と聞かれてから意識し始めちゃってて、
何というか読んでて最高にニヤニヤしまくりですよ。

そして忘れてならないのがユナですね。
豪快な女番長といった風体の彼女が実は女の子らしくしたい、というのも良いですし、
それをキッカケに会長のことが気になりはじめたのも最高ですよ。
更にそこに外見美少女で剣道の実力もユナの上を行く兄のユミも登場で、
ユナの周りが今後どういった風になるのか興味津々です。

:: 2009/3/18 水曜日::

■[漫画]遂に中学生編に突入!「絶対可憐チルドレン」16巻

絶対可憐チルドレン 16 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:椎名 高志
出版社:小学館( 2009-03-18 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 409121598X
ISBN-13 : 9784091215987
作者サイト:椎名百貨店the web

アニメも大いに盛り上がった絶対可憐チルドレンですが、
原作ではアニメ終了後のエピソード、つまり中学生編に。
小学校の卒業式で号泣する皆本という読者サービスもきっちり忘れず、
ちょっとだけ大人になったチルドレンが活躍です。

やはり特筆すべきは薫でしょうね。
小学生の頃の女の人大好きなオヤジっぷりが多少残っていながら、
年頃の女の子らしい恥じらいも覚えてきたという二律背反っぷりが萌えですよ。
あと、影チルのツンデレっぷりにも判っていながら萌えてしまいました。(笑

それと小学生の頃から変わらず葵は可愛いんだよなぁ。
一人だけ京都に連れ戻されそうになった時の反抗期っぷりとか最高じゃないすか。
超能力が不安定になり、瞬間移動しまくった時に皆本に抱きついてる時の表情!
いやー、中学生になったんだなぁ、としみじみしますね。

中学生になったことで学校生活の一連の話とか、
黒い幽霊の洗脳が解けた二人の復帰だとかまだまだ序盤ですが、
中学生になったチルドレンとか新鮮で二度美味しい感じですね。
いやー、この先も楽しみですよ。

:: 2009/3/17 火曜日::

■[漫画]新キャラ参戦! でも最終回…!「青の橘花」2巻

青の橘花 2 (2) (マガジンZコミックス)
著者/訳者:高田 慎一郎
出版社:講談社( 2009-02-27 )
定価:¥ 600
コミック
ISBN-10 : 4063494209
ISBN-13 : 9784063494204
作者公式サイト:休日のベイルアウト

高田慎一郎先生のファンになってもう15年近く経ちますが、
15年もあれば色々とありましたよ…
「天然濃縮!!オレンジ戦機」のパロっぷりに笑い、ラブコメでニヤニヤしたり、
「シリウスの痕」のシリアス展開に恐れ戦いたり、
そして「E.T.O.」の打ち切りに嘆いたり…!
…という訳で残念ながら本家マガジンZが休刊の余波か「青の橘花」もこれにて完結です。

調子に乗った橘花の痛恨のミスが原因で「青ノ七」から戦力外通告を受けるも、
仲間のおじさんたちの心遣いで名誉挽回の機会を得ることができた訳ですが、
初っ端から鎧を着装する所謂変身シーンがエロかったのでそれだけで私としてはOKです。(ぉ
まぁ、そこから色々と規格外の攻撃とかを見せてくれたので充分面白かったですよ。

また、ドイツから父の敵討ちとして来日した橘花をライバル視するシュバルベが登場するんですが、
彼女の一番の見せ場は「青ノ七」のおじさんたちにセクハラされる場面だと思います!(ぉ
それと言うのも普段から胸元の開いた制服を着ているのが悪いと思うんだ!(逆ギレ
実力的にも申し分なかっただけに橘花との関係をもちっと見詰め続けたかったです。

「青ノ七」が守るデミアジウムを狙い侵攻するK・KとのBOOTSを交えた最終戦は、
敵味方ともに変幻自在の戦いを見せてくれ、中々に見所が満載で、
特に主人公の橘花はバカ一直線すぎて予想できない戦いっぷりを見せてくれて爽快でしたよ。
あー、もう少し読んでいたかったなー
残念…

:: 2009/3/16 月曜日::

■[漫画]ホタルの可愛さ炸裂120%「陰からマモル!」5巻

陰からマモル! 5 (5) (MFコミックス アライブシリーズ) (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:まだら さい 阿智 太郎
出版社:メディアファクトリー( 2009-02-23 )
定価:¥ 500
コミック
ISBN-10 : 4840125287
ISBN-13 : 9784840125284
作者サイト:20LIQUID(まだらさい)

今回は本来のヒロインであるポエポエなゆーなはほとんど出ずに、
前半は甲賀抜け忍のホタル、後半は女剣士の椿がヒロインに。
お陰で純情可憐で好意を真っ直ぐに送ってくるホタルの可愛さと、
素直になれない椿の微笑ましい恋心を堪能しまくりでしたよ。

伊賀忍者の山芽相手だとついつい意地悪く対応してしまうホタルだけど、
和菓子作りが得意だったり、普段は清楚だったりと魅力的なんですよね。
そしてマモル相手に隠すことなく素直に好意をアピールですよ!
頬を染めて見詰めてくるホタルの可愛さには身悶えしまくりです。

後半は前回タヌキに化かされていた椿が面目躍如とばかりに出突っ張りに。
椿最大の武器であるおっぱいが強調された大変素晴らしいモノでした。
というか耳之介はメスとはいえ椿の巨乳の谷間に隠れるとは何とうらやまけしからん!
まぁ、お陰でマモルがおっぱいの谷間に手を突っ込むといったアクシデントが起こり、
更に椿が赤面しまくりながら責任云々言うイベントが見られたので結果的にはグッジョブ!

しかしマモル最強の敵が甲賀追忍というまでは良いけど、その正体が猿て。
この作品は低年齢層向けのコメディ作品だということを改めて認識させられた次第です。(笑
原作は既に完結されているみたいですが私は未読なので、
これからも漫画版を新鮮な気持ちで末永く楽しんでいきたいと思います。

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