その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/1/17 土曜日::

■[同人誌,漫画]C75同人誌感想:マクロスF、禁書目録編

AL×RAN
タイトル:AL×RAN
サークル:床子屋
通販:メロンブックス

床子屋さんのランカ本は良いね…
人類が生み出したマクロスFエロ同人の極みだよ…

いやー、ホント素晴らしかったです。
今回のコミケで一番満足した同人誌だと言っても過言ではないでしょう。
二次創作としても面白いし、漫画単体としても良くできてるし、
何よりエロ漫画として読んだときも実用的なレベルでエロい!
非常に大満足な一冊と言えましょう。

マクロスFでは個人的にはシェリル派なんですが、
そんな私の個性なんかどうでも良くなるほどにランカがエロ可愛かったです。
ストーリー的にも読み応えあったけど、半分以上がエロシーンという濃さも素晴らしいし、
しかもオチまでが非常に秀逸で何度も言うようですがホント大満足でした。

正直マクロスFのエロ同人誌はこれ一冊があれば満足です。
少なくともランカ本はもうこれでお腹いっぱいかな。

ランシェリ
タイトル:ランシェリ
サークル:ロケット燃料★21
通販:とらのあなメロンブックス

実はマクロスFはトライアングラーな三角関係ではなく、
ランカとシェリルの百合ラブコメだった…!?

そんな視点でマクロスFを再構成したのがこのランシェリです。
正直初めて聞いた時はその視点に驚いたものですが、
この同人誌を読むとそうとしか思えなくなってくるから不思議です。(笑
実際本編でもアルトは自分の意志を持たずフラフラしてたからなぁ。
ランシェリと言われてストンと落ちるモノがあったですよ。

後日談のちょっとえっちぃシーンではシェリルが可愛かったです。
ランカに泣かされたのが特に。

ライオンのジャケット撮影もランシェリという妄想で考えてみると、
なるほど、これは萌えであるなぁ、と感心しまくりで新鮮でした。

しかし折り返しにある大沖さんのうろおぼえランシェリはインパクト大きいよなぁ…(笑

とある魔術のインデックちゅ
タイトル:とある魔術のインデックちゅ
サークル:rainbow spectrum

オフィシャル作家が二次創作を出すという珍しいというか何というか。
あのお堅い電撃文庫の編集部がよく許したもんだよなぁ、と別な意味でも感心した同人誌です。

インデックスって齧歯類みたいじゃね?
という妄想が種となって芽吹いた4コマ漫画なんですが、
流石にオフィシャルのキャラとの齟齬が感じられない二次創作というか。(笑
あ、でも御坂は本編よりちょっとデレ分が多めかも。
まぁ、子jんてきに覇ウェルカムですが!

神裂ねーちんのコスプレも勇気あるなぁ、とは思いますが堕天使エロメイドに比べれば普通と言うか。
その箒のデザインも含めて似合ってると思いますよ。
元ネタのキャラとは年齢差が結構あるのがアレですけどね。(笑

ちなみに一番良かったのは奥付でしょうか。
奥付にあるインデックスと当麻の後ろ姿が良かったです、ハイ。

D.L.ACTION 45
タイトル:D.L.ACTION 45
サークル:Digital Lover
通販:とらのあな

デジラバのなかじまゆかさんってば筆が早いよなぁ、ホント…
以前サンクリの新刊で超電磁砲読んでハマったけどまだ原作読んでないー
とか書かれてたのにもう原作準拠の同人誌を描かれるとは。
しかもこのカップリングというのが凄い。

一方通行と打ち止めとのエロ同人誌というのがかなり意外でしたけど、
蓋を開けてみればこれがまた見事な出来映えで。
流石はデジラバであるなぁ、と感心することしきりであります。

何しろ序盤は打ち止め×一方通行ですからね。
確かに原作に準拠するならそうなるんでしょうけど、
それにしたってロリに言い様に弄られる一方通行という絵面は凄いものがあるというか。

打ち止めだからこそ出来る手段を駆使しているあたり、
ちゃんと原作を読み込んでいるんだなぁ、と原作ファンも納得の出来ですよ。
オチまで含めて興味深くエロい漫画でした。

ひめたるユメに応うる神は。
タイトル:ひめたるユメに応うる神は。
サークル:ジンガイマキョウ
通販:とらのあなメロンブックス

夏コミにて原作16巻準拠の堕天使エロメイド本を出すという時代を先取りまくっただけでなく、
姫神ファンですら姫神に殺意を覚えたエロ漫画を描いた犬江さんの新作は姫神陵辱本! しかもガチ!

原作補完型の同人誌なんですが、これが良く出来ているんですよ。
原作2巻の姫神の台詞からイメージを膨らませた内容で、
多くの中高生が夢想した姫神の陵辱エロが詰め込まれた至高の一冊です。
私たちが妄想していた姫神エロが具現化されて今ここに!

陵辱エロとしてエロエロしいだけでなく、
原作補完の二次創作としても非常に優秀なんですよね。
特にラストなんて原作の小さな一コマだし、
そんな日常を獲得し、笑顔を浮かべられるまでになった姫神には愛着を覚えますよ。

余談ですが後書きにある消しデザインは不採用にして正解だったと思います…(笑

いちゃいちゃレールガン!2
タイトル:いちゃいちゃレールガン!2
サークル:NtyPe
通販:とらのあなメロンブックス

いち早く原作でもトップレベルで人気のヒロインの御坂美琴の同人誌を描いた溝口ケージさんですが、
アニメ化も始まったということもあってか遂に続編が!
ラブラブなバカップルにニヤニヤするのが大好きな人に嬉しい一冊です。

イラストと漫画が半々な内容なんですが、
やはり私は漫画の方に比重を置いて読んでしまうのですが、これがまた良くて。
終バス逃した美琴が当麻の家にお泊まりイベント発生で、しかも裸Yシャツ!
いやー、凄いシチュですね、萌え萌えですね。

でもこの漫画の一番素晴らしい所はオチなんだと思います。
いやー、このオチは良いね。
御坂可愛すぎだろ。

:: 2009/1/16 金曜日::

■[漫画]アーたんの巨乳は革命である!「ハヤテのごとく!」18巻

ハヤテのごとく! 18 (18) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:畑 健二郎
出版社:小学館( 2009-01-16 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091215661
ISBN-13 : 9784091215666

長かったハヤテの過去編であるアーたんとのお話も完結。
ハヤテの両親のクズっぷりに胸がムカムカしてしまいますが、
それ以上にそんな両親を信じてしまうハヤテが哀れだったし、
何よりもハヤテに想いが素直に届けることが出来ないアーたんが可哀想でした。

そして久しぶりの日常パートではマリアさんがヒロインです。
10週近く登場出来なかった鬱憤を1ページぶち抜きで晴らしたりと大活躍です。
何と言ってもハヤテとのデート編では可愛い所を一杯見せてくれましたからね-
年上だからお姉さんっぽく振る舞おうとして空回ってるとこが可愛いし、
私服姿も可愛いし、何よりハヤテを意識してる赤面顔がたまらない!
いやはやマリアさんも充分ヒロインとしての戦力があるじゃないですか!
でもデート編での一番のヒロインは久しぶりに登場した綾崎ハーマイオニーな気もします。(笑

作品内の時間がGW直前ということでみんな海外旅行のフラグが立って、
その為の前準備が着々と進んでいるので先の展開が楽しみですね。
アーたんとの再会フラグも立ちまくってるし、
成長したお互いを見てどういったリアクションになるのか今からドキドキします。
取りあえずハヤテはアーたんの見事に成長したおっぱいに驚愕するに1000ペリカ。

それと個人的に見逃せないのは桂先生と薫先生の大人な二人の恋の行方ですね。
薫先生のヘタレな誘いっぷりはギリギリ及第点だっただけに、こっちも気になったり。
それというのも18巻の扉ページでの二人の高校時代の描写があるのがいけないんですよ!
今では傍若無人でアレな桂先生ですが、高校時代はヒロイン属性全開だったんだなぁ。
そりゃ薫先生も惚れるわ…

10年以上持ち続けた恋心が実ることを祈ってるよ、薫先生。

■[漫画]ハクア可愛いです「神のみぞ知るセカイ」3巻

神のみぞ知るセカイ 3 (3) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:若木 民喜
出版社:小学館( 2009-01-16 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 409121570X
ISBN-13 : 9784091215703
作者サイト::: HoneyDipped ::

落とし神が落とし神である所以の短編を挟んだ後に始まったのは春日楠編。
先輩の彼女は何と武の道を極めんとする武士っ娘。
でも彼女は可愛いモノが好きという一面も実は持っていて、
その二律背反な心のスキマを駆け魂に狙われたのを落とし神の桂馬が助ける訳であります。

いやー、それにしても裏表紙に登場する彼女の格好が凄いですよ。
本編で見た時はかなりの衝撃を受けましたが空手着+ミニスカの組み合わせとは…
これは…、予想外にイイモノですなぁ。
柔道着+ブルマといいサンデーはマニアックな客層を突きすぎだと思います。(笑

後半からは人間ではなくエルシィの同期である悪魔っ娘がヒロインのハクア編。
首席卒業して将来を嘱望された彼女は実は実践はからっきしで、
それでもプライドが高いから自分の失敗を素直に認めることが出来ずに強がってしまうという、
ツンデレ系ヒロインなんですよ。

彼女の一番の強みは歴代ヒロインと違って記憶が残ることなんですよね。
何だかんだで桂馬のことは意識してるしこれからもちょくちょくと出てきて欲しいトコです。
あ、今気付いたけどエルシィとの百合ってのも有りかなぁ。
夢が広がっていくわー

:: 2009/1/15 木曜日::

■[漫画]あぁ、素晴らしき谷川史子の世界「手紙」

手紙 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:集英社( 2009-01-15 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4088568664
ISBN-13 : 9784088568669

「くらしのいずみ」以来、周りから10年以上遅れて谷川史子さんのファンになりまして、
ここ数年の単行本に文庫本と片っ端から集めて読破している所に更に新刊が出た訳なんですが、
昔の本と変わらず恋をテーマにしたお話ばかりで、これがまたやっぱり面白いんですよねー
これだけぶれずにコンスタントに単行本を出してくれるってのはホント喜ばしいことです。
長年ファンやってる人の気持ちもわかりますよ。

この単行本には表題作になっている「手紙」を含め3本の短編が収録されています。
近況漫画も含めると4本になるかな?
それぞれテーマは異なりますが短編の名手である谷川史子さんなのでどの作品面白いです。

「手紙」は恋は味付け程度で、母親がテーマで非常にハートフルですよね。
引っ越し先に前の住人の母親から手紙が来て、酔った勢いで返信したことから始まる文通。
そしてそこから叙情的に紡がれる母親の暖かさのストーリーは心に染みこんでいくようです。

「ソラミミハミング」はちょっと切ない系ですね。
彼氏の方から告白され、同棲しだしたカップルのお話なんですが、
彼氏の就職、彼女の就活と新しい生活リズムと新しい出会いで変わる二人。
最後は綺麗に締めくくられるんですが切なさが残り、その余韻がいとおしかったです。

「河を渡る、きみと歩く」はちょっと不思議な要素がある恋物語。
好きだからこそ同棲している彼氏に黙って実家に戻り、
回想することでその恋を追体験していくストーリー展開で、
最後が大団円ということもあり心がはずむ面白い作品でした。

いやはやホントどれ一つとっても素晴らしい内容でしたよ。
少女漫画が不得手な私でも充分楽しめる内容でしたので、
世の男性諸氏にも是非手にとって欲しいですね。

:: 2009/1/12 月曜日::

■[漫画]原作既読も未読も楽しめる理想的なコミカライズ「FORTUNE ARTERIAL」2巻

FORTUNE ARTERIAL (2) (角川コミックス・エース 135-9)
著者/訳者:児玉 樹 オーガスト
出版社:角川グループパブリッシング( 2009-01-10 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4047151629
ISBN-13 : 9784047151628
作者サイト:きつねのてぶくろ

私のオーガストに対する印象は「大当たりはしないけど決してハズレを作らない」
そして、「非常に優等生な作品」を世に出しているもので、
その期待を裏切らない安心感故かファンも多いように思えます。
で、そういった根強いファンが納得できるコミカライズを手掛けることが出来る人と言えば、
やはり児玉樹さんしかいないよなぁ、と読んでてしみじみと思いました。

基本的にメインヒロインの瑛里華を中心に据えて物語が進んでいくんですが、
サブヒロインのイベントもきっちり重要なトコは押さえてくれてるんですよね。
原作での人気投票No.1の陽菜には美化委員のメイド服を着させて、
しかも主人公の孝平とのラブコメ展開までしてくれる訳ですよ。
ラブコメ好きとしては非常に美味しいんですよねー

紅瀬桐葉や東儀白とのエピソードも交えつつ、孝平の成長物語としての側面も見え、
更に瑛里華と陽菜のプチ三角関係まで描かれてて、
読んでいると非常にニヤニヤしてしまいます。
いやはやラブコメ好きとしては(以下略

欠点があるとすれば漫画版の時点で滅茶苦茶面白いため原作に手が伸びないことでしょうか。
原作をやり混むことで漫画版との違いを把握する楽しみは生まれるでしょうし、
やはりエロゲなのでエロシーンまできっちり描かれている原作も魅力的ではあるのですが。
うーん、満足度が高すぎる故のジレンマです。
まぁ、漫画版のネタバレを見たくないので少なくとも完結するまでは原作はやらないだろうなぁ。(笑

:: 2009/1/11 日曜日::

■[漫画]”青き円卓”に集いし十の魔物と七つの軍団「マップス 愛蔵版」3巻

マップス 愛蔵版 3 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2009-01-08 )
定価:¥ 1,764
コミック
ISBN-10 : 4797352183
ISBN-13 : 9784797352184
作者サイト:スタジオ秘密基地

マップスの愛蔵版も全6巻のうち3巻目と中盤戦に。
しかし中盤戦とは思えない盛り上がりっぷりでかつて何度も読んだにも関わらず大興奮ですよ。
”青き円卓”こと地球に集いし銀河の軍勢相手に伝承族の反乱軍が戦端を開いた所に、
ダードとの戦いを経たリプミラとゲンの二人が駆けつけた所は最高に盛り上がりますよ。

ダードの最後の引き際も天晴れなものであったし、
ダインの想いと行動には切なく、そしてもの悲しくも優しさがありました。
ゲンとリプミラだけでなく、登場人物の一人一人に深いキャラ設定があるのが良いんですよね。
特にダインは今回の影の主役は彼女だったのではないかと思う活躍振りでしたよ。

そして地球に降りたって南極で開催された銀河統一会議。
そこでのゲンの十の魔物の選抜方法がまた秀逸で。
運命に選ばれたのではなく、運命を選んだ者たちが集うというのは何度読んでも心震えます。
良いなぁ、こういった自らの意志で立ち向かう姿ってのは。
少年漫画はこうでなくては。

終盤では新たにリップタイプが登場し、銀河伝承族の本拠地も判明し、
更にそこに奇襲をしかけようという動きが出てきて先の展開を知っていても次巻が楽しみですよ。
豪華ゲストを毎回招いていることからも判るように業界関係者にも根強いファンが居るのも頷ける、
最高に熱い不朽の名作なので是非読んで欲しいです。

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