その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2024/4/13 土曜日::

■[漫画]鎬を削る将棋中毒者たち「バンオウ-盤王-」6巻

バンオウ-盤王-6巻バンオウ-盤王-6巻
出版社:集英社
原作者名:綿引智也
作者名:春夏冬画楽
作者twitter:春夏冬画楽さん(@garaku_akinai) / Twitter
連載サイト:バンオウ-盤王- – 綿引智也/春夏冬画楽 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:バンオウ-盤王- (6)
Kindle版まとめ買い:バンオウ-盤王-
DMM電子書籍:バンオウ-盤王- (6)

月山さんが竜王戦を勝ち進むことで先生がやる気を奮起した結果、残ることになった将棋教室。
だけど、月山さんはそれによって賞金稼ぎというモチベーションを失うことになってしまった…
はたして月山さんは竜王戦で人間を相手に将棋を指すことができるのか…?

まぁ、我慢できるはずがないんですけどね…!
吸血鬼が一度人間の血を吸ってしまったら我慢できないというネタはよく見ますが、
月山さんの場合は将棋中毒者な吸血鬼が一度本気の試合をしてしまったら我慢できない、
ということなのでしょう。

そんな月山さんにアホ要員だったアンナさんがハンターとして襲い掛かったのには驚きましたが、
将棋を通して人と関わることを覚えてしまったアンナさんも、
かつてのように機械的に吸血鬼を狩るハンターには戻れないんですね。
人だろうと吸血鬼だろうと、人生を変えてしまう将棋ってのは凄い遊びだぜ…!

そして月山さんの次の対局相手は竜王と並ぶ将棋界のトップ、名人。

一度は調子を崩したけれど、そこから立ち直った七島名人は強い!
挫折しても諦めず、一から鍛え直して再び頂上へと駆け上がった男!
外面は良いけれど、内面はわりと拗らせてるところも逆に良い感じですよ!

二人の戦いは将棋に詳しくない私にはその局面への理解が及びませんが、
伊津先生たちが解説してくれるので盛り上がることができます。
かつて月山さんと対峙した棋士たちだからこそわかることを、
その一手から読み取っていく棋士のリアクションが面白いんだよね…!

とても良い所で終わっているので単行本派の方々は固唾を呑んでお待ちください。
ここからの決着まではマジで面白いよ!

:: 2024/4/12 金曜日::

■[漫画]未来へと繋がる科学「Dr.STONE」27巻

Dr.STONE27巻Dr.STONE27巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (27)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (27)

まさか完結したと思ってた「Dr.STONE」にエピローグ的な27巻が出るとはね…!
ジャンプ本誌に読み切りが載った時にはファンブックに載るのかと思ってましたが、
更に読み切りを追加して27巻として出すとは完全に予想外でしたよ!
もちろん、嬉しかったです!

初っ端から大海原で遭難という「ソウナンですか?」的状況から始まってますが、
都合良く島が近くにあることもないあたり、とても千空らしいと思います。

ただ、どのような状況でも希望を諦めず、
手元の材料から希望を見つけ出すのが千空という男です。
幸いなことに今まで作ってきた科学クラフト素材がある程度あるし、
何よりも頼りになる仲間が居ますからね。
わりと無茶だと思うんですけど、そこはまぁ、千空ですからね!
千空なら有りかな、と納得しちゃいますw

そして残る3話は完全に未来の科学ですね。
金属シリコンを見付けたからってすぐに半導体を作れるあたり、
ちょっとすごすぎですが、確かにバイポーラとかなら出来るのかな?
技術者はいるだろうけど、FETを作るには装置技術的に厳しい気がしますね。
まぁ、初歩的なシリコン半導体でも真空管やパラメトロンよりも小さいでしょうし、
龍水ならBIOSもゼロからプログラムできるでしょうし、余裕でしょう。

ただ、タイムマシンというのは現代の科学でも不可能な領域ですからね。
そこにメデューサという超絶アイテムが有ることで可能性が見えてきたんだけど、
かつてゼノが懸念したように利権や政治で足を引っ張られるわけで…
こんなことが何回も、何十回も有ったからゼノは闇堕ちしたんだろうなぁ…
というのが想像に難くないです。

それはそうと脳天気なクロムがあっさりと結婚を決めてますが…

則巻千兵衛さんといい、ジャンプの発明家はあっさりと結婚を決めるものなのですよ。
とてもクロムらしいと思いますし、
プロポーズを受けるルリが大層可愛らしくて、とても素敵でした。

そして未来科学のキーとなるのが石化装置ことメデューサというのがまた面白い!
人類を苦しめた石化光線によって軌道エレベーターへの道筋が見えてくるとはね…
確かに読み返すと末端部の方が強度が高いという情報は有ったし、
石化した髪でショートしていることから伝導体であることが示唆されてましたけど、
その頃から軌道エレベーターの伏線が張られてたということでしょうか。
凄すぎんだろ…!

問題はテロの標的にされそうなことなんだけど、
国家間のしがらみが21世紀よりもかなり低く、
人類全体でビジョンを共有できている上に、
人類を救済したという実績があるし、転用できる技術が大きいということもあり、
奇跡で積み上がっているからこそ軌道エレベーターへの道筋が立っているんですね。

ただ、それがメデューサが作りあげたものだということに気付いたのがねぇ…
賢すぎるのも厄介ですね。
とはいえ、希望を残してくれたことだし、
千空たちが作りあげる未来の世界を夢見ることが出来るので、
これはこれで良い終わり方だったと思います。

:: 2024/4/11 木曜日::

■[漫画]1回目のオーディション結果発表…!「IDOL×IDOL STORY!」4巻

IDOL×IDOL STORY!4巻IDOL×IDOL STORY!4巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎さん(@tokutaro) / Twitter
連載サイト:IDOL×IDOL STORY!
紙書籍通販:IDOL×IDOL STORY! (4)
Kindle版まとめ買い:IDOL×IDOL STORY!
DMM電子書籍:IDOL×IDOL STORY! (4)

観客を前にした4組のスタシプのオーディション結果発表の4巻です。
まずは一人脱落することが決定しているのですが…
まぁ、表紙を見れば誰が脱落するのかはわかりますよね…
これ、このまま続くんだったらちょっと寂しいかも…

今回のアリアさんによる講評ですけど、思春期だった頃の私の心に刺さるんですよね…

私も親によって習わされた習い事があって、
とてもやる気が無くてただ時間が流れるのを待っているだけだったんですが、
今となっては主体性を持って身に付けようとする気概を持つべきだったと後悔しています。
結果として身に付くモノが僅かだったとしても、
主体性を持って楽しんでいれば、思い出だけは手に入ったはずなのだから…

そして順位によってまた白星と黒星に分かれ、
次のオーディションが始まるわけなんですが…
鈴は順位が上がって白星になっても変わらず不幸体質というか、
オドオドした態度が変わらなくて微笑ましいですねw

ミミ助と同室にはなれなかったけれど、
華鈴と同室なのも結果としては悪くないと思いますよ。
華鈴もわりとリーダー気質というか、先輩気質があるので面倒見が良いんですよね。
実際に学年が一つ違いますから、この組み合わせも悪くないと思います。

問題は次のオーディション方法と、それで発生する問題ですね。
優梨ちゃんは妹の紬ちゃんにずっと翻弄されて育ってきたのに、
美味しいところだけミミ助に持って行かれたように感じたのか、
とても敵愾心が強いんですよ。

更に実力も高いもんだから、思い切り感情をぶつけてくるわけです。
実力的にまだ敵わないミミ助は悔し涙を流すんだけど、
リーダー資質で勝っているから耐えられるとかではないんですよ。

アイドルをやりたいからこのオーディションに参加しているんですからね。
他のメンバーも、歌もダンスも、どちらも全力で取り組んでいることがわかって、
とてもガッツが感じられて面白くなってきました。

問題があるとすれば…
アノンちゃんは歌の才能も実力もあるんだけど、
アイドルに対する情熱だけはまだまだ薄いように見えるので、
それが今後の彼女の成長の鍵になるんじゃないかな、と思います。
はてさて、このオーディションはどういった結果になるのか…
心配であり、楽しみです。

:: 2024/4/10 水曜日::

■[漫画]原作キャラの深掘りエピソード盛り盛り!「ぼっち・ざ・ろっく! 外伝 廣井きくりの深酒日記」2巻

酒クズベーシストの廣井きくりお姉さんのスピンオフ第2弾が早々に発売!
財布を無くしたのに気付かずにお酒を飲んで無銭飲食やらかしそうになったり、
原作にはないけれど「きくりお姉さんならやかしそう…」というイベントの数々を繰り広げ、
読者にダメ人間に対する解像度を上げてくれるのです!

とはいえスピンオフらしく、原作エピソードの裏側も見せてくれるんですよね。
アニメでも話題になったぼっちちゃんの文化祭ライブですが、
星歌さんと観に行っているじゃないですか。
そのライブ前に二人で文化祭を楽しんでいるんですけど…

きくりお姉さんだけでなく、星歌さんも原作の印象そのまんまなんですよ!
星歌さんはわりと可愛いモノが大好きで、
ぼっちちゃんのことも可愛がってますしね。
これはぼっちちゃんが個人的に星歌さんにメイド服姿を見せてあげなければ…!
いや、STARRYの仕事着にすればワンチャン…?

他にも原作にはないエピソードも色々とぶっ込んでて、
PAさんが実はVtuberだったり、
イライザがとっても金遣いの荒い廃課金だったり、
「大丈夫なのこの人たち…」と思わなくもないんですが、
ぼざろの世界観にマッチしてるから大丈夫だと思います! 多分!

ただ、賭け事はなぁ…w

わりとギリギリを攻めていると思います…!
酒クズでギャンブラーだとちょっと擁護できないので、
きくりお姉さんはこの一回だけを機に、
さっぱりと賭け事とは縁を切ることをオススメしますよ…!

:: 2024/4/9 火曜日::

■[漫画]結構なお点前で…「異世界ソープランド輝夜」7巻

異世界ソープランド輝夜7巻異世界ソープランド輝夜7巻
出版社:日本文芸社
作者名:猪熊しのぶ
作者サイト:ぜい肉キロ10万円
作者twitter:猪熊しのぶさん(@shinobu_inokuma) / Twitter
紙書籍通販:異世界ソープランド輝夜 (7)
Kindle版まとめ買い:異世界ソープランド輝夜
DMM電子書籍:異世界ソープランド輝夜 (7)

二刀流の女勇者ターニャは勇者と泡姫の二刀流。
そして好きな男も勇者リコリスとオーナー角田の二刀流。
そんな自分に気付いたターニャは泡姫として角田を攻めるのだけど、
そのやり方も二刀流なのであった…!

吹っ切れたターニャは強いですね。
百戦錬磨だと思われる角田を相手に、
失神するくらいの快楽を刻み込むとか、
どんだけ泡姫として修練したんですか…!

そんなターニャはやっぱりリコリスへの気持ちが消えて無くて、
本当に恋心も二刀流なんだな、と思いましたね。

しかし仮面被っただけで気付かないリコリスは本当に鈍感だよね…
それともそういう魔法の効果がこの仮面にあるんだっけ…?

魔法と言えばダーウィルさんにこの世界…
というか異世界関係が明かされただけでなく、
異世界チート事情が明かされたのには驚きましたね。
ただ、確かに日本の悪人たちが力を持って侵略する可能性は充分有るからなぁ…
その場合、チート持ちの泡姫が何か活躍したりするのでしょうか?

そんな真面目な話よりもエリとリコリスの店外デートですよ。
緑溢れる長閑な自然の中を馬に乗って二人きりで出かけ、
小洒落たレストランでランチを取るとかとてもデートしてると思ってたら…

そうだった。
この漫画はそういう漫画だったよ…!w

野点ならぬ野勃とか風流だよね!
大自然の中で開放感溢れるセックスとか日本じゃ難しいし、異世界ならではですよ!
きっと異世界なら魔法的な何かで虫とかの問題も解決できてるに違いない…!w

ちなみにスピンオフ漫画の単行本も今月末発売ですね。
ヘヴン読んでないのでどんな感じなのか知らないだけに、
ちょっと新鮮で楽しみです。

:: 2024/4/8 月曜日::

■[漫画]自分で決める普通「外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者」7巻

ロランがまだ10代になりたての頃の仕事でミスった時に出会った少女が、
まさかの冒険者となってロランの目の前に現れたことで起こるちょっとしたハプニング。
ロマンスが始まるのかと思ったけれど、
女性の方が覚悟がきちんと出来ていたお陰で爽やかな終わり方になりましたね。

新人冒険者に対する的確な対処から恋愛相談まで多岐に渡って活躍できるロランですが、
暗殺以外の仕事もどれもクールに熟しちゃうんですよね。
嫌味なババアや、応援に行った先のボンクラ上司を黙らせるやり方とか見てると、
昔のビジネス漫画を読んでいるような気持ちになりますね。

ただ、ちょっと驚いたのが応援先で出会った部下たちに嫌われているコネ入社のボンクラ上司が、
ロランに叱られて改心したところですね。
自分のダメなところを反省して、嫌っていた部下に頭を下げることができるだなんて、
わりと非凡だと思うのですよ。

本人が言っていた通り、前例にならったやり方をやってただけなんでしょう。
元が素直だからダメなやり方を何も疑問も思わず、そのまま習得してしまったのかもしれません。

しかも他人が普通にできることを普通にできないことを認め、
ちゃんと教えを乞うことができるだなんて、この立場で出来る人はかなり珍しいと思うんですよね。
そう考えると、根が素直なんだなぁ、と思います。
素直だからこそ、悪しき慣習にも染まりやすいわけで…
悪い手本、悪い立場に居たのが彼の運の悪さだったのかもね…

まぁ、そんな人だからこそなのか、ロランにとって強烈な言葉を伝えることになったんでしょうか?

自分で考え、自分で決めるべきなんでしょうね。
他人の意志で流されるままに生きてきて失敗したからこそ、
当たり前のように出てきた言葉なのかもしれません。

そんなロランが次の仕事としてやり始めたのが地下洞窟の調査。
ギルド職員としての仕事なのか怪しそうですが、
ロランと愉快な仲間達ならきっと楽しいことになってくれそうな気がしますね!

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