フラン☆Skin

中学時代に幼馴染みの元カノ、西川檸檬に4股してるからとフラれた秋吉直。
軽く女性不信になってたけど、大学に入って知り合った小河原菜摘先輩に惚れて、
新しい恋に生きようと思った矢先に檸檬とまさかの再会。
しかも翌朝起きたら二人の中身が入れ替わってて…！？

精神交換型TSの混線ラブコメが、今、開幕する…！

主要な登場人物はまだ3人しか出てきていないのに、
直と檸檬が一日ごとに精神が交換するという奇抜な設定と、
檸檬と菜摘先輩がルームシェアしているということで、
複雑怪奇な人間関係が築き上げられてて面白いです！

檸檬は4股してると嘘をついて直と別れたことを後悔してる上に、
直が菜摘先輩のことが好きな事に気付いてない鈍感っぷり！
直は檸檬の心の機微に気が付くけど、
嘘には気付けないし、恋心にも気付けない鈍感っぷり！
二人の鈍感さと精神交換が合わさることで妙な化学変化が起こってしまい、
それによって菜摘先輩の乙女心が翻弄されちゃっててハラハラドキドキしちゃいます！

菜摘先輩！　貴女がドキドキしている相手の中身は親友の檸檬です！
精神的百合になっちゃう！
でも、それはそれでトキメいちゃうのよね…！

直が菜摘先輩に恋しているのは嘘ではないと思うんだけど、
檸檬に対しての未練みたいなのはあるのが窺えるんですよね。
ただ、4股していたと言われたことが強烈な棘になって残ってる。
そして檸檬も直への恋は未練タラタラなんですよね…

幼馴染みだからこその思い出というブーストと、
秘密を共有している事実から直と檸檬のカップリングは鉄板だと思うんだけど、
菜摘先輩も普通に可愛いから困るんだよねぇ…
さらに2巻ではまた面倒な恋模様が繰り広げられますので大変ですよ！
乞うご期待！

処女がサカっちゃだめですか？
出版社：ワニマガジン社
作者名：どじろー
作者twitter：どじろーさん(@doji_ro) / Twitter
Amazon紙書籍通販：処女がサカっちゃだめですか？
DMM電子書籍：処女がサカっちゃだめですか？

エロ漫画家のどじろーさん、初の単行本が昨年末に発売！
FANZA同人とかでも見掛けてましたが、快楽天で描いてたのが一番印象深いですね。
タイトルの通り、処女の子がエロい短編がありますが、
それ以外のエロも色々と取り揃えてます。

とはいえ私が一番好きなのは「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」なんですよね。
陰キャの童貞と処女の二人が出会い、不器用ながら交友を深め、
ふとした会話の流れからお互い初体験をすることになるんですけど…

たった数ページしか描かれていないのに、
二人の関係性が伝わってきてとてもエモいんですよね。
天野ちゃんは口が悪いし、素直じゃないし、美人というわけでもなくて、
更に言うとコンプレックスの塊なんだけど、そこもまた可愛らしく感じるんですよ。
上村くんは気遣いも下手だし、早漏だし、わりとチョロいんだけど、
それでも天野ちゃんのことを気遣うことができるくらいには優しいんですよね。

そんな二人が不器用ながら初めての体験をして、
少し歩み寄っているところが微笑ましいし、
普段の日常とのギャップがとてもエロいのです…！

ちなみにこの話の天野ちゃん視点が11月末発売の快楽天に載ってるんですけど、
そちらは残念ながらこの単行本には収録されていません。
惜しい…　それだけがこの単行本で一番惜しいと思うところですよ…！
画竜点睛を欠くとは正にこのこと…！

もう一つ好きな作品は「どすけべシークレット」ですね。

品行方正でマジメで理想的なカップルの二人なんだけど、
実はとてもどすけべで。
ある日それが決壊して公園のトイレで初体験をするという、
性欲大爆発な展開なのです…！

ただただ、どすけべなあかねさんがエロくて素晴らしかった…！
それに尽きる短編でした…！

たーくんと心愛さんとのお隣ラブコメも完結です！
全4巻という面白さが凝縮された作品となりましたね。
それでもこの4巻の中でたーくんが成長し、
心愛さんが変わってきたのが見て取れて微笑ましかったです。

幼馴染みなんだからこれからも一緒に居ると思ってたのに、
心愛さんが大学進学を機に一人暮らしする予定だったとは…

明確にタイムリミットが切られてしまったけれど、
たーくんは既にその想いを告げているので心愛さんの返事次第なんですよね。
まぁ、それまでにも二人の思い出は積み重なっていくんですけど。

たーくんは色々と成長したけど、思い切りが良いというか、
グダグダ悩む前に即行動っていうところが変わってないのが気持ち良いですね。

私は心愛さんのようにグダグダ悩んで前進しない人間だったので、
たーくんの行動力がちょっと羨ましくなります。
この行動力があったからこそ、心愛さんの心を動かせたんでしょうね。

実際、心愛さんはかなり変わってきたと思いますよ。
初めは間違いなくたーくんを恋愛対象には考えて無くて、
お隣に住む弟みたいな存在でしかなかったと思うんですよ。
それが今ではドーナツの食べ方も楚々になるほどに変化してますからね。
もうすっかり恋する乙女だと思うのです。

ただ、そんな細かいところはたーくんには気付けないので、
ちゃんと真っ直ぐ、わかりやすく、簡単だけど大切な言葉にして、
真っ正面から伝えたのはとても良かったと思います。
これは脚本家になる日も近いな…！

成長した二人はお似合いのカップルと言える組み合わせですよ。
心愛さんは相変わらずめんどくさいところがあるけれど、
すっかりお姉さんの顔じゃなくて、たーくんの彼女の顔をしてますからね。

二人の関係を表す言葉は変わったけれど、
たーくんはたーくんだし、心愛さんは心愛さんなんですよね。
今は離れているけれど、将来は家を隔てずに隣りに居ることになると思いますよ。
お幸せにね！

うるし先輩の大学受験も無事終了！

胴上げするくらいにめでたいことですけど、
それはうるし先輩が卒業するまで秒読みに入ったということです。
メタ的に考えたら歩が勝てないはずはないんですけど、
それにしたって卒業式まで勝負がもつれ込むのはちょっとハラハラしちゃいますね。

卒業式までの僅かな期間でもうるし先輩は歩と一緒にファミレス行ったり、
手作り弁当を食べさせたりとせっせとイチャラブをしていたんですけど、
一番エモかったのはうるし先輩が歩への恋心を自覚した桜を見るシーンを再現し、
そこに歩が居て、同意したシーンですね…！

この時のうるし先輩の言葉がまたエモいんだよね…！
まったく、どこまでも私の心を震わせてくれますよ…！

卒業式での部室での最後の勝負は増ページでニヤニヤさせてくれましたし、
その後のエピローグも相変わらずの二人が見られてとてもニヤニヤできました。
Twitter落書きから始まったシリーズですけど、最後まで面白かったです！
ありがとうございました！

FANZA同人等で大人気の「ヤラせてくれる先輩」シリーズがGOTから商業単行本化！
フルカラーなのでちょっとお高いですけれど、ボーナスが入ってれば余裕ですよ！
描き下ろしエロも14ページあるので同人で集めてる人もつい手が出てしまうと思います。
事実、私がそうです…！

知らない人に説明すると、陰キャぼっちの安達くんが勧誘された文芸部は、
陽キャでスタイル抜群のまりん先輩と、クールでスレンダーな詩歩先輩の二人だけ。

タイプが違う魅力的な二人に囲まれてるだけで満足だったんだけど、
密かにコンプレックスを拗らせている詩歩先輩がひょんなことから安達くんに褒められ、
更には性的な目でも見られていることを告げられ、スキンシップを許してしまう。
安達くんも誘われるままに胸やフトモモを触ったら、勢いで童貞を卒業してしまい、
更には許されるままに何度もヤっちゃうのだった…！

幼馴染みのまりん先輩がスタイル抜群だからコンプレックス感じるのはわかるけど、
少し褒められたからってチョロすぎるよ詩歩先輩！
しかも安達くんも色々と拗らせてるから詩歩先輩をまるでオナホのように扱って、
無許可で何度も中出しするんだから酷いんだよね！
でもエロいんだなぁ、これが…

しかも二人の関係がまりん先輩にバレても批難されるどころか、
一緒にヤリたいと言ってくるんだからたまらないんですよ！
三人でラブホに行って両手に花な3Pなんですよ！

積極的な二人に緊張がほぐされたら、あっという間に性欲に流されるわけです。
まりん先輩の暴力的なおっぱいを揉むのも当然ですよ。
これは耐えられません。

安達くんも精力絶倫すぎるのがとてもエロ漫画なんですよね…ｗ
ラブホの前に自宅で散々詩歩先輩相手に出してるのに、
3Pでも朝までヤリまくりとか絶倫にも程がありますよ。
二人の先輩たちがエロすぎるから仕方ないってのもあるとは思うんですけどね！

ちなみにこの続きはFANZA同人等で買えば読めます。
続きではまりん先輩が性欲を持て余して安達くんを襲っちゃったり、
安達くんの自宅でヤリまくったりしているのでエロエロですよ！

竜王挑戦者決定戦三番勝負で初めて公式戦での敗北を知った苺ちゃん。
二度と負けないために斎藤二冠に勝つための戦術を練るんだけど、
棋力もキャリアも相手が上で、更に宣言法といった飛び道具ももう使えない。
合理的かつ奇跡的な攻略方法を考える苺ちゃんだけど…

作中では苺ちゃんがかなり頑張ってますが、
同時期に三段リーグで足掻いている子たちも多くいるんですよ。
苺ちゃんは一足飛びにプロになれる道が用意されていますけれど、
普通の天才たちはそんなこと出来ないんですよね。

タッキーもぽぽちゃんもまだ三段リーグではないけれど、
そこへと至るために日々邁進しているのですよ。
負けるキャラたち、平凡な天才たちの歩みもしっかりと描くことで、
苺ちゃんのトンデモなさが際立ってくるんですよね…
うーん、残酷だ…

そして苺ちゃんが斎藤二冠に対して建てた攻略方法ですが、
相手が完全に研究している最善手ルートの脇道に誘導し、
そこから斎藤二冠が最善手を指し続けることを前提に研究する…
という、かなりとんでもないことやってますね。

斎藤二冠の天才性に賭けるという、何とも凄い戦術です。
タッキーとぽぽちゃんが無理無茶無謀と言うのも当然なんだけど、
それで100手近く読み切るんだからとんでもないですよ。

斎藤二冠の才能と、人間としての心の持ち方を読んだ上で、
勝負師としての駆け引きで棋力の差を埋めた薄氷の上の奇跡の勝利ですよ。
まぁ、本人も言ってる通り二度とできない勝ち方だけど。
苺ちゃんは次の勝ち方も決めてるみたいなので、また勝ちますよ…！