僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2015/4/11 土曜日::

■[ラノベ]まじかる☆バスルーム「異世界混浴物語」1巻

異世界混浴物語 1 お風呂場の勇者 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:日々花長春
出版社:オーバーラップ( 2015-03-24 )
作者サイト:日々花長春
作者twitter:日々花長春(@HibihanaN)さん | Twitter
絵師サイト:Fountain's square blog
絵師twitter:はぎやま(@Hagiyamasakage)さん | Twitter

Kindle版:異世界混浴物語 1 お風呂場の勇者

はぎやまさかげさんのエロい絵を見たいからー!

このラノベを買った理由の実に9割以上がこれです。
いやー、だってタイトルからしてどう考えても肌色率高いじゃないですか。
それで昔からファンなエロ原画家として名を馳せているはぎやまさかげさんが挿し絵担当ですよ。
これは期待せざるをえない訳で、実際に期待に応えてくれた訳ですよ!
ありがとうございます! ありがとうございます!

もちろん、イラストだけじゃなくてそれを支える本文の方も面白かったです。
元は「小説家になろう」の作品なのでよくある異世界召喚モノなんですが、
主人公はエロいけど外道ではなく、割りと真っ当な性格をしているのが好感度高かったです。
授かったギフトが「無限バスルーム」という戦闘能力皆無なモノでありながら、
腐りきることなく、ちゃんと前向きに頑張っている所とか良いですよね。
自分のエロい欲望よりもトラノオ族を救うことを優先させたりとか、
罪悪感が原動力とはいえ、その罪悪感を持つ所が好ましかったです。

まぁ、しかし何だかんだ言ってエロですよ、うん。(ぉ
美少女たちが「無限バスルーム」を使うことによって高まる肌色率!
そしてそれに付随してくるエロいイラストたち!
中でも胸の火傷を治療するためにおっぱいをしっかり鷲掴みにする所とか、
カラーピンナップで見ることが出来て最高に眼福でありました。
いやはや素晴らしい。

メインヒロインの春乃さんも可愛いけれど、
途中から出てきたクレナも良い子だしエロいと思うので、
この二大ヒロインが出会った時のリアクションとかも楽しみなので、
これは是非とも続きを読みたくなってきましたよ。
「小説家になろう」の方も読みたいけど、はぎやまさかげさんのイラストあってこそなので、
大人しく文庫の続きを待とうと思います。

:: 2015/4/9 木曜日::

■[ラノベ]カワバンガー!「ログ・ホライズン 9 カナミ、ゴー! イースト!」

ログ・ホライズン9 カナミ、ゴー! イースト!
著者/訳者:橙乃 ままれ
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-03-27 )

アニメ2期も無事終了したログホラの最新刊ですが、
元々Web版だとかなり早い時期に掲載されていたんですよね。
具体的にはアニメ1期放映分の直後くらいには掲載されていたんですが、
大人の事情で削除され、その後再掲載されてこの度刊行された次第であります。

シロエたちが所属していた「放蕩者の茶会」の実質的リーダーだったカナミが、
リアルで海外に行ったがために「茶会」が解散したことが明らかになった訳ですが、
この9巻で彼女の破天荒さを見せられたら色々と腑に落ちるものがありますねー
あのカリスマ性はクラスティとは違うモノですが、
ギルドとは違った集まりで在り続けた理由もまた垣間見えた気がします。

そしてそんなカナミが出会って一緒に日本への旅する仲間たちが濃い!
元ニューヨーカーのレオナルドは格好は奇抜すぎるけど普通の冒険者なのに、
エリアスは「古来種」でレベル100な上に、
コッペリアはまさかの資金回収botですからね。
MMOで避けて通れないbotというものにこういった形で出会うことになるとは…
日本サーバーに向かう必要性とか含めて、
やっぱり橙乃ままれさんの作品は物語全体の構成が面白いなぁ。

アニメ2期が終わり単行本どころかWeb版すら追い越した訳ですが…
果たして物語はいつ完結するのか。
色々気になるけど、Web版で追いかけつつ単行本化を楽しみに待ちたいと思います。

:: 2015/4/7 火曜日::

■[ラノベ]鬼神 VS 飛竜戦艦、空中決戦!「ナイツ&マジック」5巻

ナイツ&マジック 5 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:天酒之瓢
出版社:主婦の友社( 2015-03-30 )

作者サイト:絵師空域 — Index
作者twitter:天酒之瓢 (Amazake_Write)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:D.S.B.
絵師twitter:黒銀 (kkkkurogin)さんはTwitterを使っています

ジャロウデク王国の侵攻により王都を失陥し一度は滅亡しながらも、
エルたち銀鳳騎士団の助成により再興した新生クシェペルカ王国。
新たな幻晶騎士の生産&投入により戦力は拮抗したかに思えたが、
ジャロウデク王国の技術者はエルのイカルガに着想を得て、
かつて実用化出来ずに廃棄していた兵器を実戦投入することにして…

エレオノーラが女王になったり、飛竜戦艦の登場時期といった所は、
Web版から変わってますけど、根っこの所は変わってませんね。
むしろ色々と増量されているので、本自体も物理的に増量されることに。(笑
かなりボリュームがありましたけれど面白かったです。

今回の飛竜戦艦とイカルガの戦いはモビルアーマー対モビルスーツみたいなものでしょうか。
スケール的にはそうだけど、実際はちょっと違うかな?
どちらにしろ対軍兵器を相手に幻晶騎士が支援込みとはいえ一騎で倒しちゃうとか、
エルくんマジぱないの。
鹵獲した飛空船の操縦性を上げるために前世のプログラマ能力を活かして、
魔導演算機のスクリプトをサクっと組んじゃうあたり流石すぎやでー

一応西方諸国は戦乱の中でも一応の停滞状態になりながらも、
ジャロウデク王国も弱小化されながらも健在で、
狂気の技術者オラシオも逃亡して生存しているので火種はまだ残っていますが、
テレスターレを強奪した実行犯はエドガーが見事に成敗してくれたので、
気持ち的には区切りは付いた気がします。

それにしてもディートリヒは良い成長してましたね。
かつてベヘモスから逃げた失態を見事に面目躍如する活躍っぷりで、
一気に株が上がりましたよ。
これもエルの影響が良い方向で出ているということでしょうね。
エルと付き合うのは本当に大変でしょうが、これからも彼らには頑張って頂きたいです。(笑

:: 2015/4/3 金曜日::

■[ラノベ]バカとキスとスカートめくり「バカとテストと召喚獣」12.5巻

バカとテストと召喚獣12.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2015-03-30 )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二(@Kenji_Inoue_)さん | Twitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ(@hagapon)さん | Twitter

Kindle版:バカとテストと召喚獣 1
Kindle版:バカとテストと召喚獣 2

Kindle版:バカとテストと召喚獣 11
Kindle版:バカとテストと召喚獣 12

本編完結から一年以上を経てのラストを飾る短編集の発売。
作者の井上堅二さんご自身が既に別の漫画原作を手掛けていることもあって、
懐かしい旧友と再会し、相変わらずバカだなぁ、とお互い笑い合う。
そんな同窓会のような気分になりました。

時系列的には12巻の後、恋愛禁止という校則が実施されてからのものになります。
クリスマスとそれに伴う仁義なきアホな諍いと、
何故かスカートめくりをするために明久が女装したりと、
本当にこいつらバカだな、と思わされることが多々あるというか、
そんなことしか起こってないというか。

ヒロイン的には最後は姫路さんが良いトコを持っていってくれたけど、
他は美波が良いポジションを占めていたように感じます。
明久とキスするために公然と攻勢をかけてきたり、
スカートめくりされた時のリアクションとか良い女子力を発揮してましたよ。
これで前世(初期設定)が男だったというのが信じられない。(笑

表紙のナイムネで当ててんのよしつつ、
帯の下に隠れる形でしっかりと明久に手錠を掛けていたりと、
姫路さんともども良いダブルヒロインでした。
もうこいつらに出会うこともないかと思うと少々寂しいですが、
あとがきにあるように「ぐらんぶる」では明久が大学生になったかのようなキャラが、
非常にバカやってますので、そちらで楽しんでいきたいと思います。

ぐらんぶる(1)

ぐらんぶる(2)

ぐらんぶる(3)

:: 2015/3/31 火曜日::

■[ラノベ]平坂読最新作!「妹さえいればいい。」1巻

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)
著者/訳者:平坂 読
出版社:小学館( 2015-03-18 )
作者twitter:平坂読(@hirasakayomi)さん | Twitter
絵師サイト:5年目の放課後

Kindle版:妹さえいればいい。 1

「はがない」平坂読さんと「変猫」カントクさんのタッグで挑む新作!
ただしレーベルはMF文庫Jではなくてガガガ文庫
しかも今流行っている、というか業界が流行らそうとしているラノベ作家モノ!
色々と大人の事情が垣間見えまくる新シリーズがこの「妹さえいればいい。」です。

羽島伊月は15歳でデビューし、現在は大学を中退して専業作家になった20歳。
早い執筆速度と癖はあるけど魅力ある内容で人気はそこそこあるんだけど、
「重度の妹好き」というクレイジーな性癖のせいでファン層がちょっとコア。
そんな伊月の親の再婚相手の連れ子である義弟の千尋。
伊月に影響されて作家になるも伊月より売れている伊月ラブの銀髪美少女天才作家の那由多。
大学生時代に知り合った見た目ビッチだけど中身は純情な京。
作家仲間のイケメンで優等生作家の春斗たちとダベるラノベ作家の日常モノです。

「はがない」と同じく短編連作系の内容なんですが、
相変わらずというか今回もキャラクターがキレにキレまくっていて極まっています。
特に那由多は隙あらば伊月とエロいことをしたい程にクレイジーサイコさんなので、
伊月の部屋で全裸、沖縄の無人島で全裸、TRPGの内容でも全裸、
とひたすら全裸で全裸しており、それに挿絵が付いているくらいに全裸です。
いやー、カントクさんも大変だなぁ。(笑

エアコン壊れて寒いからと突発的に沖縄に行ったり、
イクラを食べたいからと思いつきで北海道に行ったり、
アニメの仕事で忙しいのにTRPGを考えて遊んだり、
何も用事がないのに昼間っからビールを飲んだり、
作家って単なるダメ人間なんじゃないかと思えるような内容ばかりなんですが、
それでちゃんと面白いんだから不思議です。
やはり全裸のお陰なのだろうか。

最近のラノベ作家モノの定番なのか、実在のラノベタイトルが出まくりで、
しかも自作である「はがない」も普通に出てきているあたり、節操がないです。
そういったのが苦手な人にはお勧めしにくいですが、
耐性がある人には問題なく面白いと思います。

しかし幸村の前科があるから千尋の正体は早めに疑ってましたが、
まさか1巻の時点でネタバラししてくるとは思いませんでした。
この事実を妹キチガイの伊月が知ったらどうなるのか。
そして今回もゲロヒロインは人気はあれども不遇のまま終わるのか。
続きが色々と楽しみですね。

:: 2015/3/22 日曜日::

■[ラノベ]老獪な大人vs未熟な若者「東京レイヴンズ 13 COUNT>DOWN」

倉橋と相馬の計画「天曺地府祭」まで秒読み段階に入ったクライマックス直前!

老獪な大人たちが周到に張り巡らせた計画を前に後手に廻る夏目たち。
春虎は飛車丸(コン)の回復と、夏目の反魂の固定に忙しく、
大友先生は余裕がなくなるほどに張り詰めた上で独自で動き、
夏目たちの頼みの綱の木暮も陰陽庁の内部から動いているが、
それすらも倉橋長官たちは見越しており…

天海という頼れる大人を中心に活動する夏目たちだけど、
その天海をもってしても更に一枚上を行く倉橋長官たちの計画がエグい!
倉橋長官というより、夜叉丸が中心に献策してそうな気がするんだけど、
それにしたって、自分たちの計画の結果(悪評)を春虎に押し付けようとするとか、
権力を持った人間の周到な計画には舌を巻く思いですよ。

そんな大人たちと比べてまだまだ未熟な所があるのが若者たちで、
特に今回は秋乃がその若者代表って感じでしたね。
秋乃が持つ葛藤はかつて夏目や鈴鹿が通ってきたもので、
だからこそ夏目と鈴鹿の二人は秋乃のことを気遣えているあたり、
二人の成長が見れて微笑ましかったです。
ただ、そんな微笑ましい場面ですらゆっくりとさせてくれない程に、
事態が切羽詰まっているのがキツいですね…

次回にでも「天曺地府祭」が発動しそうだし、
物語が一気に爆発しそうで期待が高まります。
そして夜光の知識を持つ春虎ですら理解が及ばない夏目が抱える問題だけど、
これは夏目の中の北斗が、龍ではなくあの北斗じゃないかとか、
色々と気になる所が多々あるので、早く続きが読みたいですね。

それにしても緊迫した事態でもブレずに幼女好きなすず先輩には笑ったし、
秋乃の「月輪」と春虎が繋がっていたと知った時の鈴鹿の反応には、
「やっぱり鈴鹿はまだ春虎のことを…」と感じられて萌えましたね。
緊張の中にも一粒の萌え要素があって嬉しかったです。

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