僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2015/3/20 金曜日::

■[ラノベ]ネトゲで育む友情と愛情!「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.1~6

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-07-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.2 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-10-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.2

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.3 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-02-08 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.3

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.4 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-05-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.4

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.5 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-08-09 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.5

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.6 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.6

コミカライズが気に入ったので原作を試し読みした所、
文体も私に合ってたのでKindleで揃え、先週一気に読んで大いにハマった次第であります。
一冊の話の構成は早めに読めてしまうので推理小説好きにはお勧め出来ませんが、
ネトゲ経験者でキャラ萌え小説が好きな人にはお勧めしたいです。

■ Lv.1

出会ったその日から好感度が振り切れているヒロインとか斬新ですよね!
というか非モテでコミュ障でネトゲ廃人なのに可愛いとか反則すぎる!
普通はわたモテのもこっちみたいなはずなのに!(偏見

それにしてもネトゲの定番台詞が出まくりで懐かしいなぁ。
月宮とブロントとか盛りだくさんすぎてお腹いっぱいですよ。
しかし「ルシアン、どいてください! そいつ殺せません!」とか、
極まり過ぎている台詞を本当に使うとは思わなかったでござる。

■ Lv.2

冒頭の4人のやらかし案件が笑えない件について。

私も大学生の頃にドラクエを徹夜でプレイして、
大学に行こうと玄関出た所で、
「自転車で行くよりルーラ使ったほうが早いし楽だな…」
とかまじめに考えた前科があります。

…世界よ、これがゲーム脳だ!

それにしてもルシアンのコミュスキルは結構高いと思うんだよね。
ただ、それは気心が知れた相手にしか発動しないだけで。
シューとの掛け合いは相棒感があって良かったですが、
もうちょっと後押しがあったら恋心に発展していたのでは、
と思うとちょっとシューが不憫なようなそうでないような。
もしかしたら今後三角関係があるのかも、と少し期待していたりもします。

■ Lv.3

ルシアンが色々な意味で不憫だった…!

前半では渾身の告白が見事に不成立な所とかマジで不憫…!
正直、不憫さと笑いの両方で涙が出そうでしたよ!
アコならさもありなん、と思えてしまうあたり私も慣れてきた感じがします。

後半のアカハックはネトゲユーザーとしてマジで不憫…!
キャラデータは元より、今までコツコツと集めてきた装備っていうのは、
キャラの強さの源泉なだけにキツイっすわー
それでもあれだけの取り乱し方で済ませるあたり充分ルシアンは出来た人だと思います。
むしろ、即座にアコへ気遣いが出来るあたりルシアンの本質を見た気がします。
そりゃアコが惚れるはずだわ。

アコへの接し方も誠実だし、良い主人公だと思います。
まぁ、普通は恋人から婚約で結婚だよねー
一足飛びに結婚は高校生には重いわー(笑

それはそうとGMのニャックさんってROのヒャックたんが元ネタですよね。
懐かしい…

■ Lv.4

文化祭展示にギルド戦の攻城戦イベントとか凄いな。

まぁ、それはそれとして今回はマスターこと御聖院杏回でしたね。
ルシアンに下の名前で呼ばれて赤面&硬直する所が凄く良かったです。
マスターも女の子なんだなぁ。(笑

そしてルシアンはやっぱりコミュ力が高いと思う。
もっと上手く話せたんじゃないかとか、色々後悔があるのは共感できるけど、
ルシアンの場合はそれを糧にちゃんと成長してるっぽいのが良いんだよなぁ。
アコのためにアコのクラスに乗り込んで交渉する所は実に良かったです。
こういった事も学べるからネトゲって捨てたもんじゃないよね!
まぁ、ぼっちなら意味がないけど…

傭兵に裏切られるとかヘイトが溜まる展開だけど、
その後にきちんと攻城戦の面白さが書かれてるのが良かったですね。
裏切られることもあるけれど、ネトゲはこれだから面白いのです。

■ Lv.5

マイホーム実装よりも、金策に性格が出ているのが面白かったなぁ。

そしてシューこと茜回でもあり、それが面白かった。
ルシアンはアコとの掛け合いも面白いけど、
シューとの会話も長年の相棒感があって良いんですよね。
「予算、370円」
「ジュース飲んでんじゃねえよハゲ!」
とか遠慮のなさが現われてて良かったです。

というかアコも大概常識がないと思ってたけど、
バイト選びにおける茜の純真というか世間知らずっぷりも大概アレだった。
割りとドSで、ルシアンを「朴念仁!」とビンタしてる所は、
ラブコメの香りが漂ってて最高でしたね!

■ Lv.6

遂に長い間存在そのものは知られていたけれど、
今まで登場しなかったルシアンの実妹が登場!

ルシアンの意外なシスコンというかアレっぷりも凄かったけど、
妹の瑞姫ちゃんのブラコンっぷりが萌えでしたね。
こういう妹も全然アリだなぁ。

それにしても今までどうやっても改心しなかったアコが、
他山の石によって自分の異常さを顧みることが出来るとはなぁ。
しかしそれもルシアンの妹への説得で図らずも無に帰すとか、
なんとも業が深いもんやで…

しかしルシアン…
何だかんだで本当に外堀が埋められたし、自分でも埋めちゃったよね…
まぁ、幸せになれるんじゃないかな!

■ まとめ

読んでてネトゲをしたくなるライトノベルでした。
という訳で超久しぶりにROをやってみることに。

ro

Breidablikでやってますが、多分一ヶ月保たないと思う。
ネトゲは友達とプレイしてこそだしね。(笑

:: 2015/3/18 水曜日::

■[ラノベ]アグリファイターズトライ!「のうりん」10巻

のうりん10 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2015-03-13 )
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (nankagun)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ticketchan
絵師twitter:切符 (ticketchan)さんはTwitterを使っています

Kindle版:のうりん 1
Kindle版:のうりん 2

Kindle版:のうりん 8
Kindle版:のうりん 9

ベッキー結婚か!?

まぁ、東スポ並みに小さい疑問符からして予想はしてましたけど、
予想通りの結果で…、うん…
というか、お見合いに至るまでの手管が予想以上に酷くて驚きですよ。
まさか県議会議員の父と教育委員会トップの母の圧力で、
教師一家の一族郎党を人質にするとかどんだけだよ!
それすらも無駄にするとか流石はベッキーやでぇ…(笑

そんなお見合いイベントで耕作たちが出会ったのが、
白鳥士郎さんの過去作「らじかるエレメンツ」のキャラたち。
存在は知っていたけれど「のうりん」にハマった頃には、
どこの本屋にも置いてなくて読んだことはないんですが、
大学生になった彼ら、彼女らを見てると面白い奴らだったんだなぁ、と思います。
Kindle版は出てるみたいなので機会があれば読んでみたいです。

そんなお見合いイベントだけでなく学校のイベントも盛りだくさんで、
農業高校だろうと普通にある定期テストでは、
バイオ鈴木のエロ腐女子語呂合わせのアホっぽさに笑い、
東方見聞録の作者を「ZUNさんでしょ?」と答えるバイオを見てると、
実際にそんな珍回答をする高校生がいそうで戦慄しましたね。(笑

そして農業高校らしいイベントの一つがインターンシップ。
おっぱい良田さんの実家のインターンでは、
フル・フ裸ンタル裸族の良田さんのお姉さんには度肝を抜かれましたね!
それはもちろん良田さんよりも大きなおっぱいに!
…ゲフンゲフン。
もとい合理的に無駄な命を生み出さないようにしようとする良田さんと、
無駄な命なんてない、と雄ホルスタインも活用しようとする良田さん姉の、
二人の経営方針の違いに!
喫緊のTPPによる関税問題で変革が必要な酪農家の大変さが垣間見えた気がします。

他にもJAでのインターンシップや、市役所でのインターンシップのように、
衰退する農業に対する各方面での頑張りには頭が下がる思いでしたが、
それ以上に頭が下がったし、申し訳なく思ったのは農業高校出身者の進路ですね。
農業をやりたくても農業関係の就職先がほぼ皆無とか…
私みたいに実家が農家で、継ごうと思えば継げるのに、
農業高校にも行かず、農業以外の仕事をしている身としては本当に申し訳ないです。
現代の奴隷制度とも言われる外国人研修生問題といい、
どれも考えさせられ、そして自分でも考えないといけない問題が浮き彫りになる1冊でした。

もちろん、ライトノベルであり「のうりん」でありますので、
ヒロインたちが魅力的だし、全体的に笑えるんですけどね!
ミニスカ制服姿のマネー金上の女騎士みたいな「くっ、殺せ」には萌えたし、
スイーツ三銃士みたいなtwitterで話題のネタを描くとか面白かったです。

そう言えばキュウリとカボチャの苗の接ぎ木は大学生の頃にバイトでやった事があります。
あの時、植物の適当っぷりに驚きましたが、
その驚きが林檎ちゃんと一緒だったのにちょっと嬉しかったりしました。

そんな林檎ちゃんが最後に決意したのは何なのか。
次巻も楽しみです!

:: 2015/3/16 月曜日::

■[ラノベ]妖怪幽霊千客万来「姉ちゃんは中二病 5 最強な弟の異常な日常!?」

「姉ちゃんは中二病」シリーズ5冊目は短編集。
短編集ですが、短編だからこそ色んなキャラが出てきて、
それ故に妖怪やギャングや幽霊とバラエティ豊かなことになっております。
それら全部の相手をしないといけない雄一は大変ですなぁ。

4巻で式谷真希那は再登場しそうとか言ってましたが、
まさか初っ端から出てくるとは思いませんでした。
論理的に出てきた理由を淡々と述べてたけど、
まさかこういったキャラになるとは思わなかったのであった…

今回は美少女キャラが多数出てましたね。
ロリからデブまで種族以外にもバラエティが豊かでしたが、
百貫デブまで美少女の片鱗を見せてくるとか、
An2Aさんの画力は半端ないな、と変なトコで感心しました。(笑

短編の構成やら、お気に入り外しやら、小説家になろう出身らしいネタが豊富にあったし、
何より冒頭の織原さんの新作タイトル決めとかそのものズバリのものがあったりと、
面白かったです。
たまにはこういった短編も良いんじゃないかな、と思います。

:: 2015/3/14 土曜日::

■[ラノベ]魔王と神様の珍道中「神様ライフ」4巻

神様ライフ (4) (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:気がつけば毛玉
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-02-28 )
作者サイト:気がつけば毛玉
作者twitter:気がつけば毛玉(@takemika00)さん | Twitter
絵師サイト:Pion
絵師twitter:みわべさくら(@sakurapion)さん | Twitter

Kindle版:神様ライフ 1
Kindle版:神様ライフ 2
Kindle版:神様ライフ 3
Kindle版:神様ライフ 4

3巻ラストで流れのメイドという不可思議な職業のルナリエッタの正体が魔王だと判明!
新たな戦いの幕開けかと思いきや1章の序盤は平和な日常が始まってて、
一瞬キングクリムゾンが発動したかと勘違いしましたが、
そんな訳ではなくて…

次代の魔王になるために魔神を倒しにきたルナリエッタが出会ったのは、
マジンジャナイ感がたっぷりの悠斗だったので、様子を見ることに。
という訳で悠斗とルナリエッタの不思議な関係が出来上がったんだけど、
魔神そのものはまだいるので、それを倒すために二人が協力していく珍道中でしたが、
そこは相変わらずのノリで面白かったです。

しかしこの4巻で完結といのはちょっと寂しいなぁ。
キャラの魅力が出始めたばっかりだったし、リーゼベルもヒロインとしてこれからだったのに。
というか一番惜しいのはクーティアですよ、クーティア!
もうクーティアと会うことが出来ないだなんて悲しすぎる…
ストレスフルな現代日本においてクーティアほどの癒やしをくれる幼女ヒロインは貴重ですよ。
まとわりついてじゃれついて笑顔を見せてくれるクーティアが可愛すぎて怖い。
クーティアに背中をよじ登ってきて欲しい…

という訳でコメディ作品としては良い感じだった「神様ライフ」はこれで完結です。
次回作にも期待したい所ですが、是非とも幼女ヒロインをお願いしたいものです。
これほど幼女力が高いラノベが書けるんだから、その力を埋もれさせるだなんてとんでもない。
次回作の幼女に期待です!

:: 2015/3/11 水曜日::

■[ラノベ]最終奥義! エロマンガ光線!「エロマンガ先生 4 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」

エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-03-10 )

作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています

紗霧さまのお言葉はすべてに優先する。

正にそんな感じにマサムネ先生のシスコンが極まっておりました。
今まで散々世話になっていても(逆に世話したことも数知れずだけど)、
紗霧に対して敵対行動をとったと判断したらエルフちゃんだろうと容赦なく敵認定するとか、
こいつブレないなー、とむしろ感心しましたよ。
まぁ、最後は良い落とし所に収まったから結果オーライだと思います。

4巻は3巻ラストに登場した「エロマンガ先生」を名乗る人物が、
エロマンガ先生こと紗霧と「エロマンガ先生」というPNを賭けて勝負することに!
いくら美少女に対してえっちな要求ばかりする変態JCとはいえ、
自分に「エロマンガ先生」なんてPNを付けるなんておかしいと思ってましたが、
その謎がついに判明することに…!

それにしても新キャラのエルフの幼馴染み&担当イラストレーターのアルミちゃんですが…
中々面白いキャラですね!
紗霧に真っ向から意見出来るというのも貴重ですが、
それ以前に10代にして漫画家兼イラストレーター兼キャラデザイナーとか無茶苦茶すぎる…!
作中の「イラストレーターで漫画家でラノベ作家」は榎宮祐さんと猫砂一平さんでしょうけど、
それにしたってこれだけの作業量をこなせる現役の漫画家なんて渡辺航さんくらいでしょう。
うーむ、いくらフィクションとはいえここまで無茶な設定盛りは有りなんだろうか…(笑

今回の裏テーマはコミカライズでしたけど、
コミカライズはねー… 難しいよねー…
特に前作の「俺妹」のコミカライズは賛否が分かれたからなぁ…
原作通りにやらなかったら原作信者から叩かれるし、
原作通りにやっても原作読者からは新鮮味が足りないと言われることもあるし、
割りと八方ふさがりなので、そこは漫画家サイドが割り切るしかないんだろうなぁ…

そもそもコミカライズはメディアミックスの一環なので、
原作に縁遠い人に手に取って貰うのが主目的だと思うしね。
今の所rinさんによる「エロマンガ先生」のコミカライズは評判が良いし面白いと思うので、
原作読者は安心して読めると思いますよ!

閑話休題。
今回のエルフちゃんの行動だけど、彼女が海外で育ったのならごく自然の行動でしょう。
日本では論語の「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」な文化が染みついているけど、
キリスト教圏では聖書に「Do unto others as you would have them do unto you.」とあるように、
自分が他人からして貰いたいように他人にしなさい、と大きなお世話文化ですからね。
こればっかりはカルチャーギャップなんで仕方ない。
むしろちゃんと後で謝ってきたエルフちゃんは偉いと思うし可愛かったです。

というか、伏見つかささんはキャラを可愛く魅せるのが本当に巧いですよ…!
電車内で紗霧にセクハラされるエルフちゃんも可愛かったし、
アルミちゃんにセクハラされるエルフちゃんも可愛かったし、
マサムネに突き放されて涙目のエルフちゃんも可愛かったです。

でも私が一番好きなのは千寿ムラマサちゃんでありまして、
彼女の出番が少なかったのだけは残念でした。
まぁね、出番は少なかったけど最高に可愛かったですよ!
SF小説も書いているのにSkypeでのビデオチャットやニコ生も判らないトコとか、
少ないお小遣い(一千万部作家なのに)でマサムネの所に通い詰めるトコとか、
突き抜けた原作厨なトコも一周回って可愛かったです。
ムラマサちゃん、好きだー!

それにしても…
アニメになったら声優さんが大変だなぁ、と思いました。
女性声優さんに「ちんちん」と言わせる伏見つかささんは変態だと思うの。(今回のオチ

:: 2015/3/9 月曜日::

■[ラノベ]ただの人間を応援する物語「俺の教室にハルヒはいない」4巻

「俺の教室にハルヒはいない」シリーズはこの4巻で完結です。
好きな作者だし、好きな内容で自分にも合ってただけに終わるのは悲しいですね…

仕事が順調なカスガとちょっとした喧嘩になってしまったユウ。
そんな時にクラスの凛々しい眉毛で黒髪ロングな委員長から、
人気のない教室に呼び出されてのんきに告白かと思っていたら、
その委員長が手に持っていたのはカッターナイフで…

タイトルから判っていましたが、
そこまでハルヒをフィーチャーしなくても良いんじゃないかな?
とも思いましたが、そのお陰で「涼宮ハルヒの憂鬱」を読むことになり、
ユウが「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品を理解し、
ひいては自分のことを知ることが出来たのは、
これもひとつの人生万事塞翁が馬ってヤツなのかな、と。

もちろん作品に対する解釈は人それぞれだと思いますので、
「涼宮ハルヒの憂鬱」の解釈だけが正統の正解だとは思いませんが、
この解釈もひとつの正解なのは間違いないと思います。
ハルヒ自体も既にひとつの歴史的コンテンツになってしまったので、
その作品を読んで影響を受けるキャラのコンテンツがあっても良いですよね。

まぁ、それはそれとして最後の展開は実に良かったですね。
カスガもマナミも神楽坂先輩も良いキャラしてました。
直球ド真ん中なカスガの告白も良かったけど、
マナミとの不思議な距離感の告白も良かったです。
つまりこれはマナミが正妻でカスガが愛人で神楽坂先輩がセフレということですね!(ぇー

これで完結なのは残念ですが、良い終わり方だったと思うので次回作にも期待したいです。
新井輝先生、また新しい作品をよろしくお願いします。

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