のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2015/10/13 火曜日::

■[ラノベ]帝城の秘密「アクセル・ワールド 19 暗黒星雲の引力―」

アクセル・ワールド (19) ―暗黒星雲の引力― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-10-10 )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

今回は珍しく4ヶ月ぶりでの新刊となった「アクセル・ワールド 19 暗黒星雲の引力―」
帝城への侵入に成功したハルユキと楓子師匠。
そこで待ち構えていたのはリードだけではなく、
飄々としたグラファイト・エッジであり…

グラファイト・エッジが色々と説明してくれたんだけど、
肝心な部分が微妙にボカされているせいで判ったようで判らずにモヤモヤしますね!
特に加速世界が出来た理由として語られた似た世界の戦いとか、
SAOの話っぽくて、だからこそ知りたくなるんだけど、
詳細が語られないからモヤモヤするんですよねー

そして帝城以外、というか現実世界での物語の動きも大きいですね。
確かに今までの繋がりから考えるとあり得ないことでは無いんだけど、
レインも思い切ったことを考えるなぁ…
思い切ったことと言えばショコラたちのスカウト行動もかなり凄かったし、
ハルユキの生徒会への立候補承諾も含めて、
みんながそれぞれ決意して行動する姿からは中学生という若さを感じました。

それにしてもハルユキたちが作中でも言っている通り、
ネガ・ネビュラスの男女比が凄いことになってますね。(笑
ハルユキも色んな女性たちに嫉妬されて大変ですが、
迂闊な発言のせいとも言えるのでちょっと自業自得気味かも?

今後多少は解消されるのかもしれませんが、
このままの男女比でも良いかなー、と私は思います。(笑

:: 2015/10/3 土曜日::

■[ラノベ]READ AND DIE「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」第一部 兵士の娘I,II,III

大の本好きで仕事も司書を選んだ本須麗乃22歳。
死ぬなら本に埋もれて死にたいと思っていたら、
地震で倒壊した本に埋もれて死んでしまい気がついたらマインという名の少女に転生しており、
しかもその世界は中世風の魔法があるファンタジー世界な上に識字率も低く、
本も平民の兵士の娘でしかないマインには手が届かない高価な物で…

小説家になろうに連載している作品の書籍化なだけに、
異世界転生で内政モノという人気要素を持ちながら女性主人公というのが特徴的ですね。
女性主人公故に天然素材でリンスインシャンプーを作ったり、
糸で編んだ髪飾りや簪、それにお菓子のレシピで儲けたりするあたりがとても新鮮です。

何よりマインというキャラクターが魅力的なんですよね。
生来の虚弱な身体な上に”身食い”という不治の病に冒されながら、
本を読むために不屈の精神で前のめりに前進する姿から熱さは感じますが、
それ以上に見た目が幼女なので愛らしいですね。
精神的に大人とはいえ、結構ミスをしまくったり不器用だったりするのも、
外見幼女だからむしろ愛らしさの方が先にきます。

そんなマインを取り巻くキャラクターたちも実に生き生きとしており面白いです。
一つ年上の姉であるトゥーリに裁縫上手な母のエーファ、
そして子供のためなら貴族だろうと敵に回す子煩悩でな父のギュンター
幼馴染みでマインの物作りのパートナーになってくれるルッツに、
マインの特異性に目をつけた商人のベンノなど、
どの人物もキャラが立ってるんですよね。

何度も失敗や挫折を繰り返しながらも少しずつ頑張って、
周囲の人たちもどんどん巻き込んで目的に向かっていくストーリーに魅せられます。
それぞれの巻末にマイン以外のキャラ視点で番外編が載っているんですが、
それを読むとご都合主義すぎるかな? と思った話の展開にも、
ちゃんと理由があるんだと判って納得できる面白さがあります。

また、椎名優さんの絵柄も凄くマッチしてるんですよね。
美しさと優しさが同居した絵柄のお陰でマインが愛らしいですし、
マインが生み出した髪飾りや晴れ着を見事に描き出してくれて、
文章を読んだだけでは想像しにくいところを補完してくれてます。
3巻の表紙ではマインと母エーファの顔がよく似ていることが判って、
家族なんだなぁ、と思わされましたし、本当に良い仕事をして下さってます。

唯一欠点があるとすれば非常に長いといことでしょうか。
第一部だけで3冊も使っているんですが、
実はWeb版は第五部までいっており、書籍換算であと15冊ほどのストックがあります。
ここら辺はどこまでも続けていけるWeb小説ならではなんですが、
いくらハイペースで刊行しているとはいえWeb版に追いつくのは大変だろうと思います。

ただ、あとに行くほどますます面白くなっていくので、
是非ともこのまま完結までずっと書籍化して欲しいと思います。
TOブックスという少々マイナーなレーベルですが、
Kindle版も紙版から1ヶ月遅れとはいえ順調に刊行しているので、
Web版を読んで気になるようでしたら是非買って読んで欲しいですね。

また、今度コミカライズが始まるらしいのでそちらから読むのもアリかもしれません。

ここ最近の小説家になろうからの書籍化作品の中では一番好きな作品なので、
多くの人に知って欲しい作品です。

:: 2015/9/30 水曜日::

■[ラノベ]打算から恋愛へ「理想のヒモ生活」7巻

理想のヒモ生活 7 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:渡辺 恒彦
出版社:主婦の友社( 2015-09-30 )
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十(@haino)さん | Twitter

カープァ王国の英雄プジョル将軍と、ガジール辺境伯の長女との結婚式。
有力貴族同士の結婚ということで王族として出席することになった善治郎と、
そのパートナーとして立候補したフレア姫がガジール辺境伯領に向かうことに。
そこには善治郎がアウラから教えられていないガジール辺境伯の令嬢ニルダが居て、
更には辺境伯領と境界を接する中堅国ナバラ王国のマルティン将軍までもが、
ライバルであるプジョル将軍の結婚式に参加することになり…

善治郎はワレンティア公爵領での差配も有能だったけど、
今回も多少綱渡りではあったけど望み通りの結果を出す有能さを見せましたね。
逆転裁判のような痛快さもあったけど、
やはり特筆すべきなのはナバラ王国の若きエリートであるクリス騎士長のあしらい方かな。
善治郎は未だに日本人の価値観とブラック企業の営業職の経験の色が濃いので、
多少無礼でも笑って流せる度量があるところが良いですね。

自分への皮肉はスルーしながらも、
フレア姫のためには多少は突っ込む男気を見せてくれるたのは最高でしたね、
フレア姫が惚れるのも仕方ないと思います。
子供の頃から切望しながらも価値観の違いから得られなかったものを、
善治郎は日本人の男女平等の価値観があるので自然と与えてくれますからね。
始まりは打算だったのが今ではすっかりと恋愛へとステージをあげたフレア姫は、
ヒロインとしての立場を確固としたものにしたように思えます。

本来ならクリス騎士長のような経験不足な人間を出すのは問題なんでしょうが、
ナバラ王国は大戦の影響で人材不足なようだし、
地位がふさわしい人が他に居ないのだろうし、
何よりスケジュール的に必要性があったとはいえ、
険しい山道を短時間で踏破するには軍人である必要性があったのでしょう。
とはいえ、その結果がクリス騎士長の痛恨の失敗というのが何とも可哀想ではあったけど、
まぁ、これも自業自得な若さ故の過ちというものでしょうね。
マルティン将軍という有能で部下思いの上司がいる限り、彼も成長することでしょう。

しかし今回一番有能だったのが誰かと言えば間違いなく新婦のルシンダさんでしょうね。
今までガジール辺境伯領を回してきた手腕の高さがよく判りますよ。
男尊女卑の価値観を尊重した上で大きなトラブルになる前に芽を摘むんだけど、
そのやり方が非常に穏当で誰も傷つかないようにするところが非常に有能ですね。
Web版ではプジョル将軍の新婦ではなく、善治郎の側室になりそうなので、
そっちの方でも楽しみになってきました。

また、影の功労者はイネスさんではないでしょうか。
うーん、男尊女卑の世界観だというのに有能なのは女性ばかり…
これはこの世界の男たちはふんぞり返っているけれど、
実は女性たちに良いように踊らされてるだけの気がしてきたぞ…(笑

:: 2015/9/28 月曜日::

■[ラノベ]騒々しくも楽しい日々「東京レイヴンズ EX3 memories in nest」

今となっては懐かしく、そして大切な、騒がしくも楽しい記憶。
春虎と夏目たちがまだ陰陽塾に居た頃の、
ちょっとした騒動はあったけれども、
それすらも愛おしい思い出たちを綴った短編集です。

鈴鹿に追われて渋谷の町を逃げまわる春虎と夏目の「渋谷ランナウェイ」も良かったけど、
一番印象的なのは夏目がソシャゲにハマった「夏目忍法帖」ですね。
幼い頃に下手に無菌室で育っちゃったがために免疫が出来ずに、
大きくなっておもいっきりハマっちゃうという典型というか。
ソシャゲメーカーの思惑そのまんまにハマる夏目を見てると遠い目になっちゃうというか。
課金兵を憎んでいたはずなのに、自らもその闇に堕ちてしまうとか、
陰陽師としての資質的にどうなのかというか。
夏目の意外なようで意外じゃない一面に触れることが出来て面白かったですね。(笑

夏目と言えば、夏目が失くした生徒手帳に挟んでいた写真が、
思いの外かわいらしい思い出でほっこりしましたね。
春虎も写っている写真を挟んでいるだろうとは思ってましたが、
まさかあんなワンシーンがあったとはなぁ。
この写真、千鶴さんが撮ったんだと思う。(笑

そして書き下ろしの短編ですが、まさか夜光の過去編とは。
茨木童子が夜光と出会い、角行鬼という名の式神として仕えることになるエピソードなんですが、
まさか二人の出会いにこれほど大きな騒動があったとは…
確かに茨木童子のような大物を使役するようになるには、
何かしらのイベントがあったとは思ってましたが、
これは予想以上のデカさですよ。
そして飛車丸は昔から飛車丸だったんだなぁ、と思いました。
絶対の忠誠を誓う飛車丸は尊い…

さて、本編である長編の方ですが…
クライマックスが近づいているのは間違いないんですけど、
はたしてどういった結末を描くことになるのか。
飛車丸のことを考えると心配ですが、
それ以上にあざの耕平さんの物語のまとめ方に期待値が高まります。
11月に14巻が出るみたいなので今から楽しみです。

:: 2015/9/26 土曜日::

■[ラノベ]蘇る斥力「フルメタル・パニック! アナザー」11巻

アフガンの地で再会したリーナと達哉と菊乃。
しかしガルナスタンの侵攻は再会の喜びを悠長に待ってくれず、
難民を守りながらの撤退戦を繰り広げることに。
しかし、撤退先の都市にも侵攻の手が及んでおり、
かつての砦跡を改修して何とか防衛する達哉たちの前についに彼らが現れて…

いやはや本当にクライマックスですねー
リーナがついに自分の想いを自覚してラブコメ的にもクライマックスだし、
クルピンスキーが企み、オルカンが窮地で覚醒し、
ラムダ・ドライバをこの世界に蘇らせてしまったことで、
戦争的にもクライマックスですよ。

まぁ、個人的にはラブコメ的な意味での修羅場が一番の見所なんですが!
菊乃は愛人ポジションでも全然OKという所も良いんですけど、
それをリーナが許すかどうかは判らないと思うんですよね!
しかし二人がにらみ合う挿し絵は本当に素晴らしい修羅場でした。
いいぞ、もっとやれ。

しかしここでラムダ・ドライバが出てくるとは思わなかったなぁ。
クルピンスキーがそれをひたすら願っていたのは判るんだけど、
TAROSからそれを導きだしたのか、それともアマルガムと関係があったのか。
色々と気になる所ですが、達哉たちが窮地に陥ったのは間違いないので、
ここからどう物語が転ぶのか気になりますね。

:: 2015/9/24 木曜日::

■[ラノベ]本朝最後の鬼の最期「織田信奈の野望 安土日記 1 本能寺茶会騒動」

今回の「織田信奈の野望」は短編集。
時間軸で言えば本編11巻から12巻までの間の出来事が収録されています。

仲良く喧嘩する半兵衛ちゃんと官兵衛ちゃんだったり、
相良良晴に妹軍団が出来て信奈が嫉妬したり、
薩摩から家久ちゃんが上京してきて良晴に惚れたり、
割りと色々な短編が収録されています。

ですが主流というか本筋は荒木村重として蘇った本朝最後の鬼と、
それを蘇らせた茶器泥棒の朧月夜こと陰世から来た蘆屋道満の物語です。
本朝最後の鬼については本編でいつの間にか消えてたので、
微妙に気になっていただけにこれを読んでスッキリしましたね。

実は鬼が何かの伏線で後々に何か祟るんじゃないかと心配していただけに、
ちょっと安心しました。
後は本編の方の続きが気になりますが…
それ以上にみやま零さんが大丈夫なのか気になりますね…
挿し絵が殆どないとか大丈夫なんでしょうか。

流石に既刊を富士見ファンタジア文庫版を全部買い直すつもりはないですが、
今後も新刊は追っていきたいと思いますので、
早く復調してくれることを願っています。

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