のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2015/3/18 水曜日::

■[ラノベ]アグリファイターズトライ!「のうりん」10巻

のうりん10 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2015-03-13 )
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (nankagun)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ticketchan
絵師twitter:切符 (ticketchan)さんはTwitterを使っています

Kindle版:のうりん 1
Kindle版:のうりん 2

Kindle版:のうりん 8
Kindle版:のうりん 9

ベッキー結婚か!?

まぁ、東スポ並みに小さい疑問符からして予想はしてましたけど、
予想通りの結果で…、うん…
というか、お見合いに至るまでの手管が予想以上に酷くて驚きですよ。
まさか県議会議員の父と教育委員会トップの母の圧力で、
教師一家の一族郎党を人質にするとかどんだけだよ!
それすらも無駄にするとか流石はベッキーやでぇ…(笑

そんなお見合いイベントで耕作たちが出会ったのが、
白鳥士郎さんの過去作「らじかるエレメンツ」のキャラたち。
存在は知っていたけれど「のうりん」にハマった頃には、
どこの本屋にも置いてなくて読んだことはないんですが、
大学生になった彼ら、彼女らを見てると面白い奴らだったんだなぁ、と思います。
Kindle版は出てるみたいなので機会があれば読んでみたいです。

そんなお見合いイベントだけでなく学校のイベントも盛りだくさんで、
農業高校だろうと普通にある定期テストでは、
バイオ鈴木のエロ腐女子語呂合わせのアホっぽさに笑い、
東方見聞録の作者を「ZUNさんでしょ?」と答えるバイオを見てると、
実際にそんな珍回答をする高校生がいそうで戦慄しましたね。(笑

そして農業高校らしいイベントの一つがインターンシップ。
おっぱい良田さんの実家のインターンでは、
フル・フ裸ンタル裸族の良田さんのお姉さんには度肝を抜かれましたね!
それはもちろん良田さんよりも大きなおっぱいに!
…ゲフンゲフン。
もとい合理的に無駄な命を生み出さないようにしようとする良田さんと、
無駄な命なんてない、と雄ホルスタインも活用しようとする良田さん姉の、
二人の経営方針の違いに!
喫緊のTPPによる関税問題で変革が必要な酪農家の大変さが垣間見えた気がします。

他にもJAでのインターンシップや、市役所でのインターンシップのように、
衰退する農業に対する各方面での頑張りには頭が下がる思いでしたが、
それ以上に頭が下がったし、申し訳なく思ったのは農業高校出身者の進路ですね。
農業をやりたくても農業関係の就職先がほぼ皆無とか…
私みたいに実家が農家で、継ごうと思えば継げるのに、
農業高校にも行かず、農業以外の仕事をしている身としては本当に申し訳ないです。
現代の奴隷制度とも言われる外国人研修生問題といい、
どれも考えさせられ、そして自分でも考えないといけない問題が浮き彫りになる1冊でした。

もちろん、ライトノベルであり「のうりん」でありますので、
ヒロインたちが魅力的だし、全体的に笑えるんですけどね!
ミニスカ制服姿のマネー金上の女騎士みたいな「くっ、殺せ」には萌えたし、
スイーツ三銃士みたいなtwitterで話題のネタを描くとか面白かったです。

そう言えばキュウリとカボチャの苗の接ぎ木は大学生の頃にバイトでやった事があります。
あの時、植物の適当っぷりに驚きましたが、
その驚きが林檎ちゃんと一緒だったのにちょっと嬉しかったりしました。

そんな林檎ちゃんが最後に決意したのは何なのか。
次巻も楽しみです!

:: 2015/3/16 月曜日::

■[ラノベ]妖怪幽霊千客万来「姉ちゃんは中二病 5 最強な弟の異常な日常!?」

「姉ちゃんは中二病」シリーズ5冊目は短編集。
短編集ですが、短編だからこそ色んなキャラが出てきて、
それ故に妖怪やギャングや幽霊とバラエティ豊かなことになっております。
それら全部の相手をしないといけない雄一は大変ですなぁ。

4巻で式谷真希那は再登場しそうとか言ってましたが、
まさか初っ端から出てくるとは思いませんでした。
論理的に出てきた理由を淡々と述べてたけど、
まさかこういったキャラになるとは思わなかったのであった…

今回は美少女キャラが多数出てましたね。
ロリからデブまで種族以外にもバラエティが豊かでしたが、
百貫デブまで美少女の片鱗を見せてくるとか、
An2Aさんの画力は半端ないな、と変なトコで感心しました。(笑

短編の構成やら、お気に入り外しやら、小説家になろう出身らしいネタが豊富にあったし、
何より冒頭の織原さんの新作タイトル決めとかそのものズバリのものがあったりと、
面白かったです。
たまにはこういった短編も良いんじゃないかな、と思います。

:: 2015/3/14 土曜日::

■[ラノベ]魔王と神様の珍道中「神様ライフ」4巻

神様ライフ (4) (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:気がつけば毛玉
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-02-28 )
作者サイト:気がつけば毛玉
作者twitter:気がつけば毛玉(@takemika00)さん | Twitter
絵師サイト:Pion
絵師twitter:みわべさくら(@sakurapion)さん | Twitter

Kindle版:神様ライフ 1
Kindle版:神様ライフ 2
Kindle版:神様ライフ 3
Kindle版:神様ライフ 4

3巻ラストで流れのメイドという不可思議な職業のルナリエッタの正体が魔王だと判明!
新たな戦いの幕開けかと思いきや1章の序盤は平和な日常が始まってて、
一瞬キングクリムゾンが発動したかと勘違いしましたが、
そんな訳ではなくて…

次代の魔王になるために魔神を倒しにきたルナリエッタが出会ったのは、
マジンジャナイ感がたっぷりの悠斗だったので、様子を見ることに。
という訳で悠斗とルナリエッタの不思議な関係が出来上がったんだけど、
魔神そのものはまだいるので、それを倒すために二人が協力していく珍道中でしたが、
そこは相変わらずのノリで面白かったです。

しかしこの4巻で完結といのはちょっと寂しいなぁ。
キャラの魅力が出始めたばっかりだったし、リーゼベルもヒロインとしてこれからだったのに。
というか一番惜しいのはクーティアですよ、クーティア!
もうクーティアと会うことが出来ないだなんて悲しすぎる…
ストレスフルな現代日本においてクーティアほどの癒やしをくれる幼女ヒロインは貴重ですよ。
まとわりついてじゃれついて笑顔を見せてくれるクーティアが可愛すぎて怖い。
クーティアに背中をよじ登ってきて欲しい…

という訳でコメディ作品としては良い感じだった「神様ライフ」はこれで完結です。
次回作にも期待したい所ですが、是非とも幼女ヒロインをお願いしたいものです。
これほど幼女力が高いラノベが書けるんだから、その力を埋もれさせるだなんてとんでもない。
次回作の幼女に期待です!

:: 2015/3/11 水曜日::

■[ラノベ]最終奥義! エロマンガ光線!「エロマンガ先生 4 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」

エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-03-10 )

作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています

紗霧さまのお言葉はすべてに優先する。

正にそんな感じにマサムネ先生のシスコンが極まっておりました。
今まで散々世話になっていても(逆に世話したことも数知れずだけど)、
紗霧に対して敵対行動をとったと判断したらエルフちゃんだろうと容赦なく敵認定するとか、
こいつブレないなー、とむしろ感心しましたよ。
まぁ、最後は良い落とし所に収まったから結果オーライだと思います。

4巻は3巻ラストに登場した「エロマンガ先生」を名乗る人物が、
エロマンガ先生こと紗霧と「エロマンガ先生」というPNを賭けて勝負することに!
いくら美少女に対してえっちな要求ばかりする変態JCとはいえ、
自分に「エロマンガ先生」なんてPNを付けるなんておかしいと思ってましたが、
その謎がついに判明することに…!

それにしても新キャラのエルフの幼馴染み&担当イラストレーターのアルミちゃんですが…
中々面白いキャラですね!
紗霧に真っ向から意見出来るというのも貴重ですが、
それ以前に10代にして漫画家兼イラストレーター兼キャラデザイナーとか無茶苦茶すぎる…!
作中の「イラストレーターで漫画家でラノベ作家」は榎宮祐さんと猫砂一平さんでしょうけど、
それにしたってこれだけの作業量をこなせる現役の漫画家なんて渡辺航さんくらいでしょう。
うーむ、いくらフィクションとはいえここまで無茶な設定盛りは有りなんだろうか…(笑

今回の裏テーマはコミカライズでしたけど、
コミカライズはねー… 難しいよねー…
特に前作の「俺妹」のコミカライズは賛否が分かれたからなぁ…
原作通りにやらなかったら原作信者から叩かれるし、
原作通りにやっても原作読者からは新鮮味が足りないと言われることもあるし、
割りと八方ふさがりなので、そこは漫画家サイドが割り切るしかないんだろうなぁ…

そもそもコミカライズはメディアミックスの一環なので、
原作に縁遠い人に手に取って貰うのが主目的だと思うしね。
今の所rinさんによる「エロマンガ先生」のコミカライズは評判が良いし面白いと思うので、
原作読者は安心して読めると思いますよ!

閑話休題。
今回のエルフちゃんの行動だけど、彼女が海外で育ったのならごく自然の行動でしょう。
日本では論語の「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」な文化が染みついているけど、
キリスト教圏では聖書に「Do unto others as you would have them do unto you.」とあるように、
自分が他人からして貰いたいように他人にしなさい、と大きなお世話文化ですからね。
こればっかりはカルチャーギャップなんで仕方ない。
むしろちゃんと後で謝ってきたエルフちゃんは偉いと思うし可愛かったです。

というか、伏見つかささんはキャラを可愛く魅せるのが本当に巧いですよ…!
電車内で紗霧にセクハラされるエルフちゃんも可愛かったし、
アルミちゃんにセクハラされるエルフちゃんも可愛かったし、
マサムネに突き放されて涙目のエルフちゃんも可愛かったです。

でも私が一番好きなのは千寿ムラマサちゃんでありまして、
彼女の出番が少なかったのだけは残念でした。
まぁね、出番は少なかったけど最高に可愛かったですよ!
SF小説も書いているのにSkypeでのビデオチャットやニコ生も判らないトコとか、
少ないお小遣い(一千万部作家なのに)でマサムネの所に通い詰めるトコとか、
突き抜けた原作厨なトコも一周回って可愛かったです。
ムラマサちゃん、好きだー!

それにしても…
アニメになったら声優さんが大変だなぁ、と思いました。
女性声優さんに「ちんちん」と言わせる伏見つかささんは変態だと思うの。(今回のオチ

:: 2015/3/9 月曜日::

■[ラノベ]ただの人間を応援する物語「俺の教室にハルヒはいない」4巻

「俺の教室にハルヒはいない」シリーズはこの4巻で完結です。
好きな作者だし、好きな内容で自分にも合ってただけに終わるのは悲しいですね…

仕事が順調なカスガとちょっとした喧嘩になってしまったユウ。
そんな時にクラスの凛々しい眉毛で黒髪ロングな委員長から、
人気のない教室に呼び出されてのんきに告白かと思っていたら、
その委員長が手に持っていたのはカッターナイフで…

タイトルから判っていましたが、
そこまでハルヒをフィーチャーしなくても良いんじゃないかな?
とも思いましたが、そのお陰で「涼宮ハルヒの憂鬱」を読むことになり、
ユウが「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品を理解し、
ひいては自分のことを知ることが出来たのは、
これもひとつの人生万事塞翁が馬ってヤツなのかな、と。

もちろん作品に対する解釈は人それぞれだと思いますので、
「涼宮ハルヒの憂鬱」の解釈だけが正統の正解だとは思いませんが、
この解釈もひとつの正解なのは間違いないと思います。
ハルヒ自体も既にひとつの歴史的コンテンツになってしまったので、
その作品を読んで影響を受けるキャラのコンテンツがあっても良いですよね。

まぁ、それはそれとして最後の展開は実に良かったですね。
カスガもマナミも神楽坂先輩も良いキャラしてました。
直球ド真ん中なカスガの告白も良かったけど、
マナミとの不思議な距離感の告白も良かったです。
つまりこれはマナミが正妻でカスガが愛人で神楽坂先輩がセフレということですね!(ぇー

これで完結なのは残念ですが、良い終わり方だったと思うので次回作にも期待したいです。
新井輝先生、また新しい作品をよろしくお願いします。

:: 2015/3/2 月曜日::

■[ラノベ]読めば読むほど涎が溢れる「異世界食堂」1巻

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:犬塚 惇平
出版社:主婦の友社( 2015-02-28 )

作者サイト:犬塚惇平(犬派店主)
絵師サイト:エナミカツミ ウェブサイト
絵師twitter:エナミカツミ(@enonami)さん | Twitter

オフィス街に程近い場所にある商店街の3階建てビルの地下一階にある「洋食のねこや」
五十年前からやっている洋食屋で、洋食という名前以上にメニューは多彩。
客が殆ど居なくなる土日が休みだけど、土曜日が定休日なのは実は表向きだけ。
土曜日は特別なお客様を迎え入れるために中年の店主一人だけ切り盛りする特別営業日。
その特別なお客様たちからは「ねこや」ではなく「異世界食堂」と呼ばれていて…

昨今怒涛の勢いで書籍化される「小説家になろう」の中でも、
常にベスト10に入りながらも何故か書籍化されずに不思議に思われていた「異世界食堂
正に待望という言葉がぴったりの書籍化がなされ、ヒーロー文庫から発売されました。
いやはやめでたい。

エルフ、ドワーフ、リザードマンにハーフリングと人間以外の客が多数訪れ、
異世界日本の洗練された料理の美味しさに驚くという設定の妙。
また、客の一人ひとりにドラマがあり、それが繋がっていく物語の面白さ。
更に、一話ずつ読んでいくと次第に異世界の設定が解っていく構成の巧みさ。
そして何より、料理を食べているシーンの描写が本当に美味しそうなんですよ!
しかも書籍化に伴い挿し絵が付いたことで、より一層食欲を刺激してくるから困る!

例えば、あるベジタリアンなエルフ向けには豆腐ステーキ
例えば、ある駆け出し猟師が初の獲物の一角猪の肉で作ったポークジンジャー
例えば、手の平サイズの小人のリリパットたちが群がるホットケーキ
本当に読めば読むほどに涎が口中に滲み出てくるんですよ!
深夜に読むことはお勧めできません。(笑

それに登場人物たちのドラマも面白いんですよね。
病気で寂しく療養している皇女が祖父に連れられて幼い頃に食べたチョコパフェの話だったり、
無人島に漂着し、ねこやでカレーライスを食べることを生き甲斐に20年間生き延びた将軍だったり、
異世界食堂で見掛けて皇女に惚れてしまった砂漠の国の王太子だったり、
どのエピソードもキャラクターのバックボーンが感じられて面白いです。

あと、書籍版にはプロローグと書き下ろしエピローグ「豚の角煮」が収録されています。
プロローグのお陰で世界観が判りやすくなってるし、
エピローグの豚の角煮も店主のキャラクターを掘り下げてくれて良い仕事してくれてますので、
Web版のファンの人は是非読んで欲しいです。

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