その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/10/28 火曜日::

■[ラノベ]軍神・上杉謙信を攻略せよ!「織田信奈の野望 全国版」12巻

織田信奈の野望 全国版 (12) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2014-10-18 )
絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter

Kindle版:織田信奈の野望 1
Kindle版:織田信奈の野望 2

Kindle版:織田信奈の野望 10
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 11

ありのままの姿見せるのよー

アイと雪のお姫様な上杉謙信との合戦がこの12巻のメインなんですが、
いくら上杉謙信が雪国育ちの姫武将でアルビノだからとはいえ、
本文の挿し絵が真っ白というか零なのはどうかと思うんだ!
みやま零さんだけに零って、なんでやねん!(ノリツッコミ

まぁ、それはともかく300ページ以上の分厚さですが、
その分上杉謙信こととらちよちゃんの可愛さは堪能出来ましたね。
誰よりも優しく、義に厚く、そして何よりも強すぎたがために、
毘沙門天となってしまった上杉謙信。
彼女を普通の人間に戻すために、苦心するのは良晴らしいと思いましたね。

安土城での盂蘭盆会でのお忍びデートでは、
嘘がつけない毘沙門天なトコとか割りとおマヌケなトコを見せたり、
色々と可愛らしい所が見えたのに、合戦での強さは半端ないっすね。
史実に残っている合戦の勝率も群を抜いているし、流石と言えましょう。

でも、今回一番株価を上げたのは今川義元ちゃんかな!
勝家並みの巨乳で当ててんのよをしてくる積極性もそうだけど、
独自の幸福論を持ってたり、安土城で光源氏六条院計画を持ち出してきたり、
流石はかつて東海一の弓取りと言われていた大大名ですよ。
良妻な一面も見せてくれるし、案外、義元ちゃんが正妻なのもアリなのでは。

官兵衛が織田の常備軍を使ってテルシオ陣形を成し遂げたり、
if的な軍略的な面白さももちろんあるんですが、
可愛い姫武将たちの魅力も捨てきれないので、
やはり次回こそは挿し絵を入れて欲しいモノであります。

さて、次回はまた九州が舞台でどんどん戦線が拡大傾向ですが、
どうやら大きな戦いで一気に事態が決着がつきそうな雰囲気なので、
案外終わりは近いのかもしれませんね。
是非ともハーレムエンドで一つお願いしたく!

:: 2014/10/19 日曜日::

■[ラノベ]マニアとメジャーの狭間で「甘城ブリリアントパーク」5巻

遊園地爆破テロはなかったけど、世界バレーのせいで放送延期になったアニメ版甘ブリ!
やはり賀東招二さんは何かしらの呪いを受けているのではなかろうか。
ラティファ姫の呪いよりも、先にそっちを解呪した方が賢明かもしれない。

そう言えばアニメ版ではラティファ姫が盲目じゃなかったですね。
他にも色々と設定が変更されてましたが、
そこはシルフィーみたいに、書いてる内に固まったキャラに合わせたのかもしれない。
それにラティファ姫も放送中に盲目になるというドラマが描かれる可能性もあるし。
まぁ、そこら辺は今後に期待ということで。

3巻から続いてきた新人バイトABCとモッフルたち三バカトリオのエピソード、
今回はそのラストを飾るのは安達映子とマカロンを二人を中心にした娘と父親の物語があります。
マカロンが柄にも無く我慢していたり愛娘への愛が溢れている割りと良い話でしたが、
何だろう、アニメ化だからと媚びている感が無きにしも非ずんば…(ゲフンゲフン

むしろモッフルの苦悩を綴った「リアリティ・バイツ」の方が印象に残りましたね。
一部のマニアに支持を受けるか、より広い層の笑顔とラティファのために矜持をねじ曲げるか。
あとがきでは否定してたけど、これは確かに賀東招二さんがモデルだと思います。

というか、この業界ではよくあることですけどね、こういうこと。
バイクとクルマを描いてれば評価されるのにラブストーリーを描くと打ち切りになる漫画家とか、
パンツと尻が圧倒的な人気を誇るのにヒーローモノを描きたい漫画家とか、
オタク系青春ラブコメで一世を風靡したのに育児モノを描いて売れない漫画家とかね!
操作系の念能力者が変化系の能力を習得しようと頑張るのに似てるというか。
もっとも、エロ漫画を描いてたけど日常系漫画描いて好評になった漫画家さんとか、
少年漫画の作画担当になって大ヒットとか成功例もあるんですけどね!

新しいことにチャレンジするのは良い事だけど、
自分の強みを活かしてお隣の事業に手を出すくらいならリスクが低いけど、
全く違ったジャンルに手を出そうと思えばこういった批判は免れないよなぁ…
私は「ラブひな」も「魔法先生ネギま!」も好きなんだけど、
「赤松健は温泉と裸とラブコメだけで良いんだよ! 熱血少年漫画要素なんてクソだ!」
と憤る友人も居たしなぁ…
私はその熱血少年漫画要素も好きだったんだけどね。
難しいモノです。

それよりもカラーピンナップで女性キャストたちが温泉に入っている見開きがあるというのに、
本編ではその要素が一切無いっていうのはどういうことですか!
これこそ、読者に対する裏切りってものですよ!
女神の来日(温泉編)みたいな展開を期待していたのに!
期待していたのにぃ…!(血涙

賀東招二のバカ野郎!

:: 2014/10/15 水曜日::

■[ラノベ]妹の髪シャンプー職人の朝は早い。「天使の3P!×4」

天使の3P!×4 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )
作者サイト:蒼山サグ Official
作者twitter:蒼山サグ(@SagAoyama)さん | Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

Kindle版:天使の3P!
Kindle版:天使の3P!×2
Kindle版:天使の3P!×3

冒頭から妹との混浴とか相変わらず初っ端からかっ飛ばすなぁ…(笑
確かに前回前振りがあったとはいえ、7ページも使って妹の髪シャンプーを描写するとか、
流石は蒼山サグさんやでぇ…
というか今回は妹だけじゃなく、混浴しまくりである。
これはアニメにした時に凄い画面になるぞ!
具体的に言うと肌色と謎の白い光線で画面が構成されると思う!

さて、今回はあとがきにもあるようにちょっといつもとは変則的です。
とはいえ、基本骨子である「ロリ」「ほのぼの」「ラブコメ」「善人」は変わりません。
変わったのは作中で学習マンガよろしく、簡単なノウハウ的なことをやっているんですよね。
具体的に言うと作中で作曲のやり方やコード進行とかの初歩をやっているのです。

でも、それも潤の成長を描く上では避けて通れない必然の結果であり、
物語をより面白くすることはあっても、退屈させるものではないのです!
初心者が疑問に思うことを丁寧に子供に教えるように(実際に潤たちは子供なんだけど)、
音が鳴らない紙面からでも感じられるように書かれているのは素晴らしかったですね。
そして作中の曲を実際に作ってるのは凄いと思いました。

多芸だな、蒼山サグさん…
他にも競馬も趣味なんだよなぁ…
ということは次は少女騎手ラノベか…(ぉ

そしてもう一つ新しい展開がラストのアレですね!
散々残念な所を見せてきた桜花がこういった役をやるとは…!
「ロウきゅーぶ!」で葵がなれなかったポジションになることが出来るのか…!
それともやはり小学生に負けるのか!?
これは次巻も期待ですね!

:: 2014/10/13 月曜日::

■[ラノベ]水着だ! 温泉だ! ラブコメだ!「エロマンガ先生 3 妹と妖精の島」

エロマンガ先生 (3) 妹と妖精の島 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )

作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています

千寿ムラマサちゃんマジで可愛いですよね!

可愛い。とにかく可愛い!
3巻では義妹の紗霧は自宅でお留守番で、
ムラマサちゃんとエルフと南の島でバカンス、もとい執筆合宿!
まぁ、他にエルフ兄がいたりもう一人男性作家もいるけど、
ぶっちゃけメインはムラマサちゃんとエルフの水着姿だと思うわけですよ!

それにしてもムラマサちゃんはマジで可愛いなぁ…
和服でパンツはいてない属性持ちというのは予想通りでしたけど、
締め切りに対するスタンスとか予想以上なクレイジーさを持ってましたね!
でもそんなことが些事に思えるほどに可愛い。
マサムネの作品が好きで好きでたまらないトコとか可愛いし、
中学二年生とは思えないほどに良い身体してて恥じらってるトコも可愛いし、
エルフに簡単に言いくるめられてエロい目に遭っちゃうトコも可愛い。
これは薄い本での展開が目に浮かぶかのようだ。
多分、エロくて薄い本ではツイスターゲームどころじゃないぞ!

そしてエルフはエルフで可愛くて驚きました。
露天風呂でのメキメキッなトコも良かったけど、
マイフェイバリットなトコは名前を呼ばれてハートマーク付きで返事したトコかな!
これは結婚したら尽くしてくれそうなタイプだな…!
初めは全裸変態キャラだったのになぁ…
女の子は恋をすれば変わるってヤツかな…?(自信なし

しかし、そんな萌えっ娘二人に言い寄られながらシスコン一筋なマサムネさんパネェっす。
紗霧の引き篭もりの理由も単純なモノではなさそうだけど、
そこら辺は今後語られることになるのでしょうか。

取り敢えず今回で第一部完、とのことですが、
4巻のプロローグがアレだったので早く続きが読みたいです。
そしてムラマサちゃんの萌えっぷりを更に堪能したい次第であります。

:: 2014/10/11 土曜日::

■[ラノベ]戦士たちの休息「アクセル・ワールド 17 ―星の揺りかご―」

アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

16巻の感想
「メタトロンと黒雪姫の二人がハルユキのご主人様がどちらか揉める展開はよ!」
とか言ってたら早速17巻でやってくれましたよ!
しかも「親」の黒雪姫だけじゃなく、「師匠」の楓子さんまで参加してのプチ修羅場!
いやー、今回は中休み的な巻とはいえここまでサービスしてくれるとは…
ありがとうございます!

ISSキット本体を倒すことが出来たけど、災禍の鎧マークIIは破壊できず、
更には加速研究会の正体は判ったけど、確たる証拠は手に入れられず。
お陰で七王会議では決定打に欠ける議事進行だったけど、
次への布石は何とか打てたかなって感じですね。

ネガ・ネビュラスというレギオンも一気に構成員が増えただけでなく、
最後に出てきたあの人は多分あの人だから面白いことになりそうですね!
というかまた「つづく」かよ! と思ってしまう訳ですが。
まぁ、今回はそれほど緊迫感がある「つづく」じゃないだけマシかなー(←飼い慣らされた発言

それにしてもこの表紙はある意味残酷ですね…
黒雪姫のスレンダーっぷりがこれでもかというほど判るというか。
まるで楓子の方がメインヒロインかのようだ…
というか、乳に関しては貧乳はロリ以外では黒雪姫だけなのでは…
ドンマイ、黒雪姫…

それはそうと、大天使メタトロンですが相変わらず良いキャラしてると思います。
そして何故か既視感があるなぁ、と思ってたんですが先日その理由が判りました。
この傲岸不遜で、しもべと呼びながら愛情たっぷりで、ツンデレ風味で、見た目若いけど歳食ったババア…
3X3EYESの三只眼とかぶる属性があるからなんだ…!

:: 2014/10/7 火曜日::

■[ラノベ]年少組の冒険「ログ・ホライズン 8 雲雀たちの羽ばたき」

ログ・ホライズン 8 雲雀(ひばり)たちの羽ばたき
著者/訳者:橙乃ままれ
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-09-29 )
作者サイト:m2lade JAM
作者twitter:橙乃ままれ(@marmalade_macro)さん | Twitter
絵師サイト:instantGarden
絵師twitter:hara(@harapand)さん | Twitter

アニメ2期が始まったログホラですが、この8巻までやるみたいですね。
刊行後、すぐにアニメになったものが読めるというのは嬉しい限りです。

6巻が女性たち、7巻が男たちそれぞれの友情の物語だったけど、
この8巻では年少組の男女混合の友情が描かれつつ、
西のギルド「Plant hwyaden」の動向と世界の秘密が垣間見える内容でした。

今回は新キャラとしてロエ2という死霊術士に特化した召喚士が出てきましたが、
名前といい見た目といい装備といい、どう考えてもシロエの関係者。
というか名前からしてシロエのサブキャラじゃないですかー!
実際コミカライズ版の第一話で出てきてるし!

loghorizon08_01

まぁ、ネトゲはサブキャラがいるのが当たり前ですからね。
とはいえ、シロエがシロエとして存在しているならこのサブキャラの中の人は一体…?
航界種とかの話は次のカナミが主役の外伝である9巻に持ち越しになるかと。

というかロエ2が割りと巨乳なのってカナミの影響なんでしょうか。
シロエはカナミに恋心か憧れを持ってたみたいだしなー

閑話休題。
年少組だけの旅行、というかクエストだけど、
失敗して野宿とかの経験すらも楽しむことが出来る仲の良い子供たちを見てると微笑ましいですね。
そうだよなー、当時は何もが新鮮な驚きで満ちていて楽しかったなぁ。
それが親友とも言える友達が一緒なら、楽しさも倍増ってなもんだよね。

その旅を彩ってくれる五十鈴の歌だけど、
まさかこの世界に四十二しか歌がなかったとは、五十鈴じゃなくても驚きですよ。
だからこそ、深く考えずにただ楽しくて好きな曲を歌っていた五十鈴は落ち込んだんだよなぁ。
プロのミュージシャンを父に持つからこそ、盗作への強い忌避感もあったのかもしれないですね。
でも、そこから立ち上がって四十三曲目を歌った五十鈴はまだちっぽけかもしれないけれど、
一歩を踏み出すことが出来た立派な「冒険者」だと思います。

そしてもう一つ見過ごせないのは望郷派のオデュッセイア騎士団。
今まで目を逸らしてきた、現実に戻ることを切望する人たちの登場ですよ。
確かに、騎士団の人間みたいに結婚を間近に控えていた人がいてもおかしくないよなぁ。
そういう人たちに狂うなって言う方が無理ってなもんですよ。
にゃん太班長ですら、解決策を導けないこの難問は胸にモヤモヤが残るものでした。

さて、次回はかつてWebで掲載されたものの大人の事情で引っ込められた外伝です。
舞台は現実において中央アジアのあたりで、主役はシロエやにゃん太たちが参加していた「茶会」の要。
実質的なリーダーであったカナミが大暴れします!
既にアニメでは冒頭でお披露目してましたけど、彼女のキャラは豪快ですからね。
シロエたちが心酔して一緒に歩んできた理由がよく判りますよ。
アニメ登場時期とほぼ同時に刊行されると思うので楽しみであります。

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