その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/8/11 月曜日::

■[ラノベ]米国、介入「ソードアート・オンライン 15 アリシゼーション・インベーディング」

アメリカはいつも余計なことをする…

予想通り、ラースを強襲したのはアメリカNSAに依頼されたPMCで、
その目的は完成した人工知能を掻っ攫うという横暴なモノ。
流石はアメリカ、大国のエゴが剥き出しの作戦で納得です。
汚いさすがアメリカきたない。

そしてそんなアメリカの強襲作戦で発生したサージ電流の余波で、
殆ど廃人みたいになったキリトを世話することになったアリスですが、
彼女には守られる立場の住人たちのエゴに曝されてSAN値が下がってましたね。
これは読んでても結構ストレスが溜まりました。
それでもアリスはギリギリの所でキリトから託された想いを胸に踏み留まっていましたね。
このキリトとアリスの間にある不思議な関係は、
戦友というだけでは腑に落ちないものがあってちょっぴりニヤニヤしちゃったり。

そんなアリスとの関係を知る由もないアスナさんですけど、
正妻力を発揮してついにアンダーワールドに降臨ですか!
MORE DEBAN村の住人にならないとか、流石はアスナさんです。
しかし最終負荷実験とアメリカの介入で予断を許さない状況なので、
これからの展開が凄く気になる所です。
キリトさんー! 早く目覚めてくれー!

それにしても天使の名を持つアメリカ人が、
魂の理解を求めて殺人を犯し、更にはアンダーワールドに闇神としてログインするとか、
中々に皮肉が効いてますね。
一筋縄ではいかなそうな性格というか嗜好と思考をしているので、
アンダーワールド大戦はかなり混沌としそうです。

うーん、早く続きが読みたい。

:: 2014/8/5 火曜日::

■[ラノベ]そして伝説のその後「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女」上、下

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(上)
著者/訳者:七沢またり
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-07-31 )
作者サイト:七沢またり
絵師pixiv:「おぐち」のプロフィール [pixiv]
絵師twitter:おぐち (OGch)さんはTwitterを使っています

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)
著者/訳者:七沢またり
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-07-31 )
作者サイト:七沢またり
絵師pixiv:「おぐち」のプロフィール [pixiv]
絵師twitter:おぐち (OGch)さんはTwitterを使っています

にんぽっぽファンにとっては有名ですが、この作品は元々ドラクエ3の二次創作として書かれたものです。
しかし、小説家になろうが二次創作小説を禁止したために消滅したんですが、
その後、同じ世界観を根底にした「死神を食べた少女」が人気を博して書籍化された後、
新規オリジナルとして再構成されたものがこの「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女」になります。

再構成されたとはいえ、基本的な所は変わってません。
ルビス→女神、カンダタ→ボーガンと設定と名前が変わったキャラも居ますし、
主人公の勇者も、元々心優しい少女だったのが強制的に生き返る身体になり心が壊れた描写がなくなり、
「ベホマ」「ザオラル」「ミナデイン」といった判りやすい呪文の名前も無くなっていますが、
それでもこの作品の面白さは何も変わっていません。

魔王を倒した勇者が、勇者を見捨てた元仲間の3人の暗躍もあり、
その実力の異常さから人々に忌避されるという展開は、
吉崎観音の「ドラゴンクエストモンスターズ+」のロランに近いです。
3人の元仲間の情報操作で3人が本当の勇者だという伝説となり500年、
封じられていた勇者が目覚めて迷宮都市に姿を現してからこの物語が始まります。

天然バカの猪娘の狂戦士マタリ、ピンク色の死霊術師エーデル、丸眼鏡の学者ルルリレ。
いつの間にか3人の仲間に囲まれ、少しずつやわらなくなっていく勇者だけど、
魔物を殺すということにだけは妥協を許さず、勇者という矜持は決して捨てず、
外道に堕ちた人間も魔物として断罪していく姿は歪ですが美しもあります。

それにしても七沢またりさんが書かれる物語は陰惨な部分が多々あるけど面白いんですよね。
元々純真だったけど悲劇に見舞われて外道に堕ちた人間や、
外道に堕ちた人間の子孫だけどまともな人間や、
魔物なんだけど最期まで人間より純真だった魔物と、
中々に心を抉ってくるものがあります。
特に何度も勇者に救われながら、肝心な所は勉強せずに最後には外道に堕ちたエクセルとか、
本当に救われないから胸くそ悪くなること請け合いですね!
でも面白いんだ!

書籍化に伴い、時系列的に後になる「死神を食べた少女」との伏線も強化され、
ルルリレも死ぬ運命から脱却して勇者の仲間になるという大出世を果たしてます。
挿し絵もありますし、Web版を読んでいる人にもお勧めですね。
まぁ、上下巻合わせて1000ページ近くあるのでかなり時間は掛かると思いますけど、
夏休みがあるから問題ないよね!(笑

:: 2014/8/3 日曜日::

■[ラノベ]おっぱいに無防備なカスガ「俺の教室にハルヒはいない」3巻

2巻直後から話が続いている3巻です。
カスガの強さのお陰で冷静になることが出来たユウが、
マナミと仲直りするために家に会いに行ったら、
マナミの妹と父親とご対面するだけではなくて、
明日学校に登校するためにユウの家に泊まりにくることになって…

マナミとカスガの微妙なすれ違い具合が絶妙すぎる。
プライベートではユウの家でニアミスしまくりで、
仕事場ではお互い素顔で仕事をしているのに、
何故かカスガは気付かなくて…
もしかしてとは思ってたけど、カスガはドが付く天然さんなのであろうか…

というかユウの方が天然なのかもしれない。
神楽坂先輩なんかあからさますぎるアプローチかけてきているのに、
スルーするどころか気付かないとか、鈍感という言葉すらも生温い。
ユウは恋愛には向いてないのであろうか…

マナミもカスガも神楽坂先輩も徐々にユウとの距離を詰めてきているけれど、
お互いがお互いのことを知っているようできちんと知ることが出来てないように見えます。
彼女たちがお互いのことを気持ちも含めて知り合うことが出来たら、
何かが起こると思うのですが…

まぁ、それはもうちょっと先なのかな?
何よりこういった絶妙な距離感の取り方が新井輝作品ですしね。
続きが楽しみです。

:: 2014/8/2 土曜日::

■[ラノベ]蛇と魔王の欺し合い「フレイム王国興亡記」2巻

たまたま召喚された銀行員による異世界での経営改善ファンタジー

今回も基本プロットはWeb版から変わらず、大幅に加筆修正されています。
商業国家ソルバニアからの招致と狡猾な経済交渉は変わらず、
エリカが浩太に惚れるエピソードが追加されているし、
1巻と同じく面白要員のノエルが良い味を出してくれてます。

ソルバニア王カルロス一世は今回良い悪役してますよね。
中世レベルの経済基盤でテラで浩太が行った経営改革のキモである紙幣の導入を、
あっという間にその利点を把握しただけでなく、
それを用いたアレコレを画策するとかもの凄く頭が柔らかいし回転が速いです。
それだけ見ると凄いんだけど、テラに喧嘩を売ってくるからなぁ…
まぁ、商売とするなら当然なんだけど、どうしても悪役に見えてしまいます。
カラー口絵も相まって、本当に「蛇」って印象です。

浩太とカルロス一世の欺し合いは見せ場であり面白かったけど、
割りとストレスがたまるものではありましたね。
だからこそノエルは雰囲気を変える良い仕事をしていると思います。
書籍化になって良かったのはノエルが登場したことだよなぁ。
挿し絵が付いて萌え度が上がったこともそうですけどね!

そにれしても絶壁公爵と寡黙メイドの次はロリ姫ですよ。
次々とハーレムを構築していく浩太ですが、真ヒロインは未登場なので、
エリカたちは油断出来ないですよ!
あー、早く綾乃が出てこないかしら。
まぁ、次の3巻は秋発売なので出るとしても来年っぽいですが。

それはそうとあとがきに出ていたFって私ですよね、多分、きっと。
これで違ったらかなり恥ずかしいな…(笑

:: 2014/7/17 木曜日::

■[ラノベ]大地を育み、育まれてきた笑顔「のうりん」9巻

のうりん 9 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2014-07-14 )
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (nankagun)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ticketchan
絵師twitter:切符 (ticketchan)さんはTwitterを使っています

Kindle版:のうりん 1
Kindle版:のうりん 2

Kindle版:のうりん 7
Kindle版:のうりん 8

緑 園 祭 である!

ついに始まった3日間開催される美濃田茂農林高校の緑園祭!
一日目は体育祭、二日目は文化祭、三日目は販売日で、
もちろん物語的なクライマックスは三日目になるんですが、
初日から盛り上がりまくりの展開でした!

8巻で思わせぶりに登場した3年生の元四天農でしたが、
渡辺率の高さ以外は個性出してこなかったナー?
まぁ、登場ポーズがギニュー特戦隊そのまんまだったりとパロはやってくれましたけどね!
というか今回はドラゴンボールネタが多かったな!
丸太とか他作品のネタもあったけど、全体的にドラゴンボール率の高さが際立ってました!

元四天農以外も新キャラが出てましたが、今回一番驚いたのが過真鳥怜ちゃんですよ!
継の従妹で現在は義妹の典型的なツンデレ! カワイイ!
その可愛さは思わず良田さんが幼児退行を起こすほど!
良田さんと言えば今回はおっぱい揚力で舞空術を披露するとか、
もはや人外の領域にかっ飛んでましたね…(笑

三日目もその巨乳っぷりをいかした巨乳餅つきとか大活躍の良田さん!
他の四天農もバイオ鈴木の「若腐物語」はいつも通りクレイジーだったし、
マネー金上はやたらと可愛くてニヤニヤ指数が高くて素晴らしかったですね!
林太郎と花園はまさかのコンビで別の意味で驚きましたが。

とはいえ今回一番活躍したのはやっぱりベッキーかなぁ。
体育祭では元四天農の出番を食う、ラスボス感が半端ない活躍!
文化祭では思わず同情してしまうソロライブのポニーテールの四十!
販売日では別人かと思うほどに教育者として良いトコを見せてくれたベッキー!
もうこの9巻はベッキーのためにあるんじゃないかと思うレベル。

まぁ、今回のメインヒロインは表紙も飾った林檎ちゃんなのは間違いないんですけどね!
農業高校で少しずつ育まれてきた林檎ちゃんの思いと、
それを支える農業高校のみんなの人柄が伝わる見開きは最高でしたよ。
ほぼ毎晩畑の世話をみにくる林檎ちゃんの情熱はもう充分に農業高校の一員だよ!
そろそろDASHに出演しても大丈夫なレベル。

それにしても農業高校の偏見は確かにあるかもなぁ…
斯くいう私もこの作品がなかったら偏見はあっただろうし、
「銀の匙」しか知らないとアレがデフォルトだと思いそう。
「のうりん」でも言ってるけど、北海道は特別ですから!
ある意味「銀の匙」も農業高校への偏見を強めているのかもしれない…(笑

ちなみに私が一番可愛いと思ったヒロインは工です。
耕作の脚にしがみついて離れないとか相変わらず可愛いな…
育てたい、その笑顔。

:: 2014/7/15 火曜日::

■[ラノベ]まだまだハーレム拡張中「帰ってきた元勇者」2巻

ケモロリとエルフロリの追加入りました!

異世界召還→地球送還→自力で異世界転移(←イマココ
ハーレムを手に入れる前に地球に戻されちゃった主人公・ハルトが、
ハーレムを手に入れるために異世界に戻って、
鍛え上げた実力で女の子たちとイチャラブする物語の2巻であります!

第三王女のリティナ(巨乳)まで頂いてしまった(性的な意味で)ハルトですが、
流石に第三とはいえ王女なのですんなりゲットというわけにはいかず、
順列的に降嫁するはずだったコルダート侯爵家に挨拶をしに行くことに。
しかし、侯爵本人は王立学校の卒業試験でダンジョンに潜っており…

ダンジョンで窮地に陥っている天才エルフ少女のセリスを助けるとか勇者してますね!
ローリエに続いて、襲ってきた美少女・ターニャを虜にするのも、
ある意味ハルトらしいですね。
何も考えてない行き当たりばったりで取り敢えず美少女とエロいことをするという、
そのシンプルな思考回路は嫌いじゃないです。(笑

アンダルギアとは別な異世界かと思いきや、
案外ハルトのことを知る勢力がいたりと色々と世界の謎はあれど、
そんなことはどうでも良いとばかりに、
女の子たちとイチャラブすることにのみ全力を注ぐハルトが清々しいです。
というかリティナとか女の子たちもノリノリで読んでて楽しいんだよなぁ。(笑

一人称のセルフツッコミ系の文体も読みやすいので、
3巻も変わらず頑張って欲しいですね。
ローリエのパンチラ的な意味でも。

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