その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/7/13 日曜日::

■[ラノベ]磐都高校の新入生「ドウルマスターズ」1巻

ドウルマスターズ (1) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-07-10 )
絵師サイト:尾籠の沙汰
絵師twitter:tarou2 (tarou2)さんはTwitterを使っています

「魔法科高校の劣等生」作者が送る、西暦2400年代が舞台のロボットSF!

かつて「魔法科高校の劣等生」が書籍化される際にちょっと話題になった、
電撃文庫大賞に応募して落選した佐島勤さんの未発表作品。
それを原形にしたのがこの「ドウルマスターズ」です。

確かに、これは「魔法科高校の劣等生」と同じ作風だと判りますし、
超能力はともかくロボットSFでは落選するわなぁ、と。
しかも宇宙でロボットでバトルするのは兎も角、ガンダムみたいにビームでデブリ量産ではなく、
デブリを出さないような地味めなバトルで、衛星軌道のアレコレとか真面目に考証してますからね!
「魔法科高校の劣等生」で知名度を上げて、アニメ放映中に、「キルラキル」のtarou2が手掛け、
そうすることで勝負を賭けてきたんだよなぁ、と思います。

人類が国家解体戦争を経て、完全自給型のポリスに引きこもった未来。
ポリスを束ねる太陽系連盟によって管理される世界で、ポリスに住めない人類が築いたオートン。
不安定なエネルギー源に依存するオートンが多い中、小田原オートンは地熱発電で比較的マシだったが、
横浜ポリスは自らの安定化のために小田原オートンに侵攻。
小田原に雇われた朱理と蒼生の早乙女姉弟はドウルを駆り、横浜ポリスのエースと戦うが、
そこで蒼生は特異的な才能を見せて…

冒頭のシーンと冒頭の膨大な設定から学園モノかと思いきや、
まずは入学するまでの騒動だけで1巻が終わってしまったでござる。
いや、面白かったけどこのペースで大丈夫なんでしょうか…(笑
ヒロインは姉の朱理は割りと可愛いし、人類最強に近いエースの玲音も天然さんで魅力的ですが、
それにしたって割りとバトルばかりで凄かったなぁ、と。(笑

主人公に秘められた才能の発露やライバルとのバトルとか面白い要素はあるので、
次回以降の展開には期待したい所なんですが…
ロボットSFって鬼門らしいからちょっと心配です。(笑

:: 2014/7/8 火曜日::

■[ラノベ]開幕ダッシュの第2部スタート!「彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの」

忘れられていた颯太の姉とは、菜波のことだったんだよ!(ナ、ナンダッテー

まさかアニメにネタバレ食らうとはなぁ…
1クールで原作9冊分をやるという無茶ぶりも凄かったけど、
それにしても第2部冒頭で明かされる設定を先にやるとは…
いや、良いんですけども!

第1部で仮想世界で天使との戦いを終え、現実世界に戻ってきた颯太ですが、
彼がプレミアム・カグラ号に乗る理由までの記憶も取り戻すことに。
しかしここにきてまさか新ヒロインが出てくるとは思わなかったんじゃよ…
いや、まぁ、ちゃんと仮想世界でも伏線があったんですけども。
とはいえ、ここで巨乳キャラで来るかぁ、とも思いました。

愛菜の一番大きな属性は巨乳ではなく幼なじみ属性でしょう。
まさか颯太に対して一番初めにアタックを掛けたキャラがいたとは…
そんな愛菜が居なくなった状態での学園編スタートかと思いきや、
クエスト寮生全員が揃う前にまさかのバトルですよ。
この展開は予想していなかった。

それにしても神界の天使を退けたと思ったら次は天界の騎士たちとは。
竹井10日作品ではよくあることとはいえ、壮大すぎるスケール感が凄いです。
竹井10日作品はエロゲを含めてほぼ全て網羅している私でも、
未だに把握しきれていないクロスオーバーっぷりですので、
がをられしか知らない人は何となくの理解で良いと思います。

取り敢えず、かなり窮地に陥ってしまった颯太だけど、
きっとクエスト寮生が揃ってなんとかしてくれるに違いないと期待していますので、
次巻を楽しみにしています。

:: 2014/7/6 日曜日::

■[ラノベ]サーモン海域を防衛せよ!「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます!」2巻

1巻では鉄底海峡を攻略するという攻めの内容でしたが、
この2巻では逆に深海棲艦からの攻撃から如何に防衛するかという、
守りの展開がメインになっています。
そういった意味では1巻とはコンセプトは逆になっていますね。

2巻では艦娘が結構揃っているために色んな艦娘が出てきます。
もちろん赤城と加賀はメインヒロイン級なので出番は多いんですが、
軽巡も球磨や能代、重巡も摩耶が出るし、駆逐艦も浜風とか比較的新しい艦娘も。
そしてそんな様々な艦娘が出ていながら、ちゃんとキャラが書き分けられている所に、
作家的にも、提督的な意味でもベテランの風格を感じました。

挿し絵ももちろんよくて、個人的に一押しなのがお風呂回ですね!
巨乳艦娘ばかりに囲まれた大鳳ちゃんが可愛かったです。
まぁ、おっぱい的には恵まれない大鳳ちゃんだけど、
戦闘場面ではちゃんと見せ場がありましたしね。
流石は装甲空母って感じでしたね!

とはいえ、一番良い場面持っていったのはやっぱり大和だよなぁ。
大艦巨砲主義が見事に花開く展開とか格好いいの一言ですよ。
触接機と超長距離のレンジを持つ46センチ砲ならではの活躍っぷりには、
ちょっと痺れるものがありますね。
大和が建造された時はこういった運用が期待されてたんだろうなぁ…

しかし今回一番良い仕事をしたのは潜水艦娘たちでしたね。
シオイちゃんもグッジョブだったし、ゴーヤは単純に可愛かったでち!
次はイムヤとかも活躍の場面があると良いですね!

:: 2014/6/30 月曜日::

■[ラノベ]終末兵器ただの木の枝爆誕!「天啓的異世界転生譚」2巻

【Amazon.co.jp限定】 天啓的異世界転生譚 2 かきおろしイラストペーパー付 (ファミ通文庫)
著者/訳者:ウスバー
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-06-30 )
特設サイト:特集1:『天啓的異世界転生譚』|FBonline
小説家になろう:天啓的異世界転生譚
作者サイト:ウスバー
絵師サイト:猫の温泉
絵師twitter:nyanya (nyanya_)さんはTwitterを使っています

伏線と叙述トリックの世界へようこそ!

2巻になってから伏線が地雷の如く埋め込まれまくり、
徐々に炸裂しはじめた感じがします!
「こんなスキル、絶対役に立ちっこないよ!」系のスキルが、
後々になって役に立ってくることが多々あるので、
記憶力が試される本作です。

巨竜をちょっとアレなスキルで倒したコウは一躍時の人に!
アスティエールがチョロイン化したり、
次々とヒロインが現れてしまいハーレム体質系スキルの恩恵が出てますが、
基本的にコウはツッコミ役のままです。(笑

そしてこの2巻ではコウがこの後、最後の冒険まで共に戦う最高の相棒が覚醒します。
そう、たった一行の台詞で圧倒的なまでのチョロインっぷりを見せてくれる…

ただの木の枝が!

実はWeb版でこの作品に惚れ込んだのはこの「ただの木の枝」のシーンでして、
刹那の魔剣という副題も含めて爆笑したものであります。

Web版に比べてここら辺含めて大筋は変わってませんが、
断章の挿入や、細かい所(シロニャの語尾)はチョロチョロ改稿されてて、
随分読みやすくなってると思います。
イラストも可愛いしWeb版既読組も是非読んで欲しいです。

:: 2014/6/28 土曜日::

■[ラノベ]今回はちょっと日常編「甘城ブリリアントパーク」4巻

売れないテーマパークの来場者を増やさないといけない俺様系ぼっち高校生・可児江西也の奮闘記。

今回は中編1+短編3の構成で、どちらかというとふもっふに近い短編集。
とはいえ時系列的にはちゃんと3から続いています。
ただ、短編集に近い構成だからなのか、
4巻ではブリリアントパークの危機感は薄い、どちらかというと日常編です。

中編は2巻で入ってきた3人のバイトのうち、2人目の流血少女、伴藤美衣乃のお話。
いくら何でも美衣乃の周りで流血沙汰が多すぎと言うことで、何かあるのではと疑った西也たち。
丁度魔法の国から来ている奴等が多いということで心当たりに聞いてみたら案の定呪われているらしく、
ヤブ医者を呼んで解呪の儀式を執り行なってみたら、その内容がマニアックすぎるクイズだったり…

いやー、短編集だろうと容赦ないゲスさを見せてくれるキャストたちですね。
一応良い場面もあるにはあるんですが、基本ゲスいというか…
やはりフルメタとのギャップは感じちゃうんだよなぁ。
朝に軍紀を格好良く演説した上官が、夜に居酒屋でセクハラ発言しているのを聞いている感じというか。
面白いんだけども…!

ちなみに短編の中ではPV作成が面白かったです。
見事なまでに「船頭多くして船山に上る」状態でしたね!
無難なモノを作りあげる、個性が薄い人が陥りやすい罠らしいというか。
京都アニメーションだから、このPVもきっちり作ってきそうだよなぁ…(笑

そう言えばアニメですが、秋から始まるみたいですね。
何クールか知りませんがどこまでやるんでしょうか。
というかマジで本編そのままのゲスすぎるネタを放映するんでしょうか。
色々な意味で心配です。

:: 2014/6/26 木曜日::

■[ラノベ]ご当地でアイ! カツ!「10歳の保健体育」7巻

10歳の保健体育7 (一迅社文庫)
著者/訳者:竹井 10日:作 高見 明男:絵
出版社:一迅社( 2014-06-20 )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter

Kindle版:10歳の保健体育 1
Kindle版:10歳の保健体育 2
Kindle版:10歳の保健体育 3
Kindle版:10歳の保健体育 4
Kindle版:10歳の保健体育 5
Kindle版:10歳の保健体育 6
Kindle版:10歳の保健体育 7

1年以上振りの新刊発売!

とはいえ、6巻からこの7巻まで別のシリーズを出しまくりなだけであって、
断筆とかそういったことじゃないんですけどね。
がをられアニメ化とかで大変だったんでしょう。
とはいえ、出版社が違うのに本文でがをられのゴリ押しプッシュをするのもどうかと思いますが。(笑
まぁ、いつもの竹井10日と言えましょうか…

今回はいつもの如く静姫ちゃんの思い付きでみんなが振り回される話です。
静姫ちゃんが何を思ったかはみるをご当地アイドルにしようと、
プロデュースすることにしたんだけど、やっぱり何の役にも立たずに引っかき回すだけで、
色々と人に任せっきりにする所はいつも通りで面白いです。

そして他の作品に下ネタが多いのも本作の特徴ですね。
まさか10歳の少女に「ちんぽじ」とか言わせるとか…
随所に翠蓮とのエロい過去が入るのもそうですけどね!
というか二人の初体験はいつだったんだろう…(ぉ

しかしここに来て最後にあの展開とは…
一体どうなるんでしょうか。
というか、翠蓮ちゃんの嫉妬で大変なことになるんじゃないでしょうか。
大丈夫なのかしら。

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