その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/5/14 水曜日::

■[ラノベ]俺の妹がこんなにパンツ好きのわけがない「エロマンガ先生 2 妹と世界で一番面白い小説」

エロマンガ先生 (2) 妹と世界で一番面白い小説 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-05-10 )
文庫 ( 344 ページ )
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています

「エロマンガ先生」とは、俺妹コンビが手掛ける新作シリーズです!
引き篭もりのイラストレーターな妹とラノベ作家の兄の兄妹ラブコメ!
妹のペンネームが「エロマンガ先生」というだけなので、
けっして快楽天とかに載ってる18禁な漫画とは関係がないんだよ!
えろまん。(仮)」というコミュ障女子と売れない男性作家がタッグを組んで、
エロ漫画家として活躍するという漫画があるけど、それとは関係ないんだからね!
えろまん。(仮) (バンブーコミックス/COLORFUL SELECT) (バンブー・コミックス COLORFUL SELECT)
完全に余談ですけど、作者は元ジャンプ作家の八神健先生です。

で、その「エロマンガ先生」もとい和泉紗霧ちゃんですが、
義妹な上に可愛さは桐乃さんより断然上ですね!(当社比
素直になれないブラコン度は負けてないし、むしろ変態度では負けるどころか圧勝というか…
ほぼ初対面の美少女にスカイプ越しでスカートたくし上げでパンツ見せて貰ったり、
友達になりにきた委員長に緊縛目隠ししてパンツずり下げたり、
シリアス展開なのに執筆に夢中になった少女のスカートをめくってパンツを見ようとしたりと、
えっちな美少女に対する興味がメーターを振り切りすぎですよ!

そして今回表紙になっているパンツ要員ヒロインの山田エルフですが、
相変わらず作家としての態度はダメダメだけど、チョロインとしては最高ですね!
マサムネが妹ラブすぎるを承知の上で外堀を埋めていくかのように立ち回っている気がしないでもない。
それはそうと、確かにこのエルフちゃんはtwitterとか2chとかで炎上しそうだなぁ。
うん、間違っても探偵モノや時代逆行モノを書いたりするんじゃないぞ?(ぉ

しかし今回真ヒロインは新キャラの千寿ムラマサだったと思うんだ!
中学二年生にして1000万部を超える作家とか存在がフィクションすぎるけど、
恋する女の子としての魅力は本物だから問題ないよね!
それにしても一生養ってあげるから自分の為だけの作家になってとか、
女性のオタクさんの界隈ではたまに聞くフレーズだけど、まさかこの作品で聞くことになるとは…

ちなみに前作である俺妹との関連性もすこーしだけ垣間見えますね。
マサムネのサイン会に来た軽音部所属の坊主頭は実家が和菓子屋のロックな奴な気がするし、
千寿ムラマサだって、家が千葉で普段着が和服って2期BD特典小説に載ってたあの子を連想しますしね!
よく見れば挿し絵のセーラー服もどこかで見た覚えがあるような気がするしね…!

そうそう、作中で出てきた作者本人よりも大好きな読者だけの「世界で一番面白い小説」!
これ、漫画だけどそのまんまな例があります。
それは「それでも町は廻っている」の石黒正数にとっての小原愼司さんの「菫画報」です。
作者よりも作品のことを詳細に記憶し、百点満点中百万点つけてますよ、間違いなく。
「菫画報」が4巻で終わったから続きが読みたくて「それでも町は廻っている」を描いてるんだと思う、
と「地球戦争 (2)」の対談で言っちゃってますからね。
こういったエピソードを知っているんで、今回の千寿ムラマサ関連の話は凄く興味深かったです。

そう言えば1巻と違って電撃文庫以外の小説の名前とネタをバンバン出してきましたね。(笑
アキバBlogのインタビューによるとちゃんと許可まで取っていたみたいですが、
まさかエルフ命名のスキル名までそのまんま持ってくるとは思いませんでした。(笑

余談ですが、作中で出ている某作品の作者も、
WEB小説版SAOを中学生の時に読んでしまったから人生が狂ったと言ってました。
げに恐ろしきはWEB小説の業であるなぁ。(今回のオチ

余談の余談ですが、その作家さんはベルセルク童貞だったので、
「13巻を飛ばして読めば良いよ」とアドバイスしておきました。
マサムネのマリみてを「パラソルをさして」だけ抜かして貸す所業よりかはマシだと思います。(キリッ

:: 2014/5/12 月曜日::

■[ラノベ]冷奴と茗荷「はたらく魔王さま!」10巻

つい先日11巻が出たばかりだけどKindle版10巻は出たのが半月前だから仕方が無い。
電子書籍が普及するには値段よりも新刊の発売時期の方が問題だと思うの。

エンテ・イスラに連れ去られた芦屋と恵美の父、
そして帰ってこない恵美を助けるためにエンテ・イスラに渡った真奥と鈴乃。
アルバートと合流することが出来て情報が集まっていく中で判明した真奥の不調。
そんな中、天使とオルバの策謀に翻弄される恵美の元に悪魔大元帥として復帰した芦屋から手紙が届く。
そこには冷奴と茗荷という、日本の習慣に関する話が書かれており…?

いやー、良かった良かった!
長く続いたエンテ・イスラでの騒動もこれで一件落着ですね!
圧倒的な実力がありながらも魔王への復讐という心の芯がなくなってしまったら、
あっさりと勇者としての心が折れてしまった恵美のメンタルでしたが、
まぁ、確かに恵美は子供の頃から普通の農家の娘として育ってきましたからね。
それはもう致し方ないでしょう。
むしろ、その後に残ったのが東京で暮らしていた思い出というのが見所だったと思います。

鈴乃はあっさりと天使たちの罠に掛かって飛ばされていらん子状態かと思いきや、
敢闘賞をあげたくなる程に裏で支えてくれましたね。
エンテ・イスラで培った人脈と地位が見事に役立っていた感じでした。

そして真奥は冒頭から散々情けない所を見せてくれたし、
激戦直前でも割りと日常を感じさせる描写が多かったけど、
決める所は決めてくれて、流石は魔王さまだなと!
まぁ、一番良い見せ場を持っていったのがミキティだったのには参りましたけど!
というかあそこに挿し絵を持ってくるとか卑怯だ。(笑

世界の謎が小出しになっちゃっててモヤモヤでしたが、
そこは11巻に期待したいとこです。
Kindle版はいつ頃出るんじゃろか…

:: 2014/5/9 金曜日::

■[ラノベ]咲き乱れるブルマ!「IS インフィニット・ストラトス」9巻

1年ぶりの新刊ですが、中身は相変わらずすぎて安心しました。
ひたすら一夏に惚れまくっているヒロインたちと、
頭が悪くなりそうなあざとさ満点の展開に、
イラストもブルマでおっぱいでコスプレと盛り沢山と、
もうこれでもかという程にISでしたね!

楯無さんまでも本格的に一夏に惚れちゃったもんだから、
今まであった余裕がなくなり、妄想炸裂させまくりでニヤニヤしっぱなしでした。
他のヒロインたちにも見せ場がちゃんと用意されており、
これぞISっていう感じで読んでて楽しかったです。

それにしても執拗なまでのブルマの描写には、
CHOCOさんのコダワリっぷりが感じられます。
というかカラー口絵で2タイプのブルマを図示するだけでなく、
騎馬戦でのブルマとか、本文でもブルマでブルマでブルマすぎて、
もう凄くブルマでした。

そういえばラストっでしれっと鈴が1組に編入してましたね。
まさか「鈴は2組なのでいない」のネタが使えなくなる日がくるとは…
いや、まぁ、これでみんな同じスタートラインに立ったということで!
次回もバトル要素があっても良いけど、とにかくラブコメでニヤニヤ展開をしてくれたら、
私としては満足であります。

:: 2014/5/7 水曜日::

■[ラノベ]獣人の島で神殺し!?「姉ちゃんは中二病 3 夏合宿で人類滅亡!?」

「吸血姫」として一時的に覚醒した愛子のせいで、
一躍妖怪変化とかが集まりだして波乱が起きそうなサバイバル部は、
そんなこととかお構いなく、愛子の家が持つ海沿いの別荘に合宿に。
そしてサバイバル訓練の名目で離島に行くんだけど、
そこには獣人たちが奇祭を行おうとしており…

冒頭から2巻でやられ役だった退魔師だったり、獣人フェンリルだったり、
世界観保持者だったりと色々と世界設定的に重要っぽいキャラが出てきたけど、
雄一たちサバイバル部は割りといつも通りでしたね。
たとえ獣人たちがバッタバッタ死んでしまってもそんなのに構わず、
ブラコンを貫き通す依子ちゃんや、ノリノリな睦子姉ちゃんはブレないな、と。

風呂に水着とサービスシーンも旺盛でしたけど、
そこはAn2Aさんのイラストの素晴らしさあってこそでしたね!
というか、An2Aさんはカラーもモノクロも上手いですよね!
「綺麗」と「可愛い」が同居した文句の付け所がないイラストで、
HJ文庫は良い人見付けてきたなぁ、と改めて思いましたよ。

それにしても勇午の拷問とかブルーツ波とか相変わらず漫画ネタが多くて、
そういった方面が得意な私としてはニヤリと出来る場面が多かったですね。
小西さんとか登場人物の多さに対してページ数が足りないくらいのジェットコースターぶりでしたが、
次の波乱も既に準備されているので、まだまだこの勢いは続きそうです。

:: 2014/5/3 土曜日::

■[ラノベ]北大陸からの来訪者「理想のヒモ生活」5巻

理想のヒモ生活 5 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:渡辺 恒彦
出版社:主婦の友社( 2014-04-28 )
文庫 ( 360 ページ )
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (haino)さんはTwitterを使っています

まず驚いたのがWeb版から大きく変わっているコトですね。
そもそもWeb版にストックがないのでどうなるかと思ってたんですが、
まさかほぼ丸々新作になるとは思いもしませんでした。
この展開からすると、Web版とはパラレルになっていくのでしょうか…?

息子の善吉が抱える問題はありつつも平穏な日々を送っていた善治郎とアウラの夫婦だったけど、
ある日港町のワレンティアに北大陸でも王侯貴族くらいしか所持しない四本マストの船が来港したことから、
その対応のために善治郎がアウラの「瞬間移動」魔法で単身赴任する事態に。
そして船長を務めるフレア姫と交易に関することを協議している最中に、
塩の街道で討伐中だった群竜がワレンティアまでやってきて…

5巻になっても相変わらず面白くて大満足でした!
「瞬間移動」の魔法があるとはいえ、それが使えるのがアウラ一人だけなため、
情報伝達のタイムラグや齟齬のせいで意思疎通が上手くいかず問題が起こり、
それを何とか辻褄を合わせようとする善治郎の奮闘も面白かったし、
フレア姫との交易に関するやり取りも興味深かったですね。
イラストが文倉十さんだから、商売的なことをやってるとついついニヤリとしてしまいます。(笑

船上生活が長かったせいでナチュラルに下ネタが出てきてしまう王女様とか、
かなり新鮮で面白いし、何より聡明な所が気に入ったので再登場して欲しいです。
流石にすぐに船が直るとは思えないので多分また出てきてくれるとは思いますが、
まぁ、何にしても6巻にも期待です。

ちなみにこの世界での大陸地図とかどうなっているんでしょうね。
多分ユーラシア大陸くらい大きさの東西に伸びる大陸が南北に2つあって、
北回帰線より上に北大陸が、赤道直下から南回帰線にかけてに南大陸があるんじゃないかなぁ。
それで北大陸は哺乳類が進化して、南大陸は爬虫類の天下になったとかと考えられるんだけど…
ここらへんを考察するとまた面白そう。

:: 2014/4/30 水曜日::

■[ラノベ]西方諸国に吹き荒れる戦乱の嵐にロボット馬鹿が参戦!「ナイツ&マジック」4巻

ナイツ&マジック 4 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:天酒之瓢
出版社:主婦の友社( 2014-04-28 )
文庫 ( 376 ページ )
作者サイト:絵師空域 — Index
作者twitter:天酒之瓢 (Amazake_Write)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:D.S.B.
絵師twitter:黒銀 (kkkkurogin)さんはTwitterを使っています

2巻でガンダム等ロボットモノでお約束の新型機強奪イベントがありましたが、
今回はその伏線が効いてくる西方諸国で巻き起こる騒乱編です。
後に大西域戦争と呼ばれる戦乱に当初は血縁から首を突っ込んだフレメヴィーラ王国が、
戦争を仕掛けたジャロウデク王国こそが新型機を強奪した犯人と知り、
本格的に参戦していくコトになるんだけど…

いやー、良いですね、やっぱり!
他人の褌で相撲を取りながら驕り高ぶる痴れ者達を相手に、
颯爽と現れて薙ぎ払っていくエルたちの活躍は爽快でした!
ジム相手に盗んだ技術で作ったヤクト・ドーガで殴り込んで良い気になっていた所に、
Vガンダムに乗った本家本元が現れて懲らしめるくらいの技術格差といった所でしょうか。
これは燃える!

それにしてもエルくん、判ってはいたコトだけど人間が乗る幻晶騎士相手でも容赦ないっすね!
むしろロボット馬鹿が炸裂しまくりで次々と破壊&鹵獲してホクホクとか流石すぎる。
エル以外の面々も飛空船という初見相手でもエルで耐性が出来てるから迅速に相手しちゃうし、
夜襲を掛けられても魔獣相手の経験から簡単に撃退したとか頼もしいです。
それに2巻で新型機を奪われた教訓が活かされていたのにはニヤリとしましたね。

ちなみにWeb版からかなり変わっていて驚きました。
基本プロットは変わってないんだけど、大公が死んでいたりと細かい所で変更点が多いですね。
お陰でお姫様を奪還するというイベントが生まれたことでシャドウラートの活躍が増えたりと、
面白い見せ場が増えたのでこれはこれで。

何にしても久しぶりの新刊ですが凄く面白かったです!
最近ヒーロー文庫は好きな作品の新刊が出なかったんですが、
今回一気に出て嬉しい悲鳴を上げている次第です。
この勢いでそろそろコミカライズとかも始まってくれないかなー

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