その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/3/21 金曜日::

■[ラノベ]狂った時代の気高き友情「とある飛空士への誓約」5

読む前に作者がこんなこと言ってたから不穏でならなかったんですが、
そんなにヒドイことにならなくて良かったですよ。
ただ、確かに「恋歌」の余韻が別のモノになるのは確かなので、
アニメから入った人とかは若干ショックを受けるかも…

セントヴォルト帝国と秋津連邦が戦端を開いたために、
秋津人である清顕とかぐらは軍警察に拘束されてしまった4巻ラスト。
この5巻では「エリアドールの七人」がそれぞれの思惑で二人を解放するため、
協力し、策動していく展開になっています。

それにしてもこの5巻でのバルタザールは良いですよね! ホント!
セシル相手だと殆どコメディ要員にしか見えない。(笑
自分が優秀だと自負していて、実際その通りなんだけど、
それ故に他人を見下していることがその相手に筒抜けなのを見抜けてないのが笑えます。
それでも自分が冷血だと自覚しているのに、実際はその通りではなく、
それ故にセシルの信頼を勝ち取り、物語が大きく動いていくのが面白いです。
バルタザールは人間としての魅力が格段に上がったよなぁ…

そんなバルタザールの可愛い所を見抜いていたのがかぐらで、
そんなかぐらのことをバルタザールも大切にしていたのが判って良かったです。
互いを思い合う二人には是非幸せになってもらいたいんだけど、時代は戦争が不可避であり、
二人が殺し合わなければならないのが辛くてたまらないです。
それは清顕とイリアに対してもそうで…
多分、セントヴォルト帝国と秋津連邦が戦争すること自体も、
ウラノスの暗躍のせいだと思われるので余計に辛いです。

その全ての元凶であるウラノスですが、
王位継承問題にニナが絡んでくることは意外でしたが、
一番意外だったのはアリーメンが出てきたことでした。(笑
ミオもそうひどい扱いを受けてないっぽいのでちょっと安心しましたが、
やっぱりあのラストがなぁ…
何とか恋歌ともどもハッピーエンドに落ち着いて欲しい所なんですが…
はたしてどうなるのか…
作者の今までの前科が前科だけに心配でなりませんね。(笑

:: 2014/3/19 水曜日::

■[ラノベ]おそるべき子猫「コップクラフト DORAGNET MIRAGE RELOADED」4巻

洋上に島と一緒に剣と魔法の異世界レト・セマーニと繋がるミラージュ・ゲートが現れた地球を舞台に、
フルメタの賀東招二が送るアメリカドラマ風ライトノベルの4巻!
「フルメタアナザー」の刊行や「甘城ブリリアントパーク」もアニメ化するしで、
忙しいからこっちまで手が回らないかと思ったらそうでもなかったですね。
まぁ、ちょっと短めですけど。

今回はシリアスな話ではなく、コメディ回です。
ティラナがセマーニからの密輸品を調べていたら、
うっかり飼い猫のクロイと心が入れ替わってしまって始まる、
セシルまで巻き込んだドタバタ騒動が今回のお話です。

正直マトバも刑事観察眼もあるだろうに、朝のティラナとクロイを見てなんで気付かないんだよ!
とヤキモキというか若干イライラしながら読んでたんですが、
ラストでのちょっとした独白を聞いてあっさりと納得してしまうだけでなく、
ちょっとニヤニヤしちゃうまでになっちゃいました。(笑
何だよー、結構初心というか可愛いじゃないかマトバってば。

それと同僚のゴドノフが風紀班に配属になるまでの短編や、
オニールによるティラナへのインタビュー短編も収録しています。
というかティラナって地球年齢で20歳前後みたいな話だったけど、
いつの間にかさらに年齢下がってないっすかね!
いや、良いんですけども。

それにしてもティラナも災難だったけど、元を正せば自業自得とも言えなくも…
読者的には村田蓮爾さんによる妖艶なティラナと恥じらうティラナの両方を拝めたので、
大変ありがたがったのですが。(笑
あ、一番悲惨だったのはセシルだよね。
彼女は単に巻き込まれただけであんな目に遭うんだから…

それにしてもアメリカンな雰囲気が漂いまくる作品なので、
いくらティラナが可愛いところを見せまくってくれるとはいえ、
正直、普通のライトノベルレーベルだと浮きまくると思うのですが、
ガガガ文庫だと有りだと思えるから不思議です。
「甘城ブリリアントパーク」で忙しいとは思いますが、
せめて年に1冊くらいのペースで出していただきたいところであります。

:: 2014/3/17 月曜日::

■[ラノベ]リメンバー逃亡記念日「ゴールデンタイム 8 冬の旅」

ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮ゆゆこ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-03-08 )
文庫 ( 408 ページ )
絵師サイト:Passing Rim

Kindle版7巻:ゴールデンタイム 7 I’ll Be Back [Kindle版]

完! 結!

いや、でも、正直「うぅ~ん?」という読了感というか…
最後の方は文章のテンポに合わせて疾走感を漂わせながら読んでたんで、
イマイチ脳内にインストールされてないのかもしれないけど…
まぁ、落ち着いたら一巻から読み返せば判るかもしれない。

それにしても竹宮ゆゆこさんの文章は本当に凄い。
セオリーとか関係なく、気持ちの揺れ動きがストレートに伝わってくるこの描写。
食堂で万里が受けた衝撃とかモロに伝わってきて、
読んでるこっちまで頭がフラフラしそうでした。

それにしても本当にこいつらは全力で友情してるし恋愛してるなぁ。
物理的にも全力でぶつかり合って、
精神的にも傷付きまくって、
フラフラになりながらも駆け抜ける万里や香子たちはマジでリア充でした。

それにしても二次元くん、結構ハブられてて可哀想でしたが、
それにふてくされて何もしない状態にならず、
春のことをずっと後悔して今度こそ間違えないと頑張ってるトコが良かったですね。
やり方はスマートじゃなかったけど、友情を諦めないトコが二次元くんの見せ場だと思いました。

それにしてもラストの橋のトコは勢いは凄く感じたんだけどよく判らなかったというか…
これはアニメで再確認するしかないかな…!

:: 2014/3/15 土曜日::

■[ラノベ]夏音とアスタルテの半裸サンドイッチ「ストライク・ザ・ブラッド 10 冥き神王の花嫁」

ストライク・ザ・ブラッド (10) 冥き神王の花嫁 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲岳斗
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-03-08 )
文庫 ( 328 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (mikumo)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:fotologue : gallery : manyaxmohu2
絵師twitter:マニャ子 (manyak)さんはTwitterを使っています

Kindle版9巻:ストライク・ザ・ブラッド9 黒の剣巫 [Kindle版]

9巻で煌坂と浅葱の二人が沢山出てきた反動か、
10巻では煌坂は一度も出ない上に浅葱は電話口くらいにしか出番がない上に、
高度な検索エンジンの如く使われて、半分監禁状態ですからねぇ…
代わりに今まで出番が少なかったアスタルテ、ニーナ、夏音の出番が多く、
そして夏音は遂に古城に吸血されることに…!
夏音にまで先を越されるとは浅葱…、不憫な子…!

今回は第三真組が治める”混沌界域”で暗躍するアメリカの特殊部隊と、
その特殊部隊に追われるその”混沌界域”で邪神の巫女として利用されていたセレスタが登場。
ヴァトラーの差し金でセレスタを護衛することになった古城が、
相変わらずトラブルに巻き込まれることになるんだけど…

雪菜さん吹っ切れましたね!
古城が目の前に居ない状況というのもあるんでしょうけど、
セレスタの売り言葉に素晴らしい正妻宣言だと思います!
会話の節々で嫉妬してたりと相変わらずいじらしさがありながらも、
古城と二人きりでドキドキしちゃう初々しさが可愛いです。

それにしてもラ・フォリアがまた登場しそうで喜ばしいですね。
連鎖的に護衛役として煌坂が出てきて巨乳率が上がりそうで大変よろしいかと。
次回のラブコメ展開も楽しみでござる、忍!

:: 2014/3/13 木曜日::

■[ラノベ]ロリタイムは終わらない。「ロウきゅーぶ!」14巻

ロウきゅーぶ! (14) (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-03-08 )
文庫 ( 392 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

本編は終わったけど、キング・クリムゾンされた時間を埋める短編集はまだ残っている!
そんなロリのロスタイムかのように14巻が発売です!
しかもまだクリスマス前ですよ、奥さん!
これであと1年はロリで戦える…!

今回の短編集ですが電撃文庫マガジンで掲載されて未収録だった作品と、
書き下ろしを一本加えた構成になっているんですけど、
時間軸的にそれほど違和感はなかったですね。
特に小学生たちの体育祭→文化祭→高校生の文化祭の流れは見事でした。

それにしても昴の文化祭での活躍は凄かったですね!
これは是非とも挿し絵が欲しいと言いましょうか!
正直偽名は長谷川ハーマイオニーあたりで良かった気がします。
実を言うとコミカライズで昴の顔を見た時から、
このネタは有りなんじゃないかな、と思ってたんだ…(ぉ

それにしても書き下ろしを含めてみんなのご両親が出まくりでしたね。
もう外堀だけでなら全方位埋まってる気がするんですが、
よく考えたら葵だけご両親が出てきてないような…
葵は今回色々頑張ったのにねぇ…
葵はおっぱいが大きいからお母さんも大きい気がするんですがどうか。(←最低の発言

短編集ということでいつにもまして細かいパロネタが多かった気がしますが、
書き下ろしでしっかりとバスケしてたのは嬉しい誤算でした。
そうだよね! この作品ってスポ根要素もあったよね!
まだ短編集は続くと思いますが、そっちでもスポ根要素があると良いですね。
もっともロリコメ要素が潤沢にあるのが前提ですが。(笑

:: 2014/3/11 火曜日::

■[ラノベ]いとしのエリー「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 2 ―Time to Play― 下」

ラノベ史上最長タイトルの続刊!
タイトルそのままのシチュに陥った理由とそこからの展開が綴られているので、
1巻を読んだ人は安心して答え合わせをしましょう。
もっとも答え合わせをするまでもなく、読んでれば途中で判るんじゃないかな。

今回も前半はヒロインである新人声優の似鳥絵里から”僕”へのインタビュー形式で進みますが、
ラノベを書くノウハウがメインだった1巻からちょっと変わってきて、
印税や確定申告に初版部数に守秘義務にイラストレーター選びとちょっと突っ込んだ話になってます。
正直、ここまで生臭くストレートに書いて良いのかしらという気はしますが、
敢えてオープンにすることで作家志望の若人に将来を考えて欲しいのかもしれませんね。
また、それらの情報を開示しながら物語を組み立てているのは流石だと思います。

首を絞められる理由に関しては”僕”が原稿を読み返しているシーンで確信できましたが、
それにしたって色々と凄い確率で出会ったなぁ、と思わざるを得ません。
正にファンタジー

しっかし”僕”は色々と貧乏くじを引きすぎだよなぁ…
似鳥を守るために泥をかぶりすぎてあんまり報われてないような…
いや、似鳥との関係がアレしているからプラマイ0なのかな?
とはいえ、クラスの女子二人に「最低」と言われるのは個人的に心が痛いので、
似鳥さんには後でフォローして欲しい所存であります。

それはそうとこのシリーズ、このまま続くのでしょうか。
腐女子なイラストレーターさんにクラスメイトの新キャラとか美味しいキャラ出てきているので、
今後は彼女たちとの話も読んでみたいのですが。
ただ、このままのタイトルで行くとするなら、
次回もまた首を絞められながらの走馬灯になっちゃうのでしょうか。
だとしたら”僕”は辛すぎですね…(笑

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