のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2013/9/7 土曜日::

■[ラノベ]新井輝の復帰「俺の教室にハルヒはいない」1巻

私は「ROOM NO.1301」から新井輝ファンになったクチですので、
ROOM以外では「私の愛馬は凶悪です」くらいしか読んでなかったりします。
ですが、それだけで新井輝作品がどんな作品であるかは理解できるくらいに、
新井輝作品には独特の空気がありますので自信を持って言えます。
「俺の教室にハルヒはいない」はまごうこと無く新井輝作品だと。

「涼宮ハルヒ」10周年と角川スニーカー文庫25周年を記念しての、
谷川流公認の「ハルヒ」の名を冠した新シリーズですが、
「涼宮ハルヒ」のスピンオフだとか、同じ世界観を有したシリーズではありません。
「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメ作品が登場する2010年前後が舞台の、
青春学園グラフィティーのシリーズモノです。

主人公のユウは少しばかり友達が少ないだけのごく普通の男子高校生。
ある日深夜にリビングに行ったら妹が見ていた学園モノのアニメで、
「ただの人間には興味ありません。
この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」

と言っていたキャラのせいで学園モノのアニメなどにアレルギーを持つことになったけど、
それ以外は至って普通。
ある日中学時代に疎遠になっていた向かいの幼馴染みの少女、練馬カスガから、
一途に夢を追いかけて努力してきた声優になれるかもしれない、と相談を持ちかけられ応援することに。
そして駅前で偶然知り合ったアニメ脚本家の上野マコト女史に気に入られ、
その友人たちとも付き合うことになるんだけど…

声優志望の巨乳幼馴染みのカスガ、女同士の派閥争いが嫌気がさしてジャージ姿を貫く清澄、
週5回も締め切りがある多忙作家なマコト、人気声優だけど友達がいないアスカ。
そんな個性的な女性陣と付き合いを深めていくユウなんですけど、
話をしやすく聞き上手なお陰で次々とフラグが立てていくのは、
会話劇とその間の取り方が上手い新井輝作品らしくて流石です。
夢や仕事や友情と悩み事が多い彼女たちを支えるのではなく寄り添う形の立ち位置が、
モテる秘訣なのかな、と思っちゃいますね。
何というかヒモの才能があるよね。(ぉ

それにしても久しぶりの新井輝作品でしたが、いつも通りの新井輝でしたね。
ユウの口から語られる聞きようによっては辛辣とも言えるしっかりとした言葉。
その言葉のキャッチボールから新井輝らしさを感じると言いましょうか。

ラノベ業界からはしばらく離れてアニメ業界でお仕事されてましたけど、
それがある意味活かされた内容と言いましょうか。
というか、シリーズ構成作家の上野マコトってどう考えても上江洲誠さんが元ネタでしょう。(笑
確かお二人はひたすらモンハンやってる仲だったので友情出演なのでしょうが、
友人を性転換させた上で自作に登場させるとかラノベ作家というのが業が深いですねー…
まぁ、ROOMみたいに初っ端から性的な関係を持たせないあたりは自重したのかも知れませんが。(笑
しかしその内エロい展開になるのではないかと心配してしまうのは、
今までの新井輝作品に毒されているのかもしれない…

:: 2013/9/5 木曜日::

■[ラノベ]脳天気王子と苦労性王女「理想のヒモ生活」4巻

理想のヒモ生活 4 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:渡辺 恒彦
出版社:主婦の友社( 2013-08-30 )
文庫 ( 312 ページ )
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十 (haino)さんはTwitterを使っています

Web版のストックが切れたのでどうなるかと思ってたんですが、
3巻から5ヶ月経っての刊行と、普通のラノベと同じペースでちょっと安心しました。
Web版でプロト版をいつも通り更新しながら4巻の発売となったので、
方法論としてはログホラとかと一緒でみたいですね。
個人的にはそれは全然有りなので頑張って欲しいです。

ブラック企業のサラリーマンが異世界に召喚されて女王のヒモになるという、
出オチ感満載な設定ながら、予想以上にしっかりとした世界観に驚かされる本シリーズ。
今回は隣国にして南大陸中央部で覇を唱えるシャロワ・ジルベール双王国より、
100年以上国外に出ていないシャロワ王家の王族が訪れることになり、
対応に追われるアウラと善治郎の王族夫妻。
更に二人の愛息子に病魔の影が忍び寄り…

いやー、4巻になっても面白かった!
特に今回登場したフランチェスコ王子とボナ王女のキャラが良いですねー
脳天気な馬鹿なんだけど宝飾技術と付与魔法に関しては一流の王子と、
王子のお目付け役で宝飾技術オタクな王女という組み合わせが漫才コンビみたい。(笑
それにボナ王女の苦労性に関しては不憫萌えの領域に入ってて純粋に萌えるというか。
善治郎もボナ王女のそんなトコに油断してポロっと知恵を授けちゃったんだろうなぁ。

そんな善治郎に対して女王としての態度を取りつつも、
女としての嫉妬心を抱いてしまうアウラもまた可愛いんですけどね!
というか体重のことを指摘(?)されてちょっと立腹しちゃうとか、
アウラは本人が思っている以上に女性らしさがあるので魅力的だと思いますよ。

それにしても善吉の病気が一段落したとはいえ、
双王国の問題やら塩の街道の群竜討伐やら問題は山積みなので、
善治郎の側室問題ともども大変そうですねー

そんな割りと大変な本編とは別の巻末書き下ろし短編は、
いつも通り問題児3人組による侍女たちのお仕事シリーズです。
相変わらず日本の文化と文明を遊びながら会得していく所が面白いです。
書籍限定でのお楽しみなので今後とも楽しみです。

:: 2013/9/3 火曜日::

■[ラノベ]小説家になろうの人気作がHJ文庫から書籍化!「姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?」

「また中二病ネタかよ!」
「またWeb小説の書籍化かよ!」

という声が聞こえてきそうですが、その批判は合ってるようでズレてます。
まず、この作中での中二病は「自分設定の痛い妄想」という意味ではなく、
「漫画や小説の武術を大真面目に修行する(させる)」という方面で使われています。
アレです、かめはめ波出すためにマジで亀の甲羅を背負って修行するイメージです。
そして、Web小説の書籍化ではありますがご自分でHJ文庫大賞に応募しての受賞での書籍化です。
AWやダンまちと同じですね。

高校入学直前、唐突に魔眼「ソウルリーダー(命名:姉ちゃん)」に目覚めた坂木雄一。
相手が何者かがARの如く頭上に表示されるだけの魔眼かと思いきや、
入学したクラスには「死者」や「魔女」や「吸血鬼」と怪しい奴等ばかり!
更には「殺人鬼」という危険人物の正体を察したことに気付かれ脅迫されることに。
次々とトラブルが舞い込むことになるんだけど、雄一は姉ちゃんに架空武術の修行を叩きこまれていて…

そんな冒頭から始まる超日常バトルコメディなんですけど、
Web版の頃に比べるとかなりブラッシュアップされていて、
一冊の本として綺麗に纏まっていてかなり面白くなっています。
大筋は変わらないんですけど「吸血鬼」野呂愛子ちゃんのヒロイン度が上がってますし、
何よりAn2Aさんのイラストによる萌えブーストがかなり掛かってますね!
いやー、HJ文庫さん良い仕事してくれましたわー

しかし書籍化で心配だったパロネタの多くがちゃんと残ってるのは逆に驚きというか。(笑
どう見ても陸奥圓明流の斧鉞な技だったり、スコーピオンだったりと、
そこそこマニアックなネタが多いとはいえチャレンジャーだな!
そしてそんな技を大真面目に修行させられてたら、そりゃー殺人鬼くらい撃退できるわと。
理不尽な姉の権力に振り回される弟の不憫さには涙がちょちょぎれますね!

それにしても今回は「吸血鬼」野呂愛子と「殺人鬼」武内奈月の二人がメインヒロインでしたが、
他にも妹の依子に姉の友達の織原加奈子と、
少ししか出ていないのに強烈なキャラを印象を残すヒロイン候補がいるので、
これからの展開も楽しみですね!

それはそうと姉ちゃんである坂木睦子ですけど、声は柚木涼香さんでイメージしてました。
割りと合ってると思うんだけどどうでしょう?

:: 2013/8/25 日曜日::

■[ラノベ]理科は宇宙一可愛いよ!「僕は友達が少ない」9巻

僕は友達が少ない9 (MF文庫J)
著者/訳者:平坂 読
出版社:メディアファクトリー( 2013-08-27 )
文庫 ( 263 ページ )
作者twitter:平坂読@ラノベ部コミック⑤9.25発売 (hirasakayomi)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ブリキの砦

待ちに待った「僕は友達が少ない」の9巻が発売!
具体的に言うと半年ほど待たされましたよ!
一応CONNECTはありましたけど、原作はアニメと同じ所で止まってましたからね!
2013年版レイニー止めを食らった読者としてはキツイものがありましたよ!

理科と小鷹が屋上での殴り合いの友情確認を経て友達になったあの事件から、
第2部開始とばかりに始まった9巻ですが、
物語シリーズのセカンドシリーズと同じく大きく変化しています。
具体的に言うとキャラクターの崩壊と再構築、
そしてそれに伴う人間関係の変化とでも言ったものです。

その中でも星奈はブレてないですねー
小鷹の土下座外交で我慢をするようになったとはいえ、
小鳩LOVEの変態っぷりは留まるところを知らない。
まぁ、星奈らしいなぁ、とは思います。(笑

逆に小鷹は大いに変わりましたねー
今までのニュートラルで性欲過少なヘタレ主人公だったのが、
性欲を前面に出す俺妹の京介ばりのアホさが出てきた感がします。(笑
それでもヒロイン全員の全裸を拝むラッキースケベ属性は、
相変わらず所持しているのは反則だと思います。
それと星奈と夜空への思いが男子高校生としてのリアルが感じられて、
そういった所が今までニュートラルだった所との違和感が拭えないかもです。

夜空は…
「三日月夜空復活」という煽りがあったのに堕ちるトコまで堕とされて、
そのまま次巻に続くになったのは不憫すぎる…
これ、エロ同人だったらこのまま援交に走って性的な意味でも堕ちる展開だよなぁ。
とか思いながら読んでました。(ぉ

幸村は容赦が無くなったというか、元から無かったというか、
バッサバッサと理科と夜空を一刀両断する所は、
ある意味武士らしさがあってブレてないな、と。
しかし割りとネタキャラだったはずなのに、凄いポジションになってきましたね…

そして! 真ヒロインにして真主人公(?)の理科ですよ!
フハハハハ、今までずっと理科推しだった私の時代が来ましたよ!
小鷹の親友ポジションをゲットしただけでは飽きたらず、
ラストでは今までで一番性的な意味でも近付くことが出来ましたし、
何よりコンプレックスを小鷹のお陰で解消することが出来ましたからね!
これは星奈に傾いている小鷹を振り向かせる展開もあり得るで!
理科は宇宙一可愛いよ!

という訳で新展開になって、別の一面の面白さを見せてくれる9巻でした。
夜空のためにも早い所10巻が出てくれると良いんですが…
今年中になんとかなんないもんなんでしょうかね…

:: 2013/8/16 金曜日::

■[ラノベ]少女たちの献身「魔法科高校の劣等生 11 来訪者編 下」

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-10 )
文庫 ( 392 ページ )

Web原作のこの部分は思えば結構説明不足な感が否めなかったんですけど、
今思えば商業化の話が来て色々立て込んでたのかなぁ、と思う次第です。
で、今回の書籍化に当たって読み返すと説明不足感が一気に解消されていて、
舞台の裏までがはっきりと把握できる内容になってました。
これぞ商業化ってなもんですねぇ。

USNAの無謀な実験の余波で召喚された吸血鬼が日本に侵入してきたことによって、
達也の近辺で起こった騒動と、達也を狙ったUSNA軍の暗闘と、
二つの事態が収束へと向かう来訪者編の下巻にして、
達也たち一年生が進級し、真由美たちが卒業を迎える節目となる11巻!

吸血鬼がUSNA軍から脱走して何故日本に侵入してきたのか疑問でしたけど、
まさか七賢人の一人の華僑がそう仕向けてたとはなぁ…
というかそもそもの原因が達也な気がしないでもないけど、
達也は降りかかる火の粉を払いまくってただけな訳で…
必然的にこのルートしかなかったような…
もはや運命としか言い様がないなぁ。(笑

一年生最後ということで少女たちの活躍がめざましい11巻でしたが、
深雪さんは初っ端からアクセル全開のブラコンっぷりが凄かったですね!
まさかリーナと戦ったことを臭いで判別するとかどんだけだよと。(笑
その後の達也の台詞で完全に色ボケしている所まで含めて深雪さんらしいです。
そしてエリカは達也たちの秘密に気付いてしまったが為に、
どんどん深みにハマっていっている所が何とも…
エリカがハマってしまった所は底なし沼なので今後が心配ですね!

で、ほのか&ピクシーな訳ですが予想以上の大活躍ですよ!
というか雫の後押しがあったとはいえほのかのテンションがMAXすぎて怖い。(笑
母娘の関係に近い二人(?)が協力することで予想外の力を発揮するわと、
今後の展開でも重要になりそうなポジションを得たことで、
ほのかにもワンチャンあるかも!?

最後にリーナですけど… 散々だったね!(笑
本気装備を持ち出して達也に挑んで完敗するわ、
吸血鬼相手に防戦一方どころか藪蛇になるわ、
卒業式でもまさかのハッスルで大活躍だわと、
これがUSNA軍のエースなのかというポンコツっぷりが萌えでしたよ!
立場的に早々の再登場はないかもしれませんけど、
美味しいキャラなので二年生編になっても出て欲しいとこです。

さて、次回からはWeb原作なしの正真正銘の新章ですね。
久しぶりに未知の面白さが体験出来そうなので今から楽しみです!

:: 2013/8/15 木曜日::

■[ラノベ]エクソシストぉー!「ゴールデンタイム列伝 AFRICA」

ゴールデンタイム列伝 AFRICA (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-10 )
文庫 ( 280 ページ )
絵師サイト:Passing Rim

外伝、番外に次いでの中短編集は列伝でしかも副題がアフリカ!
そんな相変わらず頭のネジが右斜め45度に外れかけている発想のゴールデンタイムですが、
今回は時系列的に丁度6巻直後くらいなので、
番外編ではありますがしっかりと6巻の続きと言えます。

収録されている短編は岡千波が主役の「AFRICA」
次に柳澤光央の恋する日々と過去の忌まわしき思い出の「ユア・アイズ・オンリー」
そして加賀香子が犯罪すれすれどころか住居侵入罪な「束の間の越境者」
の3本になっております。

「AFRICA」ですが八方美人な岡ちゃんだけど、人間関係を広げているからこそ、
サークルのトンデモ先輩との軋轢とかがのし掛かってくる様が妙にリアルで胃が痛いですね。
そういった面倒な所を自爆攻撃で豪快に吹っ飛ばす加賀香子の個性は、
ある意味カッコよくて臭そうだったけど爽快でしたね!

そして光央の「ユア・アイズ・オンリー」だけど…
いやー、岡ちゃんに豪快にフラれていたとはいえこうもあっさりリンダに転んでるとは…
確かに香子との過去の経緯とかは同情するものがあるけれど、
光央を見てると香子や二次元くんとはまた違った所で子供っぽい所が抜けてないなぁ、と。
まぁね、5巻の時にも思ったけれど人の気持ちを汲み取れてないよね。
そこがばかボンな所なんだろけど。
というかリンダは間違いなく脈がないだろうと。
逆に岡ちゃんのフラグは立ってるのに…
光央…、本当に残念なイケメンなヤツ…

そしてラストの「束の間の越境者」ですが、これは抱腹絶倒モンですわ。(笑
万里の長期不在で香子の愛が限界突破で不法侵入とか、ある意味香子らしいけど!
彼氏の枕をくんかくんかとか萌えるけど、エクソシストなアレは竹宮ゆゆこらしすぎるだろと!
どんどんとヒロインの残念っぷりが加速しているんだけど、
果たしてアニメではどこまでヒドくなるのか…
心配なようでちょっと楽しみだったりします。(笑

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