その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/9/25 火曜日::

■[ラノベ]呪いあれ!「ゴールデンタイム 5 ONRYOの夏 日本の夏」

ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏 (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-07 )
文庫 ( 248 ページ )
絵師サイト:Passing Rim

超絶完璧お嬢様な彼女がいる大学生の夏休みはリア充満喫だぜ!

などとは問屋が卸さない、いや、問屋は卸したとしても、
怨霊志望の以前の多田万里は卸さない!
現在の多田万里に呪いを掛けたせいか、
何か色々なイベントが残念な結果になって…?

リンダと決別した万里が香子たちおまけんと阿波踊りやったりする夏休み。
金がなく、香子の束縛でバイトも出来ない万里は自宅デートがメインながらも楽しい日々を送っている…
と見せかけて記憶喪失な所もあり、香子という完璧彼女がいるからか自分が空っぽに感じてしまう。
そして光央は忙しそうにして付き合いが悪く、それを邪推した二次元と悪のりして、
千波との仲を疑ってたら、リンダと光央が一緒に居るところを目撃して…

くぅううー、何というか凄いトコでまた終わってて…!
全部が万里の怨霊のせいとは思えないけど、今の万里が可哀想で仕方ないですよ。
少しずつ歯車が狂ってる仲間内のみんなを見てると辛い…
千波も結構大変だったとは気付けなかったし、二次元くんも番外編でのアレコレ見てると、
みんなそれぞれの人生を生きてて大変なんだなぁ、と。

というか光央が一体何をどう考えてるのかサッパリ分からない…
まぁ、多少KYな所は仕方ないのかも知れないけど、好きな相手なんだったら気を遣えと!
いや、今は乗り換えてるのかもしれないけど! というか乗り換えるのかよ! と。
あー、もう、色々としっちゃかめっちゃかでホントどうなるんだこれ。
続きが楽しみなようで胃が痛いです、ハイ。

:: 2012/9/14 金曜日::

■[ラノベ]ツンデレな魔弾の射手「楽聖少女」2巻

楽聖少女2 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井光
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-07 )
文庫 ( 376 ページ )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:岸田メル (mellco) on Twitter
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル (mellco) on Twitter

美少女なベートーヴェンとのラブラブな日常を綴った物語。

多少誇張してますが、大体その通りだと思うのですがどうか。
200年後の21世紀の日本からゲーテに呼び出されて、ゲーテとして過ごすことになったユキが、
ナポレオンと話したり、魔弾の射手のツンデレっぷりにツッコミ入れたり、
そんな物語です。

格闘家なハイドンのに連なる脳筋たちが出てきたりと、
何かどんどん神様のメモ帳に近い構図になってきた気がします。
というかこの作品は全体的にコメディ調が強いですよね。
まぁ、そもそも悪魔が普通に出てきたり、ナポレオン一人で戦線突破とかオカルトだしなぁ…

ちなみに作中で言っている通り、ヨーロッパは強い契約社会ですよね。
人種も言葉も違うので、契約というのが非常に重要で、
阿吽の呼吸や暗黙の了解がまかり通る日本がむしろ異常なんですよね。
新約聖書が神との新たな契約を意味していることからも、契約の重要性が分かるかと。

これはこれで面白い作品だと思うのですが…
うーん、やっぱり「神様のメモ帳」の続きも読みたいんですよね。
アニメの出来が残念だったとはいえ、原作の面白さは不朽だと思いますので、
同時並行で良いので両方の刊行をお願いしたいです。

:: 2012/9/13 木曜日::

■[ラノベ]それは三年前の平凡な男の子の物語。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」11巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-07 )
文庫 ( 360 ページ )
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:鼻 (kanzakihiro) on Twitter

発売から少々経ちましたが、一応ネタバレ予防で…

(more…)

:: 2012/9/12 水曜日::

■[ラノベ]灼熱のハロウィン「魔法科高校の劣等生」7 横浜騒乱編(下)

魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編< 下> (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-07 )
文庫 ( 344 ページ )

論文コンペを狙った外国からのスパイ活動を防いで一息つけたかと思ったら、
横浜でのコンペ当日に会場へスパイ集団が襲撃…、どころか横浜港から軍隊の侵略を受け、
大亜連合軍と国防軍との命を奪い奪われる戦争状態に。
そして達也は風間少佐の命令によって特務兵として参戦することになり…

はい、という訳で司波兄妹、特に達也の隠された実力が明らかになる7巻です。
九校戦で上官の風間少佐に「戦略誘導ミサイル」に匹敵すると例えられていたのも誇張ではなく、
事実たった一つの魔法で戦艦どころか基地ごと壊滅させる規格外っぷり!
エリカやレオも秘術を持って大亜連合軍の正規兵を戦車ごと叩き斬る俺TUEEEをやってくれましたが、
達也に関しては最早レベルが違いますよねー…

Web版に対しては大きな流れでは変更はないですが、ちょこちょこ補足的な説明が入っていて、
初見でもかなり判りやすくなってるなぁ、という印象です。
特に大きく変更されているのは、魔法協会支部に対しての終盤での奇襲は丸々追加分になりますね。
呂剛虎との総力戦が追加される事でDEBANが少なかった渡辺先輩にスポットが当たるようになってたり、
陳祥山が繰り出す奇門遁甲に対することで深雪さんの圧倒的な力量を見せつけたりと、
色々と改善されていて、読み応えが更に増していましたね。

今回恐ろしい力を魅せつけた達也の秘密諸々については次巻で明らかにされるはずです。
今回で伏線になっている3年前の沖縄戦の話も絡めての話になりますのでお楽しみに。
そして伏線と言えば、九校戦のラストで無頭竜の関東支部の面子を消した時に、
「Demon Right」と言ってたのも伏線になっていたのにお気づきでしょうか。
上巻でも戦略級魔法を開発した、と達也が地の文で言っていたりと伏線がかなり散りばめられていますので、
もう一度読み返すと更に面白いと思われます。

それと中断されてしまった論文コンペの内容ですが、これもしっかりとしていましたよね。
魔法という技術を使った上での科学的に有意な事例を考察している当たり、
作者の構成力、というか妄想力が半端ないな、と感じられる次第であります。

■[ラノベ]コミカライズ第一弾「魔法科高校の劣等生」1巻

魔法科高校の劣等生(1) (Gファンタジーコミックススーパー)
著者/訳者:佐島 勤 きたうみ つな
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-09-10 )
コミック ( 181 ページ )

現在話題沸騰中の「魔法科高校の劣等生」のコミカライズの1冊目になります。
電撃大王の方が深雪さん視点の外伝に対して、これは達也視点の原作そのままのですので、
新規ファン向けの内容になっております。

作画はToHeart2のコミカライズ等をやっていたきたうみつなさんで、
林ふみのさんも構成で参加しています。
原作を忠実にコミカライズしていますが、
まさか原作のカラーピンナップの構図に似せてくるとは思いませんでしたよ。

冒頭は原作4巻の九校戦の深雪のピラーズブレイク第一試合から始まってインパクトを強めてますが、
物語自体は原作1巻の冒頭から忠実になぞっていて、達也と深雪の入学から服部との模擬戦までが収録。
割りと区切りが良いとこまでになっているので、1巻としては妥当じゃないでしょうか。

コミカライズされたことで原作だけではわからなかった所が色々と補完されているんですよね。
例えば一科生と二科生の諍いの時のそれぞれの立ち位置だったりと言った人物的な事の他、
設定をビジュアル的に補完することでより判りやすくなってたりとかね。
八雲師匠のビジュアルってあんなだったんだ…
そしてCADって「シーエーディー」って発音するんだ…
てっきり製図用のアレと同じく「キャド」って発音するものだと思ってただけに、
少なからず衝撃を受けましたですよ。(笑

ちなみに電撃大王でやっているコミカライズは来月発売ですので、
そちらの方もチェックしたら良いかと思われます。
どちらも深雪さんの可憐さと重度のブラコンがよく分かるコミカライズになっております。(笑
「魔法科高校の劣等生」はこれから間違いなく来る作品ですので要チェキですよー

:: 2012/8/31 金曜日::

■[ラノベ]4年生になっちゃったら「10歳の保健体育」5巻 ドラマCD付き特装版

10歳の保健体育5 特装版 (一迅社文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:一迅社( 2012-08-18 )
単行本 ( 286 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter

本編の内容の前よりも先にドラマCDですよ、ドラマCD!
それにしても佐藤利奈、竹達彩奈、釘宮理恵、阿澄佳奈、田村ゆかり、日笠陽子と、
豪華声優すぎるだろ、常識的に考えて!
まぁ、竹井10日作品のドラマCDはいつも声優は豪華なんだけど!
というかいくら竹井10日作品で皆勤賞なとはいえ、
田村ゆかりに筋肉マッチョ少女な乙海をやってもらうとか、
何か冒涜しているように感じて申し訳なさが半端ないです。(笑

それにしても竹井10日作品というのはテンポの良い会話劇がメインだから、
ドラマCDにはとても良く合いますね!
勿論声優さんたちの演技が素晴らしいのは勿論なんですが、
静姫のボケにみんなのツッコミがポンポン交わされて、
聞いてて非常に楽しい訳ですよ。

それに内容が本編の方とリンクしてるのも良いですね。
カラーピンナップもそうだけど、内容もオチが繋がっているというのもアリだなぁ、と。

しかし本編が初っ端から夢オチバレというのには驚きでしたけど、
その夢を見ている本人が誰だったかというオチには更に驚きましたよ。
というか、キャラの特性を凄く真っ当に把握してるな!
まぁ、基本的に変態ばかりだからキャラ立ちまくりだから把握はしやすいんだろうけど!

でもドラマCD化まで来たということはこのままアニメ化とかもあり得る…、といいなぁ…
大丈夫、最近は虚淵玄に田中ロミオとエロゲ出身のライターさんが立て続けにアニメ化してるし、
竹井10日さんもアリだと思いますよ! うん!
基本的に変態的な作品しかないけどね!(ぉ

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