その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/2/13 月曜日::

■[ラノベ]ひなた『きゃー。おまたぬるぬる』「ロウきゅーぶ!」10巻

ロウきゅーぶ!〈10〉 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキーメディアワークス( 2012-02-10 )
文庫 ( 321 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

今回は短編集でひなたのおまたがぬるぬる!(最低の挨拶

という訳で短編集なわけですので時系列もちょっと昔に戻って、
主に夏休み前から夏休み中の細かいイベントラッシュでございます。
中でも真帆と紗季の二人がメインで多く出ていて、
相変わらず葵の出番が少なくて可哀想に思ったりも…

それにしても全編通して思ったけど、真帆ってばダメな子だなぁ。
お嬢様でワガママ放題で育ったから今の性格になったんだろうけど、
お化け屋敷や夏休みの宿題だけじゃなくてもっと痛い目を見て成長すべきじゃないかな。

相対的に紗季が可愛く思えて、思いっきり頭撫でて褒めてあげたい欲がムクムクと。
自分も誕生日を祝って欲しいだろうに真帆に譲ってあげるとか、
全編通していいお姉さんしてていじらしくてたまらないです。
それにちゃんと気付いてい上げている昴も良いお兄さんしてますよね。
そりゃー、昴がモテるのも当然だよね、と。
これは惚れるわ。

でもそんな昴ですがモノローグはかなりハイセンスですよね!
ひなたちゃんの乳首が見えそうになって「日の出が、近いぞ」とかどんだけ…(笑
変態紳士じゃない(自称)とはいえいつも通りに天然ジゴロっぷりを発揮して、
智花を慌てさせたりしてますが、ラッキースケベっぷりはむしろいつも以上かも。
ひなたちゃんのほぼ全裸な姿を見てしまうとか何とうらやまけしからん!

細かいパロネタを絡めつつもロリコメが詰め込まれていて面白かったです。
短編集だったのでスポコン成分がほぼ皆無だったのが残念といえば残念ですが、
たまには100%ロリコメってのもアリなんじゃないかな、と思います。
いや、別に私がロリコンでそういうのが好きという訳ではなくてですね?

:: 2012/2/12 日曜日::

■[ラノベ]キリトさん木こりデビュー!「ソードアート・オンライン 9 アリシゼーション・ビギニング」

ソードアート・オンライン〈9〉 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2012-02-10 )
文庫 ( 405 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

Web連載版の中でも屈指の人気の章に入るとのことで発売前から楽しみにしてたんですが、
まさか初っ端からキリトさんが11歳になって木こりしているとは思いもよりませんでした。(笑
まぁ、それもこれも話の前振りだった訳なんですが、
前振りにしても長いですよね、ホント…
まさかプロローグだけで200ページ使うとは思いませんでした…

今回の主人公は巡り廻ってキリト。
舞台は現実世界でもVR世界でもない”アンダーワールド”
あの怪しい公務員の菊岡さんからの紹介で始めたバイトで試用したSTLの接続先にある、
現実と変わらない世界で一から始める冒険譚の序章がこの9巻です。

それにしてもキリトってばマニュアルも目標設定がない中でも、
口では色々言いながらも手探りでそれでも前に進もうという姿勢は流石ですね。
ユージオとの友情を育んでいるのを見ると、
SAO1巻でクラインと一旦別れた後悔を繰り返さないように応援してしまったりも。

また、痛覚が厳然と存在する世界での戦闘に初めは戸惑うものの、
守る為の決意をしてからの覚悟の決めっぷりはカッコイイですよね、ホント。
キリトさんぱねぇ。

しかし、しばらくはこのアンダーワールド編になるということはアスナとかの出番はないのかな…?
まぁ、キリトさんのことですから行く先々で可愛い女の子を助けて回るでしょうし、
何より一からの成長っぷりを新鮮さを持って見せてくれると思いますので続きに期待です!

…とはいえ続きが初秋発売ってことでまた半年くらい待ちそうなんだよなぁ。
AWのアニメが4月からだからそれに合わせたスケジュールなんだろうけど。
うーむ、待ち遠しいです。

:: 2012/2/3 金曜日::

■[ラノベ]あなたの魂、How much?「小夜音はあくまで小悪魔です!?」1巻

あの名高い悪魔、メフィストフェレスを祖母に持つ新人営業悪魔の小夜音が、
初めての営業先、初めての契約相手である一崎嶽人は両親の遺産を守るため、
数々の泥棒やセールスマンを撃退してきた本物の自宅警備員だった…!

という訳で東出祐一郎さんの講談社ラノベ文庫での新作は、
可愛い小悪魔が出てくる萌え要素アリの内容です。
とはいえ細かいところに銃器関連の要素がマニアックに散りばめられてたり、
イラストレーターがビっ子さんで有名な吉田音さんだったりするのが、
何とも東出祐一郎さんらしいなぁ、と思います。

悪魔の方が誠実に営業して、天使の方が騙して唆す手法を使うとかは、
何とも現代らしい解釈だと思います。
しかし言葉とそれを用いたコミュニケーションが大事だと言い、
それには共感するのですが最後は天使とバトる展開になるとは、
何ともラノベ業界というのは世知辛い現場だなぁ、と。(笑
まぁ、言っても聞かない悪い子は叩いてでも云々とプリティーサミーも言ってたもんね!
やはり最後は肉体言語で!

言葉を用いたコミュニケーションの話といい、
全体的に中高生にこそ読んで欲しい内容でしたね。
まぁ、ラノベ文庫という名前からして間違ってないですし。
問題があるとすれば講談社ラノベ文庫がどこまで中高生に認知されてるかだけど…
実際どうなんでしょうね…(笑

:: 2012/1/25 水曜日::

■[ラノベ]しずき屋グループ繁盛記「10歳の保健体育」4巻

10歳の保健体育4 (一迅社文庫 た 1-5)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:一迅社( 2012-01-20 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter

年末、がをられで初めて竹井10日作品に触れたけど面白かった、という人と会いまして、
次に何を読めば良いのかを聞かれたので東京皇帝☆北条恋歌と答えました。
東京こうていわ。(挨拶

「10歳の保健体育」の感想にいきなり何を書いているんだとお思いでしょうが、
私も何を言っているのか意味がわかってないよ?
でもまぁ、それが竹井10日の文調っぽいじゃないですか?
などと誤魔化してみたりしますが、ぶっちゃけ竹井10日作品の主人公って2パターンに分かれますからね。
「東京皇帝☆北条恋歌」や「がをられ」のダウナー系と、
この「10歳の保健体育」や「秋桜の空に」「ひまチャき」に代表されるアッパー系に。

という訳でアッパー系でひたすらモテる主人公の静姫ちゃんですが、
はみるさんの動向調査してたらメス猫的なペットが2人できたり、
乙海のお宅訪問して家族ぐるみの付き合いしたりしてたら、
最後にははみるさんのバイト先で商才を発揮して、その商才を活かして学生起業して、
ついには全国展開するという訳のわからないことをやってくれます。
本当にわけがわからないよ。

3巻で出てきたジュリエットの出番が少なくなって、
バイト先で巨乳女子小学生が出たり、更に飛び級で転校してきた10歳のお嬢様が出てきたり、
相変わらずタイトル通りに10歳の幼女ばかりが出まくりなんですが、
いつも通りに変態な態度を取るのは流石は静姫ちゃんだな、と。

とはいえ10歳のお嬢様な朋萌はお淑やかでお上品でと、似鳥姉妹のイイトコ取りなんだけど、
好きになったら一直線でストーカー気質になるとこは流石は竹井10日作品のヒロインだな、と。
竹井10日作品のヒロインは何かしらおかしくないと務まらないよな、と。
という訳で今後出番が減るのか増えるのか分かりませんが、
朋萌さんは強く生きて下さい。

:: 2012/1/24 火曜日::

■[ラノベ]アロハのち鼻眼鏡、そしてウロボロスでしょう「恋物語」

恋物語 (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2011-12-21 )
単行本(ソフトカバー) ( 292 ページ )
絵師サイト:青 春 電 繪 物 語 – 無名小站

語り部がひたぎだと思った? 残念、貝木泥舟でした!

という訳でアニメ偽物語放映時のCMで散々出ている恋物語ですが、
CMで阿良々木くんが言っているように戦場ヶ原が取った撫子による死亡フラグ回避の手段は、
よりにもよって息をするように嘘をつく、本能レベルで詐欺師な貝木泥舟に助けを求めるという、
どこまで追い詰められているんだよ、戦場ヶ原!
とツッコミを入れざるを得ないほどの最悪な手段でした。

しかしこれが意外とまともに機能したというか軽妙というか。
今まで敵役やら不吉な男扱いだった貝木が語り部となることで、
意外とこいつ年上の大人っぽくね? と株価がギュンギュン上がるから不思議です。
まぁ、本人がすこぶる嘘つきなので地の文ですら嘘をつかれている可能性もありますが、
ラストで撫子に語りかけている戦場ヶ原に関するくだりなんか特に株が上がりましたよ。

そして殆ど出番がないのに撫子によってバラされる阿良々木くんの性癖というか奇行に、
貝木にすら心配し、犯罪者か、と疑われる阿良々木くんぱないの。
また、貝木に依頼した戦場ヶ原も必然的に出番があるんですが、
ガハラさん、実はデトックスされてなかったのか阿良々木くんの前だけでデレているのか心配に…
でもまぁ、寝ぼけたガハラさんはちょっと可愛かったですね。

しかし神になって阿良々木と忍ペアでもどうしようもない程の力を持つまでになった撫子を、
金と酒と口先八丁で丸め込んで騙りつくして解決するとか貝木はホントに大人だよね。
ジャンプ漫画とかなら格闘で力を持って示すのが大多数なだけにね。
拳以外のコミュニケーションを使うのが大人ってもんですよね。

しかしセカンドシーズンが終わりとはいえ、謎が色々と残ったまま。
忍野扇とか、臥煙伊豆湖だとか斧乃木ちゃんとかホント色々とね。
ラストの貝木や行方不明の忍野もそうだしね。
いやはやちゃんとサードシーズンで解決してくれるのかな。
でもまぁ、何とか伏線を回収できそうな気もするんだよね。
西尾維新だし。

:: 2012/1/23 月曜日::

■[ラノベ]ローマの一番長い一日「ケモノガリ」4巻

ケモノガリ4 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2012-01-18 )
文庫 ( 280 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

ケモノガリの次の標的は教皇選挙で次期最有力候補のヴァレリオ。
現在のローマ教皇が病に伏している中、
一刻の猶予もない楼樹たちはローマに潜伏しているが、
当然アストライアはそれもお見通しで、
クラブ主催のゲームを持ちかけてくる。
楼樹が決して断れないようにあやなという人質を持って…

という訳で久しぶりにあやながメインヒロインとして復帰。
まぁ、今まで見逃されていたのが不思議だった彼女ですが、
あのケモノガリな楼樹と相思相愛なだけあってどこかおかしくて、
でもそこが魅力だと思うんですよね。

今回はローマ全域を舞台にして容赦なく剛毅果断にクラブが仕掛ける訳ですが、
相変わらず凄いギミック付きの娯楽提供者が外連味溢れまくってカッケーです。
もちろんそれを次々と狩っていく楼樹やイヌガミにシャーリーはもっと凄いですが。
しかしシャーリーもシャーリーでやっぱり少しおかしいトコありますよね。
楼樹と一緒に行動している時点で判ってはいましたが…

しっかし良いトコで終わるなぁ。
謎が結構残ったまんまだし、次の戦いの絶望度が半端無いです。
それに表紙になっているシスター・セシリアもまだまだ活躍してないですし!
ヒロインであるあやながどうなるのか気になるしで早く続きを読みたいですよ。
早く5巻出ろー

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