その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/3/31 木曜日::

■[ラノベ]アカツキまじ美少女「ログ・ホライズン」1巻 異世界のはじまり

ログ・ホライズン1 異世界のはじまり
著者/訳者:橙乃 ままれ
出版社:エンターブレイン( 2011-03-31 )
単行本 ( 343 ページ )
作者サイト:m2lade JAM
作者twitter:橙乃ままれ (marmalade_macro) on Twitter
絵師サイト:instantGarden

待望のログホラ第1巻が遂に発売!
まおゆうで有名になったままれさんが送る現在進行形の作品です。
MMO「エルダー・テイル」の新要素導入と共に、その世界に召喚された日本人プレイヤーの数、約3万人。
色々とままならない世界で動き始めた青年シロエは人付き合いが得意ではないのに、
他人がいないと真価を発揮しない”付与術士”だった…

大凡のあらすじは小説家になろう掲載中のログ・ホライズンと変わらず、異世界の始まり(上)とほぼ同じです。
ですが、誤字修正は元より加筆修正もあるし、挿絵もあったりと商品価値は勿論あります。
個人的には特にアカツキやマリエを始めとした女性陣の公式イラストがある、
というのが嬉しいですね!
いやー、黒髪+ロング+ストレート+低身長のアカツキは素晴らしいスペックですよ、ホント。
あと、マリエのおっぱいがマジで凄かった… 予想以上やでぇ…

今回は異世界召喚のパニックと世界観と職業説明がメインですが、バトル要素もあります。
また、一見ひ弱な”付与術士”のシロエが持つ戦術眼と連携の巧みさは目を瞠るモノがありますが、
それでもこれは全体で見るとまだまだ序の口なんですよねぇ。
シロエが”腹ぐろ眼鏡”と言われる所以を思う存分発揮する2巻が今から楽しみですよ。

多分、ROなりFFなりでオンラインゲームをプレイしたことがある人なら入りやすいと思います。
そこら辺はSAOと同じじゃないでしょうか。
まぁ、ラブコメ要素は順調に行けば5巻辺りでブレイクすると思いますので、
ラブコメを期待するならそこまで待てば良いと思います!
早く「シロエもげろ」と言いたい…(ぉ

:: 2011/3/24 木曜日::

■[ラノベ]待てるか、間に合うか?「ゴールデンタイム2 答えはYES」

ゴールデンタイム2 答えはYES (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-03-10 )
文庫 ( 280 ページ )
作者サイト:Passing Rim

一気に読んでしまいたいけど、待望の続刊ということでじっくり読み進めてましたが遂に読了。
今回も竹宮ゆゆこさんらしく、自分の大学生時代を思い出しながら共感することしきりでした。
単位の取り方と履修登録でミスったり、中国語の四声の発音だったり、
サークルの先輩たちが語る、もとい嘆く就職戦線異状ありな場面だったりと、
共感することでもって、物語の世界に没入させる手腕はホント竹宮ゆゆこさんの独擅場だと思います。

幼馴染みの光央にフラれたゴージャスお嬢様な香子と、
フラれた直後の香子に告白して即座にフラれた主人公の多田万里。
しかし、記憶喪失前の多田万里はリンダ先輩と付き合ってたみたいなんだけど、
リンダ先輩はそんなことをおくびにも出さずに多田万里と絡んできて…
と、錯綜して連鎖する人間模様が燦めいていて魅了されまくりです。

特に香子はオープンに前向きにGOGOを標榜してフった相手である多田万里と親友として付き合い、
一緒にスタバ行ってダベったり、一緒のサークルで仲が良かったりしつつも、
相変わらず光央関係で多田万里ともども読者を振り回してくれる困ったヒロインさん。
そして、懲りずにシナリオを描いてるんだけど、
もう待てない、と言った多田万里を力ずくでルール違反を犯しても追いかけて。
最後にはみっともない姿になりながらも捕まえる所は、何というか魅力があったなぁ。

そんな香子が憧れると言っていたリンダはある意味香子と対照的で。
記憶喪失前の多田万里を待たせすぎたが故に、多田万里という人格を失ってしまったんですよね。
香子のこともあり、酔いがまわって自暴自棄になった多田万里の独白を聞き、
ショックを受けるリンダはこつえーさんのイラストも相まって凄かったなぁ。
ここにきてリンダと香子と多田万里の三人の人間関係が面白くなってきましたよ。

しかしミニマムな生き物の岡千波は…、割りと悪女だよね…(笑

:: 2011/3/22 火曜日::

■[ラノベ]TSと聞いて飛んできました「ココロコネクト ヒトランダム」

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田 定夏
出版社:エンターブレイン( 2010-01-30 )
文庫 ( 313 ページ )
絵師サイト:enfance

前々から勧められてた上にファミ通コミッククリアでのコミカライズも面白くて読み始めまして。
先月読み終わったんですが、評判になるだけの面白さは充分ありました。
何しろイラストレーターが「けい○ん!」の堀○悠紀子さんこと白身魚さんですからね!
それだけで充分訴求力が高いというのもありました。(笑

いつも笑ってるような女の子らしい永瀬伊織、
クールビューティーで割りと攻撃的な稲葉姫子、
小さいけど攻撃力の高い(物理的な意味で)桐山唯、
愛すべきバカな唯への想いに一途な青木義文、
そして、稲葉に自己犠牲野郎と揶揄される程のプロレスオタクな主人公、八重樫太一。
その5人が集まる文研部こと文化研究部内部で起こる「人格入れ替わり」という非日常。
その非日常の中で、色々なことが起こって…

という訳で5人の誰と誰が、いつ起こるか、どれくらいの時間入れ替わったままなのかアトランダム。
しかも首謀者とおぼしき不可思議な存在の「ふうせんかずら」の目的も不明なままで物語は進むんですが、
そういった謎は物語の主幹ではなく、あくまで中心は「人」なんですよね。
入れ替わることで詳らかになっていくそれぞれのトラウマや悩みといったモノと、
それを自分を犠牲にしても何とかしたいし、させたい太一の奮闘がメインだと思います。

特に姫子の信じたいけど、信じられない。
そんな自分の心中を話せるわけない、という所は割りと共感できただけに、
それを話すべきだ、という太一の言動は中々にクるモノがありましたね。
しかし、本当に実際に話してみての伊織のリアクションにはちょっと呆気にとられたなぁ。(笑
本人にとっては大変な悩みも、他人から見たら取るに足りないことってのよくあるというけど、
ホント正にそんな感じでした。

ちなみに「人格入れ替わり」というTS作品でも有るわけでして、
そういった方面での面白さも、物語全体としては少ないけれどちゃんとあったのは個人的に嬉しかったです。
特に太一と青木二人だけの写真撮影会は最高でしたね。
そりゃカラー口絵をここで使うのも当然だよな、と思わされるのでした。(笑

:: 2011/3/18 金曜日::

■[ラノベ]とある脇役の雑草根性「新約 とある魔術の禁書目録」1巻

新約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)
著者/訳者:鎌池和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-03-10 )
文庫 ( 424 ページ )
絵師サイト:rainbow spectrum

新約と冒頭に付き、巻数がリセットされた禁書目録ですが、
時間軸的には前回の第三次世界大戦後であり、上条さんが消息不明になってからで、
舞台は学園都市であり、主人公は浜面と一方通行の二人で、
ヒロインはロリなフレメアという次第であります。

いやー、しかし今回の悪役である「新入生」が何というか…
そのー、小悪党だったなぁ、という感がバリバリでした。
まぁ、実際のトコロこれからを考えると前哨戦にもならないですが、
それにしたって学園都市の闇の中ではしゃいでるだけに見えて、
そりゃ浜面にやられるのも当然だよな、と。(笑

しかし、世界大戦が終わってからアイテムの面々、もとい麦野がデトックスしたというか。
義眼や化粧とかでかつての美貌が戻った上に性格も随分温厚になりましたね。
番外個体もアオザイ着て可愛らしいし、ヤンデレの健全化が著しいですな!
それに反して、出番が僅かだったシスター服だったりビリビリ中学生は病みそうでしたが。

ともあれ、浜面と一方通行の二人が出会い共闘し、
ラストで待ちに待ったあの人が出てきて、次回から本編という感が漂いまくりです。
次回は先ずはシスター服やビリビリ中学生に折檻されることから始まりそうですが、
それはそれで楽しみだったりします。(笑

:: 2011/3/6 日曜日::

■[ラノベ]止まらないティファニアの恋慕「ゼロの使い魔」20巻

ゼロの使い魔20 古深淵の聖地 (MF文庫J)
著者/訳者:ヤマグチ ノボル
出版社:メディアファクトリー( 2011-02-25 )
文庫 ( 231 ページ )
作者サイト:hexagon
作者twitter:ヤマグチノボル (hexagonzero) on Twitter
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~:So-netブログ

エルフに攫われてエルフの首都で監禁されたと思ったら、
心を失わされそうになって、ちょっとお転婆なエルフっ娘と逃避行することになった才人とテファ。
才人に対する恋心を自覚するに至った最高のおっぱいを持つテファと、
遠く離れた地に思い人がいる才人の敵地でのアバンチュールが今ココに!

いやー、テファがマジでエロいというか可愛いというか萌えというか!
初登場の頃からポテンシャル(主に胸)が高かったテファですが、
やはり恋をすることで女の子の魅力が何倍にも増す訳でして最高のヒロインっぷりを見せてくれます。
恋したら一直線、ルイズに悪いと思いながらも止まらない恋慕の情に戸惑いながらも、
才人の為なら全部あげちゃう覚悟を見せるテファってばマジヒロインですよ。

人間の土地ではエルフの血が疎まれて排斥され、
エルフの土地ではハーフだからとやはり疎まれて、
最後の望みであった、母の血族からも恨まれるという絶望的な状況の中、
才人との絆を求め、命懸けで繋がるテファってばもう健気で健気で…
これはもう、才人は一夫多妻になるしかないね!

どうやら22巻で終わるっぽくて、テファと才人のアレコレだとか、
教皇たちの思惑だとかの謎もそろそろ解明されるみたいで物語的にも楽しくなって参りました。
異世界召喚モノというベッタベタな設定ですが、
だからこそ面白いこの作品ももうすぐ終わりかと思うと中々に寂しいものがあります。
どういった結末を迎えるのか今から期待が膨らみますね!
ハーレム的な意味で!

■[ラノベ]空気化著しい主人公の意地「ベン・トー 7 真・和風ロールキャベツ弁当280円」

ベン・トー 7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者/訳者:アサウラ
出版社:集英社( 2011-02-25 )
文庫 ( 344 ページ )
作者サイト:アサウラの生存観察室
絵師サイト:Kr3
絵師twitter:柴乃櫂人 (kr3kaito) on Twitter

何でもTVアニメ化するみたいですが、どうなるのか今から気になって仕方ないですね!
いやー、スーパーダッシュ文庫のアニメ化って基本的に残念なのが多いから…
とはいえ、ファンとしては期待したいってのも有るわけでして。
少なくともこれで茶髪(巨乳)のビジュアルが拝めるかと思うとワクワクします。(笑

作者のアサウラさんは昨年の夏コミでベン・トー本を全部ゲットしてましたが、
今年の夏コミでは物理的な意味で難しいのではないかと今から無駄に心配してしまう次第です。
あ、私はエロ同人誌なら著莪が良いです! コメディなら白粉と沢桔姉妹とか!
うーむ、広部さんとのシリアスなラブコメも捨てがたい…

そんな煩悩まみれな私ですが、主人公である佐藤もマキシマム腐女子な白粉も煩悩まみれでして、
特に佐藤がヒモな元狼の山乃守に教えられたテクで白粉を利用しているつもりが、
白粉の資料として疑似フェラさせられていた所は最高にバカだと思いました。
というか、変態という二つ名は白粉にこそ相応しいのではないかと…(笑

そしてメインヒロインであるはずの槍水先輩は殆ど出ずに、
今回はHP部が解散することになった原因の一つが判るOG、烏頭みことがメインです。
いやー、黒髪ロングでメガネだけに飽きたらず黒ストってのが良いですね。
結構ヤンデレの素質が高いのもこれはこれでアリなんじゃないかな、と。

それにしても熱いバトル作品としても充分一級品な本作ですが、
やはりコメディ作品としての質が超絶に高いと感じさせられる7巻でした。
特に恒例の佐藤の過去回想での石岡くんたちとの修学旅行のエピソードは腹が痛くなるほどに爆笑。(笑
カラー口絵ではどんどん存在感が薄くなってるけど、
やはり佐藤が主人公でこそ面白いんだよなぁ、と思わされます。

しっかしアニメ化かー…
同じ集英社だからかジャンプネタが多いのは兎も角、
今回もゲームギア(私も持ってました)が出てきたりとセガネタが多いのはどうなるんだろう。
出来ればセガがスポンサーとなってまんまそのネタを盛り込んで欲しいのですが…!
セガがあってこそのベン・トーだとも思っているのでそこら辺は頑張って欲しい所ですね。(笑

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