僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/9/25 金曜日::

■[ラノベ]巨乳メイド!(ただし粗暴)「生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2」

生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:葵 せきな
出版社:富士見書房( 2009-09-19 )
定価:¥ 609
Amazon価格:¥ 609
文庫 ( 301 ページ )
ISBN-10 : 4829134402
ISBN-13 : 9784829134405
作者サイト:栄養の無いサプリメント
絵師サイト:◆Necotoxin◆

さてさて相変わらずの生徒会の日常な訳ですが、
番外編でも変わらずダベってるだけなので、
あまり変化がないように見えますが、
宇宙姉弟と中目黒くんが出てるのが一番の変化ではないでしょうか。

個人的には鍵のことに本気で恋してる宇宙巡が結構好きなんですよね。
鍵のことが好きで、振り向いて貰いたいからアイドル頑張って、
でも素直になれない上に鍵が鈍感だから気持ちが空回ってて、
ついついイジワルしちゃうトコとか可愛いじゃないですか。

まぁ、単純な可愛さなら中目黒くんの方が上なのが悩み所ですね…
小柄で眼鏡っ子でスペック高いのに男の子という決定的な弱点が…!
うーん、女装してアイドルになったら鍵も振り向いてくれると思うのですよ。
従姉にアイドルやってる人いないですかね、中目黒くん。(ぉ

ちなみに深夏ですが、今回一番萌えたのは、
巡のドキュメンタリーで教室の中心で愛を叫ばれた時のリアクションですね。
うん、可愛い。
全く、鍵も罪つくりなヤツだぜ…

:: 2009/9/23 水曜日::

■[ラノベ]主人公以外の群像劇「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」日常の価値は非凡

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-09-10 )
定価:¥ 746
Amazon価格:¥ 746
文庫 ( 543 ページ )
ISBN-10 : 4048680080
ISBN-13 : 9784048680080
絵師サイト:Left side

みーくんまーちゃんの最新作は540ページという超ボリュームで、
それでいて主人公のみーくんとまーちゃんバカップルはほとんど登場しないし、
しかも作中では「電波女と青春男」と微妙にクロスオーバーもされてて、
何とも変な内容なんですが、間違いなくみーくんまーちゃんの雰囲気が感じられました。

シルバーウィークにまーちゃんの要望で旅行に出かけたら、
宿泊先のホテルでは不穏な空気があったけど、華麗にみーくんはそれらをすり抜けて、
他の宿泊客がそれぞれの非凡なドラマを繰り広げられ、
事件が起こってたり、解決したりとする訳です。
んー、ハラショー

自己中心的な作家に、彼氏が死んで以来虚無な生活を送り自殺志願な大学生、
ロリコン探偵とそのお供の見通す目を持った中学生の少女、
冴えないおっさんと、まーちゃん並に偏執的に旦那を愛する奥さんに、
後輩の女の子との初めてのお泊まりに心拍数が右肩上がりの大学生と、
関係性がありそうで、実はみーくん関連で微妙に関係生があって、
それでいてみーくんとは関係なく物語が進んでいくんですよね。

群像劇として語られることで多面的に物語を見通せて面白かったし、
主人公カップルが積極的に関わらないというのも意外性がありましたね。
しかしラストでたった一行で語られる事実がインパクトがありすぎて、
読後の雰囲気が木っ端微塵にされてしまう訳なんですが…

えー、次回どうなるんだろ、これ…?

:: 2009/9/16 水曜日::

■[ラノベ]復活の蛇「灼眼のシャナ」XIX

灼眼のシャナ〈19〉 (電撃文庫)
著者/訳者:高橋 弥七郎
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-09-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 279 ページ )
ISBN-10 : 4048680072
ISBN-13 : 9784048680073
絵師サイト:□■BENJA-MING TOP■□

相変わらず文章に漢字とルビがやたらと多いので、
読むのに時間が掛かってしまい、やっと読了。
ただまぁ、ストーリーの進展自体も相変わらずで、
そう言った意味ではやっぱり物足りないかな。

悠二たちを追って神門をくぐったシャナ一行だけど、
予想通りサブラクの待ち伏せに遭い、シャナ以外が相手をし、
地上では攻勢に出たフレイムヘイズを相手に、
使命の為、デカラビアが淡々と手を打って徐々に巻き返していく―

フレイムヘイズと紅世の徒のオールスターな戦いの為、
シリーズ通して読んでいると”極光の射手”とか、
懐かしい面々が出てきたりDSのゲームキャラが回想で出てきて、
結構重要なシーンに絡んできたりとファンサービスが多いです。

前巻はフレイムヘイズの巻き返しだったけど、
今回は更に仮装舞踏会にひっくり返されてる所なので、
次巻ではマージョリーも復活したことだし、
フレイムヘイズ側の逆転を期待したい所です。

:: 2009/9/12 土曜日::

■[ラノベ]地蔵さん可愛すぎ「オオカミさんとスピンオフ―地蔵さんとちょっと変わった日本恋話」

オオカミさんとスピンオフ―地蔵さんとちょっと変わった日本恋話 (電撃文庫)
著者/訳者:沖田 雅
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-09-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 335 ページ )
ISBN-10 : 4048680153
ISBN-13 : 9784048680158
作者サイト:unaji-mir

オオカミさんシリーズでカップルと言えば主人公組以外では浦島さんと乙姫が居ますが、
あっちは既にくっついちゃってるので(性的な意味でも)、
ラブコメ的には盛り上がりに欠けるというか何というか。
しかし、忘れてならないのが地蔵さんと花咲さんの堅物カップルです。
地蔵さんのちょっと変わってるけど、一途な恋心は非常に萌えです。萌え萌えです。
その萌えっぷりはこのように番外編として一冊出来るくらいなのです!

いやー、それにしても地蔵さんの可愛さはオオカミさんを食う勢いですね。
オオカミさんは典型的なツンデレですが、地蔵さんは敢えて言うなら良妻賢母。
花咲さんのことを影に日向に支え、レトロな貞操観念で慎みを持ち、
手を握るのも恥ずかしがり、制服の裾を掴むのがやっとだなんて可愛すぎる…!

そしてだからこそ、花咲相手に(宇佐見先輩の策略とはいえ)疑似裸エプロンだとか、
Tシャツ一枚で子供を挟んで川の字で寝たりとかするインパクトは強大なのです!
普段、顔と手以外の肌を見せないからこそ、希少価値が高いのです!
地蔵さん可愛い…! 嫁にしたい…! 添い寝したい…!

もうね、地蔵さんの恋する乙女の笑顔にはそりゃもうメロメロにされちゃう訳ですよ。
自分のことより相手のことをまず考えてしまう健気な地蔵さんってば、
こりゃもう一生掛けてでも守ってあげないと、とか思ってしまう訳ですよ!
はー、ホント地蔵さん可愛いわー
花咲さんと末永くお幸せに!

:: 2009/9/9 水曜日::

■[ラノベ]雪山の山小屋で二人きり…!「れでぃ×ばと!」9巻

れでぃ×ばと!〈9〉 (電撃文庫)
著者/訳者:上月 司
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-09-10 )
定価:¥ 515
Amazon価格:¥ 515
文庫 ( 222 ページ )
ISBN-10 : 4048680110
ISBN-13 : 9784048680110
作者サイト:こーづきさんち
絵師サイト:ひとりでできるもんっ

「かのこん」スタッフでアニメ化らしいのですが、さもありなん。
まぁ、「かのこん」ほどのエロさはないですけど、
「To LOVEる」レベルのエロさは間違いなくある作品です。
電撃文庫の売れ筋の中では一、二を争うエロさかと。

どのくらいエロさのエロコメかをこの9巻収録の3編のあらすじで説明すると…
・雪山でプチ遭難して山小屋で下着姿で肩を寄せ合って火に当たる
・何だかんだで服が脱げる上級生とドジつ娘同級生とロリ先輩と。
・金髪ドリルのツンデレさんの看病イベントでパジャマ脱衣
…うん、ベタだな!

今回収穫だったのは怜悧なメイド教師の深閑の情報が判ったことですね。
表情に出ないだけで恥じらいとかあるというのも非常にグッドですし、
何より今まで男性に肌を見せたことがないということから導かれる結論が…!
それにしてもフラグの立てっぷりが素晴らしくラノベ主人公ですよね、秋晴は。
名前の通り、清々しいくらいだぜ…!

それにしてもエロコメとして楽しいのですが、
まだどの女性も確定的に恋に堕ちてないんですよねー
という訳でまだまだ面白さが広がっていく余地が残されているので、
この先も楽しみです。

:: 2009/9/4 金曜日::

■[ラノベ]イチャラブカップルにあてられまくり「“文学少女”と恋する挿話集」2巻

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)
著者/訳者:野村 美月
出版社:エンターブレイン( 2009-08-29 )
定価:¥ 672
Amazon価格:¥ 672
文庫 ( 383 ページ )
ISBN-10 : 4757750390
ISBN-13 : 9784757750395
絵師サイト:nezicaplant

ファミ通文庫公式サイトのFB Onlineで公開されていた短編に書き下ろしを織り交ぜた短編集第2弾。
2年前にオンラインで公開され始めた頃から、琴吹さんのツンデレ空回り具合とか、
森ちゃんと反町くんの初々しいバカップルぶりが評判を呼んでいたのですが、
やはり文庫になると知名度が一気に増したように感じますね。
現在でもFB Onlineで短編が連載中ですが、今は最終話の前編です。
最後の一冊を待てない人は先に読むのもアリなのではないでしょうか。

さて、今回の短編は心葉くんがロリコンでホモでマザコンな疑惑がかけられる短編、
ツンデレ琴吹さんの空回りっぷりを本人視点で綴った短編、
そして琴吹さんの親友である森ちゃんと、森ちゃんのことが好きな反町くんが出会い、
告白し、付き合い始め、バカップルになる内容を描いた短編の3種類が時系列順に並び、
それぞれ違った面白さをもたらしてくれます。

森ちゃんと反町くんの二人の物語は本編のように大きくドラマチックな展開はないけど、
恋する反町くんの高校生らしい悩みと、友達想いの森ちゃんが可愛くて、
読んでいると心が躍るような軽快さがあって、凄く楽しかったですね。
特に反町くんのキスがしたい衝動とか、水着に対する情熱とか凄くバカだけど共感できたし、
森ちゃんの下の名前を呼んだ時の反応とか可愛すぎだし、水着エプロンとか反則すぎでした!
本編の雰囲気が好きだった人には多少違和感があったかもしれませんが、
ちゃんと遠子先輩と文学作品が物語に関わっていたしこれはこれで全然アリだと思うんですよね。

それと琴吹さんは恋するツンデレすぎだなぁ、とつくづくと思いました。
水着姿で見せつけられた素晴らしいスタイルといい、最高の武器を持ってると思うのですが、
やはり琴吹さんは報われないからこそ輝くというのものなのかな、とも。
だからこそ、最後の書き下ろし短編で幸せそうな琴吹さんを見ると、
心を鷲掴みされたように感じられるのかも知れません。

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