その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/11/12 金曜日::

■[ラノベ]やっぱりいたちさんは可愛い「ほうかご百物語」9巻

ほうかご百物語 9 (電撃文庫 み 12-9)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-10 )
文庫 ( 327 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

という訳でこれにてひとまず終わりの9巻でございます。
コンスタントに4ヶ月に1冊出して非常に優等生だった作品なだけに、
終わるのはちょっと寂しいですが、どうやら短編集+後日談のもう1冊出るらしいので、
そちらも待ちたいトコロです。

イベント的には大祓が終わった後だからのんびりかなー、と思いきや、
大祓の時に使用すればする分だけ代償を支払う必要がある化皮衣の副作用で、
自宅が崩壊しちゃった真一がイタチさんとこにご厄介になって魅惑の同棲生活が開始ですよ!
二人が仲良く喧嘩しながらも暮らしているのが微笑ましくて羨ましいです。
料理の味付けで口論しちゃったりとか殆ど新婚さんだよね、この二人…

しかしそんな二人だけど学生は「つきあってください」のイベントがない限り恋人じゃない訳で、
心を読む妖怪、覚の出現をキッカケに遂に二人が想いを言葉にして伝え合うことになるんだけど、
ここにきて発現する大祓の後遺症!
かなり緊迫した事態だけど、この作品がハッピーエンド以外あり得ないだろうと、
どこか安心した気持ちで読んでいたのも確かだったりします。(笑

何はともあれみんながみんな幸せになって何よりでしたよ。
最後の最後でアルバイトに精を出しまくる穂村の伏線が回収されたのには驚かされましたが、
それもまたほうかご百物語っぽくて面白かったです。
真一の性格からしてイタチさんはこれからヤキモチ焼くことが多くて大変でしょうけど、
末永く幸せに暮らして欲しいトコロです。

:: 2010/11/9 火曜日::

■[ラノベ]吉田さん、ヒロインに復帰!「灼眼のシャナ」XXI

灼眼のシャナ〈21〉 ((電撃文庫))
著者/訳者:高橋弥七郎
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-11-10 )
文庫 ( 301 ページ )
絵師サイト:□■BENJA-MING TOP■□
絵師twitter:いとーのいぢ (itoww) on Twitter

前回、大敗を喫したフレイムヘイズたちを尻目に、
着々と楽園を作るために邁進する”祭礼の蛇”ことその代行体坂井悠二。
しかし負けたとはいえ諦めていないシャナは、
アメリカの地で大地の四神、残りの3人のフレイムヘイズと会うのだった…

物語の舞台は遂に始まりの地、御崎市へ。
そこまでは予想できたんですが、そこで悠二が取った行動は予想外。
まさか吉田さんを迎えに行くとは…
そしてラストに吉田さんが取った行動も…
どうなるんだ、吉田さん…!

フレイムヘイズや世界の成り立ちも朧気に見えてきて、
フィレスたち、今ひとつ思惑が見えてこなかったキャラの内面も見えてきて、
本当にクライマックスが近付いてきた実感できるんですが、
結末がどうなるのかは全く読めないです。

しかしシュドナイ、前から思ってたけど…
うーむ、やはりロリコンだったか…(ぉ
それにしても気のせいかフレイムヘイズや徒で恋人関係のキャラが多いなぁ…
シャナと悠二はどうなることやら…

:: 2010/11/8 月曜日::

■[ラノベ]お兄ちゃんは心配性「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」7巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉 ((電撃文庫))
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-11-10 )
文庫 ( 301 ページ )
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:鼻 (kanzakihiro) on Twitter

よく一緒に読まれている同人誌
  この本とD.L. action55D.L. action56をあわせて読む

D.L. action55 + D.L. action56

今回はネタバレ上等なので格納。
(more…)

:: 2010/11/3 水曜日::

■[ラノベ]羽川翼の失恋「猫物語(白)」

猫物語 (白) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2010-10-27 )
単行本(ソフトカバー) ( 308 ページ )
絵師サイト:青 春 電 繪 物 語 – 無名小站

○○が可愛すぎて生きるのが辛い。

そんな慣用句(?)が使われ始めて久しいですが、
恥ずかしながらワタクシいくら何でもそんなことないだろうと高を括っていたのですが…、
すみません、今メチャクチャ羽川が可愛すぎて生きるのが辛いです…!

もうね、他の漫画とかラノベを読んでも気が付いたら羽川のことばかり考えてるの。
羽川と戦場ヶ原が一緒にシャワーを浴びて洗いっこしてる所とかどんなのかなー、とか、
羽川が100均で買ったスエット姿ってどんなのだったのかなー、とか、
そんな益体のないことを悶々と考えてしまうのは序の口で、
羽川が人間的に成長…、もとい人間に成ることに対する複雑な思いを抱いたり、
ラストで子供のように泣いてしまう羽川を想像するだけで涙が出てきちゃうんですよ。
ホントどうしよう。

傷物語から続いてきた羽川の一連の物語もここで区切りが付いたんだな、
これで羽川は一人の人間として前に進めるんだな、という感慨を抱きつつも、
羽川の物語はこれでもう終わっちゃうのかな、と思うと寂しさが半端無く胸に押し寄せてくるんですよ。
叶うならば羽川のことをもっと知りたいし、付き合っていきたい。
でも、もうそれも叶わないかも知れないんだよなぁ…

今回の物語は羽川視点で語られる羽川が一人称だっただけに、
全体を通して読むと、あぁ、本当に羽川が阿良々木くんのことが好きなんだなぁ…
ということが良く判り、また、羽川が何を考えているのかも感じられて、
胸がいっぱいになるくらいの感動が…
あぁ、この胸のうちをどうやって表現すれば良いのか私の知識では判らないよ!

本当に羽川が羽川で羽川だから羽川なんですよ!
あぁ…、羽川が可愛すぎて生きるのが辛い…

:: 2010/11/2 火曜日::

■[ラノベ]短編集だよ! 1日東京皇帝☆愛藤四菜!「東京皇帝☆北条恋歌」7巻

東京皇帝☆北条恋歌 7 (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-10-30 )
文庫 ( 333 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter
絵師サイト:el2

東京こうていわ!

6巻ラストでの怒濤&急転直下のクライマックスから一転、
今回は短編集なので微妙にヤキモキしちゃう「東京皇帝☆北条恋歌」7巻です。
時系列的に1巻の前から、6巻の途中までの6話構成で、
本編で出番が少なめなヒロインが主に活躍している気がしないでもないよ?

夕鶴は7巻でも表紙を奪取できなかった上にかつての親友のりせに取られてますが、
一応夕鶴ヒロインの話もあるので落ち込む必要はあるような無いような。
というか夕鶴がヒロインだと、夕鶴の変態ブラコンストーカーっぷりが如実に見えてきて、
逆に引く読者が多いんですがそれは良いのかどうか悩ましい所です。

そしてヒロインのりせですが、相変わらずお母さん扱いされまくりで、
もうお母さんキャラで押していく方が良いんじゃないかと思います。
しかし九州の面々が出てくる短編はちょっと懐かしく感じちゃいますね。
同窓会を思い出しちゃいましたよ。

まぁ、個人的には1日東京皇帝☆愛藤四菜さんが今回のMVPだったかなぁ。
恋歌の思い付きで一日立場を入れ替えた四菜が色々やっちゃう話が、
結局は恋歌に色々やられちゃったのには判っては居たけど可哀想というか。
本編で出番がないだけに四菜、結構輝いてたよ?

:: 2010/10/25 月曜日::

■[ラノベ]こっちはアニメ化じゃないですよ?「10歳の保健体育」2巻

10歳の保健体育2 (一迅社文庫)
著者/訳者:竹井 10日
出版社:一迅社( 2010-10-20 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:東京帝国立・八坂原学院/初等部
作者twitter:竹井10日 (tendays_takei) on Twitter

タイトルの通り、10歳のはみるに対する保健体育の授業、
もとい下ネタの応酬による不可解な単語に?マークのはみるという、
アグネスる昨今ではかなりギリギリなネタがぎっしりの「10歳の保健体育」第2巻。
一体どういった層が買っているのかさっぱり判りませんが、
少なくとも私は買っている訳ですが、別にロリコンじゃないですよ?

それにしても旧来の竹井10日作品の伝統に則った暗い過去を持つ激モテ主人公の静姫さんですが、
そのモテっぷりが留まる所を知らないというかブラックホールすぎるというか。
中学時代の後輩の桜ちゃんをその幼馴染みの亮君から図らずも略奪するだけでなく、
落ち込んだ亮君を慰めて付き合い始めたはずの楓ちゃんを図らずも略奪してしまい、
更に亮君のブラコン気味の妹を過去の格好いいエピソード付きで図らずも略奪するだけでなく、
また更に亮君の過保護な家庭教師が見知った人でまたもや図らずも略奪するという、
通常のエロゲ主人公スペックの亮君も真っ青なチートっぷりを見せてくれます。
というか亮君の立場からするとトンデモなNTRエロゲですよね。(笑

そんな感じで今回も竹井10日節が効きまくったコメディ満載かと思いきや、
中盤からは静姫のまさかのイギリス行きが決まる展開で、
それをキッカケとしてお姉ちゃんはフラグが立つし、(今更)
翠蓮ちゃんはダダ甘えモードになっちゃってはみるさんもツッコミ疲れをするほどに。

それにしてもはみるが精神的に10歳とは思えないくらいにしっかりしてますが、
その原因の一端となった出生の秘密が判ることに。
しかし静姫ってばはみる相手のあの台詞は死亡フラグなのでは。(エヴァ的に)
うーん、これは続きがどうなるんだろうなぁ…
普通なら数年後になるだろうけど、そうなるとタイトルと整合性取れないんですよね。(笑
はてさて。

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