その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2023/6/24 土曜日::

■[ラノベ]神獣の鍋の味「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」6巻

聖ミスラでの騒動も終息し、平和の時が訪れたため諸国を招いて式典を行う中、
招待されながら何故か参加しなかったノールは、
何故か王都での水路落成記念の式典に参加しているのであった…

一年ぶりの新刊ですが、前半はやっと訪れた平和な日々の日常です。
相変わらず勘違いをしているノールの面白さと、
ロロを巡るラブコメ具合が中々ニヤニヤできます。
もちろんそこにも次の展開の伏線は散りばめられているんですけどね。

新しい舞台は南に広がる砂漠で繁栄する商人たちの国サレンツァ。
外道なことを平然と行う強欲な商人たちの国に訪れたノールたちは、
相変わらず次々と騒動を起こしますね。
虐げられた獣人たちを助けるのは当然ですが、
大地の養分を奪い続けていた地下に眠る神獣を叩き起こして、
あっさちと討伐するのはとてもノールだと思いましたw

神獣も眠る前の轍を踏まないようにジャンプしたのに、
そこから格ゲーで無限コンボを叩きこまれるが如く、
空中でお手玉されまくって本領を発揮できずに殻を剥かれて、
存分に食べられるとは思ってなかったでしょうね…w
ノールにはエビとしか認識されなかったのも憐れ…

それとオーケンの副官であるメリジェーヌさんですが、
本職の司書としての仕事よりも趣味の魔道具作成の才能が凄まじすぎて、
オーケンに良いように使われてワーカホリックになっているのは、
こう言ってはなんだけど、正直笑っちゃいますよねw

メリジェーヌを限界まで働かせながら、
快適に仕事を出来るように環境を整えるオーケンたちは本当にエグいというか…w
そのメリジェーヌに魔道具作成の腕を見込まれたロロは大変でしょうね。
シレーヌとメリジェーヌはロロの時間の奪い合いをするのかもしれない…
ロロは本当にモテモテだな…!

:: 2023/6/22 木曜日::

■[ラノベ]甦る鬼火「濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記」3巻

四ヶ国同盟が魔領を焼いたため引き起こされた大暴走。
ウォルムはダンデューグ城で奮闘して生き残ったものの、
仲間たちとは生き別れ、祖国も焼かれたため、群島諸国で酒浸りの毎日だった。
しかし、一年が経過して移植された目に異常が出てきた事で動かざるを得なくなって…

目の治療をするためには莫大な金か伝説的な治療薬が必要だけど、
ウォルムができるのは戦争だけっていうのが異世界転生モノとしては珍しいですね。
折良く領主間でのお行儀の良い紛争があるので傭兵として参加したら
予想以上の活躍をしちゃって敵味方に大きな衝撃を与えるのは、
ある意味異世界転生主人公っぽいな、とは思います。

それにしても表紙に出ているカリムとクーウェンの二人だけど、
Web版読んでた時はただの少年兵って感じでしたが…
この書籍版ではこう… ショタみが凄いですね…
ヒロインが不在となるとはいえ、まさかショタで攻めてくるとはなぁ…w

まぁ、紛争自体も強欲なメイゼナフ伯爵を完膚なきまでに叩きつぶしてスカッとしましたし、
迷宮へと赴く船旅でもウォルムは活躍していましたけど、
本当にウォルムは行く先々で戦いに巻き込まれる男ですよね。
この一年の酒浸りの毎日が一番平和だったんじゃないでしょうか。

次の4巻からは迷宮攻略編ですね。
ヒロインは出てきますが、色々とまた酷いことになりますので…
その… 覚悟しましょう…!

:: 2023/5/30 火曜日::

■[ラノベ]呪いの戴冠「みつばものがたり 2 呪いの少女と死の輪舞」

呪詛と即死呪文を10年間溜め込んだものを人の形にしたようなもの、ミツバ・クローブ。
呪われた彼女を葬るために継母のミリアーネが奸計を巡らせたせいで戦争が勃発し、
ローゼリア王国は崩壊の一途を辿るのであった…

という訳で怒濤の展開が詰め込まれた2巻です。
戦争もあるし革命もあるよ!
ルームメイトのクローネとサンドラも活躍するよ!
そして何よりも血と呪いに彩られた展開ですよ!

ミツバは直接的に殺そうとすると呪いで死んでしまうから、
戦争の最前線に立たせて敵国に殺して貰おうというのはわかるんだけど、
そのためだけに戦争をして領土を切り取られるのはアホすぎる…!
でも、自分以外はどうでも良いと考えてるのがとても貴族っぽいですね!
国王も善人なんだけど、能力がないのが悪ですね!
為政者というのは能力が全て!

そして能力を持つクローネが躍進するのもまた戦争らしいですね。
容赦ない作戦で敵軍の騎兵を多数討ち取り、味方を上手く使ってて、
女傑っぷりが半端ないですよ!
さすが、ミツバと仲良いだけあります。

そのミツバも革命のただ中に有っても自分の立場を確保しつつ、
機を見るに敏であり、容赦ない手段で美味しいところを奪取してて、
本当にイカしますよね!
暴力の使い所をよく弁えていると思います。

ミツバが支配することでこれからローゼリアがどうなるのかはまだわかりません。
Web版も作者の七沢またりさんに第二子がお生まれになったので(おめでとうございます)、
しばらく停滞することになりそうなので…
3巻が出るのはまだまだ先だろうな、と思います。
ただ、2巻以上にハチャメチャになりそうなので、
そういった意味では楽しみです。

:: 2023/5/28 日曜日::

■[ラノベ]家族計画~心の絆~「佐々木とピーちゃん 7 疑似家族、結成! ~温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち~」

宇宙の遙か彼方から飛来した未確認飛行物体の調査を上司から依頼された佐々木と二人静と星崎さんは、
機械生命体の十二式ちゃんとコンタクトを取るも、星崎さんだけが友好的になるという結果に。
感情というバグを発露させた十二式ちゃんはメンタルがクソザコすぎるので、
地球の平和のためにも十二式ちゃん提唱の疑似家族計画が始まるのであった…!

今回は異世界パートはちょっと少なめです。
かなり手柄と一緒に仕事を断っているあたり、
相変わらず佐々木はスローライフという目標からブレませんね。
領地開拓や乗馬練習とかそれなりに忙しくしているので、
スローライフの夢はまだまだ遠いみたいですが…

そして現世界パートでは十二式ちゃんがノリノリです。
住居の移築に百貨店でお買い物に遊園地で遊ぶとか、
確かにとても家族っぽいな、と思いました。
百貨店のくだりとか、二人静が言ってた過去の情景がまんま思い出せるあたり、
私に一番近い世代が二人静だという事実にちょっと切なくなりましたけども。

星崎さんの執拗なJKアピールとお隣さんJCの静かな恋の鞘当てとかニヤニヤできるけど、
二人とも人体くらい余裕で破壊できる能力を持っていますので、
もし本格的な修羅場が到来したらと考えると恐ろしいですね…
今のところは佐々木は全く関知していないというか、関知できてないけれど、
佐々木本人が持てを自覚したらどうなるのか気になるところです。

佐々木と二人静が十二式ちゃん排除のために計画を立てるとか、
とても汚い大人をしているだけに純真な星崎さんが眩しいですね。
でも、純真を通り越してアホの子すぎて悪魔たちに本名を名乗ってしまうあたり、
ちょっとこれからがとても心配になってきてしまいます。
まぁ、まだJKだし仕方ないのかな…w

それにしても天使と悪魔の代理戦争の裏側で起こっていることを知ると、
本当に人間って醜いよなぁ、と思いますね。
でも、そういった醜さにも納得しちゃえるのが悲しいところです。
だって人間ってとても愚かで醜いもの。
そりゃ十二式ちゃんが滅ぼそうとするわ。

しかし、これで十二式ちゃんも正式なメンバーとなったみたいですが、
流石にこれ以上はレギュラーキャラは増えないですよね?
次は十二式ちゃんが主体の学園編に突入みたいですが、はたしてどうなるのか…
どちらにしろ佐々木とピーちゃんのスローライフの夢はまだまだ遠そうですね…w

:: 2023/5/19 金曜日::

■[ラノベ]天然アイズと恋するアマゾネスたち「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 掌編集」2巻

ダンまちソードオラトリアとファミリアクロニクルの店舗特典SSを中心に収録された掌編集です。
私も小冊子付き特装版をアニメイトとかでできるだけ買ってるんですが、
全店舗特典を揃えるほどのオタ活動を行っていませんので、
未読のSSも多くて興味深かったですね。

外伝のSSということでどうしてもベルくんの出番が少なくなっているので、
必然的にラブコメ成分が薄くなっているのだけは残念ですね。
ティオネやレナといったアマゾネスのラブコメが多めに入っていますが、
どちらかというとそれはコメディ要素が強いからなぁ…w
特にテルスキュラのアマゾネスたちはその傾向が強い…!w

それでもたまに出てくるベルくんは良い味を出してくれてるんですよね。
特に歓楽街から逃げ帰ってきたベルくんを無意識にジェラってるところは、
とてもニヤニヤ度が高いと思います。

それにスクエニの単行本同時刊行キャンペーンのSSは、
ファミリアクロニクルとダンメモコミカライズのネタが入っていて、
とてもお得感がある内容でした。

でも、一番良かったのはやはり書き下ろしの「ガールズ×クロス ~半年間の四道~」ですね!
吹っ切れて突き抜けたシルさんが楽しかったし、
恋するリューさんのアイズへの駆け引きが最高でしたね!
アイズへのわだかまりも少し解消出来たようですし、ホッとするものがありました。

それにしても18巻から数ヶ月経ってもベルくんはLvが5のままなのか…
まぁ、流石にLv6まではそれなりに掛かるよなぁ…
早く本編の続きも読みたいものです。

:: 2023/5/15 月曜日::

■[ラノベ]シヴァを継ぐ者「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」6巻

シャンバラの遺物を探して中央アジアにやってきた達也一行。
幾つかトラブルはありつつも鍵を手に入れた達也たちは、
次の手掛かりを求めて動き出す。
そして一方で遠上遼介は敬愛するレナの元へ戻ろうとしていて…

達也の反則的な魔法があるからか、わりとサクサク進みますね。
シャンバラの設定とかも流石にしっかりと考えられており、
それらの情報を噛み砕いて考察し、シャンバラの遺産を得ていく達也はお見事でした。
しかし、1万年以上も伝承が続いて遺産を守る人々がいるというのは、
流石にちょっと設定に無理がある気がする…w

それにしてもリーナはやはり良いキャラですね。
可愛いしコメディ要員としても優秀だし、
やはり彼女がいるだけでこの物語は華やかになると思います。
でも、流石にエッチなメイド服はやりすぎだと思うの…w

それにしても十六夜調は大亜連合の八仙に手玉に取られたり、
達也以外の日本人魔法師はわりとヘッポコなのが多い印象ですね。
同じ八仙も達也と光宣の二人に掛かればあっさりと殺されるんだから、
やはり主人公タッグは反則的に最強すぎると思いました。

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