その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2017/7/28 金曜日::

■[ラノベ]陶-TOU-「陶都物語 ~赤き炎の中に~」壱巻

陶都物語 ~赤き炎の中に~壱巻陶都物語 ~赤き炎の中に~壱巻
出版社:ホビージャパン
作者名:まふまふ
作者サイト:まふまふのホームページ
絵師名:碧風羽
絵師サイト:Last Orchesta
絵師twitter:碧 風羽 – Foo Midori (@foomidori) on Twitter
Kindle版:陶都物語~赤き炎の中に~ 1
DMM電子書籍:陶都物語~赤き炎の中に~ 1

美濃地方の陶磁器を扱った中小企業の社長が過労で倒れて気がついたら、
江戸時代末期の美濃地方の貧乏農家の赤ん坊、草太として転生していたでござる。

元々は個人サイトで連載していた作品なんですが、
数年前から小説家になろうで連載するようになって、先月HJノベルスから書籍化されました。
なろうによくある異世界転生チートとはちょっと趣が異なる、幕末転生でチートなしです。
ですが、21世紀の陶磁器の知識があるので知識チートではあります。
とはいえ貧乏農家という底辺からのスタートですからね。
そういった意味ではハンデ戦といえるでしょう。

この作品はいわゆるライトノベルの範疇に入ると思うんですが、
ヒロイン力というものがとても低い作品なので、ラブコメを期待すると肩透かしを食らうでしょう。
とはいえ転生チートモノが好きな人には結構向いてると思います。
どちらかというと内政チートに近いですが、
順風満帆とは言い難い苦難の連続なのであまりチート感がありませんね。
だからこそ面白いのですが。
時代設定的にも「JIN -仁-」が好きな人あたりにお勧めできるかと思います。

1巻は物語の序盤なんですが、盛り上がるところは結構ありますね。
安政の大地震とかイベントとしては結構大きかったですし。
とはいえ、復興模様とかは盛り上がったけど、お妙ちゃんはなぁ…
書籍化で変更があるかと思ったけどそんなこともなく、辛い…
もうちょっと救いのある展開は無理だったのかなぁ…

物語としてはまだまだ序盤なので続刊が待ち遠しいところです。

:: 2017/7/27 木曜日::

■[ラノベ]両手にたわわの混浴回!「異世界混浴物語 5 激動の海底温泉」

異世界混浴物語5巻異世界混浴物語5巻
出版社:オーバーラップ
作者名:日々花長春
作者サイト:日々花長春
作者twitter:日々花長春@5巻発売中です! (@HibihanaN) on Twitter
絵師名:はぎやまさかげ
絵師サイト:Fountain’s square blog
絵師twitter:はぎやま3日目A-04a (@Hagiyamasakage) on Twitter
Web版:異世界混浴物語
Kindle版:異世界混浴物語 5 激動の海底温泉
Kindle版まとめ買い:異世界混浴物語
DMM電子書籍:異世界混浴物語 5 激動の海底温泉

魔族に転生していた妹の雪菜と再会することが出来た冬夜たち。
めでたしめでたしかと思いきや風の女神の神殿にいるはずの春乃さんが、
何故か水の女神の神殿にいるというお告げが!
文通の連絡も取れないし、不安が募る中、海中にあるという水の女神の神殿に向かい…

いやー、「異世界混浴物語」という名に恥じない内容でしたね!
魔族との戦いなんかよりも混浴シーンに圧倒的文章ボリュームを割り当てたり、
カラーピンナップを見開きで配置したりと、この作品の売りをよくわかってらっしゃる!
やはりね、この作品の売りはエロコメですよ、エロコメ。
混浴にエロを求めるのは間違っているだろうか。
いや、間違っていない!(反語

春乃さんとクレナの二大ヒロインに両脇を挟まれての混浴だけでなく、
妹キャラたちへの愛情あふれるシャンプーとか洗いっことか最高ですね。
おっぱいに顔を埋めさせてくれるセーラさんも素晴らしかったです。
あぁ… パラダイスはここにある…!

一応言及しておくと魔族とのバトルも中々見所がありましたよ。
人間無骨の十文字槍を使っていることから前世は森長可なんでしょうけど、
鬼武蔵の名に恥じない強さを見せてくれましたね。
まぁ、生前と同じで飛び道具が苦手みたいでしたけども。

この巻でかつての魔王たちの戦略が垣間見られたわけですが…
意外な真実っぽい感じですね。
次の巻あたりでその謎もだいぶ解明されるとは思いますが、
そんなことよりも混浴シーンを丁寧に詳らかに赤裸々にしていって欲しい所存であります。

:: 2017/7/25 火曜日::

■[ラノベ]身の丈に合った冒険を「我にチートを」3巻

我にチートを3巻我にチートを3巻
出版社:ホビージャパン
作者名:温泉卵
作者サイト:温泉卵
絵師名:植田リョウ
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮 (@ueda_ryo) on Twitter
Web版:我にチートを
Kindle版:我にチートを 3
Kindle版まとめ買い:我にチートを
DMM電子書籍:我にチートを 3

くされ病に冒されたアニタちゃんを助けるため、
治療することができる竜神草が手に入る試練の谷ダンジョンに挑んだサブロウ。
圧倒的に足りないレベルを機転を利かせて戦闘を全回避することで、
ラスボスの間まで到達したはずがそこにはラスボスではなくて美少女がいて…

やっと18禁らしい内容が入ってますが、それでも結構控えめな3巻です。
まぁ、この作品の面白さの肝はエロではないですからね。
等身大の主人公がちょっとした機転を利かせて、
身の丈に合った小さな冒険を繰り広げていくのが面白いのです。

とはいえ、今回は小さなとはいえないくらいの冒険でしたけどね。
竜のウノ様だけじゃなく、精霊に愛されて結婚しただけではなく、
試練の谷ダンジョンで手に入れた天文学的熟練値を湯水の如く使って手に入れたエディタスキルで、
色々と出来ることが増えたりとかしましたからね。

それにしても高レベルによるチート的な強さを手軽に得るよりも、
身体感覚がクリアなままでいたいから低レベルでいるとか、
「我にチートを」というタイトルと全く逆なことになってますね。(笑
エディタスキルはチート的なことを出来る可能性を秘めていると思うけれど、
一番役に立っているのが7人の嫁との初体験を動画&感覚保存なあたり、
等身大だなぁ、という感じがして面白いのです。(笑

しかしそれだけに、人形遣いのダンジョンの結果は辛いものがあったなぁ。
試練の谷とかで上手くいったから、結果として備えが足りなくてあんな結果になったのも、
ある意味では因果応報なのかもしれないけれど…
ラーケンさんや勇者ジャスティスの顛末も含めて、
この3巻は因果応報という言葉を噛みしめる内容でしたね。

このラストはあまり引きずりたくないので、
できれば4巻は早めに出て欲しいところであります。

:: 2017/7/23 日曜日::

■[ラノベ]新シリーズ開始!「ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 1 抜錨編」

ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり1巻ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり1巻
出版社:アルファポリス
作者名:柳内たくみ
作者twitter:柳内たくみ(とどく=たくさん) (@takumi899) on Twitter
絵師名:Daisuke Izuka
絵師twitter:Daisuke Izuka(okome) (@okome_di) on Twitter
前シリーズDMM電子書籍:ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

待望のゲート新シリーズの舞台は… 海…!

という訳で外伝を挟んで始まった「ゲート」の新シリーズは、
舞台を海にして、海上自衛隊の活躍がメインであります。
作者の柳内たくみさんは元々自衛隊出身とはいえ陸自の方だったみたいで、
今回のシリーズのために海自に協力してもらって綿密な取材をされたみたいです。
だから新シリーズが始まるまで時間が掛かったんですねー

しかし… 問題は… 伊丹が主人公じゃないということです…!

まぁ、海自がメインの作品で陸自の伊丹に出番はないのは仕方ないんですが、
ロゥリィ、レレイ、テュカ、そしてヤオやピニャといった女性キャラが好きだった私としては、
とても…、とても残念でならないのです…!

もっともこの後の展開次第では出て来るでしょう。
アトランティアで圧政をする女王とか前シリーズのレディでしょうしね。
でも、取り敢えずこの抜錨編には一切出てこなかったのでとても悲しかったです…

今回の主役となるのは外伝にも出ていた江田島さんの部下で料理人の徳島です。
江田島と二人で特地に勝手に潜入して奴隷化された華僑系米国籍ジャーナリストを救出するため、
ティナエという海運国家のゴタゴタに巻き込まれながら、
江田島の経験&知識と徳島の料理の腕を使って奮闘するというストーリーです。

物語的には面白かったですし、艦船の描写とかは充分面白かったですね。
ライトノベルだと帆船モノは受けないと言われてますが、
私は漫画ですけど「海皇紀」とか好きだったので有りだと思いましたね。
飛行できる亜人が海守りとして船に乗船しているところとか特地らしい設定で面白かったです。

新ヒロインのオデット、プリメーラ、シュラの三人も可愛かったですけど、
今のところはまだ前シリーズのヒロインたちほどの魅力は感じないですね…
まぁ、巻が進むと魅力が出て来るのかもしれないけれど…
続きに期待といったところでしょうか。

取材は恐らく一段落したと思いますので続刊は早めに出ると期待したいところです。
頼みますよ…! 主にロゥリィたちが出る意味で…!

:: 2017/7/21 金曜日::

■[ラノベ]GREEN ~農村を作りたい~「第七異世界のラダッシュ村」2巻

第七異世界のラダッシュ村2巻第七異世界のラダッシュ村2巻
出版社:星海社
作者名:蝉川夏哉
作者サイト:蝉川夏哉/逢坂十七年蝉
作者twitter:蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) on Twitter
絵師名:はみ
絵師サイト:musica
絵師twitter:はみ (@hami_mi) on Twitter

1巻発売から10ヶ月、やっと2巻が出たぞー!

1巻を読んでない人に軽く説明すると、
宇宙開発よりも異世界開発が発展した地球世界の日本で、
転移事故により未確認の第七異世界に漂着するだけでなく、
現地住民と接触することになった5人の男たち。
言語を学び、トマトを育て、現地住人の助けを得ながらラダッシュ村建設が軌道に乗り始めた…
というのが大体の流れです。

2巻では国姓姫メイファの廃都探索に同行したりして衝撃的な発見をしてますが、
それよりもミクリちゃんが可愛すぎるのが一番注目すべきところだと思うんですよね!
無知な海野に女心を不用意に傷付けられても廃都探索にこっそり付いてこようとしてたり、
何というか全体的に可愛いすぎてヤバいのです。
これは海野じゃなくても参りますわ。

それと、野生動物の群れに対して一夜城的なモノを作るあたりも盛り上がりましたね。
矢狭間でキルゾーンを作るとか都市計画プランナーのオブライエンは博識だわ、ホント。
とはいえ、想定よりも野生動物の力が強かったりと、
知識だけで、経験が足りてない描写があるのがこの作品らしくて良いと思います。

しかし1巻と同じで終盤で気になる展開を入れてきたなぁ…
春日の意思が堅いのは仕方ないとはいえ、寂しいものがあるなぁ…
日本人としての意識や、現地王族たちの意向に、大国同士の方針も加わり、
物語が結構膨らんできてますがどうなるんでしょうね。
願わくば海野とミクリの二人の先行きが幸せなことを願います…

:: 2017/7/19 水曜日::

■[ラノベ]宇宙へ…「銀河連合日本」5巻

銀河連合日本5巻銀河連合日本5巻
出版社:星海社
作者名:松本保羽
作者サイト:柗本保羽
作者twitter:柗本保羽@小説『銀河連合日本』 (@YasuhaMatsumoto) on Twitter
絵師名:bob
絵師サイト:びよんびよん堂
絵師twitter:bob (@biyonbiyon) on Twitter

ガーグの暗躍とロシアを含めた不穏な世界情勢と、
楽観はできないんだけど悲観もしていない柏木たち日本政府とヤルバーン。
しかし、割りと平穏な日常を送っていた頃にフェルに帰国命令がきて、
柏木はこれを機に覚悟を決めることになり…

この作品を含めて小説家になろうで好まれる要素の一つとして、
日本文化&地球文明SUGEEE的なものがありまして、実際この作品でもその要素はあるんですけど、
この作品は基本的に宇宙を舞台にしたSFですからね。
日本人が宇宙に出てSUGEEE的なこともあってしかるべきなのであります。
そもそもコミュニケーションが作品の肝の一つですしね。

しかし冥王星の衛星軌道にワープゲートとでも言うべきものを一ヶ月かそこらで作って、
そこから一気に300万光年を一日からそこらでジャンプするとか、
やっぱりティエルクマスカ連合の技術ってば凄いですよ。
それに圧倒されるだけでなく、自分が出来ることを見つけて活躍するあたり、
柏木も主人公らしい凄さがあって面白かったです。

しかしそんな柏木に振り回される家族も大変そうだなぁ…(笑
何も知らされなかったところにフェルさんとの結婚のご挨拶とか、
よく心臓発作とか起こさなかったもんですよ。
まだまだこれからも驚きの連続だと思うだけに、
気を確かに持って欲しいものであります。(笑

さて、次巻ではイゼイラ本星での日常がメインになりそうですね。
そろそろヤルバーンが日本にやってきた理由も明かされる頃合いでしょうか。
いやはや楽しみです。

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