僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/5/23 月曜日::

■[ラノベ]純なブライド「この素晴らしい世界に祝福を! 7 億千万の花嫁」

王城から戻って、またアホな日常が戻ってきたカズマたち。
しかしある日ダクネスが10億エリスという大物賞金首のヒュドラを倒すことに躍起になり、
カズマがまた死んだりしながら、多くの冒険者仲間と共闘して倒して一段落かと思ったら、
唐突にパーティーを抜けるという手紙を残していなくなることに。
どうやらその理由は変態領主への借金の返済のために嫁に行くということで…

おいおいダクネスってばヒロイン度高めてきたじゃないですか。
処女のくせに夜な夜なナニかをしているだけありますな!
身体だけはエロい上にドMなダクネスは本気出せばやれる子ですね!
腹筋さえ割れてなければいけるとこまでいっていたんだろうなぁ。(笑

それにしても結婚式に乱入して花嫁を掻っ攫うとか、
イベントとして定番ながら細かいところはカズマらしさ満載でしたね。
というかダクネスはあんなド変態な恍惚顔を衆人の前で晒したからには、
もうカズマ以外ダメだと思うんだ。
前回はちょっと貴族令嬢としてまともっぽいところがあると思ってたのに、
やっぱりダクネスは変態だなぁ。

それにしてもアルダープのおっさんの因果応報な最期は清々したけれど、
それによって悪魔の能力が解除されて影響が明るみになり、
カズマたちが街の修繕費を払った理由が洗脳みたいなものだったのに驚きました。
流石は異世界、自己責任の範囲が広いなぁ、と思ってたんですが悪魔の能力だったとは…
単に後付け設定な気がしないでもないですけどね。(笑

個人的に今回一番注目したのはエピローグでのダクネスとめぐみんの修羅場バトルですね。
いやー、ラブコメってのは本当に良いですねぇ。
今後ももっとキャットファイトをしたら良いと思います!

:: 2016/5/22 日曜日::

■[ラノベ]Dの妄執「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」10巻 小冊子付き限定版

理知を備え、人語を解するモンスター「異端児」のウィーネと出会い、
情を育んだベルたちヘスティア・ファミリアだったが、
ウィーネは同じ「異端児」とダンジョン内の里を転々とする生活になり、
ベルたちとは別れることに。
別離したけれど再会することを願うベルたちだったが、
「異端児」を密猟するイケロス・ファミリアのディックスたちは、
最悪の方法でウィーネたちを手に入れようと策謀して…

9巻から続く下巻に相当する10巻がやっと発売です。
まぁ、ヤスダスズヒトさんは仕事が忙しいので仕方ないといえば仕方ないのですが。
それにしても400ページ超でもまだもっと読みたいと思わせられましたね。
半年以上待っていただけに渇望もより大きくなってしまったから当然かもしれませんが。

それにしてもベルくんも大変な選択の連続だなぁ…
ディックスの欲望の悪意の結果、
憧憬と約束の狭間で揺れ動くベルくんを見てると本当にハラハラさせられましたよ。
どれだけ頑張り悪名を被ろうとも手の平から希望が滑り落ちた時の絶望感が半端なかったですが、
賢者のお陰で一握りの希望が残ったのには安堵しました。

とはいえベルくんに待ち受けるこれからの苦難を考えると辛いモノがあるなぁ。
エイナさんという嘘をつかれてもベルくんという一人の少年を信じてくれる存在が、
ファミリア以外にもいるのは本当に得がたいモノですがそれでも辛いだろうなぁ。
ヘルメスには上手いことフォローして欲しいところです。

それにしても作者の大森藤ノさんは本当に牛が好きですね。(笑
ベルくんの因縁の相手だからというだけではなく、
ここで猛牛が猛威を振るうとは思いませんでしたよ。
彼の出番もまだあるみたいだし、そちらにも期待したいですね。

それと特典の小冊子の方ですが、フェルズさんによる観察日誌も面白かったけど、
九二枝さんによるリリの短編漫画も良かったですね!
本編での出番が減っていただけに良いリリ分の補給になりました。
ありがとうございます。

:: 2016/5/21 土曜日::

■[ラノベ]だって将棋が好きだから「りゅうおうのおしごと!」3巻

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2016-05-13 )

作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎(@nankagun)さん | Twitter
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらび(@shirabii)さん | Twitter
Kindle版:りゅうおうのおしごと! 3
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!

八一がデビュー戦以来、一度も勝ったことがないオールラウンダーの山刀伐八段。
何とか彼に勝つために居飛車党だった八一は振り飛車を学ぼうと、
「捌きの巨匠」生石充玉将の元を尋ねることに。
一方で八一の姉代わりで妹弟子の桂香さんは研修会で降級の危機に陥っていた。
年齢制限がありプロになれるかの崖っぷちの桂香さんは焦燥に駆られて…

あまりの面白さに震えが止まらない…

元々面白い作品ではありましたが、3巻に来て更に覚醒しちゃいましたね。
八一やあいといった才能の煌めきが面白いのは勿論なんですが、
桂香さんや飛鳥ちゃんといった凡才たちの泥臭い戦いも熱いんですよ!
心にひりつくような熱い面白さがここにはあります!

それにしても八一は強いとは思ってましたがここまで強いとは…
今までもその強さを発揮してましたけど、ここにきて本当に主人公らしい強さを見せてきたなぁ。
今回の振り飛車と超急戦から八一が出した三連続限定合って、
2010年の王将戦がモチーフなんでしょうが、
それによって八一の天才っぷりが思う存分伝わってきて痺れるんですよね。
やっぱり天才ってのはカッコイイんだよなぁ。

でも共感できるのは桂香さんなんですよね。
才能は研修会にいるからには人並み以上はあるんだけれど、
将棋に没頭できるほどの情熱はなく、でも25歳という年齢はもう引き返せないもので、
焦りながらの努力は上滑りするばかりで身につかずどんどん弱くなり、
更に焦ってしまってという悪循環。
桂香さんのプロフィールを知った時からいつかその時が来るとは思っていたけど、
それがこうまでも赤裸々に、真っ正面からぶつかってくるとは思いませんでしたよ。
そして、その衝撃がもたらす面白さは何者にも代えがたいものがありました。

そんな桂香さんに相対するもう一人の主人公であるあいですが、
彼女も彼女で辛く、厳しい試練を乗り越えていて素晴らしかった!
プロへ到るためには友達でも家族のような人を相手にしても容赦なく勝たなくてはならない。
そして何よりも負けたら泣いて走り去りたいほどの口惜しさがあるから、
どうしても勝ちたいという棋士たちの心理が如実に伝わってくるような迫力がありましたね。
小学生でその熱意を持つとか本当に末恐ろしいお子様やで…

もちろんライトノベルですので、
可愛い美少女たちの銭湯でのキャッキャウフフだったり、
ラブコメ要素も入っていたりとそういった面白さもありましたが、
それ以上に熱い面白さがある3巻でした。
近年稀に見る傑作なので3巻というまだ巻数が少ない今のうちに是非とも読んで欲しいですね!

:: 2016/5/20 金曜日::

■[ラノベ]シスタープリンセス「この素晴らしい世界に祝福を! 6 六花の王女」

「妹が欲しい」
そんなオタク男子が共感できる想いを衒いなく言い放つカズマが、
年下の王女アイリスに気に入られてしまって、
王城での怠惰な生活を満喫していたらダクネスたちに連れ戻されそうに。
何とか留まろうと考えたカズマは悪徳義賊を狙う義賊の噂を聞き、
捕まえて手柄を立てて王城で過ごす大義名分を得ようとするが…

怠惰に過ごすためには努力を厭わないカズマさんってば最高に素敵。
ミイラ取りがミイラじゃないけど、義賊を捕まえるはずが義賊になって、
カズマさんお得意のスティールが炸裂しまくりで熱いですね!
カズマさんのスティールといえばパンツ、パンツといえばスティールですよ。

というか真面目に強いですね、最弱職なのに。
伊達に格上相手との戦歴を重ねてないということでしょうか。
格下相手には簡単に死んでしまうけど、格上相手には強いとか、
凄く使いにくいキャラ特性だなぁ。(笑

それにしてもダクネスが一番まともに思えるというか、
貴族令嬢として育てられたせいで外面を取り繕うのは上手いというか。
エロネスなのになぁ…
ミニスカメイド服姿は似合ってたよララティーナ。
もっと恥辱プレイを見せてくれても良いのよララティーナ。

しかしセクハラはしまくるのに一線を越えられないカズマさんですが、
めぐみんとのフラグは充分に立っているので乗り越えて欲しいものですね!
アイリスとのフラグも立ってるけど、
こっちのフラグを成立させるためには魔王を倒す必要があるわけで…
頑張れカズマさん、死んでも生き返ることができるし大丈夫だよ!

:: 2016/5/19 木曜日::

■[ラノベ]Let’sセクハラ More おっぱい「この素晴らしい世界に祝福を! 5 爆裂紅魔にレッツ&ゴー!!」

ゆんゆんから子作りをお願いされ即スタンバイ完了なクズマ、もといカズマさん。
しかし事情を聞いてみると子作りは勘違いだけど、
紅魔の里が魔王軍に襲われているというのは事実みたいで、
カズマがオークに襲われたりといったアクシデントがありつつも、
紅魔の里に行ってみると…

めぐみんマジヒロイン。
めぐみんが可愛すぎてマジでヤバいんですけど。
もうアクアなんて宴会芸要員で良いんじゃないかな。
そしてカズマはカズマで肝心の時にヘタレというか、
覚悟決めた時に限って邪魔が入るとか、
ラノベ主人公のお約束を無視しながらも、
ラノベの運命黙示録には従わざるをえないのが悲しいね。
これがROOM No.1301ならとっくにヤってるのに…
見習って! もっと40010試作型さんの同人誌を見習ってよ!

それにしても魔王軍幹部のシルビアさんには驚かされましたね…
完全にヤラれ役だったのに終盤に魔術師殺しとキメラって蹂躙したのにも驚いたけど、
やはり一番驚かされたのは性別もキメラなところですよ…!
あの衝撃を受けた時の心境は完全にカズマと一体化してましたね。
アレはキツイ…!

紅魔の一族の謎とかいろいろと判ったけど、
まぁ、その、今回もカタルシスを感じるというよりも脱力するような事実で、
やはりこの作品は基本コメディなんだな、と思いました。(笑
個人的にはもう少しToLOVEっても良いと思うんで、
是非ともカズマさんはよりいっそうのクズマ化をお願いしたい所存であります。

:: 2016/5/18 水曜日::

■[ラノベ]暁の帝国「ストライク・ザ・ブラッド 15 真祖大戦」

ストライク・ザ・ブラッド (15) 真祖大戦 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲岳斗
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-05-10 )

作者twitter:三雲岳斗(mikumo)さん | Twitter
絵師サイト:fotologue : gallery : manyaxmohu2
絵師twitter:マニャ子(manyak)さん | Twitter
Kindle版まとめ買い:ストライク・ザ・ブラッド

第一部完!
真祖大戦というサブタイトルに恥じない素晴らしい15巻でした。
控えめに言って最高だな、と断じざるを得ない!
吸血鬼モノとしてもハーレムラブコメとしても完成度がメッチャ高かったです。

聖域条約機構の3人の真祖によって“聖殱”の祭壇たる絃神島の破壊が決まった。
そんなこととは知らない古城たちはバレンタイン直前に浅葱が吸血鬼ジャガンと会っている所を目撃し、
心が穏やかでないところに“聖殱”の遺産を知るグレンダを賭けて、
“戦王領域”帝国議会議長ヴェレシュ・アラダールと決闘することになり…

第一部の最終巻ということでヒロインたちが再登場することを待ち望んでましたが、
煌坂さんの出番が多いだけじゃなくて、彼女が出るだけで一気にラブコメ展開になる上に、
ラ・フォリアも当然のように出る上に相変わらずの大胆な積極性を見せてくれますね!
更に二人ともバトル面でも大活躍で最高でしたが、
やはり今回は人間時代の古城と過ごしてきた浅葱の内助の功と、
吸血鬼になってからの古城を支えてきた雪菜の内助の功がぶつかり合う正妻戦争が良かったですね!
最後には単なる痴話喧嘩になってるのもハーレムラブコメとして最高だったなぁ。
今までずっと浅葱が吸血されてなかったのは最後の見せ場のためだったんですね。
なるほど、納得です。

それに吸血鬼バトルとしてもラストに相応しい集大成的なモノでしたね。
ナラクヴェーラにリヴァイアサンレヴィアタンと今まで登場してきた“聖殱”の遺産や、
セレスタといった過去の登場人物たちが役割を持って動くことによって、
ラストバトルを華々しく飾っていたのは素晴らしかったです。
流石はベテラン作家の三雲岳斗さんだと思いましたね。

アニメ最終話で出てきた絃神島の周囲に浮かんでいた大きな島々の謎も分かったし、
最終巻に相応しい面白さでした。
第二部も始まるみたいだけど、是非マニャ子さんのイラストが映えるレーベルでお願いしたいです。
フラグが立ちきったヒロインたちのハーレムラブコメとか最高じゃないですか。
楽しみだなぁ。

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