その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2017/5/16 火曜日::

■[ラノベ]ゴブリン死すべし慈悲はない。「ゴブリンスレイヤー」1巻

ゴブリンスレイヤー1巻ゴブリンスレイヤー1巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
Kindle版:ゴブリンスレイヤー 1
Kindle版まとめ買い:ゴブリンスレイヤー
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 1

実はコミカライズだけでなく原作も割りと早めに読んでました。
ただ、タイミングが合わず感想を書けなかったんですが、
5巻が出るしキリが良いから書いておこうかな、と。

元々がやる夫スレ作品というのは知っていましたが、
発売即日重版するほどの人気を博したのには当時驚いたものです。
その面白さを見抜いて最終選考拾い上げから過去作を書籍化決定した担当編集の慧眼恐るべしですね。
まぁ、お陰で読者として原作、コミカライズが楽しめることになって万々歳なのですが。

知らない人に軽く説明すると、ゴブリン絶対殺すマンな主人公のゴブリンスレイヤーが、
淡々とゴブリンを殺し続けるだけの内容です!
あらすじだけ聞くと何が面白いのかわからないと思うのですが、
一貫してブレない主人公というのはそれだけでカッコイイモノがあると思うのですよ。

ゴブリンを舐めたせいで多勢に無勢で蹂躙される冒険者と違って、
泥を塗り、血を浴び、武器を奪い、効率よくゴブリンを殺す。
そんな無骨なゴブリンスレイヤーは得も言われぬ魅力があるんですよね。
運や偶然に頼らない、ただひたすらに訓練と工夫を凝らして、
ゴブリンを殺すことに特化する姿は、ある種の職人のような凄みがあるんだよなぁ。

1巻ではそんなゴブリンスレイヤーに後輩の女神官が出来たり、
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶といった人外パーティーが出来たり、
そんな彼女たちに助けられたりする冒険が繰り広げられているんですが、
それがとても面白かったです。

人を選ぶ作品だと思いますが、面白い作品だと思います。

:: 2017/5/13 土曜日::

■[ラノベ]せめて、人間らしく「絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger―」

絶対ナル孤独者4巻絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger―
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;SAO19巻発売中 (@kunori) on Twitter
絵師名:シメジ
絵師twitter:シメジ (@a_simeji) on Twitter
Kindle版まとめ買い:絶対ナル孤独者

我々は8年待った…!

Web版から実質8年経っての第4章ということで、読者的にはかなり待たされました。
スウは無事だったのかと心配していたWeb版読者諸氏にとって8年は長かったでしょう。
でも、流石に商業媒体に移ったから次の5巻は早めに出ると思いますよ。
まぁ、1年くらいのスパンは空くでしょうが…(笑

今回はルビーを宿しながらルビーとジェットの両方に牙を剥く”刺撃者”が登場しますが、
最後まで読み終わったなら別なコードネームが浮かび上がりますよね。
元々人外な能力を持つ能力者たちだけど、
こいつは一際人外ですよ…
最終目的が何なのかもはっきりしないあたりが怖いな…

主人公のミノルですは人外な能力を手に入れてからむしろ人間らしくなった気がしますね。
箕輪さんの家で朝ご飯を御馳走になったりするだけでもそうだったのに、
典江さんとの触れ合いも少しずつ普通の家族らしいものが増えてきたり、
スウとの関係だけでなく、ユミコに悪質な冗談を言えるくらいになったりと、
記憶に残りたくないと思っていた頃から比べてかなり人間らしくなっているように思えます。

ただ、トランサーが見ていたものの真実を知ってしまうと、
ミノルの過去の事件とかどこまで正確なのかとか心配になるし、
人間らしくなったと思ったのも実は幻覚だったのかもと思うし…
うーん、何か薄ら寒いものを感じるなぁ。

取りあえずユミコに関してはしっかりと餌付けされてて可愛いと思いました。
餌付けされてる間に箕輪さんとスウの二人がヒロインポジションを食いにきてるけど大丈夫なのかしら。

:: 2017/4/25 火曜日::

■[ラノベ]200人斬りの門番「王国へ続く道」4巻

王国へ続く道4巻王国へ続く道4巻
出版社:ホビージャパン
作者名:湯水快
作者サイト:年齢確認
作者twitter:湯水快 (@yumizu_kai) on Twitter
絵師名:日陰影次
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次@ (@hikage_eiji) on Twitter
Kindle版:王国へ続く道 4
Kindle版まとめ買い:王国へ続く道
DMM電子書籍:王国へ続く道 4

恫喝外交をしていたアークランドに対して、政権交代したゴルドニアは強気に出る。
まずはいつもの前哨戦を叩き潰したエイギルたちは、
本格的にアークランドに対して侵攻することに。
ただ、軍事国家としてきて君臨してきたアークランドは一筋縄ではいかなくて…

清々しいまでに力こそパワーなエイギルの活躍が読んでて楽しいんですよね。
特に今回は戦闘シーンが多めなので大活躍でしたが、
中でもダトロンの門で立ちはだかっての200人斬りは圧巻ですよね。
三国志の張飛や、鉄拳チンミのナジル編とかもそうだけど、
圧倒的な武力で並み居る敵を叩き伏せて守るという展開は熱いものがありますよ。

そしてエロの方も良かったですね。
王都の女たちの乱交パーティーも良かったし、
ダトロンで出会ったメイド長リタとの情愛溢れるエロシーンはそそりますよ。
新キャラで言えばイリジナとのエロシーンもあったけど、
イリジナは脳筋というか抜けているというか、基本バカなので、
そそるというよりも笑うというかね…(笑

そう言えばダトロンでフルールのエピソードが追加されましたが、
あとがきを読んで納得です。
Web版では回収するのを忘れた伏線をきちんと回収するための新規エピソードなんですね。
良い感じの新規エピソードだったので、
今後も回収忘れの伏線があったら書籍版で回収していって欲しいものであります。

:: 2017/4/23 日曜日::

■[ラノベ]ポケットゥのふたり「普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。疲れたら転移魔法で自宅に帰る。」3巻

普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。疲れたら転移魔法で自宅に帰る。3巻普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。疲れたら転移魔法で自宅に帰る。3巻
出版社:ホビージャパン
作者名:霜月緋色
作者サイト:霜月緋色
作者twitter:霜月緋色 (@simesabamaru) on Twitter
絵師名:吉武
絵師サイト:PMGD
Kindle版:3巻
Kindle版まとめ買い:普通のおっさんだけど、~
DMM電子書籍:3巻

普通のおっさんの3巻が出たぞー!
という訳で相変わらずハイテンションで楽しい普通のおっさん第3巻です。
シリアス展開? なにそれ美味しいの?
と言わんばかりのコメディ100%の本作ですが、
この3巻ではWeb原作からちょっと遅れてキエルとソシエのエルフ姉妹が登場です!
名前が∀すぎるけど気にしたらダメだ!

悪徳奴隷商人を現代日本の機器で証拠を掴んで成敗とか、
時代劇っぽくて面白いし、割りとテンプレですが、
それとは違って奇抜な要素がこの作品の魅力でもあると思うのです。
具体的に言うと競馬場での魔法チートですね!(笑

確かに現代日本の便利アイテムを持ち込むにしても、
お金というのはどうしても必要になってくるんですが、
それを偶然とはいえ競走馬にハイブーストを掛けて一攫千金とか。(笑
いやー、Web版で読んだ時は腹抱えて笑いましたよ!

ポケットゥを襲うジャイアントを倒す展開も面白かったですね。
まさか混ぜるな危険なアイテムで燻り出す上に重機で立ち向かうとか、
イェーガーもビックリですよ。
油圧システム強い。

相変わらずモテモテな上にフラグがビンビンなマサキですが、
鈍感力が天元突破なのではたしていつになったら気づくのか…
そういった意味でも次巻が楽しみですね!

:: 2017/4/21 金曜日::

■[ラノベ]魔王討伐のち結婚式「帰ってきた元勇者」8巻

帰ってきた元勇者8巻帰ってきた元勇者8巻
出版社:ポニーキャニオン
作者名:ニシ
作者サイト:ニシ
作者twitter:ニシ (@parallelwork) on Twitter
絵師名:米白粕
絵師サイト: r e t u r n !
絵師twitter:米白粕 (@kasu1923) on Twitter
Kindle版まとめ買い:帰ってきた元勇者

ちょっと波乱というか出張戦闘もあったけど新婚旅行を満喫したハルトたち。
帰宅してからもハーレムな日々を満喫していたら、またバウロウヴァがやってきて、
飛空艇をあげる代わりに魔王戦を再度考えるように依頼してくる。
まぁ、そんなこととは別にはハルトはエトナさんへのプロポーズを考えていて…

凄いな、魔王討伐の戦いがオマケでしかないぞ…!
主人公たちは魔王と戦わない、どちらかというと支援戦闘のみだし、
そもそも魔王討伐というクライマックス的な戦闘が収録されている巻なのに、
メインはエトナさんという1巻からのヒロインとの結婚とか、
話の内容が全くブレないな!

徹頭徹尾ハーレムラブコメでひたすらイチャラブという、
ハルトの信念がとても素晴らしく、頼もしいです。
魔王との戦いに臨む時も隙あらばイチャラブしようとしたり、
サキュバスが出てきたらそっちに意識が持って行かれたりと、
ハニートラップ仕掛けられたらヤバすぎなハルトさんですよ。
まぁ、リティナには既に仕掛けられていると言えるけど!

それにしてもカグラさんの天然ハニートラップは凄いですね。
あのシーンを挿し絵にされたらハルトの気持ちがとてもよく分ってしまいますよ。
お尻とフトモモだけでなく、まさかのアングルからの下乳…
これはトラップされてしまいますわ。
うーん、たまらん。

ハルトは幸せを満喫しているみたいだけど、
バウロウヴァはまだ暗躍しているみたいですね。
はたしてどうなるのか不明だけど、
取りあえずハルトがハーレムを満喫できることは間違いないと思います。(笑

:: 2017/4/19 水曜日::

■[ラノベ]チョコレートぬるぬるプレイ「オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし」

オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし巻オオカミさんとハッピーエンドのあとのおはなし
出版社:KADOKAWA
作者名:沖田雅
絵師名:zpolice
絵師サイト:zpoliceillustrations
絵師twitter:zpolice@あつい (@zpolice) on Twitter

オオカミさんシリーズ、ついに後日談まで完結…!

いやー… 長かったなー…
その… 刊行するまでが…

実を言うと刊行されるのをすっかり忘れてたし、
内容の記憶も少々怪しくなってきてましたが、
オオカミさんシリーズ好きとしては読まないとダメでしょうと。
そういった気持ちをメインに読んだわけですが…
うん、やっぱり面白かったです。

忘れてたと思っていたみんなのキャラも読んだらすぐに思い出したし、
話の面白さも劣化することなく、当時のままでした。
特にバレンタインの時のモテない紳士たちの騒動が、
大変にアホで読んでてゲラゲラ笑っちゃいましたね!
こう、モブたちがとても面白いのがこの作品の一つの魅力だと思う次第です。

それんしても亮子ちゃんってばマジ可愛いな…
そしてりんごちゃんも腹黒可愛かったです。
恋愛に対しても腹黒のままなし崩しでゴーだし、
とてもりんごちゃんだな、と思いました。
個人的にはあとがきにあったような、
愛人エンドのifも有りだと思いますがっ!
うーむ、爛れた3Pとかも全然有りだよな…!

しかし、ついに完結してしまったわけですが…
そろそろ「先輩とぼく」も完結してくれないかしら。
いや、マジで、ずっと待ってるんだけど。
刊行してくれるなら1巻から全部読み返すから!
お願いしますよ、電撃文庫さん!

HTML convert time: 0.170 sec. Powered by WordPress