僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/5/10 火曜日::

■[ラノベ]賭博黙示録コタロー「勇者一行ぶらり旅」2巻

幼少の頃から数多の異世界を救ってきた召喚勇者ベテランの虎太郎。
今回300年ぶりに魔王が再来したアイリスガーデンに女神によって召喚されるも、
魔王がいるのに非常に牧歌的で平和だったために、
人生で初めてのぬるま湯にだらけにだらけてしまった…
それでも異世界で知り合った少女たちとともに魔王を退けるも、
実はこのアイリスガーデンには300年前の魔王の遺児が複数いるらしく…

美食の国フランセーズの次に訪れたのは新大陸ニューワールド。
荒野ばかりの大地で今度こそ過酷な試練が始まるかと思いきや、
そこに待っていたのは全ては賭け事で決まる享楽の街ゼノベガス。
街の支配者であるゼノスが魔王と判っていながらも、
賭け事で勝負をつけないといけないため虎太郎たちはギャンブルに手を出すが…

いやー、ギャンブルって怖いですよね!
私はドラクエ6のカジノで破産→リセットを何度もやって以来、
自分は賭け事に向いてないと気付いてのめり込んでいないのですが、
近年のソシャゲのガチャ問題を考えるとギャンブルの危険性はよくわかります。
しかも虎太郎たちは殺伐とした世界で生きてきたギャンブル初心者ですからね。
そりゃー、カモられるだろうと思ってましたよ!

しかしリリエルの導きの力にこんな利用法があったとは…
カジノでも無敗を誇れる脅威の力ですよね。
でもそれ以上の力を備えるゼノンも凄かったけど、
それすらも粉砕する虎太郎たちの経験と火力こそが一番の脅威でしたね。
戦闘は火力!

カジノにつきもののバニーガールもあったし、
サービスシーンもあったしで大変によろしいと思いました。
次の魔王も一筋縄ではいかないと思うけど、
虎太郎たちの火力で全て解決する気がしますね。
やはりレベルを上げて物理で殴るのが最適解だな…(笑

:: 2016/5/4 水曜日::

■[ラノベ]王都攻防「魔弾の王と戦姫」14巻

魔弾の王と戦姫(ヴァナディース) (14) (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2016-03-25 )

作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 14
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫

ザクスタンを退け、内乱をまたもや平定し、
グレアストに攫われたエレンも救出して結ばれたティグル。
しかし南からはムオジネルの王弟クレイシュ率いる15万の軍勢が、
王都へと迫ってきて…

今回は魔物が出ない、人と人との戦いでしたが、
ティグルの主人公としての輝きは陰るどころか、
より一層に光り輝いてましたね!
窮地において覚醒するとかラノベ主人公らしいといえばらしいけど、
ティグルの場合は今まで培ってきたモノを土台にした上で、
更なる飛躍に結びついたという感じがするのが良いですよね。

ラブコメ的にもティグルがある意味潔い決断をしてくれたのも好感を持ちましたね。
下手に自分の気持ちをごまかさずに真っ正面から突っ込むという、
戦争の時の戦略とは正反対な姿もティグルらしいと言いましょうか。
ティッタもエレンもそれを判っているから受け入れているんだろうなぁ。

ミラはまだ踏ん切りがつかないかもしれないけれど、
ソフィーはもう覚悟完了してるっぽいですね。
レギンは立場上どうするのか判りませんが…
ヴァレンティナが巻き起こしそうな騒動によって、
ティグルの立場が変わるかもしれないので、
それによって何がどうなるのか未知数でわかりませんね。

まだ魔物たちも生き残ってますし、
彼らの狙いも明確に判明していないので続きが気になります。

:: 2016/5/3 火曜日::

■[ラノベ]妹のパンツ事業仕分け人「天使の3P!×7」

天使の3P!×7 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-04-09 )

作者サイト:蒼山サグ Official
作者twitter:蒼山サグ(@SagAoyama)さん | Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien
Kindle版まとめ買い:天使の3P!

短編集です。
短編集なので音楽成分はほぼ無くてエロコメ99%です。
正確に言うと80%がロリエロコメです。
残り20%は桜花がいるからただのエロコメじゃないかな!

もうね、「ロウきゅーぶ!」の頃から判ってはいましたが、
蒼山サグさんはぶっ飛んでるというか頭おかしいというか、
世間体は悪いかもしれないけれど、ロリエロコメを描かせたら右に出るモノはいないね。
最高にアホで最高にギルティだぜー!

エロと勘違いさせるシチュを次々と生み出すだけでなく、
どこまでもナチュラルボーン変態な要素を生み出すその手腕!
正直、妹のパンツ事業仕分け人とか何言ってんだこいつ、
とかいう真っ当な思考をする余地を与えないドン引きなことを平気でやってきますからね。
もうね、ホント頭おかしいですわ。

しかし妹だけでなく母親まで頭がおかしかったとは…
いや、妹がアレなだけに予想してしかるべきだったのかもしれないけれど!
貫井家は大変に変態で楽しそうですなぁ…
頑張れ響… 婿に行った方が君はまともになれると思うぞ…!
絶対に行かせて貰えないだろうけどな…!

:: 2016/5/2 月曜日::

■[ラノベ]血の繋がらない実妹「異世界混浴物語 4 湾岸露天 古代海水の湯」

異世界混浴物語 4 湾岸露天 古代海水の湯 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:日々花長春
出版社:オーバーラップ( 2016-04-22 )

作者サイト:日々花長春
作者twitter:日々花長春(@HibihanaN)さん | Twitter
絵師サイト:Fountain's square blog
絵師twitter:はぎやま(@Hagiyamasakage)さん | Twitter
Kindle版:異世界混浴物語 4
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 異世界混浴物語

ハデス・ポリスで手に入れたレアアイテムをオークションにかけるため、
ヘパイストス・ポリスから旅立ち『海と商人の国』ネプトゥヌスに向かう冬夜たち。
潮風が香る町で出会ったのは懐かしの商人や新たなマッドサイエンティスト、
そして同郷の勇者コスモスに死別したはずの冬夜の妹で…

血の繋がらない実妹とか凄い属性持ってきたなぁ…(笑
光の女神の異世界転移と、闇の女神の異世界転生という、
細かな設定の違いを見事に活かしきった属性と言えましょう!
かつては病弱だった筋金入りのブラコン妹とかある意味最強ではなかろうか。
春乃さんにはクレナ以上のライバルが現われたなぁ…

それにしてもほぼ初登場となる勇者コスモスだけど、
私はこういった憎めないバカは結構好きですね。(笑
近くにいると暑苦しくて面倒に思うかもしれないけど、
悪い奴じゃないし、実際今回も役に立ってることが多いし、
何というか憎めないんですよね。
それに傍から見てると楽しいし。(笑

しかし血の繋がらない実妹とかホント凄いな…
血が繋がってないからハーレム要員もOKだし、
それでいて紛う事なき妹属性を持っている上に人外っ娘ですよ。
この属性の山盛り感はあかんですよ。
まぁ、おっぱい属性がないのがクレナと春乃さんにとっては救いかもだけど。

その春乃さんだけどなんかピンチっぽい?
次巻では久しぶりの再会になるみたいだけど、
結構ドラマチックなものになるのかな?
取りあえず春乃さんが妹の雪菜を見てのリアクションが気になりますね!
もちろんラブコメ的な意味で!(笑

:: 2016/4/27 水曜日::

■[ラノベ]グーテンベルクの始まり「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」第二部 神殿の巫女見習いIII

第二部も後半に入ってきましたが相変わらずどころか、
前にも増して面白くてグイグイと物語に引きこまれます。
承前と巻末の短編はほぼ書き下ろしなのでWeb版読者も新鮮に楽しめますし、
椎名優さんのイラストは本当に見ていて溜め息がでるほどの美麗さで素晴らしいのです。

第二部の3巻にしてついに金属活字が完成して、
グーテンベルクの偉業、活版印刷の第一歩を踏み出すことになったわけですが、
無邪気なのはマインだけで歴史を変える発明に愕然とするベンノや神官長を見てると、
マインに巻き込まれた人々に同情しつつも笑ってしまいます。(笑

今回初登場となるジルヴェスターですが、
Web版を読んで抱いていた印象そのものズバリのイラストでしたね!
小学生男子みたいなイタズラ好きそうな雰囲気を出しつつ、
にじみ出るオーラみたいなのもあって最高でしたよ。
あとがきで作者さんも絶賛してましたけど、その気持ちもよくわかるというものです。

活版印刷とジルヴェスターと並んで印象深かったのはマインの家族に対する想いですね。
冬になって雪で神殿に閉じこもって家族と離れてホームシックになったり、
久しぶりに家族と会えてはしゃいでいるマインを見ていると家族の温かみを感じますよね。
特に最後の方にはついに念願の弟のカミルが生まれましたからね。
カミルを抱っこしているマインと二人を囲む家族の挿し絵は本当に素晴らしかったです。

それだけに次の4巻のラストを思うと今から辛いなぁ…
早く続きが読みたいけれど、マインの幸せを思うと読み進めたくないというか。
あぁ、本当にヤキモキしちゃう…!

:: 2016/4/19 火曜日::

■[ラノベ]相模静夢の憂鬱「異能バトルは日常系のなかで」11巻

異能バトルは日常系のなかで11 (GA文庫)
著者/訳者:望 公太
出版社:SBクリエイティブ( 2016-04-14 )

作者twitter:望公太(@nozomikota)さん | Twitter
絵師サイト:KONGARI -http://029-oniku.com/-
絵師twitter:029(@o2929)さん | Twitter
Kindle版:異能バトルは日常系のなかで 11
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 異能バトルは日常系のなかで

異能力によって異空間に誘われた安藤寿来。
そこで因縁の相手である環によって異能バトルが始まる…!
と思いきや今回の語り部はまさかの相模静夢。
異能バトルの場外で相模がヒロインたちと語り合うことで出した結論とは…?

今までも語り部というか主人公が交代したことはありましたが、
よりによって相模とは…
読んでて思ったのはやはりこの物語の主人公は安藤だなぁ、ということです。
相模が語り部になると何というか西尾維新っぽくなるというか。
まぁ、それでも面白かったけど!

特に安藤の覚醒後の能力の秘密の明かし方とか、
もう何というか「それで良いのか?」と笑わせられるというか。
上手いこと定石を外してきて意表を突かれる面白さがあるんですよね。
それに安藤がいなくてもヒロインたちの可愛さは健在でしたし。
恋する彩弓さんはとても可愛い。

しかし環は確かにラノベヒロインらしくないけど、
少女漫画のヒロインとして考えると割りと普通というか。
Fateシリーズでもバゼットさんという3人の男に惚れるダメな人もいたし、
別ジャンルだと有りな気もするなぁ。
中二時代から続いたこの騒動の原因は相模のジャンルが狭いのことだと思います。

さて、次回はギルディア・シン・呪雷と霧龍・ヘルドカイザ・ルシ・ファーストの戦いになるのか。
それともまた意表を突いてくるのか。
そろそろラストっぽいので続きが楽しみですね。

HTML convert time: 0.153 sec. Powered by WordPress