その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/10/28 金曜日::

■[ラノベ]たわわ・パンツァー「機甲狩竜のファンタジア」

機甲狩竜のファンタジア (ファンタジア文庫)
著者/訳者:内田 弘樹
出版社:KADOKAWA( 2016-09-16 )

作者twitter:内田弘樹(@uchidahiroki)さん | Twitter
絵師サイト:日々、平穏
絵師twitter:比村奇石(@Strangestone)さん | Twitter
Kindle版:機甲狩竜のファンタジア

艦これのノベライズ「鶴翼の絆」で名を馳せた内田弘樹さんが本文を。、
現在「月曜日のたわわ」で話題沸騰中の比村奇石さんが挿し絵を描くということで、
ミリタリーネタとか割りとサッパリな私だけど、
単純にたわわな表紙に釣られて買いました。
だって、たわわのことが好きなんだもの…!

竜族を始めとした人類の生存圏を脅かすモンスターと戦う狩竜師。
現在では一般にも普及した錬骸術の材料にもなるモンスター素材を集めるため、
狩竜師の需要が高まる中、隻眼の少年トウヤは尊敬する祖父から受け継いだ戦車を使った、
機甲狩竜師となるためアカデミーの門戸を叩こうとしていた…

まぁ、アレです。
メチャクチャざっくばらんに言うとモンハンの世界で戦車が活躍するような作品です。
錬骸術という力で自らの身体能力をブーストして剣や槍で戦っている中、
性格や特技や事情が凸凹な落ちこぼれ5人組が試行錯誤を繰り返し、
奇異な目で見られていた戦車を使って活躍していくという、
割りと王道的なストーリーですね。

真っ直ぐな戦車バカのトウヤは主人公として好感度が高いですが、
それ以上にヒロインたちのたわわっぷりが素晴らしかったです!(ぉ
もちろん強大な敵を相手に無辜の民を守るために持てる全力で立ち向かうという、
王道的なストーリーの面白さはありますよ!
でもね、私はおっぱいが好きなのです!
彼女たちの入浴シーンがあるだけで面白さが5割増しなのです…!

難点があるとすれば、富士見ファンタジア文庫はKindle版出すのが1ヶ月遅れなことですね。
もっと早く読みたいものです。

:: 2016/10/26 水曜日::

■[ラノベ]傲慢と恥知らずのロンド「フレイム王国興亡記」5巻

フレイム王国興亡記 5 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:疎陀陽
出版社:オーバーラップ( 2016-09-21 )

作者サイト:作者サイト:疎陀 陽
絵師サイト:ニリツハイハン
絵師twitter:ニリツ(@Ann_NH)さん | Twitter
Kindle版:フレイム王国興亡記 5
Kindle版まとめ買い:フレイム王国興亡記

4巻から一年以上のブランクを空けての5巻発売。
しかもイラストレーターの変更とか、
Web版のストックがあることから考えて、
これはどう考えても出版社とイラストレーターの問題のブランクじゃないですか…
とばっちりを食らった疎陀陽さんが可哀想です…

しかし疎陀陽さん以上に可哀想なのがこの作品の主人公、松代浩太ですよ。
ソルバニアの陰謀の魔の手をかいくぐり、
何とか港湾開発の株式会社が軌道に乗ったかと思うとまさかの戦争ですよ。
唐突というか理不尽というか、そりゃないよ~、と言いたくなる事態ですよ。
召喚されてからこっち、試練ばかりじゃないですか。
そもそも召喚されたこと事態が特大の試練ですしね。
物語の英雄には試練が付き物ですが、それにしたって悲惨ですよ。

特にWeb版からの改稿で浩太に降りかかる理不尽は減るどころか倍増するばかりで…
作者の疎陀陽さんは極度のドSなんじゃないかと邪推するほどですね!(笑
もしくはリアルでどんだけブラックな理不尽を経験しているのかと!

そもそもライムとラルキアの戦争の原因もライムの傲慢で恥知らずな要求でしたが、
浩太が巻き込まれた理不尽も、極論を言えばライム商人の傲慢と恥知らずでしょう。
危機感が足らずに色ボケして暴言吐いたから暴行されただけだし、
そもそもテラ領に険悪な雰囲気になったのだってライム商人のせいで、
つまるところ身から出た錆、自業自得、因果応報なだけなのに、
それを全て為政者側におっかぶせるとか愚かで恥知らずすぎるでしょう。
よくこれで国で有数の商会になんてなれたものだなぁ…
いや、だからこそなのか…?

浩太が優秀なのだって、ひたすら努力して練習問題を反復して身につけたものなのに、
戦争という平和な日本の銀行員には練習も経験もしようがない問題にぶち当たるだけでなく、
エミリを除くヒロインたちからの無理難題を押し付けられるとか、
悲惨以外のなにものでもないよなぁ…
この5巻で一番ヒロイン度が高かったのって、もしかしなくても残念美女のシオンなのでは…

しかし、ご安心ください。
この5巻のラストに真のメインヒロインが登場ですよ!
まぁ、台詞もわずかだしイラストもないですし、
そもそも本編に絡むのは7巻以降になるでしょうが!

Web版からは順番入れ替えたり加筆が多かったりで今後どうなるか判りませんが、
もう少し浩太に理不尽な試練が減るようにお願いしたいですね。
理不尽な試練は現実だけで充分です…

:: 2016/10/18 火曜日::

■[ラノベ]たわわ(な良田さんのバレンタイン告白)チャレンジ!「のうりん」13巻

のうりん 13 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2016-10-14 )

作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (nankagun)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ticketchan
絵師twitter:切符 (ticketchan)さんはTwitterを使っています
Kindle版:のうりん 13
Kindle版まとめ買い:のうりん

久しぶりの「のうりん」本編の続きだー!
メインヒロインである林檎ちゃんが何も言わずに姿を消し、
一体どうなるのかとヤキモキしてましたが、
意外と耕作が冷静でびっくりしました。
前と違うのは林檎ちゃんと一緒に過ごした記憶があるからなのかなー

林檎ちゃんが居なくなり、何か決定的なモノが欠けた感がありますが、
それでもいつも通りのネタのオンパレードを見せてくれます。
初っ端からとうらぶのクラウドファンディングな話や、
「NEW GAME!」といった時事ネタまで使って笑わせにきているところは、
やっぱり「のうりん」だなぁ、と思いますね。
それでも何か足りないと思ってしまうあたり、
やっぱり林檎ちゃんは必要な人なんだなって思いますね。

そして使うだろうなぁ、と思っていたネタ筆頭である「みのりフーズ」問題。
産廃横流しの現場が舞台となる岐阜の近隣だったし、
名前が名前だからやるだろうと思ってましたが、
予想以上に真っ向から切り込んできましたね。
食を扱う作品なだけに避けては通れないんだなぁ。

そしてもう一つ真っ向ストレートだったのが継を巡る三角関係ですよ。
まさか怜ちゃんがあんなに面と向かって告白するとは…
残念ながら当て馬という言葉がぴったり当てはまることになったけど、
彼女の勇気は褒められるものだったと思いますよ!
大丈夫、振られ属性ヒロインは一定の需要があるから!(←妙な励まし方

継と良田さんの決着はこれでついたけど、
耕作と農と林檎ちゃん(あと金上も)の正妻戦争はまだ決着していないので、
完結巻である次巻が楽しみでなりません。
正直、完結してしまうのは残念で仕方ないのですが、
「りゅうおうのおしごと!」も面白いので笑って見送りたいですね。
できれば早めに出てくれると嬉しいけど、
いつまでも終わってほしくないからしばらくインターバル取って欲しい気持ちも…
うーん、複雑だなぁ…

:: 2016/10/16 日曜日::

■[ラノベ]前前前世「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」11巻 ドラマCD付き限定特装版

待ちに待った「異端児」編のラストです!
前回、九死に一生というかそれ以上の奇跡で命を繋げたウィーネだが、
事態はまだまだ楽観できない最悪一歩手前な状態。
「異端児」たちの安息の地はまだ地上にないので、
ダンジョンに戻るしかないんだけど入り口にはギルドとロキ・ファミリアが立ちはだかる。
「異端児」を統率する賢者はその状況を打開するために再度ベルに救援を求め…

物語の英雄というものは次々と試練が課されるものですが、
ベルくんには精神的にも物理的にも試練が襲いかかりまくりですね!
でも、それを支える主神のヘスティア様に家族のヴェルフたちに、
信じてくれるリューにシルさんといった友人がいるのは心強かったです。

そして連続する試練に対して折れない心の強さを持つようになったベルくんを見ると、
本当に成長したなぁ、と思いますよ。
そんなベルくんの姿を直視してしまったら、
そりゃエイナさんも本格的に胸が高鳴っちゃうよね!
ちょっと前までは手のかかる弟のように思っていたのに、
連絡がなかったら怒るとか、まるで恋人のように振る舞い、
遂には自分が知らない「男」の部分を見て惚れてしまうとか、
エイナさんってばマジ可愛い…!
ラストでベルくんに守られるポジションといい、
今回のメインヒロインはウィーネではなくエイナさんだったのかもしれないな!
いや、そうに違いない!(←エイナさん好きの妄言

それにしてもまさかと思ってましたが、アステリオスの前世が彼だったとは…
確かにオッタルに鍛えられた上にベルくんとの激戦を繰り広げたことを考えれば、
魂に記憶が残ってても不思議ではないのかもしれない。

それと、ベルくんとアステリオスの戦いの熱量はいまだかつて無い程でしたが、
まさかああいった結末を迎えるとはなぁ…
アステリオスは一勝一敗と言ってましたがアイズに助けられた時のことを考えれば、
ベルくんにとっては一勝二敗でしょうね。
ただ、アステリオスの本来の強さを考えると再戦は結構先のことになりそうな予感。

ちなみに特装版のドラマCDですが、本編とは打って変わってコメディ色がかなり強かったですね!
もうね、声優さんのテンションが凄いことになっているというか。(笑
アイズお姉ちゃん… 良い…

:: 2016/10/12 水曜日::

■[ラノベ]メディアミックス進行中「異世界食堂」3巻

異世界食堂 3 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:犬塚 惇平
出版社:主婦の友社( 2016-09-30 )

作者サイト:犬塚惇平(犬派店主)
絵師サイト:エナミカツミ ウェブサイト
絵師twitter:エナミカツミ(@enonami)さん | Twitter

アニメ化企画が進行中ということですが、
「ナイツ&マジック」といい、最近のヒーロー文庫はメディアミックス化の勢いが凄いですね。
コミカライズも始まるみたいだしこれから盛り上がりそうですね。
しかしヤングガンガンはコミカライズが増えるなぁ…

約1年ぶりの新刊です。
Web版のストックがあるのに何故1年も間隔が空いたのか不思議でしたが、
中身を読んで納得しましたよ。
Web版から大きく改稿したり、書き下ろされてもいるんですね。
これなら納得です。

Web版から改稿された箇所は表紙に出ている見た目がエルフなウェイトレスです。
全裸で登場するところは一緒なんですけど、
赤の覇王に奢られる展開から、ネコヤで働くようになっててびっくりです。
でもまぁ、見栄え的にも余裕でクリアできるレベルだし、
こっちの方が出番が増えてアリかなぁ、と思う次第であります。

そんな風に改稿もされてますが、Web版そのままの話もあり、
特に「バースデーケーキ」は私がWeb版でかなり好きな短編なだけに、
それが載ってたのは嬉しかったですね。
2巻で出た木こり一家の話なんですが、
やっぱり普段は豊かと言えない生活をしている一家が、
特別な日に奮発して、恋い焦がれた料理を食べるというのは最高ですよ。
ちょっと涙腺も刺激されちゃいますよ。
9歳になったボナちゃんが自分のためのバースデーケーキが目の前に来た時の感動は、
読んでるこっちまで伝わってくるようでした。

Web版から掲載順が変わってたりしてますが、
1冊にまとめることを考えるとこれが丁度良いかな、と思います。
現在の店主と、先代の店主の話が混在しているので、
初見の人は戸惑うかもしれませんが、これはこれで一つの味なのかな、と。

しかしアニメ化かー…
1話あたりの短さを考えると5分アニメかな…
ただ、深夜だけは勘弁して欲しいかな!
夜食テロ的な意味で!(笑

:: 2016/10/4 火曜日::

■[ラノベ]夢で逢えたら「君の名は。 Another Side:Earthbound」

「君の名は。」面白いですよね。

私も例に漏れず劇場で観たわけですが、とても面白かったです。
圧倒的な映像美と、ストレートに面白い脚本と、感動を誘う音楽と、
どれをとっても一級品で最高でした。
もちろんBDは買おうと思うのですが、もう一度劇場に脚を運びたい気持ちもあり、
その前に予習&復習として小説版を読もうと思ったのですが、
こちらの外伝的な小説も評判が良かったので、
まずはこちらを読んでみたのですがとても面白かったです。

以下、「君の名は。」のネタバレも含みますのでご注意ください。

 
 
 
 
 
 
 
 
この外伝は瀧くん in 三葉、テッシーこと勅使河原克彦、妹の宮水四葉、父の宮水俊樹の、
4つの短編からなっています。

まずは瀧くん in 三葉ですが、性転換モノとしての基本を押さえてて良いですね!
寝起きにおっぱいを揉むのは映画でもそうでしたが、
ブラを付けるという、男にとって一大イベントに四苦八苦するのが良い…!
そして、三葉が意外とカラフルなブラを持っているのも良いですね…
この発見は入れ替わり型性転換モノとして是非押さえておきたいポイントです。(キリッ
それにしても三葉はそんなブラをどこで買ってきたんだろう…
通販… はしなさそうだから、さやちんと大垣あたりまで買いに出かけてるんでしょうか。
妄想が膨らみますね!

テッシーの短編ですが、これはこれで!
映画観た時は三葉(瀧くん)が主導してカフェを作ったのかと思ってたんですが、
テッシーが発案、実行してたんですねー
なんだかんだ言いながら地元に根を張り、愛着を持って、何とかよくしていこうという、
前向きな性格も良いし、実際小さなことだけど行動を起こしているのが良いですね。
親への反発とか潔癖なところも、とても思春期男子っぽくて良かったです。

四葉の短編も良いですねー
女子小学生の思考回路がとても可愛らしいといいましょうか。
学校の同世代男子に対する的確な評価や、
おっぱいを揉むと大きくなるのか、小さくなるのかの妙な考察とか、
とても小学生らしいもので大変に良かったです。
それと、四葉にも入れ替わりが起こったというのが興味深いですね。
これを深く考察していけば、本編の入れ替わりもわかってくるかも…?

そして宮水俊樹の短編は意外でした。
何が意外って、主人公がおっさんの宮水俊樹というのがまず意外でしたし、
何より瀧くん(三葉)に対してあれだけしっかりと別人だと確信していたのが意外でした。
でも、この短編を全部読むと「なるほど」と得心しましたし、
本編でもラストに三葉の言葉をすんなり受け入れた理由にも納得しました。
この人も大変だったんだなぁ…

という訳でこの外伝小説はとても良いモノでした。
映画をほどよく補完する内容なので、映画を観た人はできるだけ読んで欲しいですね。

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