その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/8/10 水曜日::

■[ラノベ]弱くてNEW GAME!!「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.11

ついに待ちに待った四次職が実装されることになったLA。
しかしネトゲといえばバグと言われるくらいなので当然のように問題発生!
しかも致命的だったみたいで四次職転職条件を満たしたキャラが全員凍結!?
救済策として示されたのは新キャラ作ったらボーナス出るよ、という斜め上のもの!
そんなトンデモ運営の対応に怒りが募りつつも新キャラで楽しむアレイキャッツだが、
リアルの学校生活でも致命的なエラーが発生しているようで…?

今までも多種多様なネトゲあるあるネタがありましたが、
今回も身に覚えがありすぎるあるあるネタがあって妙に感心しましたね!
美味しいはずのモンスターなのに初期キャラだとあっさり殺されたり、
セーブポイント更新するのを忘れて数時間かけて移動したのがリセットされたり、
もう、超身に覚えがありました。(笑

リアルの問題の方はルシアンたちのクラス内でのものなので、
結果としアプリコットの出番が少なかったのが残念でしたね。
逆にシュバインは出番が多かったし、見せ場も多かったですね。
クラスメイトにルシアンをバカにされて静かに怒るとことか、
新キャラにダンサーを選んで豚姫をロールプレイするとかね!
個人的にはツインテールがモニターを叩くとこもポイント高かったです。(笑

相変わらずアコは3歩進んで2歩下がるみたいな成長度合いですが、
リア充的なアレコレを体験した上で、アコがアコらしく生きようとするのは、
これはこれでアリなんじゃないかな、と思う訳ですよ。
一度体験した上で、やっぱり元の方が良いというのは尊重して良いと思うんですよね。
ただ、やっぱりリアルとゲームは別という認識はルシアンの精神衛生上、
持った方が良いとは思います。(笑

それにしてもルシアンとアコの子供かー…
大変そうだなぁ…(ルシアンが

:: 2016/8/6 土曜日::

■[ラノベ]疑われた英雄「最新のゲームは凄すぎだろ」5巻

最新のゲームは凄すぎだろ 5 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:浮世 草子
出版社:主婦の友社( 2016-07-30 )

連載サイト:最新のゲームは凄すぎだろ
作者サイト:うきせくさこ
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮 (ueda_ryo)さんはTwitterを使っています

ゲームの世界ではなく、ゲームに限りなく近い設定の異世界であると認めたケイオスが、
そこで知り合い、そこで生きている人々を助けるために竜のヴイーヴルと盟約を結び、
マウンテンゴーレムといった強大な魔物すらも退けることに。
ただ、結果として魔族たちの思惑だけでなく、
人間の大国3つの政治的な思惑も交じり合い複雑なことになっている上に、
更にどうやら教会がケイオスがとある秘術を巡って何やら探りを入れてきており…

勘違いモノから始まった英雄譚ですが、勘違いがとけても面白いです。
Web版とは違ってケイオスがリアルでもぼっちであるという設定があるため、
現実世界での学校や親との描写も加わっているんですが、
それが異世界での出来事とリンクして面白さを倍加させているんですよね。
これは書籍化されたことで面白くなる好例だと思います。

お菓子作りでロズリーヌやアレクシア、それにヴイーヴルを楽しませるとか、
小説家になろうでは定番のイベントですが、ケイオスの気遣いが多少の勘違いありつつも、
きちんとロズリーヌに伝わっているのが喜ばしかったですし、
サポートAIのテミスがケイオスの冤罪を晴らすために、
文字通り体当たりの全力で頑張る姿は胸が熱くなりましたよ。

そういった書籍版ならではの要素が面白かったのはもちろんですが、
その下地となる設定と展開の妙も素晴らしかったです。
今回は最後の方でこの世界の秘密の一端が明らかになりましたが、
それが今後物語にどのように影響してくるのか今から楽しみです。
このままエタらずスローペースでも良いから続いていって欲しいですね。

:: 2016/8/3 水曜日::

■[ラノベ]この愛らしいめぐみんにラブコメを!「この素晴らしい世界に祝福を! 9 紅の宿命」

お金に余裕ができたのでひたすら自堕落で退廃的な生活をしているカズマは、
ダクネス相手に緊縛&おしっこ我慢プレイをしたりしていたが、
魔王軍は果敢に攻め立ててきて王都近郊の砦は陥落寸前の状態に。
しかもその元凶である魔王軍幹部は邪神ウォルバクと名乗っており、
どうやらそれはめぐみんとゆんゆんに因縁がある相手のようで…

めぐみんが主人公のスピンオフを読んでると更に面白くなりそうなんだけど、
実は読んでない私は普通に楽しんだのであります。
まぁ、いつも通りに読んでて楽しかったんですけどね!
ただ、DVD付き限定版のOVAはかなりエロコメだったみたいなので、
それを買えなかったのは残念でしたが…!

しかしめぐみんがラブコメヒロイン度を高めてきましたが、
私は一線を超えても一向にかまわないので是非そのままGOして欲しいところです!
大丈夫、一線を超えているライトノベルはいっぱいあるから! いや、マジで!
カズマさんも軽いセクハラばかりじゃなく、超えてみようぜ!
いや、軽いセクハラネタも好きなんですけども!
それはそれ、これはこれですよ。

それにしてもアクアは役に立つのか役に立たないのか微妙なポジションだなぁ。(笑
補修隊長として役に立つのは凄いけど、外壁を半壊させた元凶でもあるし…
ドラゴンゾンビ相手にも元凶であり、寝坊して被害が拡大したのもアクアのせいなんだけど…
なんだろう、とてもマッチポンプに思えるな…(笑

めぐみんがラブコメヒロインとして頭角を現しはじめたので、
せめてダクネスにはもう少し頑張って欲しいんだけど、
イロモノヒロインとしてばかり目立ってきているのはどうなんだろうと思わなくもないです。(笑
次回は久しぶりに妹属性のアイリスが出てくるみたいだけど、どうなるんでしょうね。
取り敢えずダクネスがまた気苦労を背負い込むことにはなると思います。

:: 2016/7/30 土曜日::

■[ラノベ]なれる! 編集「妹さえいればいい。」5巻

妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)
著者/訳者:平坂 読
出版社:小学館( 2016-07-20 )

作者twitter:平坂読(@hirasakayomi)さん | Twitter
絵師サイト:5年目の放課後
Kindle版:妹さえいればいい。 5
Kindle版まとめ買い:妹さえいればいい。

白川京がバイト編集をすることになり、
そして伊月の作品がアニメ化するということにもなり、
今回の5巻はいつも以上にお仕事ラノベって感じがしますね。
エロコメ分は少ないですが、その分三国山蚕へ濃縮されていたと思います。
主に変態成分が…

今回は何というか京の物語でしたね。
京が業界になれてない分、一般人的な感性を持ったままだからこそ、
出版業界の発売延期、締め切り、誤字脱字、アニメ化のアレコレと、
業界的には常識なんだけど一般的に知られてないことを素直に聞けているので、
それが読者的には助かってますね。
かつて「スレイヤーズ」でガウリィがアホキャラになった理由と同じく、
無知なキャラがいると説明をしやすいってやつですね。

そしてそんな編集としての仕事以上に、
京がこの物語の中心となったのは、やはり最後のエピソードでしょう。
この5巻でこの展開を持ってくるとは予想外でしたが、
伊月がいい加減にはぐらさず、誠実に対応したのは素晴らしかったと思います。
まぁ、伊月は今までもこういうことをきちんとやる奴だしね。

しかし、アニメ化に際しての話し合いであそこまで赤裸々に本心をぶちまけあうとか、
中々に白熱していますが、これくらいは普通にありそうなのが怖いというか。
とある現場では物理的に殴り合うとかもあったとか聞くし、
大きなプロジェクトに関わる人たちって大変なんだな、と思いました。(小並感

何はともあれ京は本当に良い子なのでこれからも活躍して欲しいですね。
那由多との関係がどうなるか気になるけれど、
何とか乗り越えていって欲しいです。

:: 2016/7/5 火曜日::

■[ラノベ]白樺の森の狩り「ウロボロス・レコード」3巻

ウロボロス・レコード3 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:山下 湊
出版社:主婦の友社( 2016-06-30 )

作者サイト:山下湊
絵師サイト:シノノノート
絵師twitter:しのとうこ(@touco_shino)さん | Twitter

尚武の国ザンクトガレンに広がる魔獣がひしめく森の奥深く…
結界に守られた白樺の森に住む年若いエルフのバーチェは美しも生粋の女狩人。
ある日未熟さから獲物を追いかけて結界の外に出てしまい絶体絶命の窮地に陥る。
しかし偶然ドライと名乗る隻眼のダークエルフに助けられ…

平和に暮らすエルフたちに唐突に訪れる悲劇が辛い。
自分の不老不死の望みのためエルフを同じ知的生命体ではなく、
実験材料とか便利な駒にしか思ってないトゥリウスの狂気がヤバイです。
特に今回はエルフの若いカップルのキャラを掘り下げてからの惨劇なだけに、
感じられる悲劇の度合いは今までの比じゃないですね。
その悲劇のキッカケであるドライの背景も考えると更にヒドい…

自然との共生と狩りについての矜持を持っていたバーチェが、
自分のせいで被った里の壊滅的な被害と相方のチャーガによって心が壊れ、
幼児退行してしまったのが本当に辛いなぁ。
ベルセルクの13巻みたいな感じと言えばわかりやすいかな。
しかも主人公が殲滅する側な上に現場に出てすらいないあたりがとてもヒドい…

でもまぁ、そのダークファンタジーなあたりが面白いのが困りモノですね。
捕らえたエルフたちの改造手術だけでなく、
ホムンクルス作成に対して倫理観に欠如した発想がナチュラルに出てくるあたり、
マッドサイエンティストとしての資質がありまくりなのがよく判ります。
その頭脳はやはり悪魔的だよなぁ。

さて、次は貴族同士の権力闘争に巻き込まれますね。
静かに錬金術の実験だけやらせておけばいいのに、
あの悪魔を王都で失脚させる陰謀に巻き込むとか、
どちらにも損しかないんだけど…
それをやらざるを得ない人の業こそが一番の罪深さですかねー…

この3巻でもWeb版からの補完が多くあったし次の4巻も楽しみです。

:: 2016/7/4 月曜日::

■[ラノベ]愛する家族のために「理想のヒモ生活」8巻

理想のヒモ生活 8 (ヒーロー文庫)
著者/訳者:渡辺 恒彦
出版社:主婦の友社( 2016-06-30 )

作者サイト:渡辺 恒彦
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十(@haino)さん | Twitter

一騒動はあったものの無事にガジール辺境伯領から戻ってきた善治郎。
ニルダが名簿から抜けていた件も公表して多少の波風は立ったものの平穏な日々。
しかしアウラの第二子懐妊の知らせに善治郎の瞬間移動魔法の成功、
そしてニルダの後宮侍女入りにフレア姫の「黄金の木の葉号」の修繕と色々とあって…

待望の「理想のヒモ生活」の新刊が出ましたよ!
作者が別レーベルで新シリーズ出してたので危ぶんでましたが、
年に一冊といういつも通りのペースが守られたようで少し安心しました。
まぁ、欲を言えば年に何冊も読みたいくらいに好きなので、もっと読みたいのですが。(笑

今回は各所でいろんなイベントが同時進行で動いていたので、
何というか大きなイベント前の地ならしのような感じがしましたね。
私としてはフレア姫が好きなので相対的に彼女の出番が減ったのが少し残念ですが、
初めての南大陸の雨期と酷暑期を体験してヘバっている姿はちょっと可愛かったです。
うーん、早く後宮のエアコンを体験させてあげたい。
でも側室だからアウラたちの寝室には入れないのかな…?
善治郎が持ち込んだ家電製品を知れば大興奮間違いなしだと思うんだけど、
アウラがそんな迂闊なことをするとは思えないからなぁ。

可愛いと言えばニルダも可愛かったですね。
村育ち故の純朴さが出ていて、何というか妹とか娘的な可愛さがあるんですよね。
フレア姫付きの後宮侍女になれば良い相性になると思うんですよね。
まぁ、そういった展開はまだまだ先かなぁ。

善治郎がアウラのために努力して瞬間移動を覚えたお陰で、
舞台はシャロワ・ジルベール双王国に移ったけどどうなるんでしょうね。
エセ天然少女には騙されないで欲しいものだけど、アレはアレで可愛いのも確かというか。
先の展開が全く読めないだけに続きが気になるので続刊も楽しみです。
できればWeb版も更新して欲しいかなー…

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