■[ラノベ]正月スローライフと異世界冒険ライフ「佐々木とピーちゃん 大冒険! 異世界でダンジョン攻略、はじめました ~工事現場から太古に滅亡した文明の遺跡が出土しまして~」11巻
佐々木とピーちゃん11 大冒険! 異世界でダンジョン攻略、はじめました ~工事現場から太古に滅亡した文明の遺跡が出土しまして~巻
出版社:KADOKAWA
作者名:ぶんころり
作者サイト:BUNCOLOLI Works
作者twitter:ぶんころりさん(@yokaigundan) / Twitter
絵師名:カントク
絵師サイト:5年目の放課後
絵師twitter:カントクさん(@kantoku_5th) / Twitter
紙書籍通販:佐々木とピーちゃん 11
Kindle版まとめ買い:佐々木とピーちゃん
DMM電子書籍:佐々木とピーちゃん 11
米国でのバカンス&潜入工作でバイオテロ阻止を成し遂げた佐々木だったが、
未確認飛行物体と共に居る所を撮影されネットにばらまかれてしまう。
その状況を棚上げするために上司と提携先のメイソン大佐からシッポ切りされそうになるも、
理不尽な状況に甘んじず、国外追放という名の正月スローライフを手に入れるのであった…!
流石に前巻のオチは理不尽すぎると思いましたけど、そこは佐々木、ナイス交渉です。
上司たちの言質と証拠をゲットした上で正月休みを堪能とか、
これぞ佐々木が目指したスローライフですよ。
十二式ちゃんプロデュースの正月ライフは良いものでしたね。
さすがにサハラ砂漠や火星旅行までしちゃうとは思いませんでしたけどw
佐々木ファミリーの面々はともかく、それに巻き込まれることになった犬飼さんが不憫…
だと思ったら案外ゲスいことを考えてて笑っちゃいました。
この窮地を何とか脱しようと頑張りながらも、
十二式ちゃんに見事に手玉に取られているところも含めて最高でしたねw
その犬飼さんが考えていたゲスいことを地で行く異世界ルンゲ共和国のラングハイム商会ですが…
見事に因果応報を受けててスカッとしましたね!
権力を振りかざしたラングハイム商会を佐々木が穏便にいなしたのに、
暴力をもって傲慢に振る舞ったからしっぺ返しをされた上に、
尻拭いをした佐々木が最後に一番良い思いをするだなんて、最高のシチュじゃないですか!
うーん、これはとってもザマァ…!
それもこれも巡り合わせが良かったのと、
佐々木の交渉第一の姿勢に看過されたピーちゃんがやり過ぎなかったのが功を奏しましたね。
圧倒的な暴力と、それを背景にした低姿勢で誠実な交渉…
これこそが佐々木とピーちゃんの強みであるなぁ…
しかし星崎さんといい、今回のエルザ様といい、
暴力装置に好かれることで立場を確固たるものにしているあたり、
やはり「可愛いは正義」なのであるなぁ…
まぁ、エルザ様に限れば血筋と性格が大きな要因っぽいですが。
それはそうと佐々木の気持ち悪い笑顔ですが、
コミカライズのオリジナルかと思ってたけれど、
ちゃんとこの原作でもそれが裏付けされましたね…
わりと仕事が出来るように思えた佐々木がずっとうだつが上がらなかった理由はまさかコレだったのだろうか…
だとしたらちょっと不憫だな…w






















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