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:: 2017/8/6 日曜日::

■[漫画]ルッツの想い。「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 「本がないなら作ればいい」」5巻

ギルド長の孫娘フリーダと会い、髪飾り作りをする商談をまとめたマインとルッツ。
そしてそこでマインが患う持病「身食い」について知ることに。
それを治すには大金がいると知り、絶望的になるマインだったが、
本作りのために心を折らないように懸命に生きて…

もうね、ルッツの心情を思うと涙腺が刺激されまくりでヤバイですよ。
フリーダに「身食い」のことを言われた時にはまだ実感が薄かったんでしょうね。
でも、実際にマインに「身食い」の症状が襲い、急激な体温の上昇を感じたことで、
本当の意味で実感したんでしょうね、マインの命の危機を…

だからこそ、マインに対して何もできな無力感に泣いてしまったんだろうなぁ…

ルッツにとって恩人であり、初恋であり、パートナーであり…
一言で言い表せないほどに大事な人が苦しんでいるのに、
自分ができるのは背負ってあげることだけという、
自分の力不足を嘆いてしまうルッツが愛おしかったです。

もちろん原作である小説でもそれを感じることが出来ましたが、
やはり漫画という媒体になることでルッツの表情が見えることで、
ルッツの感情がダイレクトに感じることができるんですよね。
そのお陰でとてもルッツの気持ちに共感できて、愛おしさも倍増でしたよ。

それだけに描き下ろしの短編はダイレクトに私のハートを直撃しましたね。
本当にルッツは良い子ですよ。
マインは貧乏な兵士な家に生まれたけれど、
愛情深い家族に恵まれるという幸運だけでなく、
ルッツという大親友を得たことも最高の幸運だったと思います。

もちろんそんなルッツのシリアスな話ばかりでなく、
いつもの「本好きの下剋上」らしくコミカルな部分も多く、
そちらもとても楽しかったです。
特に折角大きなトロンベを狩ったのに放置されたギュンターパパとか、
脳内だけで自己完結してルッツにきちんと伝えてなかったマインとか。(笑

このマインの表情は原作読んで感じたノリそのままだと思いました。(笑

原作も傑作だけど、コミカライズもやはり名作だと思うので、
もっと色々な人に読んで欲しいですね。

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