本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2017/11/28 火曜日::

■[漫画]夢で会えたら「とある科学の超電磁砲」13巻

とある科学の超電磁砲13巻とある科学の超電磁砲13巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:鎌池和馬
作者名:冬川基
Kindle版:とある科学の超電磁砲 (13)
DMM電子書籍:とある科学の超電磁砲 (13)

学園都市で流行っている、相手に自分の夢を見させられるカード”インディアンポーカー”
その発信源である操歯涼子は自らの身体を二分割してまでサイボーグ研究をしている少女だった。
その研究の副産物として生まれたドッペルゲンガーの魔手が彼女に伸びようとしている時、
食蜂から操歯がサイボーグ研究を推し進める真の理由を聞いた御坂美琴と、
研究機関からドッペルゲンガー捕獲依頼を受けた暗部”屍喰部隊”がかち合って…

いやー、面白かったですね!
主に”屍喰部隊”のリーダーの胃痛的な意味で!(笑
暗部とはいえ実力的にはまだまだな”屍喰部隊”が第3位に敵うはずもなく、
想定外の機能を持った操歯涼子のドッペルゲンガーを相手に、
嘘で嘘を塗り固めて依頼達成のために御坂さんと上手いこと共同戦線を張るリーダー…
ちょっとチビるくらいに頑張る彼女が面白かったです。(笑

あと、目的を達成した後はもう逃げても良いはずなのに、
御坂さんのお人好しさと、寄せられた信頼に応える形で、
ツンデレ的に協力し、目的達成後も協力しているところは良かったですね。

暗部だなんだと言っても、根は良い子なんじゃないかなー、と思うわけですよ。
そこが可愛いと思っちゃうんですよね。
何よりマスク外した素顔も可愛いですし!

ドッペルゲンガーの望みも破滅的ではあるけれど、破壊的ではなく、
彼女が彼女なりの苦悩を持っているからこその事件だと考えると、
ちょっと同情的になってしまいますね。
最後の展開も、これはこれで良い終わり方じゃないかなー、と思います。

あ、もちろんのことですがこれで「とある科学の超電磁砲」は完結じゃありませんよ。
既に電撃大王本誌では新章が始まってますので、
次巻も楽しみにしておきましょう!
初っ端からラブでコメる御坂美琴さんは必読ですから!

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