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:: 2009/6/27 土曜日::

■[漫画]そして大人へ「二十面相の娘 少女探偵団」

二十面相の娘少女探偵団 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:小原 愼司
出版社:メディアファクトリー( 2009-06-23 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4840125775
ISBN-13 : 9784840125772
作者サイト:施療院島

昔からの小原愼司ファンを驚かせたアニメ化した「二十面相の娘」もこれにて本当の完結。
アニメも結構好評なようで嬉しい誤算でしたが、
やはり好きな作家の作品が終わるというのは少々寂しいものですが、
それでも最後が綺麗に終わっただけに清々しい読後感も得られました。

チコがちょっとだけ成長して15才になって帰国することになったんだけど、
相も変わらず小糸さんが振り回してくれるんですよね。
もう気持ちが良いくらい飛んで跳ねて走りまわる小糸さんと、
それに付き合わされるんだけど、どこか嬉しそうなチコを見てると微笑ましいです。

最後は成長したケンと一緒に駆けめぐる騒がしい丁々発止な事件。
三つ子の魂百まで、二十面相の娘は変わらず二十面相の娘で、
でも同時に普通の女の子であるチコも共存して、
つまりはチコが成長しているのが判る賑やかなものでした。

小原愼司先生の作品の中では一番長く続き、そして人気が出た作品だと思います。
今後どんな作品が小原愼司先生から生まれるのかまだ判りませんが、
代表作と言って良い作品だと思います。
かなり独特な作風だとは思いますが、好きな作家さんなのでもっと多くの人に読んで欲しいなぁ。

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 Comments (2)

2 Comments »

  1. 初めまして。同じく「二十面相の娘 少女探偵団」の感想を自サイトで書いた者です。
    トラックバック申し込みさせていただいたのですが、よろしかったでしょうか?

    今回でチコと二十面相の物語が終わってしまうことは、もっとチコの活躍を見たいと思っていた身としては残念ではありますが、引き際も良し・〆方も良しだったので満足しています。

    実は小原愼司先生の作品は「二十面相の娘」しか読んだことがなく、しかもアニメから入ったので、まだまだ良さを理解していないかもしれませんが、これから他の作品も読んでその良さを理解していけたら…と思います。

    コメント by 毎日が日曜日 — 2009/6/29 月曜日 @ 8:14:54

  2. Name間違ってました…orz
    ×毎日が日曜日
    ○かくれた次元

    コメント by かくれた次元 — 2009/6/29 月曜日 @ 8:26:53

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