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:: 2018/6/23 土曜日::

■[漫画]レレイの思いと伊丹の器量「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」13巻

学術都市ロンデルでついにレレイの導師号試験が始まろうとするが、
”笛吹男”による見えない刺客が次々と放たれていた。
その頃帝都では翡翠宮を巡る凄惨な攻防が繰り広げられ、
ピニャもまた絶望の中にいて…

この13巻でもレレイが可愛かったです。
試験を前にいつも通り平静なように見えて、
その実、ちゃんと緊張しているのがほんのわずかに見て取れるし、
導師号確実だと思ったのに保留になって若干不機嫌になってるのもわかって、
そういった所が年相応に感じられてとても可愛く思えるんですよ。

それとこういった微妙な変化を見せるあたり竿尾悟さんはプロだなぁ、と思わされますね。
そしてそれに気付く伊丹がモテるのもわかるというものです。
現地の不思議な風習は単にレレイの気持ちを後押ししただけで、
こういった細かいところがレレイには響いてるんじゃないかな、と思います。

あと、何だかんだで義姉であるアルフェに見せる表情は良いですね…

伊丹に見せる恋愛的な笑みではなく、
心を許せる家族に対する親愛が感じられて心が温かくなります。
アルフェって何だかんだで良いお姉ちゃんしてますよね。

そんなアルフェに恋しているエルフのフラットくんですが、
彼が天体観測で気付いた異常は今後の伏線になりますので注意しておきましょう。
まぁ、それはそれとしてフラットとアルフェの恋愛事情に、
年甲斐もなくはしゃぐ乙女たちが面白かったです。(笑

伊丹も心の中でツッコミ入れてましたけど、
この中でミモザ老師が一番若いというのがファンタジーだよなぁ。
でも、そこが面白い…!

しかし、そういった面白さとは違った事態がアルヌスでは起こっていまして…
マスゴミと呼ばれるのも当然な新キャラである古村崎が出てきて、
胸クソレベルが格段に上がってしまいましたね。
ゾルザルと違ってこういったバカは簡単に死んでくれないので、
とてもストレスが溜まるのが問題です。
まぁ、中年太りしたキャラデザのお陰でちょっと溜飲は下がりましたけど。(笑
やはりこういったクソザコは見た目から貧相じゃないとね!

それと国内の自称ジャーナリストよりも他国の軍部の方が自衛隊を正確に評しているあたり、
なんだかやりきれませんが、そんなもんなのかもなぁ、と思います。
自衛隊の日報とかを読む限りそう考えてしまう今日この頃であります。

さて、次の14巻ではついに本格的な帝都攻略が始まりますね。
主要な目的は要人の救出だけど、伊丹的にはレレイの願いを叶えることなので、
そこで胸がスカっとする展開が待っていると期待しております!

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