本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2019/6/16 日曜日::

■[ラノベ]側近ちの恋物語「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VII」」

ヒルデブラント王子も交えた図書館のお茶会でまたも興奮して倒れたローゼマイン。
領主からの帰還命令に従ってエーレンフェストに戻って保護者たちと話したり、
貴族院に戻ってターニスベファレンとの戦いでの尋問会があったり、
領地対抗戦を観戦したりするけれど…?

Web版で読んでるのにローゼマインの「……おかしい。こんなはずでは……」
にはつい笑ってしまいます。
ローゼマインの浅知恵が見事に破綻するのは、
ローゼマインには悪いけれど、まさにコメディって感じで読んでて楽しいです。

前巻でグンドルフ先生が懸念されていたローゼマインへの疑惑ですが、
今回の尋問会で綺麗に払拭されたでしょうね。(フラウレルム以外
それと地味に嬉しかったのがフェルディナンドがルーフェン先生に言ってた内容補完されたことです。
Web版ではカットされていたところなんで、気になってたんですよね…
ローゼマインが病弱であることを話したのだろうとは思ってたんですが、
それに確信が持てて嬉しい加筆部分でした。

加筆と言えば書き下ろしの2編とも恋物語だったのには驚きましたが、
片方のクラリッサとハルトムートは恋というよりも信仰に近いですね。
ローゼマインオタクが語り合う会、というものに近いか…?
それに比べてレオノーレの方は純粋に恋物語になってて、
コルネリウスの意外なイケメン力にちょっと驚かされたし、
恋する乙女なレオノーレがとても可愛くて胸キュンでした。

加筆というか、椎名優さんがデザインされたハイスヒッツェも良かったです。
ダンケルフェルガー騎士の暑苦しさと、
フェルディナンドに何度敗れても挑み続ける不屈さが出ていて、
とても良い雰囲気でした。
何というか… 太眉が似合う人だなって思いましたw

ダンケルフェルガーと言えばアウブまでも暑苦しくて、
何というか、ハンネローレ様は大変だな、と改めて、しみじみと、思いました…
本当にね、Web版から読んでてもそう思ってましたが、
書き下ろしプロローグを読んで、更にそう思うようになりましたよ…
ハンネローレ様、頑張ろーね!

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