本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2020/8/12 水曜日::

■[ラノベ]十二人の花嫁「ストライク・ザ・ブラッド 22 暁の凱旋」

咎神カインの遺産である眷獣弾頭を手に入れたMAR総帥シャフリヤル・レン。
同じ天部の末裔と共謀して全世界へ向けて宣戦布告と同等のことをするも、
吸血王の眷獣を受け継いだ元・第四真祖となった古城は諦めなかった。
しかしMARの眷獣弾頭を怖れた日本政府はゲートを破壊するために絃神島を破壊することを決め、
国の機関である獅子王機関は雪菜をキーストーンゲート破壊の任務に就かせ…

最終巻ということで今まで隠されていた設定が大盛りでしたね。
この設定の一つ一つで壮大なストーリーが作れそうですが、
サクっと見せるだけにしたのは勿体無いようなそうでないような…
ただ、少なくともラブコメメインのストブラでは確かに余計な情報なので、
このくらいに味気なく描写されるのが良いのかもしれません。

ラブコメと言えば煌坂さんがとても輝いてましたね…
チョロインの名を欲しいままにする彼女ですが、
結瞳に精神支配されたお陰でデレデレの本音がそのまま出てきたせいで、
煌坂さんのラブコメっぷりが今までで一番素晴らしかったと思いますw

もちろんヒロイン力は他の11人も素晴らしいものがありましたね。
ラストの古城を助ける為にみんながエロく悶えるシーンは、
お約束の展開とはいえとても生唾モノでありました。
そうそう、私はこういったシーンが読みたくでこのシリーズを読んでるんだよ!
と、思い知った次第です。

どこまでも古城のことを思いやる雪菜といい、
古城のためなら100年でも1000年でも一緒に生きていく覚悟が完了している浅葱といい、
ヒロイン力が高すぎる伴侶を見てるとこれからの物語が波瀾万丈になっても、
乗り越えていけるんじゃないかな、と思いますね!
未来からやってきた第二世代を見てると幸せになるようにしか思えないので、
古城には頑張ってヒロインたちと第二世代を作っていって欲しいものであります。

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