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:: 2008/5/9 金曜日::

■[PC・デジタル]TFTの歩留まりどんくらいなんだろ

有機ELの32型テレビ、10年に液晶より安く登場?
大日本スクリーンのニュースリリースを読む限り低分子有機EL材料の塗布技術の革新でしょうか。
真空蒸着より製造装置と材料費のコストとプロセス時間の短縮されると思います。
NIKKEI NETによると730×920の第4世代とのことなので、東芝松下、日立、Samsung、AUOあたりが考えられるけど、
東芝松下は確か高分子有機EL材料だったから東芝松下以外が顧客かしら。

有機ELが液晶安くなる要素としてはバックライトが不要な為、材料費の大部分を占める多くの部材が不要なこと。
他には薄型化での運搬費の削減とかあるけど、それは液晶と同じ歩留まりで作られるという前提な上、
液晶は大型ガラス基板で低コストで作っているのでまだまだ課題は多いように思えます。

そんな訳で私見ですが朝日が書いてるような2010年に液晶より安くというのは難しいんじゃないかな。
液晶と競争力を持つのは最低後5年くらい掛かりそうだし、その時は20inchくらいからな気がします。

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