■[漫画]家族との別れ「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 「本のためなら巫女になる!」」 13巻
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部 「本のためなら巫女になる!」 13巻
出版社:TOブックス
原作者名:香月美夜
原作者twitter:香月美夜さん(@miyakazuki01) / Twitter
作者名:鈴華
作者サイト:列挙。
作者twitter:鈴華さん(@suzupaca) / Twitter
連載サイト:本好きの下剋上【第二部】|コロナEX
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神殿長ベーゼヴァンスの陰謀でアーレンスバッハ貴族のビンデバルト伯爵に攫われそうになったマイン。
ダームエル、ギュンター、フランの奮闘虚しく、ついに貴族に攻撃してしまったため、
処刑相当の罰を犯してしまったのだけど、
ジルヴェスターが渡してくれていたお守りのお陰で大義名分を得られたことで神官長が動けるようになり…
ついに第二部完結です。
ここまでは既にアニメ化されているので結末を知っている人も多いのでしょうが…
それでも心に来る人も多いかと思います…
私も原作で何度も読んで、何度も泣いているというのに、やっぱり涙腺に来ましたからね…

マインとして生まれ変わり、本はないけれど、形は変われど家族の愛は有ったのに…
病弱な身体だったけど、家族の愛に包まれていたというのに、
その大切な家族との縁を断ち切らなければならない悲劇…
これでもかというほどに家族への愛を見せつけられて、
読んでいるうちに自然と涙を流してしまうんだよね…
そしてその騒動に関われなかったルッツも…

悲しみは実感できた時にやってくるからね…
それにルッツの悲しみはまだまだあるから…
本当に良い子なので、もっと優しくしてあげてほしいんだけどね…
それでもルッツは立ち上がる強さを持つ子だからね。
まだまだ頼りにしてますよ。
今回の書き下ろしSSで神官長が隠し部屋で何をやっていたのか語られてますが、
なるほど、ヴェローニカの不正の証拠集めだったんですね。
確かにジルヴェスターとカルステッドは領主会議で不在ですし、
動けるのは神官長だけですもんね。
動くまでの段取りも感嘆の溜息をつくほどに鮮やかでしたけど、
それでも人の嫉妬心までは読み取れなかったために失敗をしてしまうあたり、
まだまだ二十歳ちょいの若さを感じますね。
神官長は優秀すぎて嫉妬というものを今までしたことがなかっただろうし、
平民が貴族の命令よりも私情を優先する愚かな所があることを見抜けなかったのも大きいですね。
ただ、その神官長のミスもジルヴェスターの勘でカバーできているのが巧いんですよね。
ちなみにこのジルヴェスターが魔術具を作ったエピソードに関しては、
BD3巻の特典SSで書かれているので気になる人は是非チェックしてください。
面白いよ!
さて、第一部に続いて第二部も完結させた鈴華さんですが…
今度は第五部のコミカライズを手掛けるようですね…!
その… 第五部はめっちゃ長いですからね…
既に10年近くコミカライズをされていますが、
計算上あと20年近く掛かることになりますからね…
頑張ってください!



























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