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:: 2010/5/8 土曜日::

■[ラノベ]沙織の素顔がキター!「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」6巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6 (電撃文庫 ふ 8-11)
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-05-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 283 ページ )
ISBN-10 : 4048685384
ISBN-13 : 9784048685382
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog

予想通りアニメ化決定の「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ですが、
この6巻ではむしろアニメ化のハードルを更に上げているとしか思えない内容になっています。
今回は短編集なんですけど、特に2作目がヤバイですね。
もしこれをアニメにするなら間違いなくモザイクだらけですよ!
○リエント工業とか冒険しすぎだと思います。

6巻となり、京介もエロゲをやり始めて1年経ったということですが、
何というかどんどんキモくなってきた感が強いなぁ、としみじみと思います。
あやせたんへの執着に近いアレだったり、何かとエロゲに例えたり、
今回は遂にコスプレしてナルっちゃったりと間違いなく確実に冥府魔道に堕ちてるな、と。
いやはや桐乃も業の深いことをしちゃったもんです。

その桐乃も特定ジャンル(メルル)に対してはどっぷり漬かったオタなのに、
それ以外のジャンル(ガンプラ)には一般人になってたりとオタとギャルの二面性を持っているのですが、
それに比べて黒猫はブレないですよねー
京介のことを意識的に無視しようとしてるのがバレバレで可愛いったらありゃしませんよ。
沙織の素顔にトキメキが止まらない京介に対してスネを蹴ったりとか萌えすぎです。
黒猫カワユス!

沙織の美人っぷりだったり、瀬菜ちゃんの腐天使っぷりだったり、麻奈実の地味っぷりとか、
どのヒロインも可愛いし魅力的なんですけど、個人的にはやはり黒猫が一番かなー
桐乃とそのライバルにしてやんちゃな妹のリアも可愛いんですけど、
京介のベッドでリラックスしている黒猫とかもう最高ですね。
一番京介と結ばれそうなヒロインはやはり麻奈実だと思いますけど、可愛さで言えばダントツで黒猫ですよ。
同人作家のみんなは是非とも黒猫が主役のエロ同人誌を一刻も早く出すべきだと思います。

うーん、やはり京介が漆黒のコスプレしてってシナリオで?
そうすると「漆黒はそんなこと言わない!」という台詞は欲しいなぁ…(以下妄想が止まらないので略

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 Comments (7)

7 Comments »

  1.  この記事でお知らせ頂いて速効、本屋に出向いて購入してきたのですけれど、とても読み耽って妄想に浸る事が出来る進捗ではありませんでした……。チクショウ! 黒猫と瀬菜貴腐人にヘルプに入って貰いたいですのぅ……。

     麻奈実派のフランさんが黒猫の魅力を肯定してくだすった事に嬉しい限り~! しかし、京介は前巻、あれだけ強烈なアプローチを掛けられたにも拘わらず陥落してないのですか!? 男としてソレはどうだ京介くん? このまま連載が長期化するなら「神のみぞ知るセカイ」でも言われていた通り、黒猫に噛ませ犬フラグが立ってしまいかねません! 早期のフラグ立てとその後の約束揮発化現象は非常に拙いので、とっとと既成事実をt(邪眼

    >京介のベッドでリラックスしている黒猫とかもう最高ですね。

     前々巻くらいにもありましたが最高ですよねー。ぐね~っと伸びてそうです。現実で黒い猫を飼っていた私としては、あの可愛さは異常ですにょ? 臭い付け臭い付け。
     そして桐乃が「あの猫臭い!」と怒るのですね? 解ります。

    >同人作家のみんなは是非とも黒猫が主役のエロ同人誌を一刻も早く出すべきだと思います。

     またまた激しく同意です。現在、「俺の妹が~」本は一般向けを一冊、そうじゃないゴニョゴニョ向けを四冊持ってますが、もっと増えてくれると嬉しいですねー。意外(?)と節度を持った純愛が似合う黒猫の純愛ものなどを個人的には待望!

     ……あい、仕事に戻ります……。

    Comment by Mya — 2010/5/10 月曜日 @ 14:31:49

  2. 俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉【72】

    俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)(2010/05/10)伏見 つかさ商品詳細を見る

    ◆基本データ
    著者:伏見 つかさ
    イラスト:かんざき…

    Trackback by サイとはいかが? — 2010/5/16 日曜日 @ 20:30:53

  3.  まだ六巻を読んでいないのですが(これから割と大きな実装作業に入るので、二ヶ月くらいはお預けっぽいです……)、以前よりずーーーっと気になっていた沙織に対する既視感が解けました!

     アレです、恐らくフランさんも存じ上げていらっしゃるものと思われるのですが、往年の名作「同級生2」の「加藤みのり」ですよ! あー、胸のつっかえが取れました。改めて画集で確認してみましたが、顔だけそっくりで後は全く別でしたw

    >Jekyll-and-Hydeさん 廊下に佇む澪

     麻奈実のきょうちゃん同人誌は期待ですねーw 今なら私も題材が「俺の妹が~」であるだけで購入してしまいます(東方歳時記の頃の東方同人誌と同じ状態)。本当に増えて欲しいですね。

    >「ロリコンはどこから病気なの?」

     確かに臨床的にはそうなのですが、本当に精神病理的に「小児愛好」と判定されたら、日本ではどうか知りませんがメリケーンでは作中の通り完全隔離対象ですからねw
     日本と大きく異なるのは、日本と違って西欧文明の延長上にある社会通念ではelementary school(小学生)の生徒同士が性行為に及ぼうが何だろうが個人の遺志の範囲なら問題なし、という事ですねー。そちら方面に奔放なイタリアなんか、自分の娘が売春行為で小遣い稼ぎをしていないかと、調査する興信所が大儲けとか……。
     ついでに、日本国憲法の刑法ですと合意不合意に限らず13歳未満の「女性」と性行に及ぶと問答無用で強姦罪による起訴だそうです。
     アメリカでの近親類者との性行率は以下の通り(wikipediaから引用)。

    『性的経験・性的虐待に関する調査結果に表れた近親姦発生率の高さは、近親相姦のタブーが実際にはさほど機能していないことを示している。アメリカのキンゼイ報告では、近親者による性虐待を受けた経験がある女性は、全体の5.5%(うち実父・継父が1.0%)とされ、フェミニストのダイアナ・ラッセルが1978年に行った、サンフランシスコの女性930人を対象にした調査では、18歳までに女性の16%が近親者との性行為を体験しているとされる。また、社会学者デイビッド・フィンケラーが1978年に行った、大学生を対象にした調査によれば、男性の10%、女性の15%が兄弟姉妹との性行為を体験しているなど、様々な調査報告があり、高い近親姦発生率を示している』

     ……まぁ、現実でのモラルが破綻している方々から仮想表現への苦言を受諾すること程、道理に悖る事はありますまいに。そういう趣向の方々は二次元創作物の有無に関係なく行動に及ぶでしょうから、少なくとも「性犯罪を助長する」というのは言い過ぎですね。
     私感ですが、「本で犯罪が抑制されている」も間違いで「本で犯罪が助長されている」も間違いで、そもそもが「本で満足している人は現実で事に及ばない」と同時に「現実で犯罪を犯す人間は本の表現に左右されるようななよなよしいものでは無い」と思います。精神病理を甘く見てはいけません。

    Comment by Mya — 2010/5/17 月曜日 @ 1:46:17

  4. 黒猫ファンいました
    いやぁ、嬉しいなぁ
    僕も実際に妹を持つ者として
    読んでると、わかるーてなりますわ。
    知り合いの同人誌作家に聞くと、
    黒猫の同人誌描くにも持ち込みづらいんですよ
    との事。
    いい作品にお目にかかるにはまだ時間が必要そうですな

    Comment by 言えません、強いて言うなら・・・ — 2010/6/2 水曜日 @ 20:45:31

  5.  六巻読み終えました。何かふと取り付かれたように一昨日と昨日とで一気に読んでしまいましたー。偏に申し上げればVisualC++7.0の仕様のせいです、はっはっは。……コンチクショウ……。

    >言えません、強いて言うなら・・・さん

     同士! 心強いですー。唯、どうも本編のこの作品展開……。伏見先生、意図的に「桐乃×京介の同人作品を奨励して」いる様な気がしますw これなら確かに桐乃×京介の同人誌が面白いですよねー。
     逆に現時点で鉄板過ぎる黒猫は、同人作品にしても描いている方が余り意外性を持てないので作品として面白くない、という一面もあるのかも知れません。純愛ラブ好きな私は寧ろ鉄壁大好物なのですが……(涙)。私は姉持ちですが互いに仲が悪くありませんので、「一姫二太郎」という諺は割とあっているのかしらとは思います。妹持ちの友人も京介君と同じ様な事を言いますしw

     で、そんな本編の第六巻は、何というか沙織の梃子入れが強かったですねー。沙織をガッツリ数冊を使ってのテーマとして描くとそこで完全燃焼してしまう可能性もあるので、含みを残しながら手堅い描写だと思います。一方で危惧した通り、黒猫に噛ませ犬フラグがぁ!(涙) ほらぁ、黒猫が畳み掛けないからお互いの関係が元の木阿弥所か、一種のタブーとして京介君と黒猫の間に「恋愛絡みの話題は禁句」という空気が出来てしまいました。黒猫の線を作中で鉄壁に臭わせるなら、チクチクと腫れ物を触るようにそれとなく臭わせ続ける為に互いの関係を些かギクシャクさせるのが王道なのですが、以前通りの付き合いに戻ったというのは想像出来る範疇では最悪です……。

     ……大丈夫だと思うのですが、まさか黒猫のtwitterに引っ掛からないよなーと一応フォロー。現状、前々巻までは「他人の中で親身」であった黒猫の地位は「身内の中でミステリアス」という位置に落ち着いたのではないでしょうか? ある意味で桐乃と同じ位置ですね。これももしかしましたら伏見先生の意図通りなのかも知れません。要は黒猫も京介君の中で「俺の妹」にカテゴライズされたわけです。……これが果たして良いことか悪いことかは、良くも悪くも桐乃と黒猫、二人の心証としてパッケージング、一蓮托生になりました。まぁ、頑張れw

     しかし、一方で本格的にあやせ-麻奈美ラインもガッチリと形成されたようですし(桐乃を盗られるくらいなら鉄板筋とくっつけてしまえという発想で介入している気がします)、知らぬうちに渦中の目にいる京介君にワロス。こんな場所にいたら私、一ヶ月で胃に穴が開きますわ。第三者視点だからこそ見ていて楽しいw 京介君、冗談半分であやせに粉かけて芽が出てたりする可能性もありますが、「外見と中身は別の話」という明言があるだけにこれがまた面白いわけでw 何せスコップで人を撲殺出来そうな印象が出てきたあやせたん、「これから貴方が掘るのは貴方が埋まる為の穴ですよ」と笑顔でにっこりと告げてきそうです……。

     そしてフランさんも仰る通り、ネタも随所に使われておりますねー。「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる!」ですとかw ○リエントは私も吃驚しましたが、何が何でもここのアニメ化は無いでしょう。放映したら今度こそアニメが社会的にヤバいスなw

     さて、前巻で「すわっ、フェイトさんがまさかの攻略対象キャラ入りか!?」と思ったのですが、京介君のMy女性ランキングに名前が出ていて大笑いしましたw や、分かるんですけどね、「趣味の上での好みと感情としての好きは別である」という点は。しかしこのランキング、外見の上では「黒猫は余り好みとしてはマッチしない」といわれている気がしますわw 美女は美女でも美女の中で敢えて好みがある、というのは嗜好の問題ですから仕方がない。が、絶対に口には出しちゃ駄目だぞ京介君。

     長くなりましたが最後です(これでも控えめ……。ホントにスミマセン)。フェイトさんと高坂家のお父さんにはガンガン、出番が欲しいなーと思っている一応の社会人である私です。当初、あやせが「一般社会とオタク文化のブリッジになる」と思っていたのですが逆にアンチテーゼ的な位置付けに落ち着いてしまったので、立ち位置として「全く接点が無くも何とか折り合いを付けようとしている、しかも立場上、奨励はしかねる」という立場の警察官であるお父さんと(捜査一課か二課かしら……? 何となく機動隊員ではなさそうです。交番勤務という感じでもなさそうで、消去法で県警かなぁと。情報方面ではなさそう)、「そうはいっても実際に需要があって、これまでのマジョリティとされてきた実方面の社会から押し出された人間が皮肉にも余り世間一般に望ましくないとされるマイノリティと思われていた経済の中で実際に雇用で生活の糧を得ている」という現実を体現するもう一人のフェイトさんに出てきて頂けると、一気に物語がリアリティを増すのですよねー。

     というわけで、次巻も期待です!

    Comment by Mya — 2010/6/7 月曜日 @ 14:52:45

  6. おお…
    Myaさん、まさかの反応ありがとうございます!
    来ると思ってなかったですー。
    いやー
    黒猫のエロ同人とか考えるだけでも神ですな
    黒猫が頬を赤く染めてるシーンおそらく多発!!
    そこがイイ
    でもそうそう一学生が手に入れられるものじゃないんだろうなぁ
    五巻なんか人気投票といってもいい感じで主役が選ばれて
    黒猫だったんだから、噛ませ犬フラグなんかきっと出ない!!
    って信じたい……
    次巻気になります

    Comment by 言えません、強いて言うなら・・・ — 2010/6/7 月曜日 @ 23:09:12

  7.  というわけで、ようやっと今年新春に発売されたドラマCDを開封しました。通販限定版なのでイラスト集が付いてますが、最も驚いたのはtoi8さんのイラストカードが封入されていた事で、その上で更に驚いたのが、このイラストが「作中の京介君の違和感を此程までに再現したモノは無い」というくらいに再現している点です。「現代風の女子中学生+オタク趣味」というアンマッチな組み合わせを見事なまでに表現して下さっていおりますよw ……コレは確かに……、……誠に失礼ですが京介君でなくともたじろぐレベルですわ……w 況んや桐乃の容姿では破壊力抜群、ギャップ萌えとかそういうちゃちなレベルを遙かに超越している辺りが、私がこの作品に感じたコレまでにない何かなのだと思います。曰く「これは酷い」を濃縮してますな!(暴言。桐乃のtwitterに引っ掛かりませんように……)

     何と申しますか、ズバリ申し上げてこのイラスト一枚の為に三千円を払う価値があると断言します。が、今からこのイラスト付きのパッケージって手に入るんですかね? 限定版だけだとしたら死蔵するには余りにも勿体ないですねぇ……。
     あと、このCDに麻奈美の立ちイラストが掲載されているのですが、……麻奈美、良いなぁ……。黒猫応援派の私もクラッと来ました。

     あと、ドラマCDを聴いていて真っ先に驚いたのは、「桐乃」の名前の発音です。私は「桐乃\(尻下がり)」で発音していたのですが、ドラマCDでは「桐乃/(尻上がり)」で発音してました。慣れるまで凄い違和感がありましたが、何とか慣れました。声優さんは私が耳にする限り、違和感ない方々が担当していると思います。ドラマCD本体は二話が特に面白かったですねー。「俺の妹~」は全般的に映像化した方が面白いと思うのですが、映像化するに伴って京介君の苦労が明示化されるのがちょっと可哀想ですw

    >言えません、強いて言うなら・・・さん

     や、私の発言にプレミアムは全く御座いませんのでそこまで有り難がって頂けると、こう、有り難くも、何ともむず痒く非常に申し訳なく……w 無論ながら一番の功労者で素晴らしいのはこの場を拵えて下さっているフランさんですので、私の方からは(いつもですが)強いて言うなら・・・さんと出逢うことが出来たこの場を提供して下さっているフランさんに心から感謝です。
     では私は、もう一個先の「良い感じにお互いのテリトリーが共通化してきた」段階の「息をするようにイチャイチャする」二人の同人誌を待ち望みます! 正式に結婚前提のお付き合いをしている京介君×黒猫ハァハァ。きっと同じ大学で同棲しているに違いない(黒猫の自宅事情もまた深そうですしねー。家計の事情もあって二重の意味で同棲。神田川の世界? ……ちょっと違うか)。

     ……折角、本音丸出しで黒猫を敵に回した事ですから、ついでに桐乃も敵に回しておこうw 六巻の開きの桐乃ゴスロリは個人的に凄く似合っていると思うのですが、決定的にゴスロリ、というか衣装のマネキンガールとして決定的に桐乃がダメ出しされる点が一点だけあります。桐乃は「肌が黒猫より圧倒的に小麦色であること」ですね。
     普通のゴシック&ロリータ衣装は白と黒とのツートンカラーでかつ、明暗二色でガツンとコントラストの差を如何に映えさせるかを表現上の至上とする事が多いですが、白は白でもこの「白」に実は種類があります(黒にもあるのですがここでは除外。決して喪服になってはいけないという点のみは明記)。書道(毛筆)の世界でも頻繁に使われる手法なのですが、ワザと薄めに墨を擦って紙に墨と水を滲ませる手法を用いた場合、墨の黒が薄まって紙の白が出る前に墨の主成分が水によって溶け出され、主に中間色として二通りの色が出ます。一つは「青墨」といって青色が主にでる墨、もう一方は「茶墨」といって茶色が主に出る墨です(註:当然ながら膠で固めたりしない墨汁ではこの色は出ません。固形墨だけの特徴です)。一般的に薄墨には青墨が多く使われる事が多いですが、青は当然ながら寒色系。茶は赤に近い暖色系です。黒のコントラストで差を出そうとする場合、青墨が多く用いられるのはキチンと理由がありまして(色彩の思想が出たのが近世なので後付けといえば後付けなのですが)、黒と白の中間に置いてやる色では、暖色系より寒色系の方がよりメリハリが黒白のモノトーンに瑞々しいコントラスト差が出るのですねー。紫系の色をゴシック&ロリータ衣装に使う場合も、よりコントラストの差を出したいなら青紫に色が寄ります。逆に白側に青みを持たせすぎた場合、敢えて「一点の花」というワンポイントで赤紫を使う場合も多くあります。が、ゴシック&ロリータ衣装の場合は「肌の色まで白の面積に含める」ので、主に寒色系の白を揃えるゴシック&ロリータ衣装では肌が小麦色というだけで実はマイナス。チョーカーとかヘアバンドとかにまで色彩が統一しているのも「肌も白地の一つ」として見るからですねー。
     で、今回の桐乃を一見して私は「意外とコケティッシュでアリなのかしら?」とは主観として抱きましたが、一般受けするかどうかは分からンべさ。下手をすると「ゲテモノ喰い」とか謂われr(太鼓の撥でグシャァ

     ……そして黒猫と同様、桐乃にもフォローw 確かに北欧系では肌の白さがデザインの素地として重宝がられますが、イタリアやギリシャ、スペインやポルトガルといった地中海寄りの文化となると途端に小麦色の肌が「健康的である」と重宝がられます。この辺りは最早、個人の好みの問題で大分して「フランスのパリ」と「イタリアのミラノ」と、どちらを好くかでしょうねー。しかし一方でデザインの王道は未だにイタリアにありますから、誰が何といおうと世に桐乃が似合う服の方が多いのはこの為です。その分、フランスは高級感(付加価値=プレミアム)で勝負しておりますな。
     ……狙っているのか狙っていないのか分からないのですが、「南欧の桐乃と北欧の黒猫」と見ると見事にこの二人、見事に対比なのですよねー。共通するのは「どちらも扱いにくい」事で(女性としてのレベルが高いとも謂いますが……)、この点に対して素直に白旗を揚げるなら麻奈美(日本代表)に行くべき。決して麻奈美が待避先という意味ではなく、この二人は純粋に扱いづらいんだもん……。
     しかしイラスト担当のかんざきひろ先生も、かなり見事に二人の肌の色を塗り分けてますねー。黒猫は逆に京介君ところの高校の制服が似合ってませんw(「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」参照) 黒猫は似合う服と似合わない服との落差が凄い……。黒猫くらいに肌が白いと逆に衣装合わせが大変なのかも……。

     しかしデザインの世界には専門職の方以外、絶対に深入りしないように! 殊にパテック・フィリップとか、手芸工芸やジュエリーが絡むと飛び降りたくなりますから。「何が違うんだよ!?」という問いに「歴史と格だ」で通ってしまうのがこの世界です……。

    >stRay,staRさん 俺妹本「俺の妹がこんなに可愛かったらなぁ 2」

     まさかのあやせたん本……! 某同人誌だと既に京介君は一冊、購入済ですねw

    Comment by Mya — 2010/6/13 日曜日 @ 15:11:47

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