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:: 2008/6/17 火曜日::

■[漫画]銀子の可愛さ5割り増し「紅 kure-nai」1巻

紅kure-nai 1 (1) (ジャンプコミックス)
著者/訳者:片山 憲太郎 子安 秀明
出版社:集英社( 2008-06-04 )
定価:¥ 460
コミック
ISBN-10 : 4088745094
ISBN-13 : 9784088745091
作画担当サイト:SOYBEAN

原作の醜悪商法と呼ばれるエピローグ分割商法に、
アニメの原作を容赦なく壊す展開(原作と別作品として見れば面白いですが)。
そんなこんなで「紅」からちょっと離れてたんですが、
それでも漫画版は今のところ良くできているので、
「それはそれ、これはこれ」といことで楽しむのが良いかな、と手に取った次第。

コミカライズの作画担当は原作挿絵担当の山本ヤマトさん。
通常はイラストレーターが作画担当というのは鬼門で、
実際電撃hpで掲載された9Sのコミカライズからすると不安だったのですが、
脚本とコンテ構成を専門の人が担当するというチーム構成にすることで、
漫画としても充分面白い仕上がりになっています。
「原作挿絵担当がコミカライズ」という、
原作ファンにとって一番嬉しい事をしてくれたので非常に満足しています。

内容は原作1巻の後の時系列から始まるちょっと変則的なコミカライズですが、
原作未読の人は紫の一番の魅力である可愛さにまず触れることが出来るし、
原作ファンも新鮮な展開なので楽しめることができます。
子供らしく純真無垢でありながらその素直な目で本質を見抜く九鳳院紫と、
そんな紫を信頼している、普段はヘタレだけど決める時は決める紅真九郎。
そして真九郎の姉代わりの夕乃さんに幼馴染みの銀子と、
原作の魅力が良く出ている脚本になっています。

それにしても脚本の人は熱心な銀子ファンなのか銀子の可愛さが凄いです。
原作の時から情が深く、重度のツンデレだったんですが、
4話と5話で見せた幼馴染みという設定を存分に生かしたエピソードと、
無愛想な表情からでも判るその愛情の深さにはズキューンとせざるを得ません。
紫も良いけど、漫画版では銀子一押しということで一つ。

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