本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2010/11/8 月曜日::

■[ラノベ]お兄ちゃんは心配性「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」7巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉 ((電撃文庫))
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-11-10 )
文庫 ( 301 ページ )
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:鼻 (kanzakihiro) on Twitter

よく一緒に読まれている同人誌
  この本とD.L. action55D.L. action56をあわせて読む

D.L. action55 + D.L. action56

今回はネタバレ上等なので格納。

麻奈実派のワタクシ、大ショック!

いやー、メイン読者の中高生的には願ったりなんでしょうけど、
アラサー世代にファン層が多い麻奈実派には7巻はショックだったなぁ。
出番が殆ど無い、というのもあるけれど何よりラストの展開が…
やばい、8巻でその事実を知った麻奈実の心境を思うだけで泣けてくる…!

7巻ラストでの桐乃の台詞は大方の予想通り「恋人のふり」というオチ。
詰まるところ、ファッションモデルで海外へ行く誘いを断る方便なんですけど、
嘘に嘘を重ねて偽装デートにまでになっちゃって、
そのデート中に次々と知り合いと接近遭遇というお約束展開はかなり面白かったですね。
黒猫のリアクションとかはやっぱり一々可愛いですし、
誤解されるのを楽しんでいる桐乃も可愛かったですね。

というか、今回は全体的に桐乃の「好き好きお兄ちゃん」が透けて見える気がするんですよ。
以前から京介と仲が良かった麻奈実を毛嫌いしてたりと色々とありましたが、
デート中の嬉しそうな顔や赤面するシーン、そしてラストでの桐乃の彼氏紹介での、
京介に対するブチ切れ、というより癇癪を起こすシーンとかもうどうなのよ、と。
これで気付かない京介はエロゲを恋愛シミュレーションとして活用できてないよなぁ、ホント。(笑

そしてそんな桐乃の気持ちを誰よりもよく判っている黒猫が取るラストの行動。
勿論今までも着実にフラグを立ててきてましたし、思わせぶりな言動が多かったですが、
この7巻では思わせぶりというか、ストレートに来ましたからね。
果たして黒猫は桐乃との友情と京介との恋愛という二つを同時に掴み取ることが出来るのか。

うーん、それにしてもこの時点での黒猫との恋人って黒猫が当て馬になるとも取れるんですよね。
そうなるとやはりラストは麻奈実が飾るという希望も…!

いやー、以前私の麻奈実ルート希望をtwitterで桐乃本人に「誰得」と言われた過去がありますが、
アニメ化を機に話題性が上がった昨今、私の周りでは圧倒的に麻奈実派が多いんですよね。
多分、原作のメイン読者層である中高生は黒猫派が多いと思うんですが、麻奈実派も結構いるんですよ!
誰得かと言われれば私の世代、つまりアラサー得と言えましょう。

ちなみに私が好きなヒロインは麻奈実>黒猫>瀬菜ちゃんです。
何故3番目に瀬菜ちゃんが来るかというとおっぱいが大きいからです。
巨乳は正義。(結論

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 Comments (3)

3 Comments »

  1.  よ、読みたい……、んですけど、「ギックリ腰の治療に罹ったお医者に撮影されたMRIから、別の患部に無痛性の初期ヘルニアを発見された」Myaですコンニチハ。仕事は増える一方で余った時間は翌日の仕事に充てる為の回復時間に取られ、物理的に私的な時間が0、処かマイナスです(浴室でも仕事してますからマイナスですよね?)。加えて治療費と治療時間が増える訳ですから、死にます。ボナパルト的な三時間睡眠ではまだないのですが、ロベスピエール的な16時間労働には達している昨今の現状。
     まーハイ、テント担いで山に登っている人間は早かれ遅かれ大概、腰をやりますよね。特に装備水準が発展途上段階であった私の世代の山ヤさんはねー……。寧ろ綺麗に頸椎の軟骨が全て顕在していた事の方が私としては吃驚だったりします(膝は既に何度も故障済)。

     
    >俺妹最新刊

     方々から割と「……爆発しろ……」的な怨嗟の声が流れて聞こえてくるので、ネットにアップされる絵の方向性からしても何となく内容は察していたりしますw 私は確かに黒猫が良いなぁとは感じているのですが、一方で物語重視の人間なのでキチンとした成り行きの次第では、別に麻奈美でも或いは瀬菜貴腐人でも一向に構わない雑食性ですw 特にアニメでの麻奈美の良さには反則的な威力を体感しているので、尚更にアリだと思うのですよねー。PVだけしか見ていないのですが、あの麻奈美の動きは反則ですよ。

     しかし、物語の完結と京介君のラブストーリーは二つに分けられちゃいましたかーw 以前に私は「麻奈美ルートはゲームとして私が担当するなら、最も到達しやすい所にバッドエンドとして置く」という風に発言を致しましたが、現状での俺妹をシナリオとして考えた場合、「シナリオ終了としての黒猫エンドではない」というのは裏を返すとそれは単純に「イベント」であって「エンド」ではないのですよね。
     何か言葉遊びのような感じですが、つまり「話を盛り上げる為の伏線」にその「イベント」を利用される可能性があるので、俗称「噛ませ犬フラグ」というのはこの辺りに起因します。某週刊サンデー的な落とし神様もそんな発言をしてますが皆様、本能的な感知能力が並ハンパではないですなw 検察官の云う所の「半落ち」状態なので、確かに「踊り方」「歌い方」はまだ未定ですね……。

     更に私から加えるなら、前出である瀬菜貴腐人兄との会話にて(五巻でしたっけ?)既に京介君の中に介在する「麻奈美に対する無意識下での支配心と執着心」を言い当てられておりますので、此処が荒れそうな伏線ですよね。自分の立ち位置を弁える方向で動く聞き分けの云い黒猫は尚更、作者サイドからしますと盛り上げやすいでしょうから、最新刊を読んでいない身ではありますが其所を差し引いた上で考えますと、一先ず麻奈美のみに着眼した場合は今後、

    ・麻奈美フェードアウト。
    ・私達の女坂はまだ始まったばかりだゼ!!
    ・黒猫が自主的に身を引きイイハナシダナー。

     の三点は可能性として大きいでしょうか。寧ろこれらは王道にして常道なので、この辺りを外すと二宮ひかる作品になりかねませんから勘弁して下さいw もしそうなったらフェイトさんが大活躍しそうな予感と共に「私、京ちゃんとねt――」。ヤメテライトノベルの枠に納めてェ!? ……エンディングテーマがsuaraさんの歌唱曲に変わりますな。

     
     ……ですが一方で、この物語はあくまでも「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」なので、物語の主幹を外してしまうとイカン訳ですよ。となると話の組み立て方はあくまで「桐乃を軸として」立てられると考えた方が至極、真っ当。ですから、物語の整合性を何処で付けてくるかが見所ですよねー。

    コメント by Mya — 2010/11/9 火曜日 @ 18:07:47

  2. 地味子以外は考えられないのです

    コメント by あのなか — 2010/11/10 水曜日 @ 12:36:06

  3. おいらはあやせ派です。

    コメント by やんでれ — 2010/11/12 金曜日 @ 21:35:52

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