その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/11/24 土曜日::

■[漫画]キョンがキュンキュン「長門有希ちゃんの消失」5巻

長門有希ちゃんの消失 (5) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:ぷよ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-11-22 )
コミック ( 164 ページ )
作者サイト:TOPIA
作者twitter:ぷよ(puyotopia) on Twitter

記憶喪失中の原作の長門に近い性格の長門が消えていつもの長門に戻った日常。
ただ、もう一人の長門が残した記憶は忘れられるものではなく、
特に告白というノーマル長門には出来ないことをやってのけたからこそ、
キョンは前と同じように長門を見ることが出来なくなって…?

今までずっとキョンに恋していた長門ばかりを見てきましたが、
この5巻では逆に長門を意識し始めたキョンがキュンキュンしている場面ばかりであります。
お互いの手が触れ合ってドキっだとか、水着姿にトキメいたりだとか、
肝試しで手を握り合ったりとか、ド直球の青春模様には読んでるこっちが恥ずかしくなるレベルですよ!
くそぅ! リア充め! お幸せにな!

そしてハルヒはハルヒで中学時代のキョンとの七夕の思い出を自分だけは覚えてるとか、
何か割りと切ない乙女っぷりを見せてくれてコレはコレでありだなぁ…
ラストでは佐々木さんが出てきたりと、
もう一人の長門について割り切れたキョンにはまた一つ山場が用意されてるみたいですね。
はてさて、佐々木さんはどういったキャラになるのかそれはそれで楽しみです。

それと巻末にはなのエースで掲載されていた番外編が載ってまして、
そこで黄緑さんと朝倉さんたちの関係が判明する訳なんですが…
まさか黄緑さんに頭が上がらない朝倉さんを見ることが出来るとは…
この朝倉さんはアリだな…!(ぇ

:: 2012/11/8 木曜日::

■[漫画]オリジナル作品にも定評のあるわたらい「O/A」7巻

O/A (7) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-11-01 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai) on Twitter

N:i-1の結果、2位という順位だったけどしっかりとトップアイドルへの道を再び踏み出したゆたか。
一度軌道に乗れば、かつて頂点にまで上り詰めたことがある彼女だから、
あっという間にドームでのコンサートを開催するまでになったんだけど、
いつも隣で支えてきたはるみはどうしようもない寂しさを抱えていて…

笑いあり、涙あり、下ネタあり、シリアスありだった「O/A」もこの7巻で完結です。
巨大うんこを流すだけの話をやったり、米軍の潜水艦がラジオを聞くために東京湾に来たりと、
割りとくだらなくてとんでもない展開が多々あったけど、
最後まで一貫してゆたかとはるみ、アイドルと芸人という立場と歩幅も違う二人の友情を描いてました。

そしてこの完結巻ではその総決算とでも言うべき結末が描かれており、
寂しくもありながら、どこかサッパリとした読後感を持たせてくれます。
あとがきで連載前は一話目しか考えて無くて綱渡りだったことが語られてますが、
確かにNi-1のアイドルみたいにかませ犬以下の脇役もいれば、
はるみの先輩ユニットの”ろーるしゃっは”みたいに先輩らしい含蓄のある言葉をくれたりと、
脇役の扱いは割りとライブ感がアリアリでしたけど、
結果的に綺麗にまとまっているから良いのではないでしょうか。(笑

読んでてゾクリとさせる見開きでのインパクトだったり、
ページを捲った先での展開で思わず噴いたりと、常に油断出来ない面白さが詰まった作品でしたよ。

ただ、ヤングエースで渡会さんの漫画が載っていないと寂しいので、
早い復帰を楽しみにしたいのですが、先日はヤングアニマルあいらんどに描かれてたからなぁ…
まぁ、掲載誌はどこだろうと読み続けていたいので次回作をお待ちしております。

:: 2012/11/7 水曜日::

■[漫画]少年よ、神話になれ「新世紀エヴァンゲリオン」13巻 プレミアム限定版

新世紀エヴァンゲリオン (13) 【プレミアム限定版】 (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:貞本 義行
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-11-02 )
コミック ( 180 ページ )

今月17日に遂に新劇場版Qの公開が控えている「新世紀エヴァンゲリオン」
11/2は単行本、11/9は新劇場版序TV版、11/16は新劇場版破TV版と、
毎週がエヴァ尽くしな11月の最初を飾ったのがこの、
「新世紀エヴァンゲリオン」13巻プレミアム限定版です。

限定版の内容ですが、扉絵を収録したミニ画集と3Dポストカード、
そして描き下ろしポストカード6枚セットの同梱版です。
ミニ画集の方はモノクロなんですが、ポストカードの方はカラーです。
また、同日発売のヤングエース 2012年 12月号には単行本直後の話を収録したミニ冊子が付属していますので、
そちらを手に入れれば続きが読めるようになっています。

さて、肝心の内容ですが展開としては旧劇場版をなぞる形なんですが、
連載当初からTV[版とシンジの性格が変わっているので若干内容も変化しています。
その最たるものがアスカが量産型エヴァに蹂躙される直前ギリギリのタイミングで、
なんとかシンジが間に合った、という点でしょうか。
旧劇場版のトラウマを持っている人には救済とも言えるかと。

とはいえゼーレによる人類補完計画などは旧劇場版の通りなので、
この貞本義行版のエヴァがどういった結末を迎えるのかまだまだ未知数です。
TV版の頃から追っている身としましてはQの内容のともども、
こちらの結末も戦々恐々としながらも楽しみにしているのが現状です。

しかし漫画の連載が始まってから18年。
まだこんなに読ませられるとは…
エヴァっていうのは本当に化物的なコンテンツだよなぁ…

:: 2012/10/9 火曜日::

■[漫画]巨乳メイドさんとshall we love?「恋愛しませんか?」1巻

恋愛しませんか? 1 (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タチバナ ロク
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-10-01 )
コミック ( 153 ページ )

ヤングエースで今年始まった連載作「恋愛しませんか?」の1巻が発売!
当初全1巻だったのが人気が出て継続、という話をtumbler移転前のblogで見た覚えがあるんですが、
何にしても連載継続はアンケートで応援してた身としては嬉しい限りです。
ちなみにこの前にもネタバレで喧嘩する短編もヤングエースに載ってたけど、
残念ながらそこら辺の短編は収録されてません。

この作品のあらすじですが…、
大学のサークルでギャルゲー同好会に入り、悪友二人と二次元三昧な不破利斗。
そもそもギャルゲーにハマっている原因は思春期だった7年前、
女生徒にイタズラの嘘告白で笑われて傷つけられて一種の女性不信になった反動で…
しかしある日、後輩のるりが企画した合コン(に見せかけた不破のるりへの心象調査)で、
会場となったメイド喫茶の巨乳メイドのふわりさんと出逢い、
いきなり「恋愛しませんか?」と持ちかけられ…

恋愛しませんか?

ふわりさんの正体は読者からしたら割りとすぐ気付くので違和感ないけど、
相手の不破としてはよく判らなくて困惑しまくりだろうなぁ、とちょっと同情しちゃいます。
そして女性に慣れてない故の足が地に着かない感じは妙に共感できます。(笑

それと、後輩のるりが健気で可愛い…!
前からずっと好きだった先輩をいきなり現れたメイドに盗られそうになるとか、
焦る気持ちがめっちゃ切ないです…!
お洒落に気を遣い始めたり、コスプレしてでも気を引こうとしたり、
更には宣戦布告で修羅場るとか、頑張る姿には応援したくなりますよ。

修羅場!

しかしふわりさんの肉感たっぷりなむっちりボディは素晴らしいですな。
何というか、食べたい…(性的な意味で

何はともあれ最近のヤングエース新連載の中では一番好きなのでこのまま頑張って欲しい所存であります。
るり…、頑張れ…!
多分報われないだろうけど…!(ぉ

:: 2012/9/9 日曜日::

■[漫画]例会の長い一日「ナナマルサンバツ」4巻

ナナマル サンバツ (4) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-09-01 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s) on Twitter

御来屋にライバル認定されて胸の高鳴りが押さえられない越山ですが、
何というか、身近に女性キャラがいるのにそっちにフラグ立ててそれで良いのかと。
まあ、極一部の層には全然アリなんでしょうけど…

4巻の内容はミッション系女子校の麻ヶ丘が主催で開かれる、
各校持ち回りなクイ研同士の大会、通称「例会」がメインとなっています。
まだまだ初心者だけど、どんどんとクイズにのめり込んでいき、
そして色々と吸収していく越山から目が離せないんですよ。

勿論越山だけでなく、深見さんはお兄さんの事情が垣間見えるだけでなく、
麻ヶ丘が作りだしたクイズのルールをいち早く見抜いて勝ち進んだりと、
どのキャラも魅力的です。
そして同時にクイズが単なる知識量だけではなく、
そのルールによって千差万別になっていくことがよく分かって興味深いんですよね。

また、関東トップの開城高校の老け顔部長の大蔵と笹島先輩の関係が面白いですね。(笑
というか大蔵ってば笹島のことが好き過ぎるだろう…!
これはもう、麻ヶ丘の一部女子生徒は大興奮ですよ!

しかしそんな楽しいばかりのクイズ大会という訳ではなく、
一部に異分子が紛れ込んで…
うーん、これはどうなるんだろうなぁ…
丁度この続きが現在発売中のヤングエース 10月号に載っているのでそちらを読むのもアリかと。
エヴァの続きも掲載されてますし是非是非。

:: 2012/6/6 水曜日::

■[漫画]沈黙のファン隊「O/A」6巻

O/A (6) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-06-01 )
コミック ( 174 ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai) on Twitter

あやせや事後で有名なわたらいさんの商業漫画「O/A」の新刊であります。

この6巻では物語、というかアイドルゆたかが大きくステップアップする、
その転換点が終盤に描かれていて今後の物語がどうなるのか大いに気になることになるのですが…
実は個人的にはそれよりも、前半に描かれていたコメディ回の方が、
何というか笑いのツボにクリティカルヒットしちゃいました。(笑

前半に描かれているのはCD発売記念のイベントで当選者にCDを走って届けに行く回と、
ラジオ局対抗の野球大会で海江田ミホたちと競い合う回と、
ゆたかたちのラジオのファン層の広さというか深さに驚かされる回という、
まぁ、明らかにコメディなノリがあったわけですが、今回は最後のがツボりまして。

というか米軍関係者にファンがいる、というのはともかくとして、
それが潜水艦艦長とかね! ラジオ聞くために浮上するとかね! 職権濫用すぎだろ!(笑
潜水艦と言えば便秘持ちなゆたかさんのブツが以前ネタにされてましたが、
まさか今回もそのネタを持ってくるとは… なんでこんなに下ネタが好きなんだろう…(笑
あ、ちなみに「沈黙の艦隊」の主人公の名前はゆたかのライバルと同じ海江田でしたっけね。

後半からはNi-1という新人アイドル王者決定戦的なモノの話になり、
設定も忘れがちだったC○A的な人も暗躍しだしたりしてますが、
やはり重要なのはアイドルとしてゆたかが返り咲くイベントだったという所かな、と。
野球の回でもさり気にはるみの心に刺さってましたが、
ここからはるみも色々と考える必要が出てくるので、
果たして今後この二人がどういった関係になっていくのか気になりますね。

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