その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/4/13 火曜日::

■[ラノベ]少女の報われない恋は儚くて萌える…「ソードアート・オンライン」4巻

ソードアート・オンライン 4 (電撃文庫 か 16-8)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-04-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 311 ページ )
ISBN-10 : 4048684523
ISBN-13 : 9784048684521
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

2月発売の「アクセル・ワールド」4巻の巻末で4月発売なのが確定した時から、
一日千秋の思いで発売日を心待ちにしていた「ソードアート・オンライン」4巻が遂に発売ですよ!
発売が近付いてきたら、毎日書店のラノベ売り場を早売りを期待してワクワクしながら覗いたりしてたんですよねー
発売されたら即買って、脇目もふらずに読み耽ったりと我ながらハマりにハマりまくっているんですよ。(笑
正直ここまで楽しみなラノベ作品って化物語シリーズ以来じゃないかな。
ちなみに現在、二次創作エロ同人誌が読みたいラノベ作品の暫定一位の作品でもあります。
今月末のCOMIC1☆4では先見の明があるサークルさんが居ると期待したい…!(ぉ

話の大筋自体は予想通りなんですけど、その予想通りな王道展開が面白いんですよね。
幾ら絶望的な状況になったとしても「それでもキリトなら…、キリトならきっと何とかしてくれる…!!」
と、そんな風に思ってしまうくらいにキリトが半端ない強さを持つ主人公なんですよねー
フラグを立てるだけでなく、それを持続させる能力も完備してるとかマジぱねぇっす!

表紙も飾ってる上に本編では触手陵辱プレイされかけたりと、シリーズのヒロインは勿論アスナなんですが、
個人的にはALO内のリーファこと義理の妹にして従妹の直葉が一押しなんですよねー
アスナを見詰める和人(キリト)の眼差しに深い愛情を感じてしまい、思いを告げる前に失恋して、
キリト(和人)を好きになって忘れようと思った矢先にキリトの正体を悟ってしまうシーンは盛り上がったなぁ…
「いでじゅう!」のなかさくもそうですが、報われない少女の恋心ってのはハートにズキュンと来ますよねー

少々長めのエピローグもむしろ読みたかったことが全部書かれてて大満足だったし、
ここら辺の「読者が読みたいことを汲み取る」作品作りは流石は元がWeb小説だなぁ。
次回からはどうやら毛色が違った展開になるみたいですが、
キリトさんのフラグ立て能力は相変わらずMAXっぽいので新章にも期待しています。(笑

それはそうと「アクセル・ワールド」5巻の予告が巻末に載ってた訳ですが…
フーコさんおっぱいでかいっすね!
これは夢が広がるな…!

:: 2010/2/12 金曜日::

■[ラノベ]今、空前のカタルシス…!「アクセル・ワールド4 -蒼空への飛翔-」

アクセル・ワールド〈4〉―蒼空への飛翔 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-02-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 363 ページ )
ISBN-10 : 4048683276
ISBN-13 : 9784048683272
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

3巻は「レイニー止め」もかくやと、思える強烈なラストでしたが、
待望の4巻は待ちに待った甲斐のある素晴らしいカタルシスを感じる1冊でしたよ。
明確な悪役である能美が操るダスク・テイカー編を余さず収録した、
手に汗握る熱さを迸らせる正統派ライトノベルの第4巻でした。

「友情・努力・勝利」という少年ジャンプ式王道バトル展開で、
ジャンプ好きなら間違いなく楽しめるノリだと思います。
特に4巻ではハルユキがタクムと密に連携を取って行動するのが頼もしく、
また、チユリの不可解な行動も一度は疑いながらも、
信じようと決めた所は友情の絆を感じずにはいられませんでした。

そして特定の趣味を持つ人に大人気(?)のニコも再登場。
ちなみに私の脳内再生ボイスは真田アサミさんになっています。(関係ない
かつて友好を育んだ相手に協力を願っての修行に始まり、
新たな年上女性との接近遭遇タッグマッチと飽きることなく魅せられましたよ。
しかしハルユキの年上キラーっぷりはルックスに似合わず強力ですね。(笑

最後に美味しい所を持って行く黒雪姫先輩は流石でしたが、
チユリも戦う女の子で正直凄く格好良かったです。
しかしこの作品の女性キャラは鮮烈というか戦慄する強さを誰もが持ってて、
少々気圧されることもあるんですが、それも満更ではなかったりします。(笑

能美の心の傷を痛いほど理解しながらも、きっぱりと決別したりと、
基本は王道だけど、独特な所もあり興味深いです。
近未来SFのテクノロジーとその世界観も面白く、
それを舞台に新たな勢力が垣間見えてきて、
物語の面白さも一層際立ってきて続きが楽しみで仕方ないですね。
特にあの人も加わったことですし、今後の展開に大期待です。

:: 2009/12/10 木曜日::

■[ラノベ]愛する人の為にもう一度冒険の旅へ「ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス」

ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-12 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 315 ページ )
ISBN-10 : 4048681931
ISBN-13 : 9784048681933
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

ゲーム内の死と現実の死がリンクする狂気のゲームをクリアし、
キリトは愛する人と共に現実世界へと帰還したはずだったが、
アスナを含む約300人は未だ目覚めることなく眠ったままだった。
しかもアスナの父親と親しい須郷が眠り続けるアスナを利用しようと画策するも、
何も打つ手がない自らの不甲斐なさに打ち拉がれる。
しかし、SAO内で知り合ったエギルがもたらしたアスナの情報を元に、
妖精と魔法のVRMMORPG、アルブヘルムオンライン(ALO)へとダイブするのだった

今回はログアウト可能であり、死と隣り合わせの緊迫感は薄れたものの、
新ヒロインであるシルフのリーファことキリトの妹、直葉のお陰で、
ラブコメ的に充実した内容になっていますし、
今回はあからさまに「厭な奴」である須郷という悪役がいることで、
エンターテイメント性が高まっていますね。

SAO事件を通して従兄である和人(キリト)のことが好きになった直葉の、
和人にはアスナという愛する人がいても諦められずに好きでたまらない気持ちと、
ALO内でリーファとして知り合ったキリト(=和人と気付いてない)に惹かれ始めた気持ちの、
二つの好きで揺れ動いている様子が微笑ましくて素晴らしく萌えでした。
物語の都合上、アスナの出番が少ないのを充分補うヒロインっぷりで、
正直難しいとは思いますが直葉の恋路も応援したいです。

しかしレベル制ではなくスキル制の世界とはいえ、キリトの強さは反則的ですね。
前代未聞なスピードと反応速度で一気呵成に攻め立てる二刀流は圧倒的だし、
剛胆なハッタリとムチャクチャな行動力を持ってるし、フラグ立てスキルMAXなモテっぷりだし、
ホント、物語の主人公してて爽快ですね。

今回は続き物ですが、悶々としたものが溜まることなく純粋に続きが楽しみな終わり方で安心しました。
正直言ってWeb連載してた頃に読んでたら、と未だに後悔はありますが、
こうなったら単行本でじっくりと楽しんでいきたいと思います。

:: 2009/11/11 水曜日::

■[ラノベ]絶望、邂逅、挽回、そして…「アクセル・ワールド」3巻

アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 343 ページ )
ISBN-10 : 4048680706
ISBN-13 : 9784048680707
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

3巻は続き物だと聞いていたので4巻が出てから読もうと考えていたのですが、
先日冒頭だけでもと手に取ったら、我慢できずに読み切ってしまいました。
そして読後に案の定「4巻出るまで取っておくんだった…」と切実に思う羽目に。
ラストの引きが気になって、続きが読みたくて仕方ないですよこれは…

悪役の登場、そして敗北、出会いと修行を経て、仲間から有形無形の力を得ての再戦…
と、少年漫画のテンプレートそのままで痛快ではあるのですが、
読んでるこっちまで最底辺から這い上がるエネルギーを消費してしまい、
読んだ後に凄く疲れてしまうんですよね。

今回は黒雪姫先輩が修学旅行といことで蚊帳の外になってて、
一応水着はあるんだけど、萌え成分が足りないかと思っていたのですが、
女子高生の豊満なおっぱいという意外な伏兵の登場で、
俄然色めきだちました。(ぉ

しかし新キャラの能美後輩が清々しいほどの悪役なだけに、
最後のどんでん返しの裏には一体何があったんだと邪推しまくりな訳で、
非常にフラストレーションが溜まってしまいます。
あー、やっぱり4巻が出るまで読むの待ってた方が良かったかなー…

:: 2009/8/12 水曜日::

■[ラノベ]キリトのフラグ立てスキルは熟練度MAXに違いない「ソードアート・オンライン (2) アインクラッド」

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 404867935X
ISBN-13 : 9784048679350
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:■BUN+BUN■

1巻で綺麗に完結していたので、どうやって続きを書くのかと思ったら、
1巻の序盤から終盤までの間にキリトが遭遇したイベントを纏めた、
4つの短編を集めた短編集という形の2巻でした。
そして短編集ながらその面白さは1巻に迫るものがあり、
この作品の面白さは本物だと核心した次第です。

中階層で出会ったレアなビーストテイマーの13歳の少女、シリカ。
アスナの友人である鍛冶屋の童顔の少女、リズベット。
新婚の頃、22層で記憶を失っていた少女、ユイ。
そしてキリトがかつて所属していたギルドの苦い思い出の少女、サチ。
最後のサチとの話以外は登場する少女とアスナ視点なので、
キリトの主人公補正が掛かりまくってます。(笑

何というか、キリトのフラグ立て能力は半端ないっすね。
時には兄のように接してシリカの心を奪って、
時には変わった人として一緒に冒険してリズを恋に堕として、
時には父のように接してユイと幸せな家族のように過ごして、
そして、いつも後悔するのは守ると誓いながら守れなかったサチのこと。

いやー、兎に角面白かった。
そしてだからこそ、Web公開されていた頃に読まなかったのを後悔ですよ。
特にSAO1巻の話はWeb公開版はエロかったというのを聞いて更に…!
そして知らないからこそ、3巻があるのか判らないのでドキドキです。
続き読みたいんだけど、どうなんだろうなぁ。
できれば出て欲しいんだけど、続きをどうするのか判らないだけに不安と期待が半々です。

:: 2009/6/13 土曜日::

■[ラノベ]VRMMOの世界とロリ妹キャラ「アクセル・ワールド」(2) 紅の暴風姫

アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4048678434
ISBN-13 : 9784048678438
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

1巻を読んだ時から続きが楽しみで仕方なかった「アクセル・ワールド」!
待望の2巻が出たということで寝不足になりながら読み耽ったのですが、
期待に充分に応えた読み応え満点の面白さでしたよ!
電撃文庫はまた一つ傑作シリーズを生み出してくれたなぁ。

サブタイトルに「紅の暴風姫」とあるように今回は2代目赤の王「スカーレット・レイン」が登場!
しかもハトコな妹のフリをしてお風呂場まで裸で体当たりで! すげぇ!
勿論そんなソーシャル・ハッキングを王自らがやるのには理由があり、
それは唯一の飛行アビリティを持つシルバー・クロウことハルユキに、
超長距離ジャンプと軌道制御アビリティを持つ「災禍の鎧」の討伐協力を依頼する為で…

「災禍の鎧」を巡る攻防でのアクションや、
対戦格闘ゲームの更に上位、真の加速世界、VRMMOのような無制限中立フィールドと、
かなり盛り上がるシチュエーションが盛り沢山なのですが、
個人的に一番盛り上がったのは直結ケーブルを巡りいつもは冷静な黒雪姫先輩が嫉妬したり、
赤の王がハルユキの家に泊まると知って、嫉妬して一緒に泊まったり!
まぁ、そういったラブコメ展開全開なトコが最高だった訳ですよ。(笑

コンプレックスの塊であるハルユキはそう簡単に今までの人生を払拭できる訳でなく、
あるいは読者の嫌な思い出を強制的に思い出させるトコもあるんだけど、
だからこそ、そこから立ち上がり向かい合って行く姿にカタルシスを感じるんですよね。
いやー、ホント面白い作品ですよ。
こりゃ今から3巻が楽しみで仕方ないっす。

HTML convert time: 0.133 sec. Powered by WordPress