連覇を狙う総北が早々にレギュラーメンバーを決定し、
インターハイに向けて練度を高めようと恒例の1000km合宿に臨む中、
そこには長い雌伏から再起をかけて挑戦しようとする一人の男が居た。
それはかつてインターハイに出場し、将来を嘱望されていた男…
古賀公貴であった…
32巻は凡人だった杉元が一念発起し、全力全開で挑んで叶わなかった展開でしたが、
この33巻では愚直に努力してきた凡人にかつての天才が挑む展開です! 熱い!
挑むのはかつて1人だけ一年生にしてインターハイに出場した体力バカの”轟音の古賀”
迎え撃つのは弛まぬ努力を愚直に積み重ねてきた”自称・凡人”のキャプテン・手嶋純太。
まさかの三年生同士の戦いが熱い!
正直言って古賀先輩がこんなに強い選手だとは思いませんでした。
今まではずっとコマの隅っこに居て自転車を扱ってるだけだったり、
せいぜい「体力バカ」と言われているくらいでしたからね。
とはいえ、「体力バカ」なのに昨年の合宿に欠席したというのは確かに変です。
それに一年生の頃にインターハイを経験したというのは舞台版での設定だったとか。
渡辺航先生はキャラクターのバックボーンをしっかり考えていらっしゃるらしいので、
今回の古賀先輩に関しても後付けではなくて、伏線回収なのかもしれません。
まぁ、そんな細かいことよりも古賀先輩の設定がね! 熱い!
かつて総北を背負って立つ者として金城から信頼を寄せられていたからこそ、
金城が福富に転倒させられ怪我したことに対して気負ってしまった故の事故、そして怪我。
昨年のインターハイに来なかったこと自体も切なくさせ、
今までメカニックに徹してきたことすらも熱く感じさせるじゃないですか!
渡辺航先生はキャラクターの物語の魅せ方がべらぼうに上手いなぁ!
才能豊かでも必要以上にプレッシャーを背負い自滅してしまった古賀。
それに対して凡人の手嶋が食らいついていくというのも熱いです。
しかし、凡人の手嶋が同じ凡人の杉元をレギュラーに選ばず、
天才肌の鏑木を贔屓をせずに選んだというのも中々に感慨深いですね。
鏑木も天才肌故に古賀とは違った方向で自滅しそうになってましたが、
段竹という友人が居たから立ち直ったことを考えると、
自滅する前に古賀を救えなかった友人の手嶋という対比は中々に興味深いです。
そしてそんな総北に比べて箱学の面子は盤石なのが伺えますね。
1人謎の仮面をしている男が居ますけど、その素顔は今週のチャンピオンで見ることが出来ます。
かなりビックリするので是非読んでみることをオススメしますよ。
まさかなぁ… ○○の×だったとは…!
最近のコメント