その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/12/14 日曜日::

■[ラノベ]水の都に愛をこめて「ソードアート・オンライン プログレッシブ」3巻

ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

一年ぶりとなる原作のソードアート・オンライン プログレッシブの新刊!
今回は一冊丸々がアインクラッド第四層のことが綴られているのですが、
この第四層というのがβ時代は殺風景な涸れ谷だったのが水で満たされ、
まるでヴェネチアの如き風光明媚なマップになっていて…

マップが丸々変更されたことでビーターなキリトが持つアドバンテージがなくなるかと思いきや、
β時代の知識と差分を取ることで重要なクエストを早々に見つけ出して攻略するとは…!
この発想力と応用力こそがキリトの強さの源泉だと思うんですよね。
だからこそ、攻略本頼みなキバオウさんたちより一歩先に行って、
何より後にアインクラッドを解放出来たんだと思います。

それにしてもアスナの可愛さに磨きが掛かってきましたね。
キリトにアスナの安全第一だと言われて照れちゃっている所とか、
水の都でゴンドラを楽しんでいる所だとか凄く魅力的ですよ。
このアスナが比村奇石によるコミカライズでどう表現されるのかが、
今からすっごく楽しみです!

それにしてもボス戦がまたもやオマケというか、
エルフを巡る抗争がメインでしたね。
キズメルが出てきたのは予想通りでしたがまさか艦隊戦があるとはなぁ…
単純なソードスキルだけの戦いではないとか、
アインクラッドは私が思っているよりもバリエーションに富んだゲームなのかもしれない。
木箱に隠れる必要があるクエスト設計とかも含めてやはり茅場晶彦は天才だな…!

:: 2014/10/15 水曜日::

■[ラノベ]妹の髪シャンプー職人の朝は早い。「天使の3P!×4」

天使の3P!×4 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )
作者サイト:蒼山サグ Official
作者twitter:蒼山サグ(@SagAoyama)さん | Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

Kindle版:天使の3P!
Kindle版:天使の3P!×2
Kindle版:天使の3P!×3

冒頭から妹との混浴とか相変わらず初っ端からかっ飛ばすなぁ…(笑
確かに前回前振りがあったとはいえ、7ページも使って妹の髪シャンプーを描写するとか、
流石は蒼山サグさんやでぇ…
というか今回は妹だけじゃなく、混浴しまくりである。
これはアニメにした時に凄い画面になるぞ!
具体的に言うと肌色と謎の白い光線で画面が構成されると思う!

さて、今回はあとがきにもあるようにちょっといつもとは変則的です。
とはいえ、基本骨子である「ロリ」「ほのぼの」「ラブコメ」「善人」は変わりません。
変わったのは作中で学習マンガよろしく、簡単なノウハウ的なことをやっているんですよね。
具体的に言うと作中で作曲のやり方やコード進行とかの初歩をやっているのです。

でも、それも潤の成長を描く上では避けて通れない必然の結果であり、
物語をより面白くすることはあっても、退屈させるものではないのです!
初心者が疑問に思うことを丁寧に子供に教えるように(実際に潤たちは子供なんだけど)、
音が鳴らない紙面からでも感じられるように書かれているのは素晴らしかったですね。
そして作中の曲を実際に作ってるのは凄いと思いました。

多芸だな、蒼山サグさん…
他にも競馬も趣味なんだよなぁ…
ということは次は少女騎手ラノベか…(ぉ

そしてもう一つ新しい展開がラストのアレですね!
散々残念な所を見せてきた桜花がこういった役をやるとは…!
「ロウきゅーぶ!」で葵がなれなかったポジションになることが出来るのか…!
それともやはり小学生に負けるのか!?
これは次巻も期待ですね!

:: 2014/10/13 月曜日::

■[ラノベ]水着だ! 温泉だ! ラブコメだ!「エロマンガ先生 3 妹と妖精の島」

エロマンガ先生 (3) 妹と妖精の島 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )

作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています

千寿ムラマサちゃんマジで可愛いですよね!

可愛い。とにかく可愛い!
3巻では義妹の紗霧は自宅でお留守番で、
ムラマサちゃんとエルフと南の島でバカンス、もとい執筆合宿!
まぁ、他にエルフ兄がいたりもう一人男性作家もいるけど、
ぶっちゃけメインはムラマサちゃんとエルフの水着姿だと思うわけですよ!

それにしてもムラマサちゃんはマジで可愛いなぁ…
和服でパンツはいてない属性持ちというのは予想通りでしたけど、
締め切りに対するスタンスとか予想以上なクレイジーさを持ってましたね!
でもそんなことが些事に思えるほどに可愛い。
マサムネの作品が好きで好きでたまらないトコとか可愛いし、
中学二年生とは思えないほどに良い身体してて恥じらってるトコも可愛いし、
エルフに簡単に言いくるめられてエロい目に遭っちゃうトコも可愛い。
これは薄い本での展開が目に浮かぶかのようだ。
多分、エロくて薄い本ではツイスターゲームどころじゃないぞ!

そしてエルフはエルフで可愛くて驚きました。
露天風呂でのメキメキッなトコも良かったけど、
マイフェイバリットなトコは名前を呼ばれてハートマーク付きで返事したトコかな!
これは結婚したら尽くしてくれそうなタイプだな…!
初めは全裸変態キャラだったのになぁ…
女の子は恋をすれば変わるってヤツかな…?(自信なし

しかし、そんな萌えっ娘二人に言い寄られながらシスコン一筋なマサムネさんパネェっす。
紗霧の引き篭もりの理由も単純なモノではなさそうだけど、
そこら辺は今後語られることになるのでしょうか。

取り敢えず今回で第一部完、とのことですが、
4巻のプロローグがアレだったので早く続きが読みたいです。
そしてムラマサちゃんの萌えっぷりを更に堪能したい次第であります。

:: 2014/10/11 土曜日::

■[ラノベ]戦士たちの休息「アクセル・ワールド 17 ―星の揺りかご―」

アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-10-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

16巻の感想
「メタトロンと黒雪姫の二人がハルユキのご主人様がどちらか揉める展開はよ!」
とか言ってたら早速17巻でやってくれましたよ!
しかも「親」の黒雪姫だけじゃなく、「師匠」の楓子さんまで参加してのプチ修羅場!
いやー、今回は中休み的な巻とはいえここまでサービスしてくれるとは…
ありがとうございます!

ISSキット本体を倒すことが出来たけど、災禍の鎧マークIIは破壊できず、
更には加速研究会の正体は判ったけど、確たる証拠は手に入れられず。
お陰で七王会議では決定打に欠ける議事進行だったけど、
次への布石は何とか打てたかなって感じですね。

ネガ・ネビュラスというレギオンも一気に構成員が増えただけでなく、
最後に出てきたあの人は多分あの人だから面白いことになりそうですね!
というかまた「つづく」かよ! と思ってしまう訳ですが。
まぁ、今回はそれほど緊迫感がある「つづく」じゃないだけマシかなー(←飼い慣らされた発言

それにしてもこの表紙はある意味残酷ですね…
黒雪姫のスレンダーっぷりがこれでもかというほど判るというか。
まるで楓子の方がメインヒロインかのようだ…
というか、乳に関しては貧乳はロリ以外では黒雪姫だけなのでは…
ドンマイ、黒雪姫…

それはそうと、大天使メタトロンですが相変わらず良いキャラしてると思います。
そして何故か既視感があるなぁ、と思ってたんですが先日その理由が判りました。
この傲岸不遜で、しもべと呼びながら愛情たっぷりで、ツンデレ風味で、見た目若いけど歳食ったババア…
3X3EYESの三只眼とかぶる属性があるからなんだ…!

:: 2014/9/16 火曜日::

■[ラノベ]シスコン吸血鬼、焦る「ストライク・ザ・ブラッド 11 逃亡の第四真祖」

年末年始を利用して里帰りした暁凪沙とその保護者の牙城。
一人だけ絃神島に残された古城は雪菜と半同棲状態な上に、
二年参りでは浅葱も侍らせて両手に華で周りに嫉妬される程なんだけど、
連絡が取れない凪沙のことが気になって仕方が無い状態で…

久しぶりの新刊は、ほぼオールキャストの新章!
ただちょろ坂、もとい煌坂だけは出てこないんですけどね。
とはいえ、古城に頻繁に電話をかける煌坂が連絡が取れないということから、
中々に事態が切迫&混迷の度合いを極めているのが判ります。

獅子王機関が何も説明しなかった理由は判らんでもないですね。
だって古城ってばとんでもなくシスコンなんだもの。
浅葱にとって一番のライバルは雪菜じゃなくて凪沙じゃないのかな、これ。
今回は何かと役に立ってたし、ヒロインとしても良い場面が出てきたけど、
まだ隣りに立つことが出来ない&血を吸われない浅葱さんがちょっと不憫。

吸血と言えば那月ちゃんですが…
うーん、惜しい! どっちの形態だろうと血を吸われるシーンが楽しみだったのに。
というか那月ちゃん強いですね、マジで。
味方だと頼り甲斐があったけど、敵に回るとこれほど厄介だとは…
とはいえ、たとえ古城の前に立ちふさがることになっても優しい所があるのは、
那月ちゃんらしくて愛らしいとは思いました。

それにしても凪沙を利用して一体何をやっているんでしょうね。
獅子王機関の偉い人が出張ってきたし、このまま古城たちが絃神島を出られる未来が見えない。
もしかして浅葱だけが島を出る事態になるんだろうか…
それはそれで浅葱が不憫すぎるんだけど…
早く12巻が出てくれないかしら。

:: 2014/9/14 日曜日::

■[ラノベ]たった一つの冴えたやり方「神様のメモ帳」9巻

神様のメモ帳 (9) (電撃文庫)
著者/訳者:杉井光
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-09-10 )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:杉井光(hikarus225)さん | Twitter
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル(mellco)さん | Twitter

Kindle版:神様のメモ帳 1
Kindle版:神様のメモ帳 2

Kindle版:神様のメモ帳 7
Kindle版:神様のメモ帳 8

長らく刊行が途絶えていた「神様のメモ帳」の最終章。

かつて予言されていたように、最終章はアリスのことが書かれた章です。
彼女の出生の秘密と、紫苑寺の家に纏わる妄執渦巻く禁断の内容でしたが、
それ以上に異常なのが今回は探偵役であるはずのアリスが容疑者であり、
探偵役は鳴海が引き受けるという展開でした。

序盤は秒間60連射の婚姻届な天然ジゴロを見せる鳴海プロデュースのアリスの赤面劇場でしたが、
途中からは面白さが加速に加速を重ねて興奮が高まりまくってましたよ。
鳴海が詐欺でいくことを明言し、仲間の力を借りに借りまくって、
最後の窮地には身体を張ってのアクションと満足度が非常に高い展開でした。
何より一番良かったのは、お互い連絡を取り合ってないのに、
アリスなこうする、という信念と信頼だけで大博打を張っちゃう鳴海の度胸ですね。
これはカッコイイですよ。

実を言うと鳴海がやろうとしていたことは割りと早い段階から気付いてました。
高田裕三さんが描いていた「毎日が日曜日」でも同じトリック使ってましたし、
紫苑寺の忌まわしき因果もそれほど捻っているものではなかったので簡単だったかも。
まぁ、中高生にとっては良い刺激だと思います。

とはいえ、やっぱりこの作品の面白さはトリックに重点が置かれているものではないので、
その面白さは全く色褪せるものではなかったですし、
エピローグも良い余韻を味わえるものだったと思います。
刊行期間中には色々とあったけど、作品単体で見れば十二分に面白い作品だったと思います。
9巻という長さもシリーズとしては納まりが良いですし、是非手に取って欲しい作品です。

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