その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/6/30 木曜日::

■[漫画]魔女vs魔法少女の姉妹バトル!「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」9巻

レレイが感染した風土病を治すためダンジョンに治療薬のロクデ梨を求めに行った伊丹たち。
そこはゾンビが溢れた迷宮でうっかり八兵衛なヤオがあっさりと罠を発動させ、
ロゥリィとはぐれ、ミノタウロスにヤオと伊丹の二人だけで挑むことになり…

ヤオのうっかりっぷりが楽しいダンジョン攻略ですが、
今回のメインはダンジョン攻略ではなくレレイが導師号取得のために訪れたロンデル編です。
三千年前から存在する学問の都とか地球では考えられない歴史の長さを持つロンデルで、

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亜神という威厳の塊みたいなロゥリィの扱いとか見てると、
暴れん坊将軍とか水戸黄門みたいな面白さが感じられますね。

とはいえ今回の準主役はやはりレレイの義理の姉であるアルペジオ女史でしょう!

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赤毛で巨乳で長身で喜怒哀楽の表現が激しいという、
レレイと全く正反対な彼女は見ていると本当に楽しいですね。(笑
アニメで見た時も面白かったですが、漫画版の彼女も好きだなぁ。

そしてレレーナ家姉妹喧嘩も派手で良い!

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アニメみたいな杖に乗って飛ぶような演出はないけれど、
ど派手な魔法の撃ち合いは見てて単純に面白いです!
ミリタリーな撃ち合いも良いけど、魔法バトルも良いよね!

嫉妬にかられてレレイにそぉい! をするアルペジオもどうかと思うけど、
下手に溜め込んで変な所で炸裂させるよりも、
こうやって派手に喧嘩するのもアリなんじゃないかなー、と思います。
少なくても見てて気持ちの良い女性だと思いますよ。
願わくば彼女にパトロンと結婚相手が見付かりますように…

:: 2015/12/13 日曜日::

■[漫画]ダンジョンに薬を求めるのは間違っているだろうか「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」8巻

来月からアニメ第2期が始まる「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
アニメ第2期は炎龍編に入りますが、このコミカライズはその次の動乱編に入ります。
しかし動乱編からはかなりストレスが溜まる展開が多いので、
読者的にはちょっと注意が必要です。

そのストレスの原因は帝国の皇太子であるゾルザルにあります。
自尊心と虚栄心が肥大化した稀代のバカ皇子でして…
彼を言葉巧みに操るテューレの陰謀でクーデターが勃発して、
「早くこのバカ皇子死なないかなー」と延々と思わされるんだよね…
外交やら自衛隊の特性的に仕方ないのかもしれないけど、
これは中々にストレスが溜まります。

もう一つストレスが溜まる要因であった伊丹の出番が少なさですが、
外伝+に載っていた迷宮編を入れることで良い感じになってましたね。
そう! 異世界ファンタジーで忘れてならないのはダンジョンですよダンジョン!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているかもしれないけれど、
流行病の特効薬を求めるのは間違っていないと思うわけですよ! お約束だね!

とはいえお約束に全部付き合う必要が伊丹にはないわけで。
自衛隊式ダンジョン攻略方法が豪快すぎて笑えましたね。(笑
文化財保護の観点からするとダメな気もしますが人名優先だから仕方ない。
レレイが苦しんでいるんだからなんとかするのが伊丹ってもんですよ。

それとコミカライズならではの補完が今回も良い塩梅でした。
銀座事件で帝国貴族が捕らえられた顛末が描かれてたんですが、
ゾルザルと同じ貴族の傲慢さが出てましたねー
今後もこんな感じに世界観を補完する方向でも頑張って欲しいです。

:: 2015/7/3 金曜日::

■[漫画]炎龍編クライマックス!「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」7巻

ついにTVアニメが放映開始!

ただし我が家は来週までお預けな模様…
そのTVアニメでも恐らくは炎龍編まではやると思いますが、
この7巻はその炎龍編の正にクライマックスが描かれています。
その内容はとても熱く、そしてグロテスクです…!

炎龍を倒すため、巣にC4爆薬を仕込んで木っ端微塵にする作戦を立てた伊丹。
伊丹たちが8人のダークエルフの増援と共に行軍する頃、
自衛隊もデュラン国王を水先案内人として炎龍討伐のために動いており、
全ての決着は炎龍の巣があるテュペ山でつけられることに…!

それにしても訓練の重要さがよくわかる炎龍との戦いでした…
炎龍と遭遇してパニックに陥り、LAMをプローブを伸ばさないまま撃ってしまったり、
後方の安全を確認しないまま撃ってしまい味方を殺してしまったり、
安全装置が作動したままで撃とうとして戸惑ってしまったり…

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竿尾悟さんが臨場感たっぷりに描いてくれるから凄く興奮したしスリリングでした。
そのせいでちょっとグロい描写が続いたので耐性のない人にはちょっと辛いかもですね…

そしてそんな中、伊丹は自衛官としてしっかり動いてましたね。

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剣や魔法で勇猛果敢に立ち向かう勇者なんかじゃない。
ただ愚直に自衛隊の訓練で培ってきた矜持に従い動こうとするあたり、
いくらグータラだとはいえやっぱり伊丹も自衛官なんだなぁ、と思いました。

それと今回はレレイがキレッキレでしたね。(笑
レレイが開発した爆轟の魔法と名剣のコンボで、
なんちゃって王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)みたいな感じになってて凄い。
レレイが魔法で剣を刺し、伊丹が爆薬をしかけ、テュカが魔法で雷撃し、
その3つが組み合わさり、図らずも与えられた役割を各々が果たすことで、
炎龍を退治できたんだと思います。

最後は亜神ジゼルが率いる新生龍の2匹とのバトルでしたが、
そこは自衛隊が見事にやってくれましたね!
4巻で自衛官たちが協議していた内容ほぼそのままに、
圧倒的な戦力で新生龍を鏖殺する場面はスカッとしたなぁ。

まぁ、それはそれとしてロゥリィですよ、ロゥリィ!
炎龍戦では裏方に徹して出番が少なかったけど、
その苛烈でありながら可憐な在りようは最高にヒロインしてましたよ!

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彼女が愛を司る神になろうとした理由とかは、
外伝2巻で明らかになるので是非ともそこまでこの連載が続いて欲しいものです。

取りあえずは夏コミでロゥリィの薄くてエロい本が出ることを期待しています!(笑

:: 2015/3/30 月曜日::

■[漫画]裏方たちの悲哀「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」6巻

2015年7月からアニメ放映開始!

アニメのキービジュアルを見る限りデザインは黒獅子さん版を元にしているみたいですが、
どちらのデザインも好きなのでどちらにしろ楽しみですね。
1クールにしろ、2クールにしろ、1クール目のラストは間違いなくこの炎龍編だと思うので、
今からこの漫画版を読むことをお勧めしますよ!

異世界「特地」での自衛隊の活躍を描いた本作ですが、
災害とも称され、戦力的に「空飛ぶ戦車」な炎龍の退治をダークエルフから依頼されるも、
炎龍の活動範囲が他国の国境線を跨ぐために断らざるを得なかった自衛隊。
しかし、伊丹二等陸尉だけはテュカの壊れた心を癒すために、
テュカ、ロゥリィ、レレイ、そしてヤオを伴い炎龍退治に向かうことに…

いやはや、今回は裏方の柳田さんが不幸でしたね。(笑
無茶苦茶やる伊丹はちゃっかり昇進して、美少女にモテモテとか、
真面目な自衛官ならそりゃ切れるのも仕方ないとは思いましたが、
まさか鼻水たらすほどに興奮するとは…(笑
しかも、伊丹の尻ぬぐいで上官や関係各所に判子リレーしてストレスを溜めて、
更にはデリラに刺されるとか不幸のオンパレードやで…!
まぁ、それもこれもヤオを唆した因果応報… なのかな…?

この巻では伊丹たちと炎龍の戦いはまだ前哨戦という感じでしたが、
伊丹の行動に触発されて名乗り出たエルベ藩王国国王によって越境許可が出て、
自衛隊が炎龍退治に動き出し、
戦力偵察でF-4と炎龍が繰り広げたドッグファイトは非常に圧巻でしたね!

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そしてそのオチが最高に笑えましたね!(笑
これだからこの作品は面白い!

それと原作では特に描写がなかった自衛隊の行軍風景ですが、
渡河作戦まで含めてきっちり描いているのが素晴らしかったです。
確かに中世レベルだと自衛隊車両は幅員ギリギリの道路しかないでしょうし、
何より石橋だと渡河すらも難しいでしょうしね。
こういった細部まで描くあたり、流石は竿尾悟さんだと感心することしきりでした。

巻末の描き下ろし4コマも相変わらず面白かったし、
次回の炎龍退治編クライマックスも今から楽しみですね。
もちろんアニメ版も期待してますよ…!

:: 2014/9/20 土曜日::

■[漫画]伊丹隊長、激発!?「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」5巻

ゲート 5―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2014-09-22 )
連載サイト:アルファポリス – 電網浮遊都市 –
作者サイト:ギャラリーさを

圧倒的じゃないか、我が軍は

炎龍編に入って2冊目の単行本ですが、まさかのゾルザル皇子が表紙ですよ。
この作品屈指のバカキャラ野郎が表紙で驚きですが、
確かにこの5巻ではゾルザルが良い道化を演じてましたね。
演じるも何も、素で馬鹿だからマジもんの道化とも言えますが。

帝都を襲った地震に、未だかつて経験したことなかった特地の住民は恐怖するも、
地震に慣れっこの日本人たちが平然としているギャップがまず面白いですよね。
海外から日本に来た人たちが似たリアクションするということで有名なので、
ここら辺は想像しやすい面白さだと思います。

そしてその混乱で皇帝の面前に出ることになった伊丹たちが、
馬鹿皇子のゾルザルと出会うことになるんだけど、
ゾルザルが引き連れてきた女奴隷の中に日本人が居たもんだから温厚な伊丹が一発でマジ切れ!

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日本人は拉致被害者というものにセンシティブだからねー
しかも目の前で奴隷として弄ばれていたとなるなら、
伊丹じゃなくてもキレるのも致し方ないと言えましょう。

そしてここからがゾルザルのnice道化っぷりが光りますよ!
最初は強気だったのに…

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女傑という言葉すら生温い、銃剣で剣と鎧の騎士相手に無双する栗林さんを見て、
圧倒的に恐怖するゾルザルさん。(職業:帝国皇子)

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そして原作では余りにもグロすぎるからと擬音だけで表現されていた、
打擲という言葉すら生温い圧倒的なまでの鉄拳制裁!
ここは漫画として容赦なく描写して正解だったと思いますよ!
栗林のモンスターっぷりが判るし、何よりゾルザルがボロボロにやられてスカッとするし!
初めの強気が嘘のようにやられているゾルザルさんマジ道化。

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そこから、防衛省から許可を貰っての元老院への空爆とか、
自衛隊の無双っぷりが清々しいったらなかったですね。
もっとも、首相のアホっぷりを見てると心底呆れちゃいますが。
現場は優秀でもトップがアホというのは帝国も日本もそう変わらないのが悲しい。

そして後半からはテュカの話がメインになってくるんですが…
ここら辺は読んでてやっぱり辛いなぁ…
原作と構成を変えてきて、伊丹の事情が先に提示されてるってのもあるけど。

それと伊丹の外見のストライクはテュカなんですよね、やっぱり。
私はロゥリィ一択なんですが。

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今回はロゥリィの活躍が殆どなかったけど、6巻では割りとあるはず…!

それにしてもコミカライズは本当に素晴らしいの一言です。
原作に忠実でありながら、そこに原作をかみ砕いた上でのプラスアルファが良いんですよね。
アルヌスの温泉施設の名前が「TERMAE ALNUS」とか良い感じに遊んでるだけでなく、
個人的に注目したいのは夜中にヤオが来た時のロゥリィの唇が黒くなってる所ですね。
ロゥリィの唇は戦闘モードになると黒くなるんですが、原作のこのシーンには本来その描写がないんだけど、
コミカライズではしっかりと黒くしてるんですよ。
これは原作をしっかりと理解していないと出来ないプラスアルファだと思うんですよね。

だからこそ巻末の描き下ろし4コマは今回も違和感なく面白かったです。
竿尾悟さんだと原作ファンとしても凄く安心出来るんですよね、ホント。

帯によると累計126万部突破したみたいですが、
少なくともその倍は売れてもおかしくない面白さですので、
是非とも読んで欲しいですね!
超面白いよ!

:: 2014/4/20 日曜日::

■[漫画]果てしなき講和への道のり「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」4巻

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 4 (アルファポリスCOMICS)
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2014-04-20 )
コミック ( ページ )
公式連載サイト:アルファポリスWeb漫画セレクション
作者サイト:ギャラリーさを

おっもしろいなぁ~!

数ある書籍化されたWeb小説のコミカライズの中でも、
この竿尾悟版「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」は図抜けた面白さですよ!
更新頻度も高いし、原作への理解度も深いし、何より完成度がピカイチすぎる!
問題があるとすればWeb連載なために知名度が低いことだけなんだよなぁ…
本当に面白いから是非読んで欲しいです。

で、この4巻は原作2巻、炎龍編に突入した所になります。
かつて伊丹たちがコダ村の避難民を救助する際にLAMで撃退した炎龍が、
今度はダークエルフの里を襲い始めたため、
「緑の人」に救援を求めにダークエルフからの使者として妖艶な美女のヤオがアルヌスに訪れることに。
そして政治的な話としては帝国が特地でのアメリカ的立場にあることが判り、
簡単に撃滅することもできず、内閣の意向もあって講和の方向に話は進んでいくんだけど、
帝国内部では主戦論派の元老院議員や皇帝たちが台頭しており一筋縄でいかなくて…

この作品の面白さは非常に多岐に渡っていて一言で語ることは出来ません。
日本と帝国の政治的な駆け引きだったり、日本の自衛隊無双だったり、
異文化交流の面白さだったり、ロゥリィやテュカといったキャラクターの魅力だったり、
人によってどの要素が琴線に触れるかはマチマチだとは思いますが、
そのどれ一つとっても一級品であることは疑いようがないでしょう!

今回も帝都悪所での地元マフィアへの正当防衛の名目での一方的な銃撃戦はスカっとしましたし、
キャラの魅力も竿尾悟さんのお陰で原作の3割増しは読者に伝わってきますよ!
特に原作でも屈指のロリヒロインであるシェリー嬢可愛いよシェリー嬢。

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シェリー嬢に惚れられた菅原さんはロリコンたちの嫉妬で爆発すれば良いんじゃないかな!

それと個人的に一番ポイント高かったのは異文化交流ですね!
アルヌスでPXが開設してからの怒濤の発展が見事に描かれてるんですよ!
扉絵でもアルヌスでの一場面がさり気なく描写されているというのも嬉しいですが、
一番嬉しいのがWeb版で途中で止まったまま書籍化されずにいる「商売繁盛編」のネタが入っていることです!
巻末描き下ろし4コマにも使われてるんですけど、本編にも入れてるのが心憎い!
3巻で湯煙温泉編のネタが入っていたからもしかして…、
とは思ってましたけどこれは本当に嬉しかった。
ちなみに具体的にどこかというと、レレイの寝起き姿とか正にソレですね。

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商売繁盛編で書かれていた通りの膝下でカットした官品ジャージに大きめのTシャツワンピース姿!
ここまでしっかりと原作を読み込んだ上で違和感なく物語の中に組み込んでくれるとか、
原作ファンにとってこれほど嬉しい事はないです!

ちなみにWeb版のネタだけじゃなく、実は竿尾悟さんの「コンビニDMZ」のキャラもちょこっと出てます。

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雨宮さん、まさか特地にまでやってきてるとは…!(笑

そんなこんなで原作2巻に突入しても面白さは衰えるどころか盛り上がるばかりなので、
みんなももっと読めば良いと思います!

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