その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/6/13 月曜日::

■[漫画]ここから始まる物語「スピリットサークル」6巻

スピリットサークル 6巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:水上 悟志
出版社:少年画報社( 2016-06-10 )

作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志(@nekogaeru)さん | Twitter
Kindle版:スピリットサークル (6)
Kindle版まとめ買い:スピリットサークル

「戦国妖狐」と同日発売の「スピリットサークル」も堂々完結!
全6巻という程よい長さでの連載でしたが、
その分凝縮されていてメチャクチャ面白かったです。

満を持してのフルトゥナの過去生のクライマックスから、
一巻第一話に繋がる鉱子と風太のバトルへと繋がりましたが、
驚きの連続で圧倒されましたね!

何もかも見通しているようなフルトゥナも多くの誤算があったりと、
人間らしいところがあったのが良かったし、
全てが終わって泣いている鉱子も普通の女の子って感じで良かったなぁ。

それに多くの伏線をちゃんと活かしているのが水上悟志作品っぽくて面白かった!
風子の前世で宇宙人から貰った虫取り網があそこで使われるとは思わなかったし、
最終話での神々の対話シーンも物語全体を俯瞰できて面白かったです。

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この神々が言ってるのって「惑星のさみだれ」と「戦国妖狐」だよね。
こういった世界観って何か良いよね。
しかしこの神々の視点を見てると「天地無用!」シリーズを思い出すなぁ。

シリアスなシーンも多々ありましたけど、
そこからの唐突なコメディへと到るギャップがとても面白い6巻でした。
さっきまでフルトゥナと真剣な綱引きをやっていたと思ったら、
いきなりルンのあの台詞で鉱子と風太が顔芸をやって笑いをとったと思ったら、
さらにラブコメをするとかギャップの連続でどうしたもんだか!
もう笑うしかないよね。(笑

それにしてもまさかラストで鉱子がラブひなをやるとは思わなかったよ…

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これは次回作は旧温泉宿の女子寮で鉱子と風太とノノでラブコメをやるしかないな!
もしくは風太の弟と妹が第三新東京市を舞台に使徒と戦う物語でよろしくお願いします。(笑

:: 2016/6/6 月曜日::

■[漫画]黒王南伐「ドリフターズ」5巻

ドリフターズ 5巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:平野 耕太
出版社:少年画報社( 2016-06-06 )

作者twitter:平野耕太(@hiranokohta)さん | Twitter
Kindle版:ドリフターズ (5)
Kindle版まとめ買い:ドリフターズ

土方歳三率いる黒王の軍を何とか退けた豊久と愉快な仲間たち。
しかしながら奪い取ったオルテという国は死に体だしオルタ各方面軍は健在だし、
周辺各国とまだ戦争中だし、大将の豊久は極めつけのバカだし、
北の黒王軍は食糧増産チートアリアリで南伐開始しちゃうし、
どう考えても無理ゲー状態なんだけど…

またもや一年半振りの新刊ですが今回もクッソ面白いです!

今回の見所は何と言っても菅野直と山口多聞との邂逅でしょう!

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なぜ出会って即ハメ、もとい即相撲なのか。
いや、”手紙”を”信”と時代考証がしっかりとした表記をしていることから、
もしかしたら当時はそのくらいは常識だったのか。
いや、そもそも今でもクレイジーだと伝えられる菅野直と山口多聞だし、
そもそも問答無用の説得力と迫力が感じられるんだよなぁ。
やっぱり平野耕太は凄いわ。

「たった2人だが二航戦だ」というフレーズとかも痺れるものがあるし、
スキピオと山口多聞が出会った歴史上ありえないifも見ていて興奮しちゃうし、
彼らが信長たちと合流したら一体どうなるんだろうと、
想像しただけで今からワクテカが止まらないんですよ。
これがドリフターズの面白さだよなぁ。

しかし擱座した飛龍という兵器よりもチートなのが黒王軍で、
青銅竜という生きた銅鉱山に食料無限というチートもあるし、
漂流者たちが態勢を整える前に一気に迫ってきて危機感が半端ないですね。
まぁ漂流者には危機になれている織田信長という傑物がいますからね。

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伊達に修羅場を何度も潜り抜けていないだけに、
信長の台詞には異様な凄みと納得力があるんだよなぁ。

圧倒的な危機を前にどう立ち向かっていくのか、
光秀と信長が再会した時に何が起こるのか、
もうこの続きが気になって仕方ないですが、
続刊はまた一年半以上後なのでアワーズ本誌で随時追いかけていきたいですね!

:: 2016/6/2 木曜日::

■[漫画]恋の目覚め「僕らはみんな河合荘」8巻

僕らはみんな河合荘 8巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:少年画報社( 2016-05-30 )

作者サイト:ヘッポコロジー
作者twitter:宮原るり(@R_miyahara)さん | Twitter
Kindle版:僕らはみんな河合荘 (8)
Kindle版まとめ買い:僕らはみんな河合荘

シロさんが福引で沖縄旅行を当てて住子さんにプレゼントしたことで、
河合荘の面々が近場の海で青春したり青春を潰したり、
彩花と麻弓とついでに愛美がツネちゃん主導の森コンに参加したり、
鬼の居ぬ間に青春とばかりに律先輩と宇佐くんが近づく第8巻!

いやー、律先輩って本当に良いですよね。
水着姿をパーカーで隠すというのは基本として、
水着なのを忘れて油断したポーズを取ったりする迂闊さ!
ナチュラルにナンパを撃退する生理的に無理、という表情!
それでいて宇佐にスタイルとか褒められたら恥ずかしがるとか…

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可愛すぎるやろー!

まぁ、それでもまだ恋心を自覚しない鈍感さが凄い。
まるでラノベ主人公のような鈍感さですよね。
宇佐にだけは名前で呼ばれるのを恥ずかしがったり、
椎名さんと宇佐の二人きりなのを何とか妨害しようとするセコさだったり、
宇佐とカップルっぽく振る舞うのは恥ずかしがったり…

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可愛すぎるやろー!!

そんな律先輩も流石に自分の気持ちがおかしいことに気付いたので、
ラブコメ的には俄然盛り上がって参りました!
ただまぁ、その気持ちが恋だとはっきり自覚してるとは言いづらい上に、
河合荘における青春邪魔し隊の二人が黙っているとは思えないので、
まだまだ前途は多難だと思いますが、
今後は是非とも積極的にラブコメって頂きたいと思います。

:: 2016/4/30 土曜日::

■[漫画]さよなら紺先輩「それでも町は廻っている」15巻

それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2016-04-30 )

作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数(@masakazuishi)さん | Twitter
Kindle版:それでも町は廻っている (15)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] それでも町は廻っている

今回のそれ町のテーマは「友達」でしょうか。
歩鳥の友達だけでなく、妹の雪子や真田の友達のエピソードを集めた一冊になっています。
そんな中でも最後の話はやはり紺先輩で締められているのですが、
まるで最終回のような話になっています。
ですが、最終回ではないのでご安心ください。
それ町はまだまだ続くんじゃよ。

そして今回は歩鳥たちが修学旅行にいっているんですが…
まさかまさかの浅井(趣味:筋トレ)の恋物語が…!
一番モテそうな真田を置いてけぼりに、
行動力がある男ばかりが彼女をゲットしていくという、
とてもリアルな展開に青春を感じましたね!
真田もタッツンも顔は良いのにね…
やっぱり行動力がないとどうしようもないよね…

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坊やだからさ…

歩鳥は何だかんだで女子同士で恋の後押ししたり、
女の子っぽいところはあるから大丈夫な気がするけど…
いや、実際どうなるんだろうね…?

そして妹の雪子の初恋だけど…
うん…、確かに血は争えないなぁ、と思いましたよ。
歩鳥は何だかんだで長女で姉なのでしっかりしているように見えるけど、
歩鳥がもし末妹だったらと思うと、
雪子は歩鳥のifの姿なのかなぁ、とも思います。
それでも小学3年生でこのアホっぷりは少々心配ではありますが。
でも歩鳥の家系だもんね…
兄の猛に頭の良さを全部持って行かれたかのようだ…
ドラえもんとドラミちゃんの逆っぽい感じでしょうか?(笑

紺先輩のエピソードも幾つかありましたけど、
やはり最後の第121話「立つ鳥」が印象的ですね。
直前の第120話で「いいたいことの2割もいわない人」と、
歩鳥自身が紺先輩のことをしっかりと把握しているのに、
ヒントは色々とあったのに気が動転して気付かないとか、
やっぱり歩鳥にとって紺先輩は特別な友達なんだなぁ。

他にも1巻を読み返してたらこの15巻との関係が色々あるのに気付いて面白かったです。
歩鳥と紺先輩が出会った時に男の子だと勘違いしたのも雪子と一緒だし、
出会った時に歩鳥が人参と玉葱をお使いに行ってた時だし、
海老州さんも1巻の頃から名前だけ出てたりしてますしね!

それにしいても歩鳥の子供の頃と今の雪子って見た目がよく似てるなぁ。
それでもまだ歩鳥の方がバレンタインのチョコを用意してたりと、
まだ乙女度は高い気がしますけどね。
歩鳥の乙女っぷりが花開くことはこの先あるのかなー
望みは薄そうだけどちょっと楽しみかもしれない。

:: 2015/10/8 木曜日::

■[漫画]世界が…許してくれる、なら……「僕らはみんな河合荘」7巻

すれ違いと誤解のスパイラルに陥っている宇佐くんと律先輩の二人の、
ギクシャクしつつのラブコメ展開はニヤニヤできるけどスッキリできない…
そんな事態を作り上げた元凶は麻弓さんと彩花さんで…
そのキッカケが律先輩と勉強会を一緒にする男友達なんだけど、
しかもその勉強会を促したのが宇佐くんなあたりややこしいんですよねー

とはいえ一番ややこしい上に面倒なのは間違いなく律先輩ですよ。
自分が宇佐くんに嫉妬したりしてるのに無自覚なのは良いけど、
コミュ力が低くて女3人で会話してても一人だけ本を読もうとしたりするのはどうかと。(笑
これはフォローする林さんも大変だよね、と林さんに同情しちゃいます。

実際、林さんはとても良い子だと思うんですよ。
まぁ、宇佐くんのことは吹っ切った感じはありながらも、
それでも宇佐くんの天然発言に赤面しちゃったり、
大名行列のアレでまた惚れたりとチョロすぎなところはあるんですけどね。
むしろそこも可愛く思えてきた今日このごろです。

そんな林さんも投げるめんどくささな律先輩ですけど、
やっぱり律先輩が一番可愛いんですよね。

宇佐くんに「きらいにならないで」と言う律先輩が可愛すぎて悶絶。
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仲直りしてほっとして泣き笑いの律先輩が可愛すぎて悶絶。
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寝てる宇佐くんに壁ドンしてご満悦する律先輩が可愛すぎて悶絶。
もうね、本当に律先輩が可愛すぎてヤバイ。
面倒な人ほど可愛いとは「めぞん一刻」の音無響子さんで理解していたつもりでしたが、
まだまだ私の認識は甘かったですよ。
めんどくさい女の子は可愛い! これは真理だな!

とはいえ律先輩の女子力は別の意味でヤバイですね。
コミュ力無限大で無自覚女子力が高すぎる椎名ちゃんとは本当に正反対。
椎名ちゃんは椎名ちゃんで赤面顔も可愛かったりと、
ヒロイン力は高いんだけど、流石にラブコメ的には一歩引いてる感じはしますね。
これがラブコメ展開に自ら突っ込んできたらどうなるんだろうとか、
無駄に心配というか期待したりもしちゃったり。

7巻になっても相変わらず面白さは右肩上がりでした。
いつか律先輩が自分の恋心を自覚したらと思うと期待が膨らみますが、
今のままのめんどくささを堪能したくもあるので難しいところですね。
8巻も期待であります。

:: 2015/9/3 木曜日::

■[漫画]そしてフルトゥナへ…「スピリットサークル」5巻

過去生でラファルとラピスの二人の結末を知った風太。
またラファルの影響が残ってシリアスな展開が続くかと思いきや、
まさかの中学生らしい青春ラブコメが巻き起こってビックリですよ。
そして一つの過去生話を挟んでついにフルトゥナの過去生を体験することに…

いやー、良かったですね! 青春ラブコメ!
何人もの過去生に振り回されてきた風太だけど、
この恋心だけは風太としてのものだと思いますね!
そして鉱子ちゃんも中学生の女の子らしい赤面顔や、
裏がない朗らかな笑顔を見せてくれて素晴らしかったです。
でも、全てはフルトゥナから巡る因果が台無しにしちゃうんだよなぁ。

今回はフルトゥナの過去生の話もあるんですが、
その前にもう一つの過去生も知ることになります。
その過去生というのが…

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まさかの性転換。
そうだよね、過去生が未来なこともあるならば女性になってるのもありえるよね!
というか風子ちゃん可愛いな!
これはモテても仕方ないな!

風子ちゃんが出会った不思議体験は少し不思議系で面白かったですね。
宇宙人二人の会話を読み解くのにちょっぴり躍起になりました。(笑
物語中で全文解読される機会ってあるのかしら。

そして肝心のフルトゥナの過去生ですが…
ちょっとお馬鹿な風太とは全然似ていない非凡な才能を持つ霊学の天才だったんですね。
これはまぁ、スピリットサークルなんてものを創りだしたことから予想はしてましたが…
ここまで倫理観が欠如していて、
非道なことを平気でしてしまっていたっていうのは驚きだなぁ。
これはコーコ恨まれても仕方ないかも。

次の6巻ではフルトゥナの過去生が全て詳らかになりそうだけど、
二人の人生がどのような結末を描くことになるのか。
今から気になります。

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