その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2010/2/13 土曜日::

■[ラノベ]夏だ! キャンプだ! 練習試合だ!「ロウきゅーぶ!」4巻

ロウきゅーぶ!〈4〉 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-02-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 291 ページ )
ISBN-10 : 4048683292
ISBN-13 : 9784048683296
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

毎度の如くネタにしてますがタイトルの「ロウきゅーぶ!」というのは、
籠球のことであり、ロリきゅーぶという意味合いではないのですが、
少なくとも英語表記はlow cubeとかになるんじゃないかと日々思う次第であります。
つまりローティーンの三乗とかそんな感じ?

でー、今回は山奥にあるスポーツに力を入れた小中高一貫の女子校を相手に、
いっちょ合同練習兼練習試合の申し込みに行く訳なんですけど、
道中顧問の美星が盲腸で倒れてしまって、未成年だけで相手校に行ったら、
合宿所も借りられず冷たく屋外でのキャンプを宛がわれて、
しかも練習相手は二軍相手という相も変わらずスタートラインはどん底から這い上がる感じです。

今回は幼馴染みの葵が付いてきたお陰で面白いことになりまくりで、
相手校の昴と似た境遇の麻奈佳先輩がいらぬお節介を焼いたせいで一緒にサウナっちゃったり、
葵の天然勘違いが炸裂しまくりで昴と教え子との禁断の愛の妄想が斜め上に行っちゃって、
それがもう読んでて楽しくて楽しく仕方ないのです。(笑

勿論、初めて同年代で智花とライバルになり得る実力を兼ね備えながらも、
我が儘が極まった未有との試合とか真面目にスポコンやってて面白くもあるのですが、
やはりそれ以外のロリコン的な部分もこの作品で欠かすことができない魅力だよなぁ…
としみじみと思い知った次第であります。

:: 2010/2/12 金曜日::

■[ラノベ]今、空前のカタルシス…!「アクセル・ワールド4 -蒼空への飛翔-」

アクセル・ワールド〈4〉―蒼空への飛翔 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-02-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 363 ページ )
ISBN-10 : 4048683276
ISBN-13 : 9784048683272
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

3巻は「レイニー止め」もかくやと、思える強烈なラストでしたが、
待望の4巻は待ちに待った甲斐のある素晴らしいカタルシスを感じる1冊でしたよ。
明確な悪役である能美が操るダスク・テイカー編を余さず収録した、
手に汗握る熱さを迸らせる正統派ライトノベルの第4巻でした。

「友情・努力・勝利」という少年ジャンプ式王道バトル展開で、
ジャンプ好きなら間違いなく楽しめるノリだと思います。
特に4巻ではハルユキがタクムと密に連携を取って行動するのが頼もしく、
また、チユリの不可解な行動も一度は疑いながらも、
信じようと決めた所は友情の絆を感じずにはいられませんでした。

そして特定の趣味を持つ人に大人気(?)のニコも再登場。
ちなみに私の脳内再生ボイスは真田アサミさんになっています。(関係ない
かつて友好を育んだ相手に協力を願っての修行に始まり、
新たな年上女性との接近遭遇タッグマッチと飽きることなく魅せられましたよ。
しかしハルユキの年上キラーっぷりはルックスに似合わず強力ですね。(笑

最後に美味しい所を持って行く黒雪姫先輩は流石でしたが、
チユリも戦う女の子で正直凄く格好良かったです。
しかしこの作品の女性キャラは鮮烈というか戦慄する強さを誰もが持ってて、
少々気圧されることもあるんですが、それも満更ではなかったりします。(笑

能美の心の傷を痛いほど理解しながらも、きっぱりと決別したりと、
基本は王道だけど、独特な所もあり興味深いです。
近未来SFのテクノロジーとその世界観も面白く、
それを舞台に新たな勢力が垣間見えてきて、
物語の面白さも一層際立ってきて続きが楽しみで仕方ないですね。
特にあの人も加わったことですし、今後の展開に大期待です。

:: 2010/1/14 木曜日::

■[ラノベ]俺の後輩はこんなに可愛い「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」5巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-01-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 301 ページ )
ISBN-10 : 4048682717
ISBN-13 : 9784048682718
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog

4巻ラストで桐乃が海外留学で去り、メインヒロイン不在となるも、
入れ替わりで黒猫が高校の後輩として再登場することにより、
妹の友達から学校の後輩へとジョブチェンジ!
そんな訳で5巻はほぼ丸々、黒猫がメインヒロインとして大活躍となっております。

桐乃という本音を出し合え、仲良く喧嘩する相手が居なくなった黒猫が、
その性格も災いしクラスで友人が出来ない状況になるんだけど、
それを京介が放っておく訳もなく1巻の時に桐乃の人生相談をした時のように、
自分のエゴと断じながら黒猫が新しい仲間を作るように世話を焼いていくんだけど…

1巻の時と違うのは数々のエピソードを経て黒猫は確実に変わってきているという所ですね。
京介のアシストがあったとはいえ、ゲー研に入ることにしたり、
ゲー研でのプレゼンで自分が持つある意味開き直った意見を主張できたりと、
小さな変化かも知れないけど、良い方向に成長してきてて可愛くてたまらないんですよね。
変化といえば京介も今やもう立派なオタになってしまったというか…
会話に選択肢を思い浮かんだり、エロゲの攻略をあやせ似の黒髪ロングからにしたりとか、
もう引き返せないトコまで来てるんだなぁ、と感慨深くなってしまいます。(笑

主要な新キャラの三浦部長と赤城瀬菜の二人も良いキャラですよね。
何というかベクトルは違うけど二人とも濃いという意味では同じなんですよね。
特に京介と三浦の二人は運命と言っていい再会だったので、
潔癖性で擬態が巧い腐女子の瀬菜じゃなくてもそりゃカップリング妄想しちゃうよな、と。
しかしまぁ、腐女子にカップリング妄想されるというのは割と背筋がゾクリとしますよ。
先日の冬コミで生モノBL本を描かれてしまった、某サイトの人バカの二人には、
腐女子に妄想される恐怖をいつか生々しく語って頂きたいですね!(←ヒドイ

ラストでは黒猫が勇気を出して一歩進んだアプローチを掛けたり、
鈍感な京介だから気付いてない婉曲的な告白をしてたり、
黒猫フラグはビンビンに立ちまくっているんですが、黒猫ENDはどうしても妄想できません。
いや、黒猫の可愛さや魅力は十二分に判っているつもりなんですけど、
田村さんちの麻奈実さんというラスボスの強大さを知っているだけに難しいと言わざるを得ない。
創作活動だけじゃなく、恋愛方面でも壁は厚くて高いけど是非頑張って欲しい所存です。
黒猫、ファイト!

:: 2009/12/10 木曜日::

■[ラノベ]愛する人の為にもう一度冒険の旅へ「ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス」

ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-12 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 315 ページ )
ISBN-10 : 4048681931
ISBN-13 : 9784048681933
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

ゲーム内の死と現実の死がリンクする狂気のゲームをクリアし、
キリトは愛する人と共に現実世界へと帰還したはずだったが、
アスナを含む約300人は未だ目覚めることなく眠ったままだった。
しかもアスナの父親と親しい須郷が眠り続けるアスナを利用しようと画策するも、
何も打つ手がない自らの不甲斐なさに打ち拉がれる。
しかし、SAO内で知り合ったエギルがもたらしたアスナの情報を元に、
妖精と魔法のVRMMORPG、アルブヘルムオンライン(ALO)へとダイブするのだった

今回はログアウト可能であり、死と隣り合わせの緊迫感は薄れたものの、
新ヒロインであるシルフのリーファことキリトの妹、直葉のお陰で、
ラブコメ的に充実した内容になっていますし、
今回はあからさまに「厭な奴」である須郷という悪役がいることで、
エンターテイメント性が高まっていますね。

SAO事件を通して従兄である和人(キリト)のことが好きになった直葉の、
和人にはアスナという愛する人がいても諦められずに好きでたまらない気持ちと、
ALO内でリーファとして知り合ったキリト(=和人と気付いてない)に惹かれ始めた気持ちの、
二つの好きで揺れ動いている様子が微笑ましくて素晴らしく萌えでした。
物語の都合上、アスナの出番が少ないのを充分補うヒロインっぷりで、
正直難しいとは思いますが直葉の恋路も応援したいです。

しかしレベル制ではなくスキル制の世界とはいえ、キリトの強さは反則的ですね。
前代未聞なスピードと反応速度で一気呵成に攻め立てる二刀流は圧倒的だし、
剛胆なハッタリとムチャクチャな行動力を持ってるし、フラグ立てスキルMAXなモテっぷりだし、
ホント、物語の主人公してて爽快ですね。

今回は続き物ですが、悶々としたものが溜まることなく純粋に続きが楽しみな終わり方で安心しました。
正直言ってWeb連載してた頃に読んでたら、と未だに後悔はありますが、
こうなったら単行本でじっくりと楽しんでいきたいと思います。

:: 2009/11/11 水曜日::

■[ラノベ]絶望、邂逅、挽回、そして…「アクセル・ワールド」3巻

アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 343 ページ )
ISBN-10 : 4048680706
ISBN-13 : 9784048680707
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

3巻は続き物だと聞いていたので4巻が出てから読もうと考えていたのですが、
先日冒頭だけでもと手に取ったら、我慢できずに読み切ってしまいました。
そして読後に案の定「4巻出るまで取っておくんだった…」と切実に思う羽目に。
ラストの引きが気になって、続きが読みたくて仕方ないですよこれは…

悪役の登場、そして敗北、出会いと修行を経て、仲間から有形無形の力を得ての再戦…
と、少年漫画のテンプレートそのままで痛快ではあるのですが、
読んでるこっちまで最底辺から這い上がるエネルギーを消費してしまい、
読んだ後に凄く疲れてしまうんですよね。

今回は黒雪姫先輩が修学旅行といことで蚊帳の外になってて、
一応水着はあるんだけど、萌え成分が足りないかと思っていたのですが、
女子高生の豊満なおっぱいという意外な伏兵の登場で、
俄然色めきだちました。(ぉ

しかし新キャラの能美後輩が清々しいほどの悪役なだけに、
最後のどんでん返しの裏には一体何があったんだと邪推しまくりな訳で、
非常にフラストレーションが溜まってしまいます。
あー、やっぱり4巻が出るまで読むの待ってた方が良かったかなー…

:: 2009/10/10 土曜日::

■[ラノベ]熱血スポコン! ロリコメディ!「ロウきゅーぶ!」3巻

ロウきゅーぶ! 3 (電撃文庫 あ 28-3)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 317 ページ )
ISBN-10 : 4048680765
ISBN-13 : 9784048680769
絵師サイト:Piece Gardien

初っ端からロリコン臭120%の展開で爆笑必至な「ロウきゅーぶ!」ですが、
この手の「どう見てもロリコンです、本当にありがとうございました。」系のコメディは、
今後ロリコメディと呼ぼうと勝手に決めた次第です。
ロリコメディ… 良い響きじゃないですか…?(笑

さて、3巻では遂に昴の幼馴染みの葵が本格参入ですよ!
2巻で初登場しておきながら本筋に絡んでこなくてヤキモキしてしまいましたが、
3巻ではその鬱憤を晴らすかの如くに大活躍で、
もうニヤニヤしっぱなしで読んでましたよ! ウヒョー!

そりゃ幼馴染みで片思い中の相手がロリコンの魔道に落ちてると勘違いすれば、
怒りのジャンピングキックをかますというか。
昴の身柄を賭けての葵含む3人vs慧心女バスという展開は、
熱くもあり萌えもありで正直最高でした。
愛莉が一つ壁を越えて成長できたのは素直に喜ばしかったです。

今後も葵は智花の恋のライバルとして活躍するだろうし、
ラブコメ的にはまだまだ盛り上がりそうだし今後も楽しみで仕方ないです。
現時点では昴にお似合いなのは葵だとは思うんだけど、
応援したくなるのは智花なんですよねぇ。
うーむ、悩ましい。(笑

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