その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2022/7/27 水曜日::

■[漫画]無邪気な残虐「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」5巻

北部帝国軍に対応するため第二陣として出陣したオリビアたちは、
第六軍からの救援要請に応えてベシタ砦に寄り道して王女様を救ったりしながら、
城郭都市エムリードを目指しているんだけど、
途中で立ち寄った砂漠の街ケフィンでは歓待されて…

第六軍の感謝から始まる5巻ですが、
戦争中とは思えないほどに微笑ましいシーンでしたね。
王女様がとても可愛らしかったです。

そしてオリビアもとても可愛らしいのですが、
砂漠の街ケフィンでは帝国からの密偵を見付けて返り討ちにしたりと、
相変わらず残虐をしてくれるんですよね。
密偵のリーダーも生け捕りして情報を引き出した上で、
伝言役とし挑発的な言葉を伝えるとか、とてもオリビアでした。

とても美しいのに、言動はグロテスクさもあるという…

エムリードに先に着いていたホスムント少将は、
功名心と帝国軍の残虐さであっさりと罠にハマって、
窮地に陥ってしまうあたりとても無能だなぁ、と思います…

まぁ、そこを颯爽と助けるオリビアはとても主人公してると思うんですが、
残虐な敵を相手に無邪気に残虐を仕返すあたり、
とても怖さを感じてしまうんですよね。
うーん、これでこそオリビアであるなぁ。

敵の総大将との対決は次巻になると思います。
次巻でもオリビアは大活躍だよ…!

:: 2022/6/14 火曜日::

■[漫画]魔法湖の魔獣「Unnamed Memory」3巻

Unnamed Memory3巻Unnamed Memory3巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:古宮九時
原作者サイト:Unnamed Memory -info-
原作者twitter:古宮九時さん(@furumiyakuji) / Twitter
作者名:越水ナオキ
作者サイト:15th floor
作者twitter:越水ナオキさん(@miz2215th) / Twitter
紙書籍通販:Unnamed Memory (3)
Kindle版まとめ買い:Unnamed Memory
DMM電子書籍:Unnamed Memory (3)

不穏なドルーザの魔法湖を調査しに行ったらアンデッドの大軍がお出迎え。
調査団とオスカーを護りつつ周囲一帯を焼き払ったティナーシャは、
そこで亡国ドルーザの執念とも言うべき70年前から生き続ける老魔法士に宣戦布告され…

老魔法士ってばあんなに大見得切ったんだからもっと凄いことするのかと思いきや、
あっさりとティナーシャに首を刎ねられてて驚きましたね。
まぁ、それだけティナーシャが凄い、ということなんでしょうけど…

そして今回も出てきた裏で糸を引くよくわからない奴ですが…

こいつ、絶対にCV石田彰でしょ。

間違いないですよ。
私は詳しいからわかるんだ。
多分、読者の大半がそう思うに違いない。(確信

今回の騒動でティナーシャが魔女だと判明したし、
何よりも見た目がJCからJKに成長しましたが…

うむ、これはこれで…

オスカーは身長差から頭を撫でるのが難しくなるかと思いきや、
相も変わらず頭を撫でてて、このスキンシップが好きなんだな、と思いました。
しかし簡単に膝の上に座らされたりとティナーシャも警戒心が緩いというか…
何だかんだで仲が良いんじゃないでしょうか。

今回で序章が終わったとのことですが、次章からが本番って感じですかね。
新たな魔女が出てくるみたいですが、彼女がティナーシャお勧めの魔女なのかどうなのか…
色々と気になるところです。

:: 2022/5/27 金曜日::

■[漫画]たとえ離れていたとしても「新米姉妹のふたりごはん」10巻

新米姉妹のふたりごはん10巻新米姉妹のふたりごはん10巻
出版社:KADOKAWA
作者名:柊ゆたか
作者twitter:柊ゆたかさん(@yutaka7) / Twitter
紙書籍通販:新米姉妹のふたりごはん (9)
Kindle版まとめ買い: 新米姉妹のふたりごはん
DMM電子書籍:新米姉妹のふたりごはん (9)

クリスマスプレゼントとして作られた屋上菜園を通じて、
マンションの人たちとの交流が増えたサチとあやり。
マンションの防災訓練に参加してお互いの大切さを再確認した二人だけど、
春休みには少し距離的に離れざるを得ないことが起きて…

防災訓練を機に非常食を使った料理をしてましたが、
まさか非常食でもお手軽に美味しい料理が出来るとは思いませんでした。
単純にあやりが凄い、というのもあるのですが。

ただ、そんなあやりも絵心はなかったようで…
お高い絵皿に憧れるあやりのためにサチが自作することを提案するも出来上がった絵柄が…

あれだけ料理の盛り付けが綺麗だから美的感覚はあると思うし、
手先は器用だと思うんだけど、まさか絵心だけがなかったとは…!
そんなあやりのちょっと拙いところがある絵皿だけど、
サチは欲しいと思ってくれるのが尊いですね。

お互いを想い合っているのがとても良かったです。

そんな仲の良い二人だけど、
春休みに二人揃って両親に会いにシンガポールに行く予定だったのが、
あやりがフランス料理教室に通うために物理的な距離を取らざるを得なかったのは、
二人の気持ちを思うとハラハラするというかソワソワするというか…
心がちょっとざわついちゃいましたね。

読者からすると二人の仲は相当良いんだけど、
二人からすると姉妹になってからそれほど時間が経ってないし、
何よりも血のつながりがないというのが心細いんでしょうね。

そんなあやりの心を読者の代わりに勇気付けてくれたみのりさんは良い叔母だと思います。

ちなみにカバー下のおまけ漫画がとても良かったですね。
あやりとサチの仲良し姉妹だけでなく、
みのりさんもお姉ちゃんと楽しそうにしてたし。
仲良きことは美しき哉。

:: 2022/3/3 木曜日::

■[漫画]一年前の常盤台「とある科学の超電磁砲」17巻

とある科学の超電磁砲17巻とある科学の超電磁砲17巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:鎌池和馬
作者名:冬川基
紙書籍通販:とある科学の超電磁砲 (17)
Kindle版まとめ買い:とある科学の超電磁砲
DMM電子書籍:とある科学の超電磁砲 (17)

獄門開錠編のエピローグから始まり、御坂美琴の過去編に突入です。
嬉美や鈴姉たちの罪の告解と贖罪の始まり。
第二少年院の院長が意外と信念がきちんとしていたのは救いがありましたね。
大人にもまともな奴がいるんだなってわかりましたし。

それにしても入院中の黒子たちのエピローグにおいて、
佐天さんと黒子が下の名前で呼び合うのは微笑ましかったけど、
初春が黒子にため口をきくのはかなり違和感がありましたね…w

佐天さんが腹話術で喋ってるのかと思いましたよ。
うん、やはり初春はいつも通りの丁寧語が合ってると思う…w

そして過去編、御坂美琴中学一年生の時の派閥間抗争の始まりですが、
この頃は食蜂操祈も入学したばかりで派閥の立ち上げをしてないし、
何よりも御坂さんよりも身長が低いチンチクリンだったんですね…
たった一年で一気に成長したんだなぁ…
縦にも奥行き的にも…

それと御坂さんの以前のルームメイトも出てきましたが、
彼女は彼女なりに御坂さんと結構仲が良い感じだったんですね。
黒子がルームメイトをどう奪ったのか気になってきました。
やはりこの派閥間抗争で何かしらあったのかな…?

それと最大派閥の長である沙さんですが、
髪型とか松竜さんっぽいな、と思ってたら松竜さんデザインでしたか。

しかしまさか最大派閥にして最大のお胸の持ち主だったとは…
初登場の時は全然わかりませんでしたよ…
しかもノーブラとか凶悪すぎる…!
やはり常盤台の生徒は化物揃いだな…!

:: 2022/3/2 水曜日::

■[漫画]エンテ・イスラ編完! もうちょっとだけ続くんじゃよ。「はたらく魔王さま!」19巻

はたらく魔王さま!19巻はたらく魔王さま!19巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:和ヶ原聡司
原作者twitter:和ヶ原聡司さん(@wagahara211) / Twitter
作者名:柊暁生
作者サイト:Christmas-holly
作者twitter:柊暁生さん(@102_55) / Twitter
紙書籍通販:はたらく魔王さま! (19)
Kindle版まとめ買い:はたらく魔王さま!
DMM電子書籍:はたらく魔王さま! (19)

エミリアの里帰りに端を発したエンテ・イスラ編もついに完結!
とはいえまだこの物語は終わっていませんよ。
だってアニメ2期が控えてますからね…!

エミリアと芦屋の茶番劇に珍走団ヨロシク乱入してきた真奥が、
天使やオルバの思惑をぶち壊す爽快な展開から一転、
天界からの介入で大ピンチなトコロにぶち込まれるミキティと、
かなりぶっ飛んだ展開が目白押しな19巻です。

今回一番驚いたのがここで物語設定の根幹が語られたことでしょうか。
原作ではこの後じっくりゆっくり語られてかなりヤキモキしたので、
ここでガブリエルが一気に分かりやすく語ってくれたのは助かりました。

はるか昔、異星からやってきた母星を失った研究者集団が、
エンテ・イスラのセフィラを横取りして不老不死を得ることで、
全ての悲劇が始まった、ということなんですが…
優秀な研究者だったイグノラが少しずつ歪んでいくのが一番の悲劇でしたね…
最愛の夫とすら決別してしまったため、もう戻れなくなったんだろうなぁ…

取りあえず地球に戻って千穂ちゃんも安心させられたし、
エミリアも新しい仕事を探すところから始めないといけないし、
そもそもライラを探したりまだまだやることが多いですからね。
でもまぁ、まずは一回休憩ってところでしょうか。

エミリアもピンチを助けられたのと、
真奥のことをまだ何も知らないということが改めてわかったことで、
心境に変化があったのが伝わってきましたよね。

ただ、真奥の正妻戦争は圧倒的に千穂ちゃんが優位ですからね。
下剋上は大変だと思うので挫けないでいただきたいものです。

:: 2022/1/8 土曜日::

■[漫画]ユニヴァース!「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編 ジェーン&イシュタル ~100万光年の流れ星~」

電撃大王でUnlimited Blade Worksのコミカライズを開始した森山大輔さんですが、
その直前に描いたのがこの「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編」です。
FGOの中でも群を抜いて意味が分からないイベントであるSABER WARSシリーズですが、
その2の前日譚とも言える番外編をコミカライズというか、
そもそもFGO本編でもやっていないイベントですからね。
FGOプレイヤーの私でも意味が分からないんだけど、それがSABER WARSシリーズなのです。
考えるな、感じろ! それがSABER WARSシリーズだ!

森山大輔さんですから漫画が上手いのは自明の理な訳ですが、
コミカライズとしてとても優れているのもまた確かなのです。

フィン、刑部姫といった人気キャラのデザインをしたりと、
FGOとの関わりが深い漫画家なだけあってキャラクターの把握が的確な上に、
リヨ絵へのリスペクトを入れてくるあたりがとても解像度が高いんですよ。

メカクレとして水着イベントでNPCとして登場した徐福ちゃんまで入れてるあたり、
とてもよくわかってるなぁ、と思いました。

ストーリー自体はSABER WARSシリーズなのでハチャメチャが極まってますが、
それでこそって感じがしますね。
イシュタルとジェーンのキャラクターがちゃんと原作準拠な上で、
脇を固めるキャラクターたちもしっかり面白いのが素晴らしかったです。

コロンブスがとてもコロンブスでしたしね!
個人的には水着沖田さんがとても魅力的だと思いました。

「Unlimited Blade Works」も楽しみだし実際面白いんですが、
どう考えても20巻以上続きそうなシリーズなので、
その前に気軽に読める短編としてこの「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編」はお勧めです。

しかし、これだけ面白いコミカライズを読んでしまうと、
「Fate/Grand Order SABER WARS 2」そのもののコミカライズも読みたくなるんだよな…
それを森山大輔さんが描くとすれば5年以上先になりそうなのが一番のネックかもしれない。

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