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終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/9/10 土曜日::

■[漫画]桜ルートへの道標「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」3巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (3) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-09-01 )

作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (3)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]

最近Fateを知った人の中には知らない人もいるかもしれませんが、
多くの派生作品が生まれたFateシリーズの原点である「Fate/stay night」は、
元々がエロゲなので序盤に共通ルートというものが存在します。
ある時点から3つのルートに分岐するんですが、
この3巻から本格的な桜ルートである「Heaven’s Feel」に入ります。

原作をプレイしたのは10年以上前だというのに、
この漫画を読んでいると当時の選択肢を思い出して、
そうだよ、ここの選択肢から凛ルートから分岐していくんだよ、とか、
ここでタイガー道場に行かないようにするんだよ、とか、
妙に懐かしい気分にさせられましたね。(笑

それにこの頃、というかstay nightのセイバーは至極真面目なので、
FGOとかでもそうですが、とにかく食いしん坊なセイバーばかり見ている身からすると、
違和感が出てしまうのも確かだったりします。(笑
とはいえ、教会から出てくる士郎を待っていたセイバーの私服姿は、
とても足下まで可愛らしくて原作では見えないところが見えて良かったですよ。

そして肝心の桜ルートですが…
良いですねぇ、桜の嫉妬というか独占欲というか、そういうものが垣間見られる瞬間!
自分の居場所を姉である凛に侵されることへの不快感が最高に感じられましたよ。
ちゃんと漫画でもそういったものが表現されていて安心しましたね。

桜のこういった所は今後もっと出てくるので楽しみですね。
三人のヒロインの中でも最も人間らしい所が桜の魅力だと思うので、
今後にも大期待ですね!

そしてライダーが出てきましたけど…
最後にワカメが1ページぶち抜きなのには驚きました。
まぁ、最後の見せ場だしな…
成仏しろよ…(←まだ死んでません

:: 2016/8/13 土曜日::

■[漫画]期待のエース vs 稀代のエース「ナナマル サンバツ」12巻

ナナマル サンバツ (12) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-08-02 )

作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ(@iqura_s)さん | Twitter
Kindle版:ナナマル サンバツ (12)
Kindle版まとめ買い:ナナマル サンバツ

予選を突破したチームと突破できなかったチームが色々ある中、
ついに勝負はガチ勢が勝ち上がる試合形式に。
運で勝ち上がったチームを相手に無双する組み合わせだけでなく、
優勝候補同士が序盤からつぶし合う組み合わせも出てきて…

初っ端は麻ヶ丘の独擅場でしたね!

nanamaru12_01

まずは華がある試合を見せてくれたわけですが、
千明さんの女帝っぷりが炸裂してて最高ですね。
ちょっと弱い者イジメが入っているあたり、
千明さんの良い性格っぷりが出ていると思います。(笑

そして強豪同士のつぶし合いですが、
レオニールと神南、因縁の対決は熱かったですね!
試合形式からどうしても直接対決が難しいとみたら、
自分のスタイルを曲げてでも勝負に拘るとか、
学生らしい青春っぷりを見せてくれて最高でしたよ。

nanamaru12_02

勝負がついた後まで青春しててホント最高かよと。

でもその勝負すらもまだまだ序盤で、
本当に熱い対決は宮浦と開城ですね。
お互いがモロにつぶし合うがっぷり四つの組み合わせですが、
それぞれのチームで個性が出た試合のやり方が興味深かったです。

特に一番の見所はエース同士の対決ですね。

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ブランクがあるエースと、ノリはじめた新エースの対決とか、
最高に熱すぎますよ。
結果は次巻に持ち越しになりますが、
そこはこうご期待といことで!

:: 2016/2/3 水曜日::

■[漫画]そして始まる第五次聖杯戦争「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」2巻

Fate/stay night (Heaven’s Feel) (2) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:タスクオーナ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2016-02-02 )

作者サイト:A/O LABO

Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (1)
Kindle版:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (2)

「問おう。あなたがわたしのマスターか」

Fateを象徴するあの名シーンから始まる2巻ですが、
ここら辺の展開は3つのルートはどれもほぼ同じなので、
知っている人も多いかと思います。

ただ、Heaven’s Feelということもあり桜の出番が多いんですよね。
たとえば実姉である凜との学校での触れ合いも描かれてましたが、
二人は遠坂と間桐という別の家の人間であるというけじめを付けた言動の中で、
二人が姉妹であることがよくわかる上手い見せ方をしていたと思いますよ。

セイバーとランサーの戦闘シーンや、
凜がセイバーを迎撃するシーンなんかは原作通りの絵でニヤリとしましたし、
士郎の名字を聞いた時のエセ神父の愉悦顔といった、
原作の隙間を補完するところは上手いなぁ、と思いました。
Fate/Zeroを知っている人なら愉悦顔の意味が読み取れて面白いと思います。

いくら桜ルートとはいえ他のルートとの明確な分岐はもう少し掛かるので、
デジャヴを感じる人は多いとは思います。
ですが、桜が間桐の家で過ごした話も随所に挟まれているので飽きることはないとは思います。
まぁ、間桐の家はいわゆるグロ場面が多いので耐性がないと辛いとは思いますが…

それにしても間桐臓硯…
桜の恋心と姉への嫉妬を煽るとかやっぱり陰険だなぁ…
読者的には桜の想いを知っているだけに辛い…
でも、これでこそHeaven’s Feelなんだよなぁ…
辛い… でも、だからこそ面白い…!

:: 2015/12/7 月曜日::

■[漫画]波乱万丈なSQ一回戦!「ナナマルサンバツ」11巻

ナナマル サンバツ (11) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-12-02 )

作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ(@iqura_s)さん | Twitter

Kindle版:ナナマル サンバツ (11)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] ナナマル サンバツ

クイズに青春を捧げた中高生の祭典「SQ」
この11巻ではその一回戦のラストまで描かれてるんですが、
中々に容赦無いですね。
ここであそこが落ちるのかー、と思わされます。

開城高校までも苦戦する多答マイノリティー問題。
笹島率いる文蔵高校も例に漏れず中々抜け出せない中、
次々と他のチームが運だけで勝ち抜けてしまうのはハラハラしますね。
普通の例会と違ってバラエティ向けに運の要素が強いからなんだけど、
その運を手繰り寄せ、活用できる実力がクイズガチ勢にはあると思うんですよ!

つまり、たとえ一度失敗してもそこで諦めない千明さん可愛いということです。

nanamaru11_01

これは新名部長が惚れ直すのも仕方ないですわ。
まぁ、もし結婚するならそこにいる問題児の明良くんが義弟になるんですけども。
とはいえ新名なら明良くんをコントロールできそうな気もする。

今回は新名部長が千明さんに惚れた描き下ろしエピソードもあったりと、
千明さんのヒロイン度は高かったですが、
やはり一番のヒロインは深見さんかなぁ。

nanamaru11_02

妹属性というのは中々に強力ですよ。
動画を見てコメントしている人たちの中にノックアウトされている人がいるっぽいですが、
それもわかるというものです。
まぁ、お弁当の中身が残念だったりするあたり、
どうやっても深見さんだなぁ、と思わされますが。(笑

さて、次からは二回戦です。
今度はチームVSチームという異例なモノで、
しかも文蔵が組むのがイレギュラーなチームということもあり、
二回戦もまだまだ盛り上がりそうだし、波乱がありそうですね!
12巻も楽しみです。

:: 2015/11/12 木曜日::

■[漫画]バレンタインデート「長門有希ちゃんの消失」9巻

こんな青春ラブコメを過ごしたかった…!

ついに付き合い始めることになったキョンと長門の、
初々しいラブコメっぷりが詰まりに詰まった9巻です!
冬の寒さにも負けないくらいに顔が熱くなるほどにラブコメ指数が高くなるので、
耐性がない人には注意が必要ですよ!

2月のSOS団のイベントといえば節分なので、
もちろん節分イベントもきっちりやるし、
節分での長門も可愛かったけれど、
やはりラブコメ的には2月のイベントといえばバレンタインですよね!
二人の「くれるよな?」「あげます!」の掛け合いには笑ったけれど、
やはり本命はバレンタインデートだと思うわけですよ!

付き合い始めてからは初めてのデート!
西宮駅の北口が待ち合わせなところとか、
いかにもって感じでしたが、デート先も西宮界隈なところが、
聖地巡礼経験がある身としては嬉しいものがありますね。

しかしなんといっても一番の見所は長門でしょう!

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ラブコメヒロインきたこれ!
バレンタイン本命のチョコだけではなく、
お昼に手作りのお弁当とかベタだけど、
だからこその萌え度の高さ!
しかも恥ずかしがってるのが伝わりまくりだし、もう最高か!
やはり長門有希ちゃんはとても可愛いな!

しかし冬は別れの季節でもあるので、
みくるちゃんと鶴屋さんの二人が卒業することに…
原作よりも時間が進んじゃったけど、
これはこれで有りだなー、と思っちゃいましたね。
特にみくるちゃんと長門の間の絆とか見てると、
ほっこりするものがありましたしね。

しかし朝倉さん…
うーん、どういった結末に向かうのかなー
ちょっと心配であり、面白さに期待でもあります。

:: 2015/7/22 水曜日::

■[漫画]クイズにかける青春…!「ナナマル サンバツ」10巻

夏のクイズの祭典「SQ」
そこに至るまでの各校の努力と、
開催されてからの序盤戦までがこの10巻に収録されています。

みんながクイズに対して全力を尽くしているだけに衝突もあるけれど、
それもまた青春の一つのキラメキとして輝いています。
でも、正直言うと今回の越山くんには幻滅とまではいかないけどガッカリはしたかなぁ…
初めの頃から色々と失敗はして、それを乗り越えてきた彼だけど、
井上に対するあの発言だけは受け入れられないなぁ…
勝手に越山くんにそういった幻想を見ていただけだとは判っているんだけど、
それでも彼にはああいったことを言ってほしくなかったです。

それに対して井上は良い奴でしたよ。
ちょっとセコイとこはあるけど、そこもまた愛嬌というか。
むしろこの10巻では井上が主人公だったような気がします。
いや、表紙になっているように花房が主人公かもしれません。

まぁ、ヒロイン枠は相変わらず深見さんだったかなー
まさか公衆の面前でいきなり脱ぎだすとは思いもしませんでした。(笑
彼女のこういった世間ずれしていないところだけはこのままでいてほしいな!
お兄ちゃんは気が気じゃないだろうけど!

それにしてもオタサーの姫 vs 麻ヶ丘の苑原部長の構図とか、
今まで見られなかった組み合わせが見られるようになったのも全国大会らしいですね。
まだ予選だけど、更に盛り上がっていきそうで面白そうです。

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