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夏! 海! 青春!
:: 2016/8/20 土曜日::

■[漫画]問おう、貴女が私の女騎士か「メイデンス・オーダー」1巻

ひっさびさのすたひろさん商業誌連載作品ですが、
その内容は昨今の「小説家になろう」で流行っている異世界転移モノ!
しかも内容がクッ殺系女騎士モノとか盛りに盛って&ノリにノッてますね!
すたひろさん、お主も好きよのぅ…

主人公はクッ殺系女騎士という性癖をこじらせたせいで仲間と喧嘩別れして、
一人売れないサークルを主宰する同人作家の結城悠久(トワ)。
ある日コミケ会場で膨張したコミケ雲に飲み込まれ、気が付くとそこは見知らぬ森の中。
そこでいきなり巨大蜘蛛に襲いかかられた絶体絶命のピンチを、
トワが妄想していた女騎士にそっくりのイルカことイルスフィカに助けられる。
しかしイルカはまだ新米であっという間にやられそうになり…

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イルカの「クッ 殺せ…」のフレーズを聞いたトワは秘めたる力が炸裂し、
イルカがパワーアップするのであった!

すたひろさんはあかり姉さんの頃からトコトンギャグの人だったので、
果たしてエロさが必要なクッ殺系女騎士とか大丈夫なのかと、
失礼ながら思ってたんですが大丈夫でしたね!

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よく考えたら当時から琴音ちゃんとかエロ担当要員もいたっけなぁ…
色々と懐かしい…

しっかし、女騎士だけでは飽きたらず猫耳美少女とか…

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すたひろさんってばあざといほどに攻めてきますね!
良いと思います!

それにしても煩悩がそのまま魔力に直結するとか、
お前はどこの横島忠夫だとツッコミを入れたくなるトワといい、
中々に濃いキャラばかりなので読んでいて楽しいですね。
闇人の正体とかちょっと重たそうな設定があるみたいだけど、
そこからは目を逸らして現状を楽しもうと思います!(ダメ人間

余談ですがイルカの眉毛の太さは100%すたひろさんの趣味だと思います。(笑

:: 2015/8/13 木曜日::

■[漫画]Boy meets Android?「天沢君とカムナちゃん」

天沢君とカムナちゃん (IDコミックス REXコミックス)
著者/訳者:すたひろ
出版社:一迅社( 2015-07-27 )
作者サイト:すたひろ日和
作者twitter:すたひろ(@stuhiro)さん | Twitter

Kindle版:天沢君とカムナちゃん

「おたくな娘さん」が終わってから2作品連続で打ち切り食らってしまったすたひろさん。

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そんなすたひろさんが某作家さんの助言もあってリハビリがてら始めたのが、
このWeb漫画である「天沢君とカムナちゃん」です。

元々すたひろさんはWeb漫画出身であり、そこからの書籍化を成し遂げた作家さんなので、
むしろこれは帰ってきたという形だとは思うのですが、
この10年でWeb漫画の環境ってガラリと変わっていますからね。
すたひろさんもかなり驚いたことでしょう。

ですが時代が変わっても同じなのは「面白ければ評価される」ということ。
という訳で一迅社の人の目に止まって今回のように書籍化された次第であります。
すたひろさんの同人誌でここに到るまでの経緯を知っている身としては、
身につまされるというか、感慨深いです。

さて、肝心の内容ですが、すたひろさんが好き放題描いているのである意味昔通りです。
ある日、人造人間のカムナちゃんを拾った天沢くんが、
カムナちゃんとイチャラブしつつ、周りの人たちとアレコレするコメディ漫画です。
まぁ、詳しくは読めば判る!

天沢君とカムナちゃん001~010 by すたひろ on pixiv

カムナちゃんはビジュアルからして強烈な個性を放ってますが、
他の人たちもかなり個性豊かですよ。
妄想過多な美人の美河さんも面白いし、
男キャラもイケメン松山くんとか結構好きですね。
こういった個性的なキャラの掛け合いが面白いんですよねー

ちなみに明日からのコミケでも新刊が出るみたいですよ!

単行本の続きが出るかは巻数表記がないことからも恐らく人気次第!
という訳で出来るだけ売れて欲しいですけど、
それとは別に同人誌もしっかりと集めていきたいですね!

:: 2012/11/9 金曜日::

■[漫画]幕末×剣劇×未来×侵略者「幕末ヱイリアン」1巻

幕末ヱイリアン 1 (富士見ドラゴンブック)
著者/訳者:すたひろ
出版社:富士見書房( 2012-11-08 )
コミック ( 156 ページ )
作者サイト:すたひろ日和
作者twitter:すたひろ (stuhiro) on Twitter

坂本龍馬が主人公の真面目な幕末モノだと思った?
残念! 作者はすたひろさんでした!

幕末を描いた漫画はそれこそメチャクチャありますし、内容もるろ剣みたいな剣劇ファンタジーから、
仁みたいなタイムスリップで医療モノと多岐にわたっているわけで。
そんな中でのすたひろさんの新作は幕末モノというだけで既にドラゴンエイジでも異色なんですが、
タイトルの示す通り、日本以外全部沈没、もといエイリアンに全部侵略されたifの世界が舞台です。
しかも主役級の志士が岡田以蔵とか渋すぎる。

取りも直さず、まずは幕末ヱイリアン第0話を読んでみてくださいよ。
ちゃんと一話分丸々読めますので! 豪気やでホンマ!
しかし一話目から寄生型エイリアンにタイムパトロールの少女に陰陽師の青年と、
色々と詰め込んできたなぁ。
というか、そもそも幕末における主役級人物の坂本龍馬をバッサリ切り捨てるとか、
思い切りがよすぎて驚くどころか心配になるレベルですよ。(笑

影のある以蔵とむっちり系ドジっ娘タイムパトロールのルノという、
妙ちきりんなコンビが今後どういった冒険を繰り広げて歴史を修正していくのか。
そもそも歴史が何故こんな風になったのかといった謎も含めて先が楽しみですね。

それはそうとすたひろさんは私と近い世代なので、
タイムパトロールと言えば「T・Pぼん」に違いない訳ですよ!
ということはリームで性の目覚めを体験した可能性がある訳で、
そういった意味でも期待ですね。(ぉ

:: 2011/12/10 土曜日::

■[漫画]オタクだからこそ譲れないものがある!「おたくの娘さん」第11集

おたくの娘さん 11 (ドラゴンコミックスエイジ す)
著者/訳者:すたひろ
出版社:富士見書房( 2011-12-09 )
コミック ( 228 ページ )
作者サイト:すたひろ日和
作者twitter:すたひろ (stuhiro) on Twitter

単行本1巻が出たのが2006年12月なので丁度5年経っての完結!
とはいえWEB連載が始まったのが2005年2月23日なので実質7年弱になりますね。
同人版1巻の後書きによるとくろがねぎんさんの一言をキッカケに生まれた作品みたいですが、
それがまさか萌え漫画雑誌に載るには重厚&生々しすぎる物語になるとは誰が予想したでしょうか。
まぁ、すたひろさんは「家族計画」好きだったからなぁ…、そういった方向に行くのもむべなるかな。
何はともあれ見事に完結! おめでとう! おめでとう!

いやー、第11集の怒濤の展開には圧倒されましたよ。
叶を迎えに、というより攫いに来た望さんが彼岸荘に来たことから始まり、
名探偵遥の口から明かされる真実!

名探偵遥

更に登場する前沢さんと驚きの連続でした!

それにして望さんマジ外道… というか非道ですね…
考えが浅いとは以前にっち先輩が言ってたけどここまでだったとは。
果たしてハッピーエンドに行けるのか?
そもそも遥の恋の行方は?
と読んでて凄く気になりましたね!

ただ何というか…、耕太が不憫すぎるピエロで泣けてくるね…

不憫なピエロ

高校時代、少々内向的だっただけでにっち先輩の下僕にされて、
そのとばっちりで望さんに純情な男心を散々利用されるとかホントに不憫。
まぁ、そんな不憫な境遇も彼岸荘での数々の出来事で翻弄されながらも成長し、
むしろ叶が居るという事に幸せを見いだす健気さにはジーンと来ちゃいましたね。
最後にはしっかりと男を見せたのには感動すら覚えましたよ!
まぁ、その直前でのブヒブヒな展開は不意打ちすぎてズッコケましたが。(笑

そして健気で不憫と言えば忘れてならないのがもう一人のヒロイン有坂遥
登場初期は乃木坂遥というどこぞの秘密を持ってるお嬢様みたいな名前だったのが、
読者からの総ツッコミ(私含む)を受けて改名したあの遥がヒロインしてますよ!
初期の頃は売り上げ優先ないけすかない同人作家だったのに、いつの間にか恋する乙女に。

恋する乙女な遥

心が折れた耕太を献身的に介護する遥が健気で可愛くて…
でも精一杯頑張ったのに耕太に選ばれない遥が切なくて…

おたくにはよくある勘違いから一方的に始まる恋愛(参考資料:私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
それで二度もトラウマを植え付けられた耕太相手だからなぁ。
重度の女性不信に陥っているも同然な相手にツンデレは相性最悪ですよ。
それこそ肉親からの無償の愛か、真っ正直に真っ向から言葉で伝えないとなー
態度だけで判って欲しいというのはおたくの悪い癖ですよね。
そういった意味だとやはり遥もおたくの娘さんなんだなぁ、と。

そしてメインヒロインだった叶。
耕太と同じく1年間でめざましい成長を遂げた叶は、
耕太が一度失敗したとしても迎えに来てくれると信じる強さを持つまでに!

おたくの娘さん

この漫画は耕太だけじゃなくて叶の成長物語でもあったんですよね。
耕太とは今後も良い親子関係をずっと保っていって欲しいです。

それにしても後書きの後のボーナストラック。
最初読んだ時は非常に驚きましたが読み返すとちゃんと伏線があったことにビックリ!

遥が黒いオーバーニー穿いてたのが…

黒オーバーニー

黒いコマの後では脱いでるんですよ。

遥の生足

ちなみに耕太も半ケツになっています。(笑

耕太の半ケツ

うーむ、雑誌で読んでた時は正直全く気付きませんでしたよ。
でもこれに気付いたら、すたひろさんのどや顔が脳裏をよぎりました。(笑

しかし再会フラグ立ってるだけにここで終わられると続きが凄く読みたくなりますよ!
そこで一縷の望みを託してカバーを開けたらアレですよ。
更に裏表紙の方も見たら予想以上のアレですよ…
これを見た後、すたひろさんのどや顔が脳裏をよぎりました。
おのれすたひろさん…!

でもすたひろさんは今度の冬コミに出るらく、
そこで「おたくの娘さんafter」本を出されるみたいですしね!
本当に凄く期待したいで冬コミが今から楽しみです!
まぁ、読んだ後にまたすたひろさんのどや顔が脳裏をよぎるかもしれませんが。(笑

何はともあれ、7年弱お疲れ様でした!
凄く面白く、楽しかったです!
ありがとうございました!

:: 2011/5/9 月曜日::

■[漫画]最終巻じゃないよ!「おたくの娘さん」10巻

おたくの娘さん 10 (ドラゴンコミックスエイジ す 1-1-10)
著者/訳者:すたひろ
出版社:富士見書房( 2011-05-06 )
コミック ( ページ )
作者サイト:すたひろ日和
作者twitter:すたひろ (stuhiro) on Twitter

「おめでとう」「世界のみんなにありがとう」とか言いそうな表紙だな! っていうか最終巻かよ!
とか思ってたら次巻予告が正に「おめでとう」「世界のみんなにありがとう」で噴いた。
やっぱりすたひろさんと私は同世代のオタクやで…

コミケ編も終わり、物語は遂にクライマックスに突入する訳ですがもう1巻だけ続くんじゃよ。
という訳で幸村さん家の家庭の事情が詳らかにされ、ハッピーエンドを模索する展開に。
元々耕太を逆レイプした挙げ句に妊娠したのを告げずに失踪という奔放な望さんですから、
一筋縄ではいかないと思ってましたが、想像以上にシリアス且つディープでしたね。
まぁ、望が教会に引き取られた理由に何かしら原因があるんだとは思いますが…
家族は欲しいけど、父親は要らないとかそんなトコなのかなぁ…

そして遂にはっきりと自覚&名言して具体的な行動を起こすまでに成長した遥ってば可愛い。
とはいえ、遥も大変な相手を好きになってしまったもんですなぁ。
アシ兼同人作家なだけでもキツイのに子持ちな上に、その子供の事情がまたディープで…
うーん、望さんがあんなだし、耕太の相手は遥しかいないような気がするんだけど、
折角のバレンタインも茫然自失になった耕太相手だから伝わってないだろうし…
頑張れ遥! 君の恋路は途方もなく前途多難だぞ…!

物語としてはシリアスになってしまい、これからの展開に興味はあるけど恐怖もありますが、
それはそれとしてコメディ要素はキッチリと入れてくれるすたひろさんは流石だと思います。
というか、男の娘アイドルネタを入れてくるとは、すたひろさんホント好きですよね!
もしかして姉弟と見たら男の娘アイドルとせずにはいられないのでしょうか…(笑

参考:誰よりもマニアックな「絶対☆アイドル」レビュー

:: 2010/12/14 火曜日::

■[漫画]まあ叶可愛いから良し!!「おたくの娘さん」第九集

おたくの娘さん 9 (ドラゴンコミックスエイジ す 1-1-9)
著者/訳者:すたひろ
出版社:富士見書房( 2010-12-09 )
コミック ( ページ )
作者サイト:すたひろ日和
作者twitter:すたひろ (stuhiro) on Twitter

今回はほぼ丸々一冊が冬コミ編!
丁度12月発売というのが時期的にマッチしまくりです。
しかも表紙がなの○にフェイ○のコスプレした美少女たちですよ。
私もコミケではリアル八九寺とか子供のコスプレを見ていますが、
娘がこんなコスプレをするとは、おたくな親ってのはホント業が深いですな…

さてさてコミケ編ということで表紙にあるように世莉緒ちゃんの登場です。
しかも一緒に叶ちゃんたちとお泊まりとか可愛らしさ満点のイベント盛り沢山ですよ。
今回は遥編とも言える話だけにキーパーソンとなる世莉緒ちゃんは、
随所で活躍して大変微笑ましいというかニヤニヤしちゃいます。

そして世莉緒ちゃんお気に入りの同人誌の作者である遥ですが、
友人の嶋くんの悪の囁き(笑)でダークサイドに引き込まれそうになるんだけど、
自分の耕太への恋心を自覚すると同時に作品作りに対するスタンスも一新。
真摯に読者と向き合えるようになって本当に成長したなぁ、としみじみと思います。
耕太は今回はメインではないけど、ナイスアシストが出来たんじゃないでしょうか。

まぁ、そんな世莉緒ちゃん、遥に負けないほどにやはり叶ちゃんは可愛いですね。
耕太の漫画がつまらないと感じて変に気を使っちゃったり、
実際は結構人気あるのに驚きつつもしっかりと売り子したりとホント可愛い。
しかしあのシーンでは耕太のサークルに並んでる面子たちと思いはシンクロしました。
私も実際にあんな場面に遭遇したら「誰得だよ」と思うよ、間違いなく。(笑

そんな感じで世莉緒ちゃんも遥も満足できた有意義で楽しいコミケ編でしたが、
最後の最後にまたもや爆弾が…
Oh… 一体どうなるの… というかどういうことなの…
このペースだと11巻あたりで完結しそうだけど一体どうなるのかなー、ホント。
随所随所が凄く面白いし、女の子たちが可愛いんだけど心臓に悪い展開が多いだけに、
先の展開が見えずにドキドキ&ハラハラしちゃいますね!

あと全くの余談ですが、カバー下にある利根さんのモデルの与根金次さんのサイトはこちら。
ちなみに30歳記念の素敵なプレゼントに関する情報はこちら。
リアルタイムで見てただけに当時は本当に腹筋が崩壊する勢いで笑いに笑いまくりましたね。(笑
それと与根金次さんにはお会いしたことがないので判りませんが、
少なくともニッチさんのモデルになった人はあんな性格ではないとだけフォローしておきます。
凄く頼り甲斐のあるナイスガイなんじゃよー

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