僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/2/25 土曜日::

■[漫画]変人が集まるアパートでのラブコメに萌える!「僕らはみんな河合荘」1,2巻

僕らはみんな河合荘 1巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:少年画報社( 2011-05-30 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ヘッポコロジー

僕らはみんな河合荘 2巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:少年画報社( 2012-01-30 )
コミック ( ページ )
作者サイト:ヘッポコロジー

河合荘に住んでいた私だから言える! こんなラブコメありえねぇ!

あの、妄想と現実をごっちゃにした可哀想な生き物を見る目は止めて下さい!
学生時代、6年住んでいたアパートの名前が本当に河合荘だったんです!
まぁ、私が住んでいた河合荘はギャンブルで身を持ち崩した一家や、
自室でよく判らない喫茶店みたいなことやってるおばさんやら、
何かワケありで変な人が多かったですが、住子さんみたいに優しい大家のおばあさんは居ました。
ただ、律先輩みたいな可愛い先輩の気配は微塵もありませんでした…

あぁ…、私が住んでいた河合荘に律先輩がいたら今頃律先輩と結婚して、
一姫二太郎で幸せにけいおん!の映画見に行ってただろうなぁ…(←妄想と現実をごっちゃにした可哀想な生き物

という訳で(?)アワーズで絶賛連載中の宮原るりさんの新作はnot4コマの変人が集まるアパートもの。
変人が集まるアパートで年上のお姉さん相手のラブコメといえば言わずと知れた「めぞん一刻」がありますが、
あれとは全く趣きが違うテイストながら笑って悶えてな面白さは十二分に詰まっています。

一人暮らしを始めた宇佐が憧れを胸に抱きつつ、紹介されたアパートに行ってみたら、
カーテンで仕切っただけのルームメイトがドMの変態のシロさんだったり、
写真だと綺麗なお姉さんだけど実際はダメ男吸引器な下品なOLの麻弓さんだったり、
可愛いんだけど計算されたあざとさな男を騙すのが生きがいのような彩花さんだったりと、
変人ばかりなんだけど、そこにはちょっと寡黙だけど憧れの先輩が居て…

という訳で寡黙な文学少女な律先輩がやたらと可愛い次第であります!
一見無愛想なんだけど、実は本に影響されやすくて色んな表情を持っていて、
ホラー映画が怖いんだけど平気なフリをしようとするとか超絶に可愛い!

ホラーが怖い律先輩

そんな律先輩ですから宇佐はどんどんマジになっていって、
彩花さんに唆されて色々世話を焼いて自爆したりしつつも、
ハプニングもありながら美味しいシチュもあったりなかったり…

赤面律先輩

特に2巻からラブコメ、というか律先輩の可愛さが更に増してきますし、
何より下ネタ含めたコメディの面白さが限度知らずになっていくので、
今からでも是非とも読んで欲しいです。

:: 2011/1/31 月曜日::

■[漫画]妹兄の華「朝霧の巫女」7巻

朝霧の巫女 7 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:宇河 弘樹
出版社:少年画報社( 2011-01-31 )
コミック ( ページ )
作者サイト:【 蛸 グ ラ フ 】
作者twitter:宇河弘樹 (Hiroki UGAWA) (ugawa) on Twitter

年に一度の刊行が今回は1ヶ月遅れて13ヶ月ぶりの新刊です。
OURs本誌での連載はとうの昔に終わったけど、物語はまだまだ終わらない。
今回も大幅な加筆修正が入ってるはずなんですが、流石に当時のOURsを保存してないので、
見比べて検証できないのがちょっと残念と言えば残念でしょうか。

今回のメインは楠木正志と熊沢菊里の二人が生まれた時代、
南北朝時代の楠木正成と楠木正季を描いたのがメインとなっています。
主上に忠誠を誓う正成と、依り代としての能力を抑える為に男性名を名乗る菊里(正季)
二人が後醍醐天皇に仕え、足利尊氏との戦いで戦死(自害)するまでを描き、
自害の際、七生報国の言葉通り、主上の呪で生まれ変わることを余儀なくされた二人。

ここでの見所はやはり狂おしいまでのブラコンっぷりを見せる菊里。
熊沢菊里として友人が出来たし、これからも笑いながら生活をすることが出来たかもしれない。
でもやはり「妹」の菊里であることは何よりも大事だからこそ、
乱裁と共に歩もうとする姿は怖ろしくもあり、一種の憧憬の念を感じもしました。

そして時間はこまさんがメインとなる話…
多分また1年近く先での発刊となると思いますが気長に待ちたいと思います。
多分あと2冊くらい出るはずなので、2013年には完結しているのではないかと。
うーん、先は長いな…

:: 2011/1/30 日曜日::

■[漫画]前を向いて先を見て「天にひびき」3巻

天にひびき 3巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2011-01-29 )
コミック ( ページ )

秋央の幼馴染みの美月がドイツから帰国したのが2巻の終わり。
3巻は勿論冒頭から美月襲来編で始まります。

秋央は「ただの幼馴染み」という意識が完全に根付いているのに対して、
美月は明らかに異性として意識している上に尻に敷いてるのが良いんですよね。(笑
本来はもっと後で登場する予定だったみたいですが、
この時点で出てきてくれたお陰でラブコメとして大変素晴らしくなったのではないかと!

何しろ美月が感じている通りひびきと秋央は男女の仲にはなりそうにないですからね。
鈍感男の秋央と意識している美月の組み合わせが非常にグッドなのです。
また、美月が勘付いた通りに秋央を意識しまくりの波多野さんも勿論可愛いです。
南条が指摘した通り、本人以外にバレバレな波多野さんが可愛いんだよねー

今回は波多野さんメイン回もあったし、ラブコメ好きとしては収穫が多い3巻でしたよ。
特に美月と波多野さんのツートップが素晴らしい!
波多野さんメイン回では暗く重厚なロシア音楽が好きなのに、
秋央に感化されて陽気なサラサーテに手を出して頬を赤らめる所とか、
恋する女の子な波多野さんを思う存分見られてニヤニヤしっぱなしでしたよ。

勿論音楽漫画としても面白く、後半からは秋央たちの恩師である榊先生が出てきて、
脳梗塞でヴァイオリニストの命である右手に障碍が出てしまった榊先生が、
ひびきだけは感じることが出来た、前へ進む意志を持って復帰しようと頑張っている姿には、
勇気づけられるものがあってちょっと心を奮わされました。

ちなみに3巻の続きが丁度先日出たアワーズに載ってますので、
雑誌派に切り替えるには丁度良いと思います。

:: 2010/11/10 水曜日::

■[漫画]親子で魔女っ娘!「ブロッケンブラッド」VI

ブロッケンブラッド6 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:少年画報社( 2010-11-09 )
コミック ( ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine

最早留まるところを知らないというか、一体どこへ行くのか。
そもそも主人公の桜子ちゃんがあずかり知らぬところで事件が動いているどころか、
事件の解決そのものも桜子ちゃん以外が担ってる感が増えてきた今日この頃。
もうブロッケンの血族って事件の合い言葉にしかなってないよね。(笑

今回の見所は巻頭カラーでスカートめくりされる桜子ちゃん(健一)の、
ぷるるんとした柔肌なのは間違いないのですが、
今まで便利に登場していた桜子ちゃんの替え玉ちゃんメインの話も見逃せません。
というか、替え玉ちゃんにもやっぱり人生があったのねぇ…(当たり前

そしてやはりというか何というか。
健一の母が変身魔女っ娘だったのは想定内でしたが、
お父さんの健介さんも魔女っ娘でしたね!(笑
薫子ちゃんというネーミングといい、ここら辺は遺伝なんでしょうか…

もう既に安定してきた感が強いですが、それでも面白いです。
女装をキーにしたコメディ作品としては随一の面白さがあると思います。
それにしても明日香の扱いがどんどんヒドくなる気が…
まぁ、本人が幸せそうだから良いか…(笑

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