僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2019/9/6 金曜日::

■[漫画]初恋タイムラグ「僕の心のヤバイやつ」2巻

今、一番エモいラブコメ…!

陰キャで中二病な市川京太郎と、陽キャで読モの山田杏奈。
接点がなさそうな二人だけど市川が山田を観察するうちに、
山田の意外なポンコツっぷりに気付いて陰ながら助けたり、
図書館で少しずつ交流していくにつれ気にかけていたら、
ある日、市川は自分が山田に恋しているのに気付いてしまうまでの1巻。
そして、この2巻では山田も…!

■Karte.16 僕は心の病

好きな子と自転車の二人乗り!
青春男子が一度はやってみたいやつだ!

山田が半分冗談でも「乗せてって?」
とお願いするくらいに好感度が高まってるのに注目したいですね。
やはり1巻ラストでティッシュを準備したのがポイント高かったのかな?

ちなみに好感度の高さはパピコを半分あげることからも読み取れます。
第1話の時は食べ残しのポテチもあげなかったのにね…
そこから第7話でのねるねるねるねの残り、そして今はパピコの半分ですよ…
これは… ラブが育っていってると言えるでしょう…!

しかし市川が所属する「情報処理部にしようかな」と、少し積極的な山田ですが、
この時の市川には「ふーん」が精一杯なのも良いですね。
エモい。

■Karte.17 僕は譲った

山田と話していたかった。
山田の寂しそうな顔は見たくなかった。
でも、山田に謝りたい金生谷さんの気持ちがわかるから。
自分の下手な会話スキルだと傷つけてしまうから、僕は唇を噛んでしまうのだ…

にゃあの市川のアシストは理解しているし感謝もしてくれるんだけど、
市川のキモさには舌打ちするところが市川にはツラいと思われます。

■Karte.18 僕は奮って参加した

エロかった。

しかし、山田本人はそのエロいシチュに気付いてないっぽいね。
そこら辺の知識はまだないと思われる…

■Karte.19 僕は再び遭遇した

2巻でも屈指のラブコメ萌え回。

市川の姉が登場です。
一緒にマクド行くとか仲が良いね。(連れ出されてるだけっぽいけど)

市川が女連れなのに山田は何を思うのか…?
十中八九彼女じゃないとは思うけど気になって仕方ない。
でも、そうと気取られたくないからシャカチキをシャカシャカしまくってると予想。
だって、思春期だもんね。

そしてどうやら姉っぽい? となって少し安心したような表情の山田が可愛いですよね。

市川に姉だと確認をしたくて、何より話したくて追ってきた山田がなまら可愛い。
自覚はないけど、既にかなり好きだよね、この時点で。
もっと話していたいのに市川の無粋なツッコミで撤退せざるをえない山田…
ここらへん市川は鈍いよね…
まぁ、自己評価が低すぎるのが問題なので根が深そうだけど…

山田が欲しいといってたソフトをつい買ってしまうとかエモいわ…
好きな人が欲しいものをプレゼントしたくなる。
それもまた青春…

■Karte.20 僕は弁護した

山田相手じゃなかったら饒舌になることもできる市川。
山田のために饒舌になっているとも言える。

市川を頼る山田が尊いですよね。
市川なら助けてくれるってもうわかってるもんね。
呼び名を含めて二人の距離が縮まってとても微笑ましかったです。

■Karte.21 僕はそっとしておいた

小林さん可愛い。
でも、涙脆い山田はもっと可愛い。
ホント、山田は1巻の頃から涙脆いよね…
しゅき…

■おまけ1 チョコミント

単行本描き下ろし。
この時の山田はまだ自分の恋心を自覚してないからこんな大胆なことが言えるのである。

2巻終了時点の山田では無理な芸当だと思われます。

■Karte.22 僕はずぶ濡れた

疑似セックス回。

山田も乙女だから相合い傘に憧れがあるのだろう。
代替案としてのカッパを借りるというシチュなんだけど、
まず、市川のカッパを着てご満悦そうな山田が尊い。

そして山田に頼まれてカーディガンにお財布を挿入、というシーンが絶妙にエロい…

山田の表情がエロすぎるな…

■Karte.23 僕は恋バナを聞いた

山田に彼氏がいないことが確定し、付き合ったことがないことが判明。
市川にとって極上の情報である。

しかし原さんがマウントを取ってることに気付く山田も女よのぅ…

というか、原さんは気付いてるよね、市川の気持ちに。
そして山田の気持ちにも気付いていると思われる。

ちなみに今回山田が言った「彼氏ができたらやってみたいこと」がのちの伏線になると予想。

■Karte.24 僕は選ばれない

神崎くんを原さんと一緒にさせたいんだろうけど、それ以上に市川と一緒にいたいのだろう。
その気持ちが恋だと気づかないままに…

市川の不器用な嘘を、気付いてくれる山田 is 女神…
傷ついても大切な人が気付いてくれたらそれだけで報われるんだ…
だって思春期男子だから…

■Karte.25 僕は平静を装った

ここでミルクティと言ってたのは伏線ですよー
試験に出ますからねー

市川が見に行きたいのに気付いて連れてってあげる山田尊い…
良い彼女だ…(まだ付き合ってない

それにしてもにゃあ… 「クローズ」と「ワースト」全巻読破してんのか…
やっぱり夜露死苦って感じじゃないか…

■Karte.26 僕は封じた

ラッキースケベ未満。
身長差あるよね、この二人。

しかしエレベーター乗った時はこの距離だったのに…

1階に着いたらこの顔の距離ですよ。

山田は相手の目を見て話す子だけど、ここまで顔を近付ける必要はないよねー
じっくり見たかったんだよねー
わりとキス待ち顔っぽかったしね、市川。

■Karte.27 僕ははぐれた

片想いの終わりに…

全ページにわたって市川の気遣いが溢れる回であり、
山田が自分の恋心を自覚した伝説の回でもあります。

第25話で「じゃあミルクティでいいよ」と言ってたのを覚えていてくれた。
つらい時に慰めてくれた。
色々あるけれど、山田の乙女心が内部でスパークして、一気に恋を自覚したんでしょう。
中学二年生にして初めての恋ですよ。

しかし恋心を自覚してから山田は積極的に動いていますね。
クラスのみんなに秘密でお付き合いしましょう、
という誘いにしか聞こえないんだけど市川全然気付いてないよね。
市川攻略は真っ正面から行かないと難しいぞ…!

■Karte.28 僕は学校が楽しい

市川に早く会いたくて校門で待ち伏せとか山田はわりと行動力があるよね。
そして自己評価が低い市川は自分を待ってたとは微塵も考えないわけで。
この気持ちが伝わらないもどかしさに山田もモヤモヤしているご様子です。
可愛い。

そして積極的に行くけど、嫌われたくないから悪いことをしたと思ったら必死に謝る山田…
可愛い…

■Karte.29 僕は「好き」の境目

フェチ回。
好きと性欲の違いに悩むとか思春期だなぁ…

しかしアレだな。
山田と夫婦になってもセックスレスにはならないと思われる。

■Karte.30 僕は溶かした

情熱のチョコ回。

山田のポンコツっぷりが炸裂するんだけど、
市川は察して、行動して、必死に庇うわけですよ。
市川にピントが合っている山田。
山田がいるから世界が輝いて見える市川。
二人だけの世界を構築しすぎでしょう…!

ちなみに山田が食べているのは明治のマカダミアチョコかと思うのですが、
あれってわりと融点高いんですよね。
たった数秒握っただけでドロドロにとけるとか、山田の体温高まりすぎだと思うの。

山田が恥じらった理由は「ドキドキしすぎたのがバレバレだから」じゃないかな?
うーん、尊い…

■おまけ2 染みこみ気持ち

下校デートだ…!

山田はチクワをストロー代わりにして出汁を飲んでるけど、
市川を見た時にちょっと逆流してますよね。
つまり、自分の唾液が入った出汁を市川に飲ませようとしているわけで…

何かエッチだなぁ…

総評

1巻で助走をつけてからの2巻での大躍進が凄かったです。
市川が恋に落ちるまでの1巻。
山田が恋を自覚するまでの2巻。
さて、3巻ではどうなるのか…!
楽しみでならない…!

ちなみにtwitterでの僕ヤバ漫画は単行本に収録されないんですね…
とても面白いだけに勿体なさすぎるので、
まだ読んでない人は是非読んで欲しいです。

:: 2019/1/11 金曜日::

■[漫画]厨二病の恋の堕ち方「僕の心のヤバイやつ」1巻

私は「みつどもえ」は好きだけど「ロロッロ!」はピンとこなくて、
この「僕の心のヤバイやつ」も合わないかなー、と思ってたんですよ。
そう、この1巻の終盤の展開を読むまでは…!

この終盤での確変が私の意識を変えて、
先月更新されたマクドナルド回が私の心を震わせたんですよ…!
こ、これは面白い作品だー!

主人公の市川は絶賛中二病発症中の痛いヤツ。
今日も今日とてその痛い妄想でクラスメイトの山田を脳内で弄ろうと観察してたら、
そのクールビューティーな見た目と反して、
食べるのが大好きなポンコツ具合を発見してしまうのだった…!

初めは痛い妄想の対象としてだった。
次は変なヤツだという興味が出てきた。
他の男子が山田でいろんな想像をするのが嫌だし、
先輩に言い寄られる姿を見るのも嫌で邪魔して…

山田のことを庇うための行動はどれも不器用極まりないけど、
これも思春期男子の痛さなんだよなぁ…
これぞまさにジュブナイル…!

そして相手の山田も良い…!
モデル業をするくらいにモテ体型なのに中身はポンコツ。
そのギャップもいいけれど、
何より、市川のことを少しずつ意識していってる変化が良い…!

はじめは興味ナッシングだったのに…

1巻終盤ではこの視線ですよ。
これはもう、恋の始まりなのでは…!?

この作品は思春期男子の言動の痛々しさと、
彼らの年代だからこそ持つことができる恋心の痛痒さ…
そして、そんな男子の視点から見る山田の可愛さとかが、
最高に胸キュンさせてくる物語なのです…!

正直、この1巻だけではまだまだ序盤です。
ラブコメとしては次の2巻からが本番になると思うので、
是非ともこの1巻だけで満足することなく、
次の2巻も楽しみにしていただきたいものです。

HTML convert time: 0.127 sec. Powered by WordPress