その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/10/16 木曜日::

■[ラノベ]英雄への階「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」21巻

ロキ・ファミリアの遠征失敗…
派閥連合から多数の死傷者を出しただけでなく、
フィン団長を含めた幹部全員が60階層に取り残されたという絶望の中、
憧憬のアイズを助けるため、当然ベルは救出作戦に参加することになるんだけど…?

待望の21巻が出ましたが…、めっちゃ分厚いですね!
しかも外伝2冊と同時発売で読者の読書時間を壮絶に奪ってきてますよ!
お陰様で私はこの一週間睡眠不足です!w
でもその分、滅茶苦茶面白いです!

本編にもやっと本格的に登場した外伝主人公のレフィーヤは同日発売の外伝でも大暴れですが、
今まで本編に出番が無かったとは思えないほどにこちらでも暴れまくりです。
はぐれたベルを助けるというリューさんのお株を奪う活躍だけでなく、
ベルと協力してラスボスを倒すとか非常に美味しい所を持っていってくれましたからね!
まるでメインヒロインかのような活躍っぷりでした。
まぁ、前世ではベルくんと兄妹だったしなぁ…

しっかし、今回は色々と驚かされまくりでしたね。
特にベルくんのスキルがまさかここまでハマるとは思いませんでしたよ。
確かに外伝で光粉の効果については語られていたけど、
このような副次効果があるとは迂闊にも気付きませんでした。
ベルくんがいくらレベル5になり、レオン先生に鍛えられたとはいえ、
60階層は荷が重すぎるのではと危惧していましたが、
まさかこのような手で活躍するとは…!

それに外伝で生存が絶望しされてたティオナを捨て身で救出するとか、
本当にベルくんってば主人公すぎて驚きまくりでしたよ!
まだまだ少年だからこその我が儘さと無謀さがあるからこそなんでしょうけど、
よくもまぁ、救い出せたものだと思います。

そして、まさか1巻でベートがベルくんを嘲ったことが、ここに来て伏線回収されるとは…!
これも最高に熱かったなぁ…
今回の展開はツンデレのベートがついにデレたとも言えますね!
やはりベルくんはモテモテ街道を驀進中なのであるなぁ…w

あと、ベルたち主人公組だけでなく、それを支える裏方組もお疲れ様でしたよ。
特に地上で指揮を執らされるリリとか、胃が心配になるレベルでしたし、
ヘイズは本人が言う通りに過労死レベルで酷使されてて、
ベルとは違ったベクトルで大変そうでしたね…
なんもかんもヘディンが悪い。
でも、ヘディンが作戦を立てなければ成功しなかっただろうし、痛し痒しですね。

アイズの意識が戻ったらどうなるのか気になるところですが、
それ以前にラストのフィンの言葉がまた不穏というか…
え…? また派閥大戦でもしたいんです?
というかベルくんが強くなるために必要とはいえ試練が課されすぎではないでしょうか…
もうちょっと学園ラブコメしてても良いと思うんだよね…
そう… 特装版の小冊子みたいなのをもう一冊くらいやっても良いと思うんだ…!w

:: 2024/12/16 月曜日::

■[ラノベ]受け継がれる残光「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」20巻

学区のニイナがヘスティア・ファミリアに派閥体験(インターン)にやってきた!
姉妹揃って恋に落としたベルくんの主人公気質のお陰(?)で念願のヒーラーも確保でき、
下層での遠征も余裕を持って達成できて、これからの展望も開けていたというのに、
ギルドの豚、ロイマンが学区の反感を買ってしまったがために学生運動が起こってしまい、
インターンも強制打ち切りを食らうのだった…!

冒頭はラブコメ模様が色々と炸裂しまくって最高にニヤニヤできましたね!
一周回って怖い物なしになっているシルさんが面白いし、
お姉さんぶってるけど、実のところ初恋に翻弄されまくりなリューさんが可愛いし、
ライバルの多さに戦慄するニイナと、諦観のエイナのチュール姉妹が楽しかったです。

そして学生運動から始まり、娯楽好きの神々提案の都市競技祭典ですが、
意外なほどに強い学区の面々を通すことで、
北の地で封印されている世界の絶望が見えてきて興奮しますね。
今までも何度か情報が出ていたけれど、ついにその全貌が見えてきた感じがします。

しかし、かつてのゼウスとヘラの眷属が敗れたっていうのが絶望感半端ないんですよね…
レベル9の団員が居ても敗れる相手に
「レベル7が何人居ても無理ゲーじゃない?」って思えてしまいます。
ヘルメスが急成長するベルくんに期待するのもわかるんだけど…
それでも足りるかどうか、わかったもんじゃないです。

レオン先生もベルくんに期待して、鍛えてくれるのもありがたいとは思うんだけど、
やり方がとてもスパルタすぎる…
でもまぁ、フレイヤ・ファミリアのアレに比べれば、
理由も明確に説明してくれるし、指南もしてくれてるし、
優しい部類なんでしょうね。

そしてリューさんやヘディンだけじゃなく、レオン先生にも教わったことで、
アイズとしてはNTR感半端ないでしょうが…
エピローグがかなり衝撃的すぎるので、それどころではないというか。
次巻から最終章ということですが、
それまで待てないので、来月発売のロキ・ファミリア視点で語られる、
ソード・オラトリア15巻を早く読みたいですね…!

今から戦々恐々としちゃうけど…
取りあえずラウルは生きてるみたいなので…

:: 2023/9/21 木曜日::

■[ラノベ]いざ! 学園ラブコメ編!?「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」19巻

派閥大戦でフレイヤ・ファミリアを破った事後処理で慌ただしいオラリオに、
世界外遊から帰ってきた”学区”
巨大学園艦とも呼ぶべき海上浮遊都市とも言える学区に、
ヘルメスの手引きで学生として潜入することになったベルくんだけど、
そこにはニイナ・チュールという名のハーフエルフの少女が居て…?

ベルくんはまだ14歳なので学生も似合うと思うんだけど、
半年かそこらで潜り抜けた修羅場の数と密度が半端ないので、
既に無双系主人公並の実力を付けているんですよね。
とはいえ、学園アオハルは未体験だし、
何より、仲間の信頼度が低いという縛りプレイをすることで、
視野が広がるというのは、とても良い経験だと思うのです。

ピーキーな個性が集まる落ちこぼれ小隊こと、第三小隊で、
エイナさんの妹であるニイナのアオハルな悩みを聞きつつ、
ダンジョン実習で学友たちとの絆を深めていくのは、とても学園モノだと思うのです。
まぁ、ダンジョン実習という時点で、とてもダンまちだなぁ、とは思うんですけどねw

学友を成長させるキッカケを作るだけでなく、
学友のピンチをさり気なく、しかし確実に回避し、
さらには図らずも学友の覚醒の助けになった上で、
主人公らしく格好いいところを見せるんだからベルくんは反則ですよ。
そりゃニイナも惚れるってなもんですよ。

今回のヒロインであるニイナは、エイナさんと似ているところが多々あれど、
それでもやはり別人なので、悩みも適性も違うんですよね。
そんなニイナがベルくんと出会うことで、自分の夢を見付け、
さらには恋という別のモノも見付けたようで、とてもニヤニヤしちゃいます。
だけどニイナ… その恋は中々に難物ですよ…?
姉のエイナさんも難儀しているからね…!

そんなチュール姉妹にモテモテのベルくんですが、
シルさんの忠実なる下僕たちに監視されるわ、
さらにはヤンデレメイドにも迫られるわ…
更に、人気一位のポンコツエルフのリューさんにもラブでコメられる上に、
ヘスティア・ファミリアに加入されるわでしっちゃかめっちゃかですね!
うん! 最高です!

それにしてもリューさん人気はどうも凄まじいようで、
アニメ4期のBD/DVD特典ではリューさん√のifが書かれたし、
この19巻の特装版では7年前にベルくんが迷い込んだら?
というifがドラマCD化されましたからね!

電子版でも音源付きで出てるので、電子派の人にもオススメですよ!
公式が出している二次創作みたいなもんですが、
さすがに作者が書いているだけあってクオリティが鬼ですから!
アストレア・レコードを読んだ人には是非聴いて欲しいドラマCDです。

ちなみにこれで12ヶ月連続刊行のラストになるんですが、
なんと、リューさん人気が高すぎたせいか来月にも新刊が出ます。
その13ヶ月目になる新刊はもちろん…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 2

リューさんが主人公のファミリアクロニクルだー!
これは、アストレア様との再会を書いたものになるに違いないですよ。
ベルくんとのラブコメをアストレア様にいじられたりしてるのかしら…
楽しみ…!

:: 2023/2/7 火曜日::

■[ラノベ]少女の初恋「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」18巻

ベルくんを手に入れるため美の女神の権能を使い、オラリオ全住民の記憶を改竄したフレイヤ様。
しかし、その企みはヘスティア様に処女神としての権能を使われ打ち破られてしまった。
フレイヤ様の傲岸不遜すぎる行いにオラリオ中が怒りに燃える中で提案されたのは、
派閥連合を組んでの戦争遊戯… 派閥大戦だった…!

実に2年近く経っての新刊です!
待ちに待ったというか待たされたというか。
大森さんもアニメにソシャゲに漫画原作に忙しいでしょうし、
ヤスダさんも夜桜があるのは分かっているのですが…!
でも、流石にあの引きで2年近く待たせるのは鬼畜だな、と思いました…w

ただ、待たされただけあって面白さは格別でしたね。
600ページを超えるボリュームで一気に全部読ませてくれたのも嬉しかったです。
これで更に分割して読まされた日には絶望と怒りに満たされたことでしょう…
特に前半部分は絶望しかなかったもんなぁ…

ロキ・ファミリアが参戦できない状況に追い込まれた時点で絶望が確定していましたもんね…
まぁ、ロキ・ファミリアが参戦した時点でヘスティア・ファミリアが名目上だけになるから、
スポット参戦でもするのかと思ったら、全員参加禁止にするのは全くの予想外でした。
リューさんは改宗しないだろうし、アストレア様のところに援軍を頼みに行くだろうな、
とは予想できていましたが、まさかLv.6にまで至るとは思いませんでしたし、
何より、発現したあの魔法は最高に熱かったですね…!
3ヶ月連続で刊行したアストレア・レコードの下敷きがあっただけに、その熱さも一入でした。

アストレア・レコードと言えば、あの時も格上を相手にデバフを掛けまくった後で、
自分たちにバフを盛りまくって複数人で挑んでましたけど、
今回もそれがハマった上に、当時のアイテムを流用していたのも熱かったですね。
しかしアーニャにあんな魔法が有ったとは…
アーニャは馬鹿だけど、馬鹿だからこそ、最後まで良い仕事をしてくれたなぁ…
好き…

それに、絶望的な戦力差の中で援軍に駆けつけてくれた面々も好きですね。
恩があるドルムルとルヴィスが参戦してくれるのもそうだけど、
ツンデレなモルドが出てきたのも微笑ましいというか…w
作中屈指のツンデレっぷりでしたね!
アレンとタメを張れるくらいにはツンデレだと思いましたw

しかし、ヘディンの策謀が予想以上に凄かったし、
何より伏線には全然気付かなかったなぁ…
オッタルの強さも予想以上にぶっ飛んでたし、最後まで驚きっぱなしでした。
熱い戦いだったわ…

次は学区編みたいですが、卒業生のエイナさんの出番が増えたりするのでしょうか?
今回の派閥大戦では何度も惚れ直した気がするので、
エイナさんのラブコメっぷりにも期待したいところです。
もちろんリューさんもね…!

:: 2021/4/30 金曜日::

■[ラノベ]愛の女神のブロークンハート「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」17巻

女神祭でのシルとのデートはフレイヤ・ファミリアにかき回されたけど、
最後には真剣に想いを告げてきたシルを苦悩の末、憧憬への一途さから振ってしまったベル。
シルと同じくベルも傷付いたんだけど、
どうしてもベルを手に入れたいシルはその「娘」としての役割をかなぐり捨てて、
愛の女神フレイヤとして強引な手段を取ることに…!

私みたいな熱心な大森藤ノファンなら周知のことだと思うのですが、
大森藤ノさんはダイの大冒険の大ファンなので、
この17巻の展開を読んだ時は「ダイの記憶喪失のオマージュか!?」と思ったんですよね。
ただ、よくよく考えればうしとらの婢妖による記憶操作の方が近かったですね。
どちらにしろ、大森藤ノさんが上手くダンまちの世界観に取り込んでいると思います。

しっかし、フレイヤ様の愛が重かった17巻でした…!
ベルくんが手に入らないなら、手に入るように世界そのものをねじ曲げるというやり方は、
「流石は女神様だな!」と妙に感心しましたね…
自らに課していたルールを破ってでも。
かつて天界に送還したイシュタルと同じになってでも。
それでもベルくんを手に入れたかったとか、ある意味純愛モノだな…

そしてフレイヤ様が一度ルールを破ってしまったら、
それ以降はルールを守るのが面倒になるというのがわかるなぁ…
ソシャゲで一度課金してしまうと、ブレーキが効きにくくなるような感じでしょうね…
そういったところは女神様も俗っぽいな、と思いましたが、
一番俗っぽいな、と思ったのは終盤でベルくんに論破されて羞恥で赤面したところですね!
あそこでフレイヤ様はとても可愛いと思ってしまいました…

とはいえ、フレイヤ様の魅了によって記憶を改竄された被害者たちはたまったもんじゃないですよね…
記憶が正常化された時にキレてた面々の怒りは正当なモノですよ。
リリは奇声を上げ、春姫は静かに絶望してましたが、
一番の被害者はベルくんラブラブ日誌を没収された上に熟読されたエイナさんでしょう。
これ、フレイヤ様以外に読まれたら羞恥で死んでしまうのでは…?

それにしても今回のベルくんは深層に落ちた時は別ベクトルの苛酷さですね…
みんなの記憶がねじ曲げられてしまって自分の認識が間違っているのかと信じられなくなり、
大好きだった人たちに冷たくあしらわれるとかツラいにも程があるよ…!
あと、肉体的にも毎日ボコられててツラすぎだと思いました。
ステータスの耐久が抜群に伸びてるのには「さもありなん」と思いましたもん…w

あと、ヘスティア様は流石の処女神でしたね!
まさかヘスティア様の設定がここで活きてくるとは思いませんでした。
アルテミス様は劇場版で天界に戻ってしまっているし、
都市外からの救援とか都合良く来るとは思えなかっただけに、
一体ここからどう巻き返すのかと戦々恐々としてましたが、
まさかヘルメスがあんな良い仕事してくれるとはなぁ…
ループモノ主人公っぽいこと言ってたのには笑っちゃったけど…w

フレイヤ編にしてもシル編も次の1冊でまとまるっぽいですね。
まさかまた「戦争遊戯」をすることになるとは思いませんでしたが、
今回は前回とは規模が違うモノになりそうですね…
どういった展開になるんだろう…
早く続きが読みたいです。

:: 2020/10/21 水曜日::

■[ラノベ]ラブコメの給仕娘「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」16巻

「ベルさんへ 今度の女神祭、二人だけでデートしてください。 シルより」
ストレートすぎるラブレターをシルから貰ったベルくん。
ベルは赤面し、ヘスティアは憤慨し、リリは焦り、春姫はテンパる!
そしてシルにベルくんへの想いを問われたリューはポンコツに!
ダンジョンよりも緊迫した女の戦いが今、始まる…!?

というわけで怒涛のラブコメ編ですが、この作品はダンまちです。
僕ヤバのようにトキメキ100%ではなく、シリアスな要素もあるのです。
甘々成分90%にバトル9%、そして劇薬が1%混入されているのでショックを受けないようにしましょう。
昨日配信されたオラジオZによるとシルさん役の石上静香さんもショック受けてましたしね!

Web版ではわりとあからさまな伏線があったので覚悟はしてましたが、
それでも私の感情もグチャグチャですよ…!

ただ、ラブコメの面白さとしては大変よく出来ていると思うのですよ。
いつもはシルさんから攻められてベルくんが赤面するパターンだったのに、
ベルくんがヘディンに鍛えられたお陰でシルさんをドキドキさせて読者のわたしはニヤニヤです。
シルさんが笑顔になるように必死に考えたお陰で喜んでくれて…
いやー、ラブコメって良いモノですね。

そしてそんな二人に嫉妬する周りの面子がまた最高でして…
ストレートに嫉妬してストーキングするヘスティアに笑っちゃうし、
不意打ちでエンカウントしたアイズの「…………ふぇ?」には萌えちゃうし、
ピュアピュアなポンコツっぷりが発揮しまくるリューさんにはニヤニヤしちゃうし、
ショップ特典SSでのエイナさんがショックを受けるシーンにもニヤニヤしちゃう…!
ハーレムラブコメだと他のヒロインたちのリアクションも楽しめて二度美味しいのです。

ただ、ベルくんは憧憬一途なので本命のアイズ以外に靡くことはないんですよねー
そういった意味では本当にハーレムラブコメには向かない主人公です。
それでも観察力の高さはシルさん相手にもきちんと発揮されているので罠にも掛からなかったんですが…
フレイヤ様の罠はかなり強引になりそうなので、次巻以降がとても心配ですね…

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